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■583 / inTopicNo.1) 　コエンザイムQ10（CoQ10）について
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□投稿者/ rei -(2005/08/03(Wed) 16:18:24)
http://blog.goo.ne.jp/rei-and-4cats/
    コエンザイムQ10（CoQ10）が腎臓病にも良いらしいという情報をブログに頂いたので掲載します。

    YodaさんがCoQ10を飼い猫ヨダちゃん（17歳♀で腎不全闘病中）に与えるようになったのは、
    「CoQ10投与で人間の腎臓病患者のクレアチニン値が下がった」という研究発表を読んだ人が「では猫にはどうなのか？」とアメリカYahoo 腎不全猫サポートグループに投稿した記事を読んだからだそうです。

    「CoQ10投与で人間の腎臓病患者のクレアチニン値が下がった」という研究結果は、
    2003年に“Journal of Nutritional and Environmental Medicine”
    （ http://www.nutripeople.co.uk/healthnotes_content.asp?org=fmn&page=newswire/newswire_2003_07_17_1.cfm）に発表されました。
    Yodaさんがざっと内容を訳して下さったのでそれも掲載します。↓

    「ランダムに選ばれた平均年齢48歳の97人のヒトの末期腎不全患者の半数に偽薬(害にならない米粉とか、外見がCoQ10に似たもの）をCoQ10であると告げて投与、残りの半数に本当の60mgのCoQ10を経口で1日に3度を12週間投与しました。
    97人中、45人は既にこの実験の前から人工透析をしていました。
    その結果、CoQ10を投与されたグループは、いろんな面で腎臓機能の改善が見られました。
    このグループの内、29％がクレアチニン値が低下し、9％がBUN値の低下がみられ、既に人工透析を必要としていたレベルの状態の21人が12人にまで減りました。
    一方、偽薬を投与されていたグループは、腎臓機能が悪化する傾向が見られたそうです。
    このグループ中に既に人工透析をしていた患者は24人いましたが、実験終了後もその人数は変化なしだったそうです。
    CoQ10の投与により、12日間で人工透析を必要とするレベルの人を9人も減らすという明らかな大きな違いをもたらしたところが、腎不全治療の大きなブレイクスルーとなるかもしれないと書かれてありました。
    でも、もっと大きなグループ対象での長期間に渡った研究結果で、もっと確実に裏づけを取らなければいけないともありました」

    CoQ10の猫のクレアチニンを下げる効果については、科学者が研究して発表しない限り不明です。
    しかし、yodaさんがダメもとで今年の2月から毎日少しずつCoQ10をヨダちゃんに与えたところ、5ヶ月ぶりの血液検査では、クレアチニンが5.0から3.4まで下がりBUNも少し下がって体調も良くなったそうです。

    こうした情報を頂き、8月1日からゆずにもCoQ10をあげています。
    私は一応、かかりつけの先生にCoQ10をあげてもいいかどうか訊いてからあげました。
    ゆずの先生は「体に悪いものではないのであげても良い」と言っていましたが、
    CoQ10のサプリメントは現在様々な種類のものが販売されていてCoQ10以外の成分も入っているので、試してみる場合はかかりつけの先生に確認してからの方が良いかと思います。

    ゆずの先生は心臓病の子にCoQ10を使ったことがあると言っていたので、その場合の投与量についても訊いてみました。
    心臓病の子の場合ですが、体重5kgの子で10mg（つまり体重1kgにつき2mg）を1日2回に分けてあげるそうです。
    他の薬と併用せずCoQ10のみ与える場合はその３倍量までＯＫだそうですが、CoQ10単独で与えることはほとんどないということです。
    Yodaさんが、アメリカYahoo 腎不全猫サポートグループで調べたところでは、体重１kgにつき約１mgでした。
    あとペット用CoQ10を販売しているアズミラを扱っているショップのＨＰを見たところ、猫の場合は１日15mgとなっていました。
    この15mgという量についても先生に訊いてみたのですが「アメリカの猫は大きいから、その分量をそのまま日本の猫に当てはめない方がいいでしょう。少々多くあげても体に悪いものではないですが、１日5mg（ゆずの体重は4kgです）ぐらいから試してみるのが無難ですよ」という回答でした。

    ちなみに、yodaさんが使ってるCoQ10は、ヒト用で
    “NOW”(http://www.nowfoods.com)というブランドの10ｍｇのカプセルだそうです。
    含有物はCoQ10の他に、米粉、ゼラチン（カプセルの部分）、カルシウム・カーボネイト、マグネシウム・スティレイト。
    若干、ミネラルが入っているようなので、カルシム値の高い腎不全の子には不向きかもしれません。
    やはり念の為に先生に確認してからあげたほうがいいでしょう。
    ゆずも、ペット用は割高だったので、同じNOW社の30mgのカプセルを注文しました。

    CoQ10をあげる際の注意点になりますが、1度ある一定期間あげ始めたら、急に止めないほうがいいそうです。
    心臓の弱い人が急にCoQ10を取るのを止めて亡くなった例がアメリカであるそうです。
    それから、CoQ10は脂溶性なので、ビタミンEを一緒に飲むと吸収率や抗酸化力が高まるそうです。
    アメリカYahoo腎不全猫サポートグループによると、猫のビタミンE摂取の目安は1日30 IUだそうです。
    あと、常に体内にあった方がいいらしいので、出来たら１日の分量をまめに分けてあげた方がいいようです。

    他にもCoQ10を使われたことがある方、効果の有無や量についてなど情報をいただけると嬉しいです。

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■585 / inTopicNo.2) 　Re[1]: コエンザイムQ10（CoQ10）について
□投稿者/ rei -(2005/08/12(Fri) 10:54:07)
http://blog.goo.ne.jp/rei-and-4cats/
    ちょっと追加します。
    CoQ10をゆずに与えて１０日になりますが、
    ゆずの便に粘膜が付いてくるようになり、動物病院に行ったところ
    普通にご飯を食べてるのに体重が減少しており若干熱もあったため
    CoQ10投与を一時中止して様子を見ることになりました。
    先生がおっしゃるには、CoQ10には代謝を上げる作用があり
    ゆずは代謝が上がってる状態にあるとのことです。
    老猫に代謝を上げる薬（甲状腺の薬）をあげた時に出る症状に似ているそうです。

    ゆずにはCoQ10が合わないのかもしれません。
    CoQ10に限らず、サプリメントには個体によって合う合わないがかなりあります。
    合えば驚くほどの結果を出す場合もあるけれど、
    合わない場合、ちょっとでも疑わしい症状が出た場合は
    すぐに使用を止めた方がいいでしょう。

    ただ、ゆずには合わないようですが、ヨダちゃんをはじめ、
    yahoo腎不全猫ｻﾎﾟｰﾄｸﾞﾙｰﾌﾟの猫ちゃん達の調子は良いそうです。
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■589 / inTopicNo.3) 　Re[2]: コエンザイムQ10（CoQ10）について
□投稿者/ GANBARUNEKO -(2005/08/16(Tue) 23:54:15)
http://ganbaru.exblog.jp/
    私も今年5月に尿毒症で入院し、慢性腎不全と診断されたトム（今月12歳メス）に
    reiさんのところでyodaさんがコエンザイムを投与していることを知り投与を始めて
    約半月になります。トムはこれといって投与前と特に違ったところも
    見られませんし体重も増えていたので、このまま続けようと思っています。
    うちには他にしおん（12歳オス）、ミチロウ（7歳メス）がいて
    その2匹にも同じように与えていますが、変化はありません。
    トムの血液検査はもう少し先になると思いますが、検査したときにはまたお知らせします。

    ちなみに投与は1日2回のご飯の時に体重1kgあたり1mgとして計算して
    3匹の体重を足した分をドライフードに混ぜ込んで食べさせています。
    とはいえ、秤を使って測ってるわけではなく、かなりの目分量です。
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■595 / inTopicNo.4) 　Re[3]: コエンザイムQ10（CoQ10）について
□投稿者/ ミケ -(2005/08/20(Sat) 23:57:21)
http://spaceaya.fem.jp/
    今日２０日昼に日本テレビの「報道特集プロジェクト」がサプリメントについて、特にCoQ10のことを取り上げていました。
    そのうち公式サイトの方にも今日の内容がアップされると思いますが、かいつまんで。
    http://www.ntv.co.jp/tokuso/index.html

    ご存知かと思いますが、CoQ10はユビキノンという心臓の薬と同じものです。
    人間が薬として服用する場合３０mgが１日の用量と決められていますが、それがサプリメントと名を変えるとなんの規制もないのでたくさん摂るほどいいと錯覚されている方もいるのではないかと思います。
    人６０kgに対して３０mgとして、猫４kgだと２mgですか…。
    単純に換算すればですが。
    容量内での処方であっても、薬ですし副作用が出る場合があります。

    番組内では、脂溶性ビタミンは体内に蓄積していくため、過剰摂取で悪影響を与える可能性があるということも紹介されていました。
    摂取しすぎについての注意はあちこちでみかけます。
    ちょっと古いですが、「CoQ10投与で人間の腎臓病患者のクレアチニン値が下がった」という研究結果は2003年のようですので、それよりも新しい記事になりますので紹介しておきます。
    http://homepage.mac.com/k_kudo/iblog/B2007620793/C1440701785/E1321842477/

    かなりの目分量とGANBARUNEKOさんは書かれていますが、過剰摂取には十分気をつけてあげた方がいいと思いますよ。
    効いてくれれば、という思いはよくわかりますが、ある期間与えた場合に急に止められないというリスクがあるということも考えておかないといけないと思います。

    また番組内では、何社もの製品の内容を分析していました。
    表記されている含有量よりもかなり少ないもの、ほとんど入っていないものなどもありました。
    CoQ10に限らずですが、同じ名前のサプリメントであっても内容はピンキリだということも念頭に置かないといけないですよね。

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■600 / inTopicNo.5) 　Re[4]: コエンザイムQ10（CoQ10）について
□投稿者/ GANBARUNEKO -(2005/08/25(Thu) 01:18:15)
http://ganbaru.exblog.jp/
    ミケさん、ありがとうございます。
    私も同じ番組を途中からですが見ました。アップされるのを待ってる状態です。
    あげている量も確かにかなりの目分量ではありますが、多すぎる事はないように
    しています。
    ただカプセル内にビール酵母やらビタミンEも含まれていて、私が取り出した分に
    どれだけCoQ10が含まれてるのかは、定かでありません。
    ですが、私自身が猫たちに上げた分の残りを飲んでる量は30mgより多いです(-_-;)
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■601 / inTopicNo.6) 　Re[5]: コエンザイムQ10（CoQ10）について
□投稿者/ rei -(2005/08/29(Mon) 15:53:37)
http://blog.goo.ne.jp/rei-and-4cats/
    ”国立健康・栄養研究所”のHP（http://hfnet.nih.go.jp/main.php）の
    「健康食品」の素材情報データベース（50音順・アルファベット別一覧）に
    コエンザイムQ10についての情報（現時点で得られる科学論文に基づく）が掲載されています。
    他にもアガリクスや色々な健康食品が掲載されていますので、参考までに。
    （ただし、ヒト用ですが・・）


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■604 / inTopicNo.7) 　CoQ10投与約1ヶ月半の血液検査結果
□投稿者/ GANBARUNEKO -(2005/09/20(Tue) 21:13:31)
http://ganbaru.exblog.jp/
    7月30日からの投与で先週末に血液検査をしてきたところ
    前回(7/24)はBUN50.0、CRE2.8だったのがBUN47.3、CRE2.5に下がっていました。
    また体重も2.65kgから2.85kgに増えました。
    ただトムの場合は下がり続けているのでCoQ10の効果かはっきりしないのですが。
    ちなみに5月に入院したときの数値はBUN140over、CRE5.4、体重1.8kgでした。



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■643 / inTopicNo.8) 　CoQ10投与約3ヶ月半の血液検査結果
□投稿者/ GANBARUNEKO -(2005/11/14(Mon) 13:09:46)
http://ganbaru.exblog.jp/
    昨日また血液検査をしてきました。
    前回(上記↑の記事)BUN47.3、CRE2.5からまたさらに下がっていました。
    BUN39.9、CRE2.0となりました。そして体重も2.85kgから3.05kgに増えました。

    ちなみにトムの場合はCoQ10以外のサプリメントは一度もあげた事がありません。
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