体験レポート掲示板

HOME HELP 新着記事 ツリー表示 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

[ 最新記事及び返信フォームをトピックトップへ ]

■1860 / inTopicNo.1)  慢性腎不全と診断されたシェルティーです
  
□投稿者/ アクア -(2007/04/10(Tue) 13:20:48)
    初めまして。どうぞよろしくお願いします。
    13才9ケ月の雄のシェルティーが慢性腎不全と診断され、混乱と動揺の中、懸命に毎日を試行錯誤しつつ過ごしています。経過は下記のとおりです。

    @2年半前に天ぷらを食べてしまい(室内犬です)、急性膵炎から慢性肝炎になり、何とか命を取りとめ、それからは体のだるさ、多飲多尿は認められましたが、主治医の投薬を基本に過ごしてきました。最近は便秘気味、足腰のふらつき等が目立つようになりました。
    予防接種は出来ないと言われて、病後していません。ただし自宅が山の中で蚊が多いため、フィラリア予防に1ケ月に1度程度服用するという薬を4月から1月位まで飲んでいました。
    A今年の2月に近所で評判の良い動物病院に転院しました。そこで初診時に上記の説明をした後、各種検査を行い、肝機能の数値が高いのでそれを下げる薬、レントゲンで便がコチコチに詰まっているのが見られるため、プレドニン、プリンペラン等の薬を飲まされました。今から考えると、プレドニンを飲ませたのが後悔でなりません。
    初診時の血液検査の所見では、目立つのは肝機能の数値が悪いこと、腎機能は53位で高めと言われましたが、「腎不全」とは言われませんでした。
    Bプレドニンを他の薬と一緒に飲み始めて1週間半ぐらいの夜半に、悪寒と嘔吐で慌てて病院へ連れて行き吐き気止めの注射を打たれましたが、翌日も嘔吐が続き病院へ行ったところ、血液検査でBUNが130あり、その際に予後数日と言われ、目の前が真っ暗になりました。結局、2日間入院して24時間点滴を受け、BUNが64と急激に低下し、元気で食欲もあるのでと退院させられました。退院時、クレアチニンは1.8、Pは7.1です。
    C退院後、昨日(4月7日)で2週間たちました。
    家族で話し合い、犬が病院へ行くことを極度に恐れ怖がるので、自宅で出来る治療をしながら、なるべく犬にストレスのない日々を過ごさせてあげようと決めました。
    何より私達が獣医に対して不信感を持ちました。
    セカンドオピニオンを電話で受け、自宅皮下点滴と吸着剤という治療を知り、不本意ながら現在の病院で担当医を変えて往診してもらうことにしました。
    退院後12日目の血液検査では、BUN42.9、クレアチニン1.3、Pが4.2で初期の慢性腎不全と診断されました。でも、いつ何が起きてもおかしくない予断できない状態だそうです。

    現在、目立つ症状
    ●足腰がめっきり弱くなり立っている時に、急に尻餅を付き、ひどい時は横倒しのようにバタン倒れてしまうことです。自分でびっくりしたように今はまだ立ちあがっていますが、可哀想で見ていられません。
    散歩時も前足がガクガクと折れることが多く、排便時は後ろ足が踏ん張れきれず、便の上にお尻が着きそうになるくらいです。腎不全による症状かと聞いたら、元々下骨形成がありヘルニアの一歩手前と言われました。
    ●便は軟便気味で、1日3〜5回出ていますが、排便時は非常にいきみ唸って、スムーズに出ないようです。尿は1日10回以上出ます。
    ●退院後、嘔吐は6回ありました。最初の4回は日中に未消化のドッグフードが混じったもので、後の2回は朝起きぬけにムカムカするらしく胃液を吐きました。朝吐くのは、少量のぬるま湯に少しフードを溶かして飲ませて何とかおさまっています。食欲はあります。

    質問させてください。
    ●自宅皮下点滴は1週間に1回、ソルラクトを400mlと指示されましたが、ネットで調べたところ、肝臓が悪いとソルラクトは止めた方が良いとあります。担当医が確かにそうだが、我が家の犬の肝臓の数値ではそこまで乳酸を分解できないほどではないと言います。
    この間の検査結果では、GOT84、GPT427、ALP3191、ビリルビン0.5、コレステロール450オーバー、GGT47、TG198でした。
    しかし、以前の病院で足にあるブヨブヨを調べてもらったら良性の腫瘍と言われており、今日他のサイトで「乳酸は腫瘍を大きくさせる」というコメントを見て驚きました。
    今度の担当医はまだそこまで我が家の犬を触っていないので、早速相談に行くつもりですが・・・。輸液でもヴィーンF注というのが我が家の犬にはあっているように思えますが。
    ちなみにソルラクトの点滴は退院後2回行いました。点滴後、尿と便の量が多くなりますが、下痢や嘔吐は今のところ見られないようです。
    ●食後気持ち悪そうに口をくちゃくちゃさせることがあると言ったら、胃薬としてアルサルミンを処方されました。が、投薬に対して不信感がありまだ飲ませていません。
    ネットで調べたら、腎臓が悪い場合飲ませない方が良いというコメントを見、混乱しています。
    ●吸着剤はこの子のように慢性の吐き気がある場合薦められないとのことです。ネフガードにしても便が固くなる傾向があるとのことで、排便が大変なこの子には無理ですか?
    以上、よろしくお願いいたします。

引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■1865 / inTopicNo.2)  Re[1]: 慢性腎不全と診断されたシェルティーです
□投稿者/ Ganbaruneko -(2007/04/12(Thu) 02:45:26)
http://ganbaru.exblog.jp/
    アクアさん、はじめまして。
    慢性腎不全の猫のトムと暮らすGanbarunekoと申します。
    混乱と動揺、わかります。
    私も当初は泣くばかりでしたから。

    シェルティーって毛の長い犬さんですよね♪
    (ちょっとばかりググってカンニングしましたが^^;)
    今の具合はどうですか?
    猫さんなら血液検査の基準値が大体わかるのですが
    犬さんの場合は全然分からないのですが、ブログ友達のヨーキーちゃんが
    慢性腎不全でしたが、猫の場合よりも数値が症状として表れやすいように
    感じました。もっともこのヨーキーちゃんは他にも疾患を抱えていましたので
    腎臓のせいなのかは分からないのですが。
    なので今わたしに分かる範囲内、それも私の今まで見聞きした解釈なので
    正しいとは限らないので参考程度に読んでくださいね。

    @ソルラクトと肝臓の件ですが、私自身ソルラクトを使ったことがないので分からないのですが、肝臓が乳酸を分解できないから肝臓が悪い場合はソルラクトを
    使わない方が良いとのことですよね。私なら・・という答えですが実際に担当の先生が
    「肝臓が悪いとソルラクトは止めた方が良い」のが確かである、というのならば
    少しでも肝数値に問題があれば、私なら別のモノにしてもらうと思います。
    ほんのわずかであれリスクは減らしたいですものね。

    A「乳酸は腫瘍を大きくさせる」・・・ヴィーンF注を使いたい
    これは私も主治医に言われました。うちの猫は腫瘍があったわけではありませんが
    腫瘍のあるなしの検査をしてるわけでもなかったので、リスクを減らすという意味で
    酢酸リンゲル液であるヴィーンF注にしたようです。
    良性の腫瘍の場合は乳酸がどう働くのかはわかりませんが、これもまたリスクを減らすという意味では
    主治医の先生にその旨はなしてヴィーンF注にしてもらうのもひとつだと思います。
    ただ今はどうかわかりませんが、ソルラクトなどのように出回ってないために
    少し単価が高いということもうちの主治医が2年前に言っていました。
    ちなみに私は500ml1300円で買っていました。

    Bアルサルミンは一般的な胃薬ではあると思うのですが、私が知る限りでは
    リン吸着剤として処方されている例を知っています。
    私自身は使ったことがないので、なんともいえませんので
    この掲示板の中にも出てきているので読んでみてくださいね。
    http://www.gyaos-kingdom.com/cbbs/cbbs.cgi?mode=one&namber=664&type=646&space=105&no=0

    C吸着剤ですが、便が硬くなるならないはやっぱり個体差が大きいかと思います。
    ネフガードだと最初軟便になると言う話も聞く反面、輸液をしながらであれば
    便秘猫さんでも便が出るようになったとも聞いたこともありますが
    排便が大変な子の場合は投与する場合でも慎重にしたほうがよいのではないか?
    と思います。アクアさんの犬さんはヘルニアの影響で出にくくなってるのだとしたら
    これもまた便秘になった場合はもっと大変になるかも知れませんし。
    またネフに限らず何かを飲ませるということは嘔吐を誘発することにもなりえると
    思うので、こちらもやはりアクアさんが様子をみながらが一番かなと思います。

    色々と書きましたが、見当違いな事を書いていたらすみません。
    またこちらの掲示板よりもhttp://www.21style.jp/bbs/gyaos/
    こっちの掲示板の方が人目につきやすいと思うので、そちらに書かれると
    もっと良い情報が得られるかと思います。
    それと犬さんの血液検査の基準値も一緒に書いていただけると
    目安になるかと思いますよ。
    ただやはり私も良く獣医さんに言われますが、同じような腎臓の状態でも
    猫の方が悪い状態に順応しやすいようなので、そのあたりも踏まえて
    相談していただけたら、と思います。

    今は気落ちしがちだと思いますが、アクアさんが元気なのが
    犬さんも嬉しいと思います。
    諦めず、負けずにがんばってくださいね!
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■1872 / inTopicNo.3)  お返事ありがとうございました!
□投稿者/ アクア -(2007/04/16(Mon) 10:43:33)
    Ganbaruneko さん、こんにちは。
    シェルティーの腎不全について相談させていただいたアクアです。

    とてもわかりやすく、そして温かい思いやりの溢れたお返事を本当にありがとうございました。
    嬉しかったし、大変参考になりました。
    猫さんの掲示板ということは承知していたのですが、藁をもつかみたい気持ちで書き込みさせていただきました。ごめんなさい。

    皮下点滴の件、担当医に相談した結果、ソルラクトを使っていくことになりました。
    理由は、「病院がヴィーンF注を置いていない」、また「肝機能が低下していると言っても、ソルラクトの乳酸を代謝できないほどではなく、本質的にソルラクトとヴィーンF注を使うことにそれほど違いはない」等です。

    という訳で、「悩んでいてもしょうがない、こうなったら前向きにいかなきゃ!」と、昨日母と二人がかりで皮下点滴に挑戦しました。
    犬は輸液がぶら下がっている様子を見た途端、逃げ出そうとしましたが(笑)、こちらも必死です。
    ただ、背中の皮がつかめなくて、三角形のテントを作るには、まだまだ修行が足りません。
    点滴後、尿と便の回数も増えたので何とか成功したようです。
    ホッとしました(もちろん成功しなければ困るのですが、変なところに入ってしまったらどうしよう・・・とも思いましたので)。

    病院から、点滴しなければ予後数日と言われて退院後、3週間がたちました。
    今のところ食欲も旺盛で、だるそうにしている時もあるものの多少体調が落ち着いてきたようです、
    これからも情けない飼い主としては、試行錯誤と悩みの日々が続くと思いますが、一番つらいのは犬だと言い聞かせ、気力と体力に鞭打ってがんばるつもりです。

    こちらに相談させていただいて、とても気持ちが落ち着きました。
    Ganbarunekoさん、本当にありがとうございました。



引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/



トピック内ページ移動 / << 0 >>

このトピックに書きこむ

Mode/  Pass/

HOME HELP 新着記事 ツリー表示 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -