住・食・排近接 2002年10月より目が見えなくなってしまったので、トイレ、王様ご膳(ご飯置き場)、王様シェルター(猫こたつ)が一体型になりました。 猫こたつの前、トイレまでのスペースは前庭と呼ばれています。こたつが暑いときはここで涼みます。猫こたつ内部と前庭には、一番下にペットシーツが敷き詰めてあります。 庭付き一戸建て・全室トイレ。 |
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ソファの高さ ソファを置いた10年前から、ここの右端を「おれの場所」と王様は主張してきました。 今は 眼が見えないうえに足腰もよたよたなのに、「よっこいしょ」と飛び乗る。 見ているほうははらはら。落ちて骨折でもしたら大変だ。 階段を作りましたが、学習しない。わざわざ除けて遠回りして、飛んで乗り降りしてしまいます。 しかたないのでソファをばらして、クッション部分だけを床にじか置きしました。 王様が馴染んでいる場所を保ちつつ怪我しないようにするには、これしか思いつかなかった。 写真は以前の高さ、床から約35cm。上の写真が今、約13cmです。 |
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お留守番 たまに1〜2時間、お留守番します。家庭内遭難防止のためクッションで壁を作っておきます。 完全に囲われもの状態です。 |
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寝るとき 一番手前に見えてるのが、私の布団。 王様がトイレに入る“がさっ”という音で目が覚めて、おしっこ終了後に猫こたつまでお送りします。 自分でトイレに行けないほど体調の悪いときは、トイレを横に置いてソファに布団をくっつけます。王様が動くと気配で目が覚めるので、様子を確認できる。 でもたまにはベッドで眠りたい・・・。 |
トイレ | ||||
→ | → | |||
本来の姿 | → | ばらします | → | カバー部分をひっくり返して本体の下に置きます。5cmくらい底上げされて、ソファの前に置くと高さ的にぴったり。カバーがないほうが出入りも楽。 |
トイレの砂は、以前は濡れると青くなる物を使っていましたが、血尿するようになってからは、おしっこの色チェックのため、白いものに替えました。
寝返り
もし全然動かないで、ぐったりと横になって寝てばかりの時には、適当に寝返りを打たせてやりましょう。ずっと同じ姿勢で寝ていると、下になっていた側がうっ血がして、むくんで腫れます。
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★毛皮&皮膚
☆汚れ落とし
右:シャンプー 左:水のいらないシャンプー
かったるいのか面倒くさいのか、腎不全発覚後はグルーミングをほとんどしなくなりました。うんこちゃんをしても、おしっこ砂を踏んでもそのままです。抗生物質の軟膏で、毛皮べたべたドレッド猫になっても気にしない。しかし私は気になる。痩せてがりがりになった猫が汚れていると、涙を誘う。せめてこぎれいにしておきたいと、天然素材のよさそうなシャンプーを購入。
でも、ほとんど使っていない。たいていはお湯タオルで充分。よっぽど汚れたら少量使って部分洗いします。
千太ちゃん@薫さんの場合
粗相の臭い消しや、獣医からシャワー禁止令をくらった老猫の体に付いたしつこい排泄臭ですが、
とれるペット用シャンプーを使うと驚くほど臭いが取れます。 お試しボトルが格安です。
http://toreru.com/b_info/pet.html
管理人より補足)
有益微生物の力で汚れを落とすので、舐めても安心・皮膚にも優しいそうです。
リリキャット王国@リリアンさんの場合
これのペット用じゃない方もすんごくいいんですよぉ。
粗相されたお布団は、シッコをタオルなどで吸い取ったら、とれるを多めにかけておけば、匂いがとれちゃうし。
(もちろん、あんまり酷いときはクリーニングのほうがいいですが)
床掃除もこれでやれば、素足で歩く猫さんのアンヨに有害物質がつく心配もないし。
だから私は家中のお掃除に使っています。
うちの子達はシャンプーしたこと無いですが、お尻がちょこっと汚れたときに重宝してます〜。
☆毛並みの手入れ
ハゲを作ったラバーブラシ | ゴンゾー |
痩せてからは、普通の猫用ブラシでのブラッシングを嫌がるようになりました。骨に当たるので痛いのだと思います。
軟らかいラバーブラシに変えたら大丈夫でした。しかし毛が取れすぎるため、薄らハゲを作ってしまった。私がやりすぎただけですが、同じブラシでハゲ猫さんが続出のようです。
詳しくはmoomama主催・老猫会のみんなの知恵袋でどうぞ。
次にスポンジブラシのゴンゾーを使いました。これも全然痛がらないし、服やソファなどの布に付いた毛も取れて便利です。汚れたら洗えます。
しかし普段は手で撫でるだけです。手のひら全体で身体を撫でていると、抜けた毛がぼわっと集まってくるので、それを取ります。
たまにお湯で固く絞ったタオルで身体を拭きます。抜け毛も取れるし、毛皮の乾燥予防にもなるようです。
ブラシを嫌がる猫さんでも、手のひらやお湯タオルなら大丈夫なことが多いようです。毛皮の清潔を保ち、血行促進にも役立ちます。撫でたり擦ったりのスキンシップで猫さんが安心して心が落ち着くというおまけつき。
☆顔の拭き方
いっちゃんは顔を拭かれるのがとっても嫌い。しかしご飯やら栄養チューブやらでガビガビのまま放置しておいたら、何か未知なる微生物が顔から発生しそう・・・。なんとしても拭きたい!
顔を拭くコツ〜いっちゃんの場合:いきなり顔にお湯で絞ったタオルが触ると、その途端に抵抗してしまいます。なので、まず最初に頭を撫で撫でいいこいいこ。撫でている手を、素早くさりげなくお湯タオルに変えます。いいこいいこ〜のまま、撫でる範囲を降ろしていって、目的の口回りに到達。あくまで優しくゆっくりと拭きます。
もっと確実に嫌がらない方法もあります。(私がいっちゃんの顔を)舐めてきれいにする!王様はこれなら確実にやらせてくれます。なるべく味を感じないように「色即是空 空即是色」などと心で唱えながら、いっちゃんの顔をべろべろ舐めるのですが・・・あまりお勧めはしません。
★ツメ
ツメの手入れも当然しなくなったので、こまめに1本づつお湯タオルで拭くようにしています。特に根元に汚れが溜まったままになりやすい。自分で噛んで引っ張ってをしないと、古い角質がいつまでも残っててツメが分厚くなってしまうので、かりかりとそっと剥がしてやります。使うのは自分の(人間の)爪、たまに先のとがった毛抜きも使用。その場合は慎重に。
放っておくと、目をこすったときなどにばい菌が入ってしまいそうで怖い。
★目
眼球に毛や目やにが貼りついていても、全然気にしない王様です。あるいは目が見えないので気が付かない。目薬でばしゃばしゃ洗い流します。
人間用ですが、アイリスCL−Tという、防腐剤の入っていない1回使い切りタイプの目薬を使っています。成分:塩化ナトリウム、塩化カリウム、タウリン。
獣医さんに相談したところ、通常は生理食塩水を使うそうですが、この目薬は涙の成分にタウリンを足しただけのものなのでOKだそうです。使い切りなので、清潔でかえっていいかもと言っていました。
使ったことありませんが、ペット用のアイウォッシュも販売されています。