| うちには3ニャンおります(19歳、16歳、4ヶ月)19歳の長男、千太郎は去年初めくらいから慢性腎不全の仲間入りをしまして現在も闘病中です。 老猫会の「知恵袋」でご紹介した私の体験談ですが、こちらの皆様にもお知らせしたいと思います。
まず、これまでのいきさつを。 うちの千太郎(せんたろう)は現在19歳。慢性腎不全の仲間入りをして足掛け3年になります。その前は長年食べさせていた一般フードのためか、ずっと尿路疾患に悩まされました。(今でも体調を崩すと感染症による血尿が出ます)そのため、食事をc/dに変更。腎不全が見つかってからはクレメジンと共に、k/d(ドライ&ウエット)やキドニーを食べていました。シャンペットプロもずっと試しています。ところが、昨年夏ごろから、それまでまったく問題なく食べていた療法食をぱったりと食べなくなり、それからは出口のないフードジプシー生活がスタートしました。
イフを購入するまでは、ナチュラルフードに猫缶を混ぜ込んだり、猫缶オンリーで食べさせたり、k/dを強制給餌したりしていました。今年5月には食欲廃絶、尿毒症になり、造血ホルモン+静脈点滴を施し、何とか数値を元に戻しました。 イフ購入前の血液検査の結果は、BUN:70 Cre:2.2 Glu:132 PCV:46 TP:7.6 GOT:46 GPT:107 TBIL:0.3です。
体重も若くて元気な頃は6キロ近くあったのに、今では2.2キロ。気を抜くとストンと落ちてしまいます。8月初めから2週間ほど、どうしても実家に帰らなければならない用事ができ、千太も連れて帰りたかったのですがドクターストップがかかり、病院で治療を続けながらお留守番ということになりました。そこで、藁にもすがる思いでイフを購入しました。
結果は、 1.装着した日の夜から、それまでの食事を食べなくなり、それまで強制給餌でしか食べなくなっていた療法食(ユーカヌバ、スペシフィク)を自発的に食べ始めた。それでもk/dは拒否。その結果、ウンチも3日ぶりに出ました。 2.食べる時とトイレの時以外いつも寝ていたのに、動き回る時間が増えた。 3.寝ている時にビクンビクンと大きく手足を動かし始めた。 4.約2週間病院でのお留守番。その間に血液検査を実施。 その結果は、肝機能が大幅に低下{GOT:66(+20) GPT:402(+295)}したものの、腎機能や其の他の数値は大幅に改善された。 BUN:41(先回比-29) Cre:1.3(先回比-0.9) Glu:112 PCV:35 TP:5.0 TBIL:0.2 5.病院では持込のスペシフィクと病院食のk/dの混合食を自発的にバクバク食べた。最終的にはk/d缶を1日1缶平らげていた。便通も毎日良いウンチを出した。
帰宅後、k/dは自発的には食べなくなったし、病院に預ける前には食べていたユーカヌバにも目もくれなくなりましたが、依然としてスペシフィクだけは面白いほど良く食べています。以前から続いている脱水、脱水から来る残便による便秘、軽い嘔吐(ほとんどは排便時のイキミ後の空吐き)はイフを装着してからもまだ続いています。
イフって半永久的に効果があるっていうことなんで、それが本当なら千太→百→ジュサと3代に渡って継続できますから、価格は高くても割安だって思うんです。 あと説明書によると、イフの近距離にいるとそれだけでも効果があるそうです。
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