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■1093 / inTopicNo.1)  猫の扁平上皮癌
  
□投稿者/ 山ちゃん -(2006/06/28(Wed) 01:14:49)
    初めまして、16歳になるペルシャを飼ってます。
    4月頃から調子が悪くなり、ご飯も食べなくなり、口の中をのぞいたら歯肉炎ができていて、奥歯がぐらぐらでした。
    かかりつけの病院で見てもって奥歯を抜いたら、左目が少し飛び出し、左頬も腫れてしまい、医者から抗生剤を処方してもらい様子を観察していました。
    様子を見ていると、左目は表面が乾燥して、目が白くなり、頬の腫れは引いたり腫れたりで、膿が出てました。
    それでも病院の先生は様子を見ましょうとの事で、しまいには左上の犬歯がぐらぐらになるじょうたいです。

    このような状態が2ヶ月続きネットで調べたら、レーザー治療が効果あると知り、おもいっきてレーザーのある病院を調べて5回ほど通いました。
    2回目までは効果があったとおもい、3回目の治療に行くと、先生が膿を検査してみようとなり、検査結果が先週でて、扁平上皮癌と診断されショックをうけてしまいました。

    毎日、家では、皮下点滴、ad缶を注射器で上げています。
    22日に埼玉の所沢にあります、小動物がんセンターに先生の紹介でかようのですが、16年連れ添った大事な家族です。
    今は、鼻もつまったりで域も苦しいじょうたいです。
    なぜか、点滴をした後は、元気になり、おしっこ、大便もちゃんとしている状態です。
    どなたか、扁平上皮癌を体験なされたかた、完治されたかたなどいましたら、良いアドバイスをお願いします。
    ネットなどで調べるとあまり良いことが書いてなくショックのほうが大きいです。フコイダンが効果あるとかもしりました、皆様のアドバイス、経験、宜しくお願いします。
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■1094 / inTopicNo.2)  Re[1]: 猫の扁平上皮癌
□投稿者/ ままるねこ -(2006/06/28(Wed) 01:16:50)
http://www.geocities.jp/feline_ibd/
    山ちゃんさん、
    はじめまして。
    こちらの姉妹サイトの老猫会会長mooちゃんのご家族の心を込めた介護の記録はきっと参考になるのではないでしょうか。
    http://oldcat.moo.jp/cgi/sfs4_diary/sfs4_diary.cgi?action=month&year=2006&month=02
    このあたりから。

    どうぞ、山ちゃんさんの猫さんへmooちゃんからの守りがありますように。

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■1095 / inTopicNo.3)  Re[2]: 猫の扁平上皮癌
□投稿者/ ひぴ -(2006/06/28(Wed) 01:19:28)
http://www.gyaos-kingdom.com/
    山ちゃん、はじめまして。
    ままるねこさんが書いてくださっているように、扁平上皮癌の猫さんの治療およびお世話については、moo&moomamaの日誌に詳細な記録があり参考になると思います。
    私は経験も知識もなくて・・・。
    何もアドバイスができなくて申し訳ないです。

    moomamaの日誌を読めばすべて書いてあることなのですが、mooちゃんも息が苦しいことがあり、酸素吸入をしていました。
    はじめは薬局で変える酸素のスプレー缶を使い、のちには酸素発生器を使っていました。
    mooちゃんの酸素発生器は仕様やメーカーが分かりませんが、動物用もあります。
    http://www.terucom.co.jp/Petowner.htm

    レンタルもあり。ペット在宅酸素サービス
    http://www.nihoniryo.co.jp/061_pet_ox01.htm

    moomamaは猫用コタツやキャリーケースなどを使って、mooちゃんの快適高濃度酸素室を工夫していました。
    ペット用酸素マスクもあります。
    http://www.espoir-oq.com/mart/pet.html
    しかしmooちゃんはじめ、ほとんどの方は身近なもの(セロファン、透明の使い捨てコップ、マヨネーズの容器など、あるとあらゆるもの)を工夫して使ってらっしゃるようです。

    ちなみに酸素吸入器(酸素発生器)の作動音は、けっこう大きかったです。
    moomamaはmooちゃんが寝ている隣のお部屋に置いてありましたが、それでも気にならない程度というわけにはいかず・・・。
    音の感じ方には個人差(個猫差)がありますが、音に神経質な猫さんの場合は、設置場所にも工夫が必要かもです。
    (山ちゃんがもうご存知のことばかりだったらごめんなさいね。)

    それから、moomamaの老猫会の掲示板、『お手てつなご』では、活発に情報交換がされています。
    経験豊富な常連さんがたくさんいらっしゃいますので、より多くのお知恵をいただけると思います。
    http://oldcat.moo.jp/sbu2_bbs/sbu2_bbs.cgi

    フコイダンに限らず、サプリメント(健康補助食品)には、科学的な臨床データが少ないものがほとんどです。
    フコイダンに癌に対する治癒効果があったとしても、サプリには製法に関する法の規制がないので、品質はピンきり、さまざまです。
    ほとんどの販売店は、良いことしか書きません。
    極端な例ですが、そこらのオバちゃんが、自分のうちの台所で小麦粉に昆布の粉を少し混ぜて丸めて乾燥させたものでも、『高品質・本物・こだわりのフコイダン』として販売できてしまうのです。
    サプリメントは医薬品のように厳密に精製されていないので、多かれ少なかれ不純物(フコイダン以外の成分)が入っていると考えられます。
    そのフコイダン以外の成分が絡み合っての効果もありえますが、実態は明らかではありません。
    体力が落ちている場合には、フコイダンそのものもですが、含まれている不純物が身体にどのような影響を与えるのかが分かりません。
    試験管の中やマウスなどの動物実験で得られた結果が、そのまま猫さんやニンゲンにも当てはまるとは限らないのです。
    フコイダンの抗癌作用は、『可能性がある』という段階で、まだ実証されたものではないようです。

    きつい言葉を使ってしまって、それでなくても不安な山ちゃんを脅してしまってごめんなさい。
    フコイダンにはなんらかの抗がん性物質が含まれている可能性はありますが、精度の低いサプリがあまりにも蔓延し、無責任に売りまくるショップがたくさんあるので、おせっかいなことを書きました。
    (フコイダンを使った経験のない私が偉そうなことを書いていますが、そういう自分も、いっちゃんの体調がおもわしくないときには、片っ端からあれこれ買い込んだ経験者です。)

    参考にならない事ばかりですみません・・・。
    山ちゃんの大事な大事なペルシャちゃんに、良いものが見つかりますように。
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■1096 / inTopicNo.4)  Re[3]: 猫の扁平上皮癌
□投稿者/ moomama -(2006/06/28(Wed) 01:23:32)
http://oldcat.moo.jp/
    山ちゃんさんはじめまして。moomamaと申します。
    経験から申し上げると、扁平上皮癌が確定診断であれば治療は大変厳しいと思います。ただ、膿から確定できるのかどうか・・・
    いずれにしてもK先生の手にかかればはっきりすると思います。
    老猫会にもこの冬、K先生の元へ扁平上皮癌(舌癌でした)で治療に通っていた老猫さんがおります。
    猫に効果が認められる抗癌剤はとても少なく、また口腔癌の外科的治療は本猫のQOLを著しく低下させるもので難しいです。
    突き落とすようなことばかり書いてますが、この病気に気休めはないというのが残念ながら正直なところです。

    でも、私もその舌癌だった猫さんの介護人さんも(他にも口腔癌だった猫さんが数ニャンいます)、最期まで愛猫が苦しまずに猫生をまっとうできるように諦めなかったことだけは断言いたします。

    当初、歯肉炎 口内炎 との診断で抗生剤の投与を続け、薬剤へのあまりの反応の悪さから腫瘍を疑われて、棒状の涎、排膿、下顎の溶解、上顎の固いしこり、による変形が見られるようになり 悪性腫瘍であろうと除外診断の形で宣告を受けました。
    麻酔が使えず、細胞診を受けてませんので癌の種類・ステージは判明しておりません。半端な細胞採取は誤診が多くて意味がないとのことでした。
    進行の早さから、メラノーマ、扁平上皮癌と順に除外され線維肉腫ではないかとの最終診断でした。

    >なぜか、点滴をした後は、元気になり、
    脱水が改善されるのだと思います。mooも脱水で癌のあるほうの瞳(角膜)はカサカサに乾いて茶色に変色。腫れて目が開かなくなっていたのですが、真ん中に細い線が出来たほどです。
    膿も脱水していると一見、止まったようになります。が濃すぎて出てこないだけ、苦しいだけのようです。輸液、点滴後はゆるくなって流れ出てきていました。
    手に取るように様子が分かります。あまりにも経過が似ていて。

    最後に、フコイダンですが塩分が多すぎて老猫には危険ではないかと。しかも大量摂取が必要なのでたとえ良質な物であっても除外したサプリでした。成分には注意が必要です。
    先生のお話では、癌そのものが死因となるまで進行するケースよりもその他の全体症状の悪化によることの方が多いそうです。
    癌にやられるより前に尿毒症では話にならないと思った次第です。
    うちの場合は失血による貧血、他のニャンちゃんは重度の糖尿状態、腎不全などです。
    癌についての知恵と経験も少しずつ 蓄積されてきていると思います。
    でもK先生の診断が悪い物ではないようにと祈っています。
    また通院のあとにでも サイトへおこし下さいませ。
    通院前の予備学習としては・・・
    http://oldcat.moo.jp/study/report/report-top.html
    一日でも長くという希望ですと 口腔癌の猫さんの場合にはK先生からお話があるかもしれません。胃ろうチューブという方法です。

    ごめんなさい、後ろ向きの情報ばかりでしたね。
    いますいます、1ニャン 扁平上皮癌で 顎の切除をして、その間胃ろうチューブをしていましたが、そのチューブも外せるようになったとお知らせいただいている猫さん。
    くろりこさんちの、くろちゃんです。

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■1097 / inTopicNo.5)  Re[4]: 猫の扁平上皮癌
□投稿者/ TAMI -(2006/06/28(Wed) 01:25:35)
http://printanier.seesaa.net/
    山ちゃんさん、はじめまして。
    なにもアドバイスはできないのですが、山ちゃんさんと、山ちゃんさんの愛する猫さんに最善の治療法が見つかるように祈っています。

    人の場合ですが、癌細胞をひとつずつ潰していくというイメージを毎日するというイメージ療法というものがあります。
    癌細胞を潰したり、刺したり、光線で打ち抜いたり、その方法はなんでもいいのですが、自分自身で癌細胞が少しずつ小さくなっていくイメージを持つというものです。
    体は思った以上に「気持ち」「感情」に左右されるものです。
    このイメージ療法で末期といわれた方が治ったという例もあります。
    自己の免疫細胞を活性化させることができるそうです。
    そして、それは癌患者本人のみならず、家族がイメージして患者にそのイメージを送ることでも効果があるとのことです。

    父が癌と闘っていたときに、我が家は家族全員で癌細胞を打ち砕くイメージを送り続けました。
    その効果があったのかどうかは分かりませんが、もう駄目だと診断されてから半年、父は家族とともに穏やかで愛しい日々を過ごすことができました。
    気持ちというものはダイレクトに相手に伝わると思います。
    山ちゃんさんが猫さんを愛しい、大切だという気持ちは猫さんの生きる力をバックアップしてくれると思います。

    なんだか支離滅裂になってしまいましたが、山ちゃんさんと猫さんに、長く長く愛しい日々が続いていくこと、心から祈っています。
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■1098 / inTopicNo.6)  Re[5]: 猫の扁平上皮癌
□投稿者/ 山ちゃん -(2006/06/28(Wed) 01:26:47)
http://printanier.seesaa.net/
    皆様こんばんは。遅くなりましたがご報告させていただきます。
    癌センター行ってまいりました。
    K先生は初めて会う我が子にお鼻をなでなでした後おでこにチューしてくれました。
    今までそんな事してくれた先生はいなかったのでとても嬉しかったです。

    まず、うちの子(名前はシーラと申します)は元々からだは小さめで、元気だった頃でも体重2.8kgほどしかなかったのですが現在1.6kgでかなりホネホネです。
    とにかく体重を増やさなければ胃チューブを着ける手術も出来ないとの事でした。
    そのまま入院で昨日なんとか鼻チューブを装着。
    面会に行くとよろよろしながら立ち上がり顔をこすり付けてきてくれてその頑張ってる姿を見たら私も泣いてばかりいられないと思いました。(でも泣いちゃう)

    今はまず体力をつけ、胃チューブ装着の手術が出来るようになるのが目標です。
    また変化があったらご報告させていただきます。
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■1099 / inTopicNo.7)  Re[6]: 猫の扁平上皮癌
□投稿者/ くろりこ -(2006/06/28(Wed) 01:29:26)
    こんにちは。はじめまして。くろりこです。
    moomamaさんにご紹介を受けた扁平上皮癌の猫の飼い主です。

    シーラちゃん、今のご容態はいかがですか。

    我が家の猫「くろ」は去年の12月に扁平上皮癌を発見、顎の切除を受け、その後、何度かの処置を経て、現在はとても元気にしています。

    人間と同じで早期発見であれば、癌は怖くありません。・・・といっても、身体も小さく、寿命も短い猫なので、出来る処置には限りがあるのが現実です。
    私は近所の獣医の先生がたまたま悪性腫瘍の研究に熱心だったことに助けられたことも大きいと思います。
    去年の12月に、ボーナスが出たから何年もしていなかったワクチン受けさせに行こう程度の軽い気持ちの診察の中、「顎の下にぐりぐりが出来て、少し食べるのが下手になった。」という私の話と触診で、あっという間に癌の疑いを指摘され、あっという間に手術が決まり・・・というのが正直なところです。

    年内に顎の2/3が切除され、胃ろうチューブがつけられました。
    年が明けてだいぶ体力も回復し、食べる量も安定してきたので、胃ろうチューブを抜き、ヤレヤレ、と思った矢先、削った骨の周りに炎症が発見され、再手術。
    つい最近も残った歯が腐ってしまい、また手術を受けました。

    それでも、最近は缶詰フードをミキサーでスープ状にしてやったもの(顎がないので、舌で舐める食事しかとれないんです。)病院でもらった高栄養のミルクをたっぷり採り、元気にしています。

    元気な猫でも体調に変化があるのは当たり前なのですが、猫の食欲やしぐさには毎日ドキドキさせられています。
    もちろん、薬も飲み続けていますし、何か変わったことがあるとすぐ通院、最悪、手術となってしまいます。

    正直、年齢は否定できないので、元気になったといっても若いころの元気とは比べ物にならないのは事実です。
    でも、16歳の老猫で体重は最盛期の半分になっても、目がかがやき、小さくなった顎からビンク色の舌をちょろっと出し、自分に頼ってくる姿を見ると、この子にとって最良のことを最大限してやろう、と思います。
    そして命を全うさせてやる、それが私の飼い主としての最大の務めだな、と思うのです。

    猫ちゃんの病状や、飼い主さんのご事情など、病気を抱える猫ちゃんを介護する方法は決して1つではないと思います。
    私はmoomamaさんに、「猫も人間もQOLが高く保てる方法を考えて」と教えられ、とても救われました。
    ともすれば猫の病気におしつぶされそうだったので。

    山ちゃんさんも少しずつ前に進んでいらっしゃるみたいですね。
    きっときっと、山ちゃんさんとシーラちゃんにとっての最良の方法が見つかると思います。
    それまで、気を強く持って、涙も出るけど、シーラちゃんを想って、まず、山ちゃんさんが元気でいてください。
    応援していますね。

    私もくろもまだまだ闘病中です。すべての老猫に幸せな猫生を!
    そしてすべての飼い主に「猫のいる幸せ」を語れる人生を!
    みんなでがんばりましょう。
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■1116 / inTopicNo.8)  Re[7]: 猫の扁平上皮癌
□投稿者/ ひぴ -(2006/07/06(Thu) 04:01:27)
http://www.gyaos-kingdom.com/
    こちらではなく、ぎゃおすbbsのほうに「猫さんの扁平上皮癌はメジャーな病気」というようなことを書いてしまいましたが・・・
    先日moomamaに教えてもらったのですが、猫さんの口腔内にできる扁平上皮癌は症例が少ないそうです。
    いい加減なことを書いてしまいました。ごめんなさい。

    シーラちゃんとくろちゃんが穏やかな毎日を過ごしてくださいますように。
    祈っています。


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