○○あえで舐めさせる ー 食品などを使用
主に粉や顆粒の薬に向いています。
錠剤は砕いて粉にして、カプセルは中身を出し、猫さんが舐めてくれそうな何かとあえて舐めさせる。
◆ お薬とあえるもの
チューブ入り栄養剤、流動食、無糖ヨーグルト、無塩バター、マヨネーズ、蜂蜜、生クリーム、カスタードクリーム
などなど、猫さんの好みのもので良いと思いますが、下記の注意点に必ず目を通してからお試しください。
◆ あえるものに関しての注意点
食品とお薬の組み合わせによってはNGのものもありますし、お薬の吸収を妨げるもの、またはお薬の作用を強めてしまう食品もあります。
例えば、いくつかの抗生物質は乳製品といっしょに摂ると、吸収が悪くなり効きにくくなります。
反面、乳製品は、抗真菌剤や強心剤の働きを強めるそうです。
人間用のページですが、『薬と食品の相互作用 (くすりの情報ステーション内のページです)』に、一覧および詳細があります。
猫さんに処方されるお薬は、人間用の医薬品とまったく同じものが少なくありませんので、参考までに。
・・・
また、猫さんの体調・体質によっては、塩分や糖分に慎重になるべき場合もあると思います。
油脂の摂り過ぎにも注意が必要(下痢になる場合あり)。
お薬を何とあえるかは、必ず獣医さんに相談&確認してからにしてくださいね。
◆ 舐めさせ方
自らベロベロ舐めてくれれば、苦労はないのですが。
自分から舐めてくれないときは、前足の先などに塗りつける。
猫さんは身体が汚れているのが嫌いなので、舐め取ってくれる
・・・はずなのに、いっちゃんは気にしないらしく、放置です。
その場合は、指などで口の中に入れるしかありません。
飼い主が指などで口の中に塗る場合には、上顎やホッペの内側などに塗りつけると、上手くいきやすいかも。
舌に塗ってしまうと、ペッペッとされる確率が高いです。
利点
猫が好きな味なら、(あまり)ストレスにならない。
欠点
混ぜるもの、量に注意する。
好きな味のものじゃないと、結局は強制になってしまいストレス。
いっちゃんの場合 ・・・チューブ入り栄養剤あえ |
いっちゃんのお気に入り、チューブ入り栄養剤(サプリメントページの栄養補給参照)に練り込んで舐めさせようとしましたが、うまく混ざらず、「ねちょねちょべたべた」になるだけで失敗。
指に薄く栄養チューブを塗りつけて、そこにコバルジンをべとっとくっ付ける、その上にまた栄養チューブを盛り上げて舐めさせる・・・という「サンドイッチ作戦」は、なんとか成功。 |
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くららさんの、がりちゃんの場合・・・マヨネーズあえ |
クレメジンの投薬方法です。
がりは始めのうちは、少量(親指の爪くらい)のゴハンに混ぜて食べきったら普通にゴハンをあげるという方法でしたが、後半はもっぱらマヨネーズを使っていました。 クレメジンの量にもよりますが、ホントに少量(人差指の爪くらい?)のマヨネーズにクレメジンを混ぜて舐めさせる。 マヨを毎日…?とちょっと心配していましたが、ちょっとの量だし、長く付合う薬なので、ストレスなく摂れるのでこの方法を続けていました。 かつおぶしも好きだったから、ちょっと指で細かくして混ぜるっていうのもやってたよ。 ◆ 詳しくはくららさんのHP・がりものがたりへ。 |
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moomamaさんの、mooちゃんの場合・・・マヨネーズあえ |
救命丸のような小粒すぎて逆に飲ませにくいもの(手で扱いにくいんです、転がるし)を、たっぷり目のマヨに混ぜ込んで舐めさせるのに重宝しています。
★moomamaのサイトはこちら。 |
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ぽいまんさんの、ポイちゃんの場合・・・デンタルガムをひと工夫あえ | ||||||||
キャットチュウという歯磨きガムを、炭をあげる時に使ってました。 ご褒美詐欺です。 キャットチュウをすりおろして少量の水で溶かし、粉状の炭をまぜまぜ。 一番のポイントはさも美味しいごちそうのように差し出す事!! 手軽に入手できないのが残念。 ・・・ ※ 管理人より キャットチュウというのは、アメリカで購入された歯磨き用のガムだそうです。
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