強制給餌の道具いろいろ
指
猫に怪我をさせることはほとんどない。
自分の指は傷だらけになる可能性あり。
全力で抵抗されると、猫も人間も体力を消耗するわりには、こぼれたり吐き出されたりで飲み込む量が少ない。
へら状のもの(バターナイフなど)
猫に怪我をさせそうで、うちでは使ったことありません。
軟らかくて適度に弾力がある、例えばシリコン製で小さめのバターナイフのようなものがあれば、ぜひ使いたい。
そういうのが、いっちゃんにはベストな気がします。
のちに、ドラッグストアのベビー用品コーナーで、シリコン製のスプーンを見つけました。
怪我をする心配がなくて、いいように思います。
購入しましたが、いっちゃんが楽しいことばかりの世界にお引越しをしたあとだったので、実際の使い心地は不明です。
↓ 製品名・リッチェル TLI やわらか育児スプーン
『シリコンスプーン』で検索すると、他にもサイズや形が様々のものがヒットします。
今(2010年8月)ちょっと検索したら、小さいシリコン製のスパチュラがありました。
↓ こんなの
スプーンサイズだそうです。
それだとやはり、大きい気がします。
ティースプーンサイズならいいのに。
もしかしたら、化粧用のスパチュラや工作用のヘラなどでも、シリコン製があるのかも。
あったら、いっちゃんにはとても良かったような気がします。
シリンジ(針なし注射器)
気をつければ猫も自分も怪我しない。
確実に飲み込ませられる。
しかし慎重にやらないと誤飲したり、喉に詰まらせたりする恐れあり。
その他
油差しや、ファストフードのコーヒーに付いてくる小さいプラスチック製のスプーンなど、給餌スタイルや猫さんに合わせて皆さま工夫をされています。
体験レポートbbsの、『強制給餌のコツ』というスレッドに、皆さまからいただいた給餌方法をまとめてありますので、よろしかったらどうぞ。
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試した中で、使いやすかったシリンジ
ジェントルフィーダー + スポイトくすりのみの合体技 | |
↓ 商品名:ジェントルフィーダー 販売元:ファンタジーワールド 先端の形状が違う2本セット。ペットショップで購入。 以下の写真は、ファンタジーワールドのサイトから無断転載。 ↓ 液状のものを与えるためのシリンジなので、先端を切って、出口を太くしました +++プラス+++ ↓ 商品名:ピジョンベビー スポイトくすりのみ ↓ 中身のスポイト ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 上の二つを合体してみた。 |
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液状の栄養剤やお水の場合
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哺乳瓶 | |
うちでは、シリンジよりも哺乳瓶のほうが安全のように感じます。 軟らかめのプラスチック製の哺乳瓶なら、押せば水が出るので自分から吸わなくても飲ませられます。 軟らかい乳首は猫がもし暴れても、怪我をさせてしまうことがない。 哺乳瓶の場合は、乳首のてっぺんに切り込みを入れます。 飲ませるときは、猫さんが誤飲しないように少しずつ、口の横から入れるとやりやすいと思います。 |
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小分け用のボトル、タレビン、お醤油の容器など | |
化粧品の小分け用の小さいボトルや、お弁当用のタレやお醤油を入れる容器など。 素材が柔らかいので、容器を押すことで出る量を調整できる。 きれいに洗うのが難しい形状のものもあるので、そういうものは使い捨てにしたほうが衛生的かと思います。 |
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油差し | |
プラスチック製の小さな油差しを使ってらっしゃる方も。 |
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少量なら、薬の飲ませ方のページにも、いくつか便利なシリンジを載せています。
体験レポートbbsの、『強制給餌のコツ』スレッドにも、皆さまからいただいた情報あります。
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給餌のしかた
強制給餌のやり方について、人様に語るような技術は何も持っていません。
へたなんです・・・シクシク。
体験レポートbbsの、『強制給餌のコツ』では、たくさんの方からアイディアや極意をいただいていますので、そちらをご覧になってください。
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給餌するもの
◆ 栄養剤
強制給餌と併用して、あるいは強制給餌するほどではなくても充分な量のご飯を食べていない時、少量でカロリー、ビタミン、ミネラルが補給できる栄養剤がいろいろあります。
製品の紹介・成分・原材料などの詳細は、栄養剤のページでご確認ください。
全くご飯を食べない時は、強制給餌すると吐いてしまうことがあります。
そういう場合は、栄養剤だけでも何とかせっせと舐めさせていれば、また食欲が出るまでつなぐことも可能。
チューブ入りやペースト状の場合は、手の先に付けると汚れているのがイヤなので、猫は自分で舐める・・はずなのですが、王様は舐めない。
そのまんま放置です。
なので、唇の横をめくってほっぺの内側に指で塗りつけていましたが、王様は『とっても不本意』な表情で不機嫌になてしまいます。
市販されている栄養剤を片っぱしから試して、王様が受け入れてくれるものを1種類だけ見つけました。
食欲が無い時でもその栄養剤(チューブ入りのもの。ニュートリプラス ジェル。)はベロンベロン舐めてくれるので、お世話係りとしてはかなり気持ちが落ち着きます。
◆ 子猫用のフード
子猫用の缶詰・離乳食・ミルクは、高カロリーで、食べさせやすい柔らかいペースト状や液状が多いので便利です。
ただし高蛋白でもあるので、きちんと量を食べているときには、与えないほうがいいと思います。
食べる量が少ないとき限定ということで。
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鼻食道チューブ、胃ろうチューブ
もし強制給餌がうまくできない、栄養剤などもどうしても舐めてくれない場合は、病院で鼻からチューブを入れたり、胃にチューブをつないで、体内に直接、栄養を流し込むこともできます。
鼻食道チューブとか、胃ろうチューブといいます。
いっちゃんは未経験ですが、体験談をいただいておりますので、詳細は食道・胃ろうチューブのページをご覧になってください。
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