| chamaさん初めまして。 ほぼ1年間、慢性腎不全のコに自宅で輸液をしていました。 また現在も腎不全ではありませんが、数ニャンに輸液をしています。
私の場合ですが、輸液の目的は病気によって違います。 腎不全でないコたちへの輸液の目的は、脱水緩和や電解質を整えてあげる(引用先のHPですと栄養補給が該当するかもです)、喉の渇きを緩和するなどです。 とくに主治医からは、『食べない日はしてあげてください』と言われています。 腎不全のコについては、上記にプラスして尿毒を薄めたり、尿毒を身体から出すことが目的でした。
私の飼っていたコは、腎不全が発覚したときにすでにとてもステージが高かったです。 輸液だけでなく水分を口から摂っても、すぐにシッコになって排出されてしまう感じでした。 万年脱水状態です。 ですが腎不全もそのステージによっては、さほど脱水しないと思われます(もちろん個体差はあります)。
あくまで推測ですが、chamaさんのネコちゃんはあまり脱水がないのかもしれません(とてもいいことです)。 であれば、輸液した水分がけっこう身体にとどまってくれるのかも。 私のネコのように入れただけどんどんシッコで出て行ってしまえば大丈夫なんでしょうが、皮下輸液したぶんがけっこう長く身体に留まっていれば、その状態で静脈点滴すると輸液過多になってしまうのかもしれません。
輸液過多でなにが困るか。 心臓が悪いなどほかに疾患がなければ、胸に水が溜まることはないと主治医には聞いていますが、必要以上の水分を入れる必要はないと思います。 あとは、一時的に水分が増えることで血が薄くなるので、一時的ではあったとしても貧血状態が生じると思います。が、これもよほど薄まらなければ問題ないように思えます。 あとは血圧の上昇があると聞いていますが、よほどの高血圧のコでなければ、皮下輸液で多少血圧が上がっても問題ないと主治医の説明がありました(静脈点滴のほうが血圧は上がると聞いています)。
>「皮下輸液を続けていると 静脈点滴の妨げになるので、自宅での皮下輸液は勧められない」
この理由を素人なりに推測すると、上記みたいなことかなぁ?と思えます。
静脈点滴のほうがダイレクトに身体に作用するので、皮下輸液のようにジワジワと潤う方法よりも静脈点滴を勧める獣医さんはいるようです。 ですが、尿毒を緩和する目的で日常的に皮下輸液が必要なコであれば、脱水もある程度はあることが多いですし、一度入れた水分がいつまでも身体に留まっていてくれるわけではないので、例えばですが皮下輸液した次の日に静脈点滴をしても問題はないように思えます。
毎日皮下輸液してBUNが140のコであれば、静脈点滴してもさほど効果はないかもしれません。 ギリギリまで待って静脈点滴したら140がガ〜っと下がることもあるかもしれません。 ですが、140という数値のまま放っておくことでそのコが楽チンになれるとも思えないので、普通は気づいているならば早めに楽チンにさせてあげたいですよね(皮下輸液できない理由があるならともかく)。 なので
>「皮下輸液を続けていると 静脈点滴の妨げになるので、自宅での皮下輸液は勧められない」
はやっぱりよくわからんです。 耐性ができるとか、そんなことは絶対ないですし…。
私の飼っていたコは毎日200mlとか輸液しても重篤な状態になったとき、静脈点滴もしましたが確かに数値は下がりませんでした(下がるコもいます。ウチの場合は限界だったんだと思います)。 でも毎日の輸液がなければとっくに命がなかったと思います。
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