ぎゃおす王国記・ラクシュミーの王様への道

『王様の慢性腎不全日記』&『日記の山トップ』はこちらです 。

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2004/9/1(水)  ケー!
 
昨日の日記に『らくにガスターは必要じゃない気がしたので、飲ませてない』などと偉そうに書いたくせに、今日のケーでヨロヨロになった。 
やっぱりきちんと飲ませれば良かったのかな〜(泣) 
ま、私の帰宅後に猫缶を食べてケーといういつものパターンだし、もう少し様子を見ることにする。 
まだ余裕があるもん。 
いっちゃんのときは、とにかく吐き気を抑えるのが急務で、迷ってるバヤイじゃなかったから。 
それと比べればね、なんてことないさ(でもちょっとヨロヨロ)。 
 
前回は喜んで食べたカリフォルニア・ナチュラルのチキン&ブラウンライス缶、完全拒否。 
一口も喰いやがらない。 
仕方なくもう一個開けたアニモンダを食べてケーなのだ。 
食べさせた量は少しだったし、私の帰宅後30分以上経っていて興奮も収まっていたのに、帰宅直前にたんまりカリカリを食べていたという(ケーの内容物から判明)、これまたいつものワナ。 
しくしく。 
難しいよお。留守中のいつカリカリを食べたかは分からないし、遅く帰った日は猫缶をあげなきゃいいのだけれど、らくは期待して嬉しそうに待ってるしなあ。 
 
それはそれとして、カリフォルニア・ナチュラル缶もアニモンダも、いっちゃんの頃には手に入らなかった。 
たった1年なのに、猫メシ事情は随分と変わった。 
新しく買えるようになったフードの中に、いっちゃんの美味しいがあったかもしれない。 
そう思うと、らくがいっしょけんめ食べてる姿を見ながら、不覚にも涙が出る。
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2004/9/2(木)  奇跡の○○
 
掲示板にイフや核酸の話題が出ている。 
前から知ってはいたが、いっちゃんには使う気にならなかったので、買わなかった。 
いっちゃんには、きっとそれで良かったのだろう。 
誰にでも必ず効果がでる健康食品や健康グッズなど、ありえないと思っている。 
たとえサプリやグッズが奇跡や魔法のように効いたとしても、それは猫さんが元々持っている生命力があってのこと。 
しかし、効果ありという書き込みを読むたびに、もしかしたらいっちゃんにも・・・という気がしてくる。 
いっちゃんの生体エネルギーをブーストしてくれる何かが、あったかもしれない。 
 
世の中には『○○で難病克服』だの、『医者にも見離された**が△△で治った』がいっぱいで、片端から試したくなるが、現実的には無理である。 
個体差による万が一の副作用、病院の薬やサプリどうしのバッティングを考えると、何でもかんでもというわけにはいかない。 
そしてサプリの効果と飲まされるストレスとを量りにかけて、考えに考えて選んだいくつかを試していたつもりだけれど、それが良かったのかどうか分からない。 
私が選んだものは間違っていて、もっといっちゃんに合ったものがあって、ちゃんと選択できていたら今でも元気でいてくれたかもしれない。 
あるいはサプリもグッズも、何もかも使わないほうが良かったのかもしれない。 
 
永遠の謎で答えはどこにもなく、迷路から出られない。 
 
というふうに迷いっぱなしなのは、私だけではないはず。 
そういうぐるぐる人種につけこむ商売もまた、あきらかに存在している。 
サプリやホリスティック関連には、怪しげなものがたくさんある。 
辻褄の合わない意味不明の説明や、うまい話だらけの広告。 
現代西洋医学を必要以上に攻撃していたり。 
しかし怪しげなもののなかにも、理屈は分からなくてもなぜか効果のあるものは実際にある。 
なんでもいいのよ、効けば。大事な家族(猫も人も)が気分良く、穏やかに暮らせればいいの(それこそが敵の目のつけどころ?)。 
 
開発元は誠実なのに、販売店が行き過ぎた広告や過剰な利益の追求などで暴走した結果、商品が怪しげに映ってしまうことがある。 
反対に人のいい販売店が言いくるめられて、いかがわしいものを本気で良い商品と信じて扱っているケースもあるように思う。 
そして切羽詰った精神状態の家族(あるいは本人)は、心のどこかで「これはおかしい」と思っても、「もしかしたら効くかも(効いて欲しい)」という期待や願望が強ければ、ご購入ボタンを押さないで済ますのは難しい。 
ま、とりあえず買ってみて効果が無くても、それが確認できたことで気が済むということはあるけれど。 
次々といろんなものを試される方のストレスは・・・? 
しゃべれる状態の人間なら本人の意見を聞くことができるけど、赤ちゃんや猫の場合は? 
 
結局、買っても買わなくても、迷路は今日も続くのであった。ぐるぐるぐる〜。
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2004/9/3(金)  貧血はだるい
 
だるい。起きると頭がふらふらする。 
らくが元気だからいいけれど。 
たまになる貧血で、食べて寝てればすぐに治るから心配ない。 
でもほんのちょっと血が足りないか薄いかだけなのに、気持ち悪いし、しんどいなあ。 
うんと血が足りなかったいっちゃんは、どんなに辛かったかな・・・。 
 
としどんが来て、らくが食べきれなかったり食べなかったりしたご飯を、ぽーちゃん用に引き取ってくれた。 
ついでに、らくの涎がついたおもちゃも、いろいろ押し付けた。 
今頃ぽーちゃんは知らない猫の臭いに大ハッスルして、さらに凶暴さを増していることだろう。 
うっしっし♪ 
としどん、名誉の負傷が増えたらごめんよ〜。でも名誉だからさあ(思い切りひとごと)。
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2004/9/4(土)  くりくりの至福の午後
 
くりくりと昼寝するらく。 
あら、めずらしい。
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2004/9/5(日)  どっちも一番だけれど
 
PCデスクには、何枚もいっちゃんの写真が飾ってある。 
その中には、やっと1歳になったばかりの頃のが一枚だけあり、10歳前の写真がほとんどない王様のめちゃくちゃ貴重な一枚で、ピントがぼけているけれど私の宝物。 
それは毎日何回も見ているのに、見るたびにどきっとする。 
そのくらい真っ直ぐに、いっちゃんが私を見つめている。 
たった1歳のいっちゃんが、全身で私を信頼している視線が突き刺さる。 
 
普段はどきっとしても瞬時に立ち直るけれど、たまに爆発することがある。 
いっちゃんに会いたい 
いっちゃんに会いたい 
いっちゃんに会いたい 
 
いっちゃんが大事、らくが大事、どっちも一番。 
らくがいなかったら生きていく自信がないほどセタガヤイエヤマネコが大切だけれど、それとはまったく違う次元で、いっちゃんに会いたいなあ。
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2004/9/6(月)  サバイバル能力〜セタガヤイエヤマネコの場合
 
昨夜、5日から6日に日付が変わる直前に地震があった。 
たいして大きくないけれど、ゆらゆらゆらといつまでも気持ち悪く揺れていた。 
らくはぜ〜んぜん気にしないで、台所のカウンター棚におっぴろがって寝そべったままこっちを見ている。 
あんたねえ・・・。 拉致して腕の中に抱きかかえ、倒れるものがまだ少ない畳の部屋に非難。 
らくが大人しく抱かれていたのは、せいぜい1分。あとは我慢の限界らしく、『離して〜離せ〜手をどけろ〜うみょんうみょんみょ〜ん!』とわめいていたが、揺れてるうちは離すわけにはいかないのよ。 
しかし万が一のときは私が背負って逃げるより、らくに任せたほうがいいような気も少しする。 
あとでちゃんと会えればだけど。 
などと考えているうちにやっと揺れが収まって、らくは腕の中から脱兎。どうやら地震に気がつかなかったらしい。 
 
地震に慌てなかったから(気がつかなかったから)、『らくは肝の据わった山猫だ』などと思ってはいけない。 
一昨日の夕方、でっかい雷が『どど〜んんん!!』と鳴った時には 
くりくり「わーわーうわあー!!」 
わたし「らーくーらーくーらーくー!!」 
らく:「・・・・・」 無言。ものすごい勢いの匍匐前進で、闇雲に床を這い回る。は、速い・・・。 
らくや、それでいいのか?万が一のとき、自力で逃げられるのか!? 
怖いよう。万が一は嫌だよう。 
 
夕食にお寿司。らくはホタテとボタンエビしか食べない。 
いつものことです。
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2004/9/7(火)  プチ床上浸水
 
眠れない。5amに布団に入って、6時になっても7時になってもうとうとで、物音が全部聞こえている。 
8時になってくりくりが仕事に出かけたので、布団から空いたベッドに移動。 
らくもベッドに付いて来た・・・と思ったら、やおら大興奮して2DKじゅうを滑空しだした。 
 
速い速い、速すぎて姿がブレて見えるくらいだぞ。すごい、お見事! 
思わず拍手喝さい。ぱちぱちぱち。 
こんなに飛ぶのは久しぶりだね。 
しかもこれだけ滑空しても、破壊活動はたいしてしていない。 
ラックのハンガーを少し落とすだけで、棚の上の物などはちゃんと避けている。大人になったねえ。 
らくのすごさは、よ〜く分かったよ。 
もう小デブとかアンコ型とかいわないよ。らくは俊敏。 
だからもう寝ようよ〜。 
しかしらくさん、興奮は収まらず。台風の影響か、低気圧で爆走族。 
あきらめて、私も起きた。9am。 
 
掃除や洗濯をしてメールの返事を書いているうち、眠くなった。 
風が強いのでベッドの部屋の窓だけ閉めて、滑空疲れのらくと一緒におやすみなさい。noon。 
 
ふと目が覚めた。1pm。 
・・・なんで暴風雨?1時間前に寝たときにはピーカンだったのに・・・。 
洗濯物を取り込んだけど、充分すぎるほど遅かった。ぽたぽた水が滴ってるよ。 
私の髪からも、雨がぽたぽた。パンツまでびしょびしょ。 
そして窓が開けっぱなしだったテレビの部屋は、プチ床上浸水。4階なのに〜。 
汚れたらそこだけはがして洗えるようにタイルカーペットを敷いてあるけど、一番水を吸っているのは、キャットタワーの下の部分。とてもはがせない・・・。 
床が腐ったらどうしよう。せめて謎のキノコが生えるくらいで済んでくれ。 
 
うちは笑い話だけれど、本当に床上浸水した人達はどれほど大変なことだろう。 
避難所の人達も動物達も、みんな無事に帰れますように。 
そしてね、台風のときは屋根や脚立に登らないで。台風のたびにそういう事故があるが、気になるのは分かる。放っておけない気持ちなのも分かる。 
でも屋根より命のが大事だよ〜。 
 
などということがありつつ、寝たり起きたり。 
ニュースでは台風の被害が次々に放送されている。広島では風速60m以上(!) 
とらっち、だいじょぶか〜!!ちゃんと安全なことろに非難しててください。 
 
次々に来る大型台風に、頻発する地震に浅間山の噴火。今年の異常な猛暑。 
ニッポンは、地球は大丈夫なんだろうか。 
何かあったら、らくを守りきれるだろうか。それが怖い。 
 
その我が家の主人公、山猫らくさん。 
前回と変わらず、やかましい風の音にも無反応。平気ですから。 
今日はちょっとだけ軟便ぎみ。昨日のホタテかエビ? 
元気だからオッケとする。
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2004/9/8(水)  手のひらご飯の不思議
 
開けたてなら渋々と少し食べるが、1回冷蔵庫に保存したものは絶対に食べない猫缶。 
そこをひとつなんとかと、手のひらに伸ばして生暖かくしながららくの口元へ。 
・・・あら、食べるじゃないの。けっこうな勢いでぺろぺろしてくれる。 
今までらくに手のひらから食べさせたことは、ほとんどなかった。 
こぼれたりお皿のふちにくっ付いたのを、指ですくって舐めさせるくらい。 
だって放っておいても、自分で食べてくれるから。 
 
いつにないことをしたせいか、力強くザリザリとご飯を舐め取る感触と茶トラの後頭部に、またもやダム決壊。 
ち、私は年を取ったに違いない。 
 
口元にお皿を持っていってもイヤイヤするけど、手からだと食べてくれる猫さんは多い。 
いっちゃんもそうだった。 
「そこまでされちゃーねー。しょーがないな、喰ってやるか」という感じなのかと思っていたけど、まだ1歳のらくがそんな風に気を使うとは思えない。 
手のひらご飯、猫心の琴線に触れる何かがあるのか? 
 
************ 
昨日軟便気味だったうんこちゃん、いつも通りの素敵な逸品に戻った。 
 
写真:お腹が突っかえて、それ以上は無理です。 
 
リードをずるずる引きずりながら、狭いベランダを探検して満足そうならく。 
いじらしくて可愛い。
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2004/9/9(木)  ケー
 
ケー・・・・・・ 
いつもの『帰宅後の猫缶パターン』 
今日はらくの大好きな、アニモンダのクイジンヌムース。 
いつあげても飽きることなく、大喜びで食べてくれる一品。 
あんまり好きなので、ちょっとあげてもたちまち平らげる。 
そして私の顔をじっと見るから・・・カリカリを食べて時間が経ってなかったら、これ以上はちょっと多いかなと思ったけど・・・思ったけど・・・ 
らくの視線に負けて、少しお皿に足した。 
食べ終わったらくは満足そうに窓の前に移動して、網戸に向かってケーを噴射。 
お約束通りに大量のご飯。あああああ〜っ。 
そして何事もなかったかのように山猫ご膳に戻り、一口だけ残っていたクイジンヌをぺろりと食べて、「もっと」と言った。 
昔のローマ貴族かいっ。喰うために吐くな。 
それにしてもクイジンヌ、そんなに好きか。良かったね。とほほでしくしく。 
 
ラクシュミー日記を読んでる人がいたならば、いくらなんでもあまりにも学習しない山猫とばか飼い主だとあきれていることだろう。 
できれば隠しておきたいくらいだけれど、もともとの目的は自分のための記録用なので、書かないわけにはいかないわ。 
公開用と記録用、2種類書くほどマメじゃないし。というか、そもそも公開しなくても・・・という気もしているが。 
 
************* 
水泳の北島選手が、山猫を飼っているという情報をキャサさんからゲット。 
以下もらったメールから、無断でコピペ 
『昨夜のニュースで、チラと見たけど、水泳の北島選手んとこに、ヤマネコいるよ。 
名前は「アテネ」ちゃん。まだ子猫っぽい。帰国して、もう覚えててくれなかった云々・・って話だったけど、抱いて、チューして、一生懸命話しかけて、無心に遊んでるの、彼。 
去年のらくさんみたいだったよ。細身のやまねこ柄で。「おお、猫が好きか〜!ええぞ」って嬉しかった。』 
 
おおお、これは調べねば! 
うちのはセタガヤイエヤマネコという『なんちゃってヤマネコ』だけれど、オリンピック金メダリストはどんなヤマネコを? 
 
公式ページを2秒で発見。期待にわくわくしながらプロフィールをクリック。 
開いたページには、大会の公式記録がずらずらずらと・・・ 
あれ?《アテネちゃんの紹介です》コーナーは? 
しつこく家捜ししても見つからなかった。がっかり。 
くりくりにぶつぶつ文句を言ってたら、「一般人の趣味のページじゃないんだからさあ。そりゃプロフィールには記録が載ってるだろう」って大人の顔して言われて、よけいにがっかり。 
そ、そうなん?
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2004/9/10(金)  Eriさんからの贈り物
 
宝ちゃん@Eriさんからフードをいただいた。 
『CAT DATE』、『ピュアJ』、『Fresh Cat』の3種類だが、製造元によると全部同じ品らしい。 
Fresh Catだけちょっと粒の形状が違うが、食べるとどれも同じ味。ちょっと油っぽい『おっとっと(スナック菓子)』みたいで美味しい。 
美味しいけど、紛らわしいなあ。同じものが違う会社から違う製品名で発売されることはよくあるらしいが、なんとかならんか。 
輸入物のフードでも、見た目も匂いも味もそっくりというのがある・・・ような気がする。 
もしかして・・・?それでなくても疑問が尽きないフードに、また新たな疑惑が。 
どこの工場で製造したかまで記載して〜。って無理ですか? 
消費者の知る権利って、ペットフードの場合、どこまでなんだろう。 
 
写真はEriさんから送っていただいたお楽しみセット。 
未開封のフード3種類に、宝ちゃん御用達のふりかけに、おもちゃに、可愛い宝ちゃんのカード!ありがとうございます。 
 
*********** 
夜、水を飲んでいたらくが、「ひ〜くっひ〜くっけっけっけほっけほっ」とむせた。 
しゃっくりと咳ともつかないようなのがちょっと続き、苦しそうで冷や汗が出た。 
水が変なところに入っただけと思う。治まったら、たちまち滑空していたので安心したが、去年の今頃にも1回あって、血の気が引くほど焦った。 
いっちゃんは水にむせたことなんてなく、「ひ〜・・・ひ〜っく」となったのは、お引越しの時だけだったから。 
 
それにしても猫って、水にむせたりするもんなの? 
いっちゃんがなかっただけで、わりと普通にあること? 
耳の後ろを掻いてて、後ろ足が耳の穴にずぼっとささって抜けなくなったりする山猫だから、やっぱり特別にお間抜け?
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2004/9/11(土)  もう食うな
 
らく、夜になって食欲爆発。猫缶はぐはぐ、カリカリをぼりぼり。 
好きな猫缶だと一気食いすることはあるが、ドライはちょっと食べては放っておいて、しばらくしたらまた食べてと、普段はだらだらちょびちょび喰いなのに、今日はいつまでもお皿に顔を突っ込んでいる。 
まだ食べているまだ食べていると、はらはらしながら見ていたが、とうとうお茶碗を取り上げた。 
もうだめ、これ以上はケーの元。かりかりは胃の中で膨れるんだよ。 
 
目の前から急にご飯が消えても、らくは水の器しか乗っていない山猫ご膳を見つめたまま、たっぷり3分は座っていた。 
今までは食べてる最中にお茶碗が消えても、グレードアップしてすぐに戻ってきたものね。 
らくのまるまっちい背中に哀愁が漂っている・・・ように見える。 
抗議がないのも、よけいに哀しい。 
ううう、だってケーするよりいいよね。ご飯を取り上げたのはギャクタイじゃないよね? 
らくや、ケーは消化器官に良くないんだよお。 
 
3時間後、そろそろ良かろうご飯を出すかと台所に立ったら、らくがカウンター棚の上に瞬間移動していた。 
いつもそこで猫缶やカリカリをお茶碗に入れるので、ご飯の気配を察すると、らくは山猫ご膳の前ではなく棚の上でスタンバっている。 
まあいつものことだけれど、今日はテレポテーションしてきた。 
そんな能力を開発するほど腹が減ってるわけないだろー。 
・・・食欲の秋か。 
2年前には、食べ過ぎるからとご飯を取り上げることなんて、考えられなかった。 
 
猫ショップから秋のカタログが届いた。新作のベッドがいっぱい。 
どれも寝心地が良さそうで、あれもこれも買いたくなる。 
使わないと決め付けて、いっちゃんには何も買ってやらなかったな。今思うと不思議。どうして買わなかったんだろう・・・などと思いながらカタログを眺めていたら、山猫が私にぶつかりながら通っていった。 
はいはい、『なんでも買ってもらえるボク』だもんね。 
使えば何でも買うよ。でもらくや、新しい猫ベッドはあんまり興味ないでしょう。だからそうそうは購入しないよ。 
という理性とは裏腹に、らくは使わないだろうと分かっていても、欲しい気持ちがある。 
らくに買いたいのじゃなくて、いっちゃんに買ってやりたいのだと思う。 
このカタログの中にいっちゃんの快適があるかもしれなくて、それを買いたい。 
いまさらお金の無駄にしかならないのだけれど。 
 
いっちゃんには何もしてやれなかった埋め合わせに、らくにあれこれ、もしかしたら必要以上に気を使う。 
でもやればやるほど、らくはいっちゃんじゃない、どうしたって埋め合わせになんかならないと思い知らされる。 
この世でもう一度、いっちゃんのお世話ができることはもうない。やり直せない。 
 
それでも『もしかしたら』という気持ちが捨てきれなくて、里親募集のページを毎日見てしまう。 
神社廻りはもうしないけれど、いっちゃんがどこかで私を待っているかもしれないという期待にしがみつく。 
いっちゃんは茶トラ白でどろぼう柄で長いカギしっぽの、よくいるタイプだと思っていたけれど、ちょっと似ている猫はいても、私から見たら本当に似ている猫なんて今まで見たことがない。 
よしんば外見がそっくりな猫がいたとしても、中身がいっちゃんであるはずはない。 
別の魂を持った別の命、別の猫。 
いっちゃんもらくも、唯一無二。 
でももしかして・・・ 
本当にそっくりな子を見つけちゃったらどうしよう。 
いっちゃんの承認印を斑点としてペタペタ押された、大事な大事な王様からの贈り物、大事な大事な山猫らくは、他の猫との同居には向いていないような気がする。 
そっくりを見つけたいのか、見つけたくないのか。 
分からないまま、今日も里親募集サイトをぽちっとな。
  
 

2004/9/12(日)  ノンちゃん
 
テトさんちのノンちゃん、23歳の女の子。タラちゃん、22歳の男の子。 
両にゃんともに慢性腎不全だけれど、テトさんの細やかなケアで穏やかな日常を暮らしている。 
そのノンちゃんがここ2〜3日、体調が優れないようなのが心配で、今朝も起きてすぐテトさんの掲示板を覗く。 
一番上に、テトさんの書き込み。『旅立ちました』のタイトル。 
そして「今日9月12日朝10時過ぎ・・・  ノンちゃん、大往生です^^ 褒めてあげたい。よくがんばった!!」と。 
 
ノンちゃん、本当によくがんばった。 
慢性腎不全で緊急入院してから2年2ヶ月、その間に何回か危機はあったが、いつもテトさんの愛情に支えられて頑張って乗り切り、何度も奇跡を起こして、先月は23歳のお誕生日をお祝いした。とても嬉しかった。 
テトさんとノンちゃんは、いつでも私のお手本で憧れだった。 
そして今回、体調を崩してから4日。穏やかな旅立ち・・・。 
憧れは理想になった。 
うんと長生きしてもらって、静かに穏やかな旅立ちを見送って。 
これ以上はないように思う。ああ、ノンちゃんは最高です。 
 
ノンちゃんを知り、テトさんの掲示板にお邪魔させてもらってから、いろいろなことが広がったよ。 
ぎゃおすを開設して、たくさんの方達とご縁ができて、宝物がいっぱい増えた。 
私にとっては、すべてノンちゃんとテトさんの掲示板から始まったこと。 
ノンちゃん、ありがとう。 
いつか私がそちらに行ったときには、抱っこさせてくれるかな・・・。
  
 

2004/9/13(月)  発芽玄米の朝
 
夜中の3時に、山猫ご膳にカリカリを入れて寝た。 
うとうとしていたが、らくが台所でガサガサしている音で目が覚めた。まだ1時間しか経っていない、朝の4時じゃんと無視していたが、がさがさが気にかかる。 
4:30amになって、くりくりの目覚ましが鳴った。今日は特別に早いのね。いってらっさ〜い。 
再び眠る間もなく、5amに雨の音。洗濯物を取り込んで、今度こそ眠ろうと決意を固めたが、台所のがさがさがバリバリバリという音に進化したので、たまらず様子を見に行く。 
・・・らくや。あんたが袋を食い破って床にぶちまけてるのは、発芽玄米だよっ! 
山猫ご膳に目をやれば、見事に空っぽ。さっき補給してから2時間半しか経っていないよ。食っちゃったうえに腹が減ってるの〜? 
怒るより、驚いて笑ってしまったじゃないか。 
小でぶなのに食いすぎだが、私が寝られないのでちょびっとだけカリカリを足してベッドに戻るも、この時点で6am。あと1時間で起きなきゃと思ったら、眠れるもんじゃありません。 
結局そのまま労働に行った。らくや、そのへんどう思う? 
 
11pm帰宅。らくは絶好調で遊べ攻撃。 
はいはいはい・・・と言ってる間に意識が遠のいた。 
ゾンビ状態で山猫ご膳に物資の補給をするのが精一杯。気絶寝、ごめん。 
 
写真:証拠物件を突きつけられて、しらばっくれる被疑猫→歯形の一致から追い詰められて逆切れ、証拠隠滅を謀るの図。
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2004/9/14(火)  生米で主張
 
起きたら今朝も台所の床に発芽玄米が散乱していた。念入りに箱の底に隠したのに、きちんとそれだけ引っ張りだしたのね。らくや、賢いね。 
カリカリが入っているフードストッカーも冷蔵庫も、肉球お手手で開けるのはキビシイよね。分かるよ。 
猫缶を開けるには、関節の作りに無理がある?そうでしょうとも。 
お菓子のバスケットにも散々ちょっかいを出した形跡があるけれど、お気に召すものは入ってなかったのね。ビスケットやミックスナッツは口に合わないと。なるほど。 
 
で、なぜ生発芽玄米なの?そんなに好きなら毎日3食それにしてあげてもよろしくてよ。 
つうか、生米食ったんかい?遊んだだけだろ〜、そんなに腹減ってるわけないだろ〜。 
カリカリ、お茶碗にいっぱい残っているじゃないか〜! 
しかしまあ一晩寝かせたフードだしと、違うのに替えてやったら、えらい勢いでカリポリやっている。 
『このご飯はもう飽きた。今後は一切食べないから』という主張だったのか・・・ 
なんとなく理解しました。 
でもあの、まだ袋に半分以上残ってますけど。一昨日までは好きだったように思いますけど。 
あのあのあの・・・あああああっ。 
 
写真:秋の気配で猫ベッド復活らしい。季節感あります。
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2004/9/15(水)  猫缶のコーティング
 
猫缶のコーティングについて。 
以下、『ペットフードが危ない!(著:ペットの食事を考える会  発行:広文社)』より無断引用  
 
《中身を全部使ってしまったあと、缶の内側を水洗いしてみましょう。材質はスチールでもアルミでも関係なく、缶の外側と内側では色の違いがはっきりとあります。 
これは保存中に缶そのものの成分がとけて、中身のフードに混入しないようにしっかりとコーティングしてある証拠です。 
〜途中略&要点をまとめると〜 
コーティング技術がよくないと、むらがあったり傷があったりして、亜鉛が容易に溶け出してしまいます。これでは亜鉛中毒になってしまいます》 
以上、引用終わり。 
 
亜鉛は重要な栄養素だけれど、人の場合は2g以上摂ると急性中毒を起こすそう。実際に缶詰から溶け出した亜鉛で中毒になった例があるそうだ(昔の話と推測するが)。 
足りないのも過剰摂取も危険なのは、どんな栄養素にもいえることだと思うけれど、猫の場合の亜鉛はどうなの。 
猫缶から溶け出した亜鉛で中毒になることが本当にあるの? 
真偽は分からないけれど、らくの主食は総合栄養食なので、亜鉛を足す必要はない。 
必要がないなら、摂らないほうがいいと思う。 
 
というわけで・・・ 
この本を読んでからしばらくは、缶を開ける度にギンギンになってコーティングを見張っていたが、どの猫缶を開けてもしっかりきれいにコーティングしてあって、穴を見つけたことはない。 
最近のペットフードはしっかりしてきてるのかもね〜なんて油断して、見張りもしなくなって久しいが、数日前に続けて2缶、穴どころかコーティングなしの猫缶にぶちあたった。 
 
コーティングの色が缶の色とぴったり一致しているだけか? 
ためすがめつ眺めては撫でたり引っかいたりしたが、素人目にはコーティングされていないように見える。 
まじ? 
猫缶は 
@ ア○モンダのカー○ーアダルト・牛肉と鶏肉と鴨 
A ヤ○ーのキャットデ○ナーセレクト200g・サーモン 
の2つ。 
伏字は嫌いだが、検索にかかってもしやイジワルされたら怖いので、らくを守るためには仕方がない(大げさだけど〜)  
 
他のア○モンダ缶はどうだったろう。レ○ル・フィッ○ュマールツァ○トを開けたら、しっかりはっきりコーティングされていた。 
ヤ○ーは?缶はいっちゃんのとき以来だが、その頃はコーティングを気にしたことがなくて、どうだったかは当然ながら覚えていない。 
 
これって、亜鉛が危険だったりとかするのでしょうか・・・? 
誰か教えて〜! 
 
************ 
歯医者に定期健診に行った。 
昔の私は何もされてないうちから「あっ、痛いです痛いです〜!」と大騒ぎをするような迷惑な患者で、予約の電話で名前を言っただけで笑われるという有名患者でもあった。 
先生もよく付き合ってくれたものだと思う。 
お世話になった歯医者にずっと通っているが、ここ何年も虫歯はなくて検診だけ。 
それでも怖かったが、今日の私は違うのよ。ほほほ〜。 
いっちゃんが頑張ったことに比べたら、私の歯医者なんてなんでもないさ。 
どういう理由で何をするのか説明があって、自分で理解しているだけでもずっと楽だもん。 
歯医者が怖いなんて、ちゃんちゃらおかしいよね〜。 
は、ははは・・・歯・・・歯・・・ 
いっちゃんのしっぽの骨が入ったカプセルを握り締めて、騒ぎを起こすことは避けられたが、終わって立ち上がったら椅子と接触していた背中側がしっとり濡れていた。 
Tシャツはまだいいが、パンツは湿ると色が変わりやすいものだったので・・・ 
違うんだ〜、ちびったんじゃないってばっ!冷や汗です。 
虚勢を張って「平気!」と思っても、やっぱり怖かったらしい。とほほ。 
いっちゃん、ごめんよお〜。 
 
ところで虫歯はないが、10年くらい前に下の奥歯を抜いたまま放っておいたせいで、上の歯が落ちてきているらしい。 
このままどんどん落ち続けると、いろいろ問題が出てくるそうで。 
対策としては、部分入れ歯かインプラント。インプラントは保険が利かないし、手術といった処置が必要とのこと。 
保険が利かないのも手術も嫌なので、部分入れ歯しか選択肢はない。 
下の歯を抜いたときにも作ったのだけど、気持ち悪いから付けないでいるうちに合わなくなったので捨ててしまった。 
今度はそうも言ってられない。これ以上歯が落ちてきたら、部分入れ歯にするにも落ちすぎた上の歯を削ってからじゃないと入れられなくなるそうで、残っている歯を大事にするなら、慣れるしかない。 
 
しかしなあ・・・。『入れ歯』という発音に凹んだ、爽やかな初秋の一日だった。 
そして一方、らくさんは。元気に食って寝て滑空の一日を満喫。ありがたや〜。
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2004/9/16(木)  さん付けの是非
 
いっちゃんの呼び名 
くりくりの場合:ひたすら『いちごさん』、まれに強気で『いち』。 
私の場合:『いっちゃん』、たまに『いち』。 
 
らくの呼び名 
くりくりの場合:『らく』、たまに『らくにゃ』 
私の場合:『らく』、たまに『らくにゃ』、もっとたまに『らくちゃん』、『らくさん』。 
 
このことについて、くりくりから異議申し立てがあった。 
いっちゃんは偉いから“さん付け”が相応しいが、らくに“さん”はいらないと思う。 
オレがさん付けで呼ぶ猫はいちごさんだけだ。 
と力説。 
 
らくがうちに来てくれた感謝はあるけど、敬ってさんを付けてるわけじゃないって。 
ただのシャレ、冗談よお。 
でもくりくりは納得しない。そ、そんなに真剣になることですか? 
王様のご寵愛にあぶれっぱなしで、「どうせオレはママ父だよ。どうせオレとは寝てくれないんだ」と嘆いてばかりいたのにね。 
王様とくりくりの関係を考えると不思議だけれど、気持ちが嬉しい。 
 
************ 
らくがめずらしくトイレを失敗。うんこちゃんの最後の一粒だけ軟便気味で、畳の上に落ちていた。 
いつもは事後にダダダをするのに、今日は大人しかったのは「ボクじゃないもん」作戦か?しらばっくれる知恵はどんどんつくね。賢いね。 
 
写真:らくの手はいっつも広がっている。ばぁ〜。
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2004/9/17(金)  みみ母さんから温泉セット/ケー(!)
 
昨夜、日記を書いてパソコンの電源を落とし、らくに寝る前の猫缶をちょびっと食べさせた。 
そのちょびっとの猫缶が呼び水になったのか、カリカリのお皿にまで顔を突っ込んでぽりぽりやりはじめたので、あ、あああ、そりゃ食いすぎダメダメ取り上げよ・・・・・遅かった・・・・・。 
らくや、展開がワンパターンだよ。 
自分のばか飼い主ぶりに落ち込みながら、窓のレールにはさまったケーを掃除していると、らくが手元にじゃれついて「遊べ〜」の催促。あんたねえ。 
しかしなんだかんだ言っても、食っちゃケーは私の責任。 
もう本気で決心した。もうやめましょう。せめて月一回くらいにしましょう。 
食べすぎは断固として避ける方向で、厳しく見張りますからそのつもりで。 
 
******************* 
私は昔から麻酔が効きにくい体質らしく、今日も歯医者で通常の3倍という量をうたれて顔が膨らんだようになりながら帰宅。 
郵便受けを開けると、らく宛に小包が。みみ母さんからだった。 
『らくの涎つきしょぼいおもちゃ』を引き取らせたうえに、まんまと猫のおつまみ&入浴剤の温泉セットをゲット。 
口ではすまないねえと言いつつも、不気味に顔半分のにまにま笑いで(麻酔のせい)、喜んだのだった。 
おほほ、ぎゃおす王国の悪徳ぶりはヤミキン並み。怖いねえ。 
 
****************** 
半日置きっ放しにしても一粒も食べないカリカリに、Eriさんからいただいたふりかけをかけてやって外出。帰ってきてチェックしたら、12g食べてあった。 
らくや、やればできるじゃないか。 
以前に鰹節をあげたときには無関心だったけど、猫用ふりかけはイケるのね。 
よしよし。こちらの作戦がひとつ増えた。
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2004/9/18(土)  祭りの日の巨大山猫
 
隣の神社でお祭り。らくとベランダからお神輿を眺めていたが、わっしょいわっしょい近づいてくるにつれ、落ち着きがなくなる山猫。 
ベランダの下100mくらいまで来たときに、とうとう部屋の中に飛び込んだ。 
お祭りデビューは遠そうだ。 
 
神社で『いい部屋が見つかりますように』とお願いして、屋台をひやかしてきた。 
テキヤのお姉さん、なぜかヨークシャーテリヤを連れている人が多い。 
撫で撫でさせてもらったら、頭が小さくて手足も細くて、体重は2kgしかないそうだ。 
ロングヘアーダックスを連れている人もいて、頭はらくより大きいが、身体は変わらない感じ。 
帰宅したら、らくが半目になったまま人ベッドからふらふら降りてきて、私の足元で行き倒れてそのまま大また開きで寝ている。 
そんなに眠いなら、起きてこなくてもいいんだよ。 
それにしてもむっちりした腹だなあ。可愛いヤツめ。 
そのうち起きあがって歩いている姿を見たら・・・らくや、もしかしてダックスちゃんより大きい? 
セタガヤイエヤマネコが巨大に見えるお祭りの午後。 
 
目の錯覚にしてはどうしてもデカく見えるので、体重測定。 
何回量って何回計算機で引き算しても、5.65kgになる。 
抱っこして量って引き算するので誤差はあると思うが、8月29日に通院したときには5.4kgだったので、250gも増えている。誤差の範囲内とするのは無理があるよなあ。 
食欲の秋は、しっかり数字に跳ね返ってるらしい。 
元気で可愛いからいいけど、ちょっととほほ。 
愛しのリクオ兄とおしりちゃんとタムちゃんとぶち君とまけぼの嬢とあいちゃんになぐさめてもらおう。
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2004/9/19(日)  カロリーの摂り過ぎは
 
夜ご飯を食べながら見ていたNHKによると、カロリーの摂り過ぎは老化を早めるそうだ。 
以下、咀嚼しながら適当に聞いていたので、間違っているかもしれない番組の内容。全てヒトの場合。 
 
カロリー制限をすると、少ないブドウ糖を身体が最大限に使うので、活性酸素の発生が少ない→老化が遅くなる。 
サルの実験で証明されたが、本当にカロリー制限をしたサルのほうが最後まで健康なまま長寿を全うするのかは、あと最低でも10年は経たないと結果が出ない。 
そしてどのくらいにカロリーを制限をすれば一番いいのかもまだ分からない&人によって違う。 
少なすぎると骨粗しょう症になったり、免疫系が弱くなって病気に感染しやすくなったりする。 
それにカロリーを減らしても栄養素は充分に摂らなくてはいけないし、成長期の子供には制限はよくない。 
基礎代謝量は人によって違うから摂るべき最適なカロリーも人それぞれだが、極端に太ったり痩せたりしていた場合を除いて、身体ができあがった20代の体重を維持するのが望ましい。増えても5kgまでが限度(とする医者が登場していた)。 
 
というような内容だったと思う。 
猫は?猫はどうなの〜? 
獣医さんが、去勢したときの体重を保つようにというのは、それなのか? 
小さいうちに手術したなら話は違うだろうが、いっちゃんやらくのようにある程度身体が出来上がってからしたなら、そうなのか? 
う〜む・・・。らくや、どう思う? 
 
写真:元気で長生きには、食事と運動が大切だとNHKが言ってたぞ。がんばれ〜。
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2004/9/20(月)  ノーチラスvs山猫
 
もしもお金持ちだったら、買いたいと思っているスピーカーがある。 
B&Wのオリジナル・ノーチラス。税抜き1組500万円なり。受注生産なので値引きはなし。 
財力がついていかない妄想だけのオーディオマニア(あるいは配線マニア)なので、『極上の音』の実体験は乏しいが、ノーチラスは特別なの。フォルムも目の快楽。 
あああ、心ゆくまで姿を眺めながら音にずぼずぼに浸りたい。 
稼動させるにはパワーアンプが4台いるし、性能を引き出すにはケーブルだけでたぶん何(十)万もかかる。だいたい賃貸の6畳間に置くシロモノじゃない。 
というわけで、いつか今度ね。来世でのお楽しみ。 
 
しかしもし間違って、今生でお金持ちになってしまったら。 
なるわきゃないが、どうしよう。 
ステキなノーチラスにも欠点があって、どこもかしこも曲線で構成されているので、だからこその優美なのだが、らくが登れないのがいけません。 
滑空中に勢いで飛びついて、足を滑らせて落ちたら困る。触角(?)に引っかかったらとっても危ない。 
今のスピーカーもそんなに悪くはないが、デザインはつまらん四角形。 
だけど、らくが物見台として活用してるからまあいいの。 
 
スピーカーネットで爪を研いだりされるたびに、ひやひやする生活はイヤ。 
猫キックで傷が付いたと騒ぎたくなんかない。山猫立ち入り禁止の部屋を作るのはもっと嫌。 
だってどんなに素敵でも、しょせんはモノだもの。 
しかし芸術品とも呼べるようなノーチラスを粗末に扱うのは心が痛むわけで・・・。 
だからやっぱ買わないなあ(心配しなくても買えません)。 
 
写真:オリジナル・ノーチラス。身長121cm。 
猫との共存が難しい快楽。
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2004/9/21(火)  階段の上のライオン犬
 
うちの近所の犬。長い毛が首輪で押されて顔の回りを縁取り、ライオンのたてがみの様に見える。たぶん雑種の、でかめの中型犬。いつも玄関の前につながれている。 
この犬が私のことを『怪しいヤツ』と決め付けて、前の道を歩くたびに「うわわわわわん!わんわんわん!」と大声で吠えたてる。 
最初の頃はなんとか懐柔しようと、猫撫で声で話しかけたりしたが、犬はいよいよ張り切って、『曲者じゃ!であえ〜であえ〜!!』と、全力で番犬の職務を遂行するばかり。 
お友達とはいかないまでも、知り合いになって頭くらいは撫でさせてくれるかもという期待は裏切られ、それどころか目を合わす事さえできずに、足早に前を通り過ぎるしかない。 
犬の存在をつい忘れ、ぼ〜っと歩いているときなどに、いきなり吠えられるとびっくりして飛び上がる。 
 
以前はその家は道路から奥に向かって細長い建物で、手前にオーナー住居、奥にアパートがくっ付いていた。 
オーナー住居の玄関は2階にあり、犬はライオンのようなたてがみをピンとさせ、屋根も壁もない階段の天辺から一日中道路を見下ろしていたのだった。 
雪や雨が降ると家の中に入れてもらうらしく姿が見えなかったが、それ以外は夏も冬もひたすら階段の上を守っていた。 
 
2ヶ月ほど前に、某私鉄会社の線路拡張工事のからみでその家は建て直されて、道路に沿って横長の、建物の1階が住居&車庫、2階以上がアパートになった。 
それ以来ふと気が付けば、前を通っても犬が吠えない。 
今は1階の車庫の奥につながれているので、回りを囲まれているうえに車が止まっていると道路がほとんど見えないからか。 
気になってつい先日、車がないときに車庫を覗き込んだ。 
一番奥の薄暗い隅っこに寝そべっている犬と目が合った・・・のに、吠えない。 
 
ふさふさだったたてがみは小さくなり、身体全体に艶がなくてボサボサ。そのせいか、痩せて小さくなったように見える。私と目が合っても興味がなさそうで、表情がない。 
どうしちゃったの。あんたの敵が覗き込んでるよ。あんなに折り合いが悪かった相手だよ。 
近づいて話しかけても犬の無表情に変化はなく、ゆっくり前足の上に顎を乗せて目を閉じてしまった。 
 
急に環境が変わったせいで元気がなくなったのか、それとも病気かと気を揉んだが、私たちが越してきた12年前に犬はすでに階段の上で大威張りだったので、少なくても13歳近くにはなっているはず。 
もしかしたら14歳か15歳か、それ以上かもしれない。・・・老衰なのかもしれない。 
飼い主さんは可愛がっているようなので、様子がおかしければ獣医に連れて行くと思う。 
私には突然に老け込んだように見えるけれど、少しずつ少しずつ、変わっていたのかもしれない。 
 
今は引退生活でのんびりか。それもいいよね。 
でももう1回、「うわわわわわん!」とやられたい。びっくりして飛び上がるくらいの勢いで。 
私は怪しいヤツだから、大声で吠えて家族に知らせなくちゃ。 
 
犬や、今度あんたの名前を、飼い主さんに聞こうと思う。 
 
注)写真は日記の内容とは関係ないことをお断りさせていただきます。
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2004/9/22(水)  ラクシュミーの本格派でぶへの道・修行日記
 
アマゾンから本が届いた。 
1冊で税抜き6500円なり。 
高いなあ、元は取らねばと目を三角にして寝転がって読んでいたら、らくが本の上に乗っかってどいてくれない。 
読めない。 
 
「明日は休みなのでビデオを観よう」とくりくりが言うので、私はぎゃおすの突貫工事中だったから「え〜、今日?」と思ったが、同居人くりくりが張り切っている様子なので同意した。 
観ていると、らくがちゃぶ台の上にすっくと正座して、どいてくれない。 
画面が見えない。 
 
らくや、触られたり抱っこされたりは嫌いだけど、注目は集めたいのね。 
なんでそんなとこばっかり、いっちゃんに似るかな。 
 
*************** 
らくさん、今日はいつもに増して食いまくり。 
カリカリちょびっと→たちまち完食。 
猫缶少し→瞬時に完食。 
いつもは寄っちゃって食べにくくなったご飯は放置するのに、今日は洗ったみたいにお皿がピカピカ。 
やればできる子なんです。 
 
しかしいくら少しずつとはいえ、今日は6食くらい食ってるぞ。 
それはそれでどうなのよ。 
成猫は1日2食でいいらしいが、それだとらくは一気に貪り食って、逆噴射は免れない。 
それとね、あなたね、私が台所に立つたびに瞬間移動で真後ろに張り付き、ご飯が出てこないと分かると、そんなに悲しそうな顔をするのはやめてください。 
そこまで腹が減っているわけはないでしょう? 
これ以上は、いくらなんでも食いすぎです。 
 
あんまりいくらでも食べるうえに、いつもお腹がすいている様子なので、とうとうどっか悪いんじゃないかと心配になってきた。 
食いボケか?早すぎる。 
同時に、『放っておくといくらでも食いますからね、でぶってやつは』という、なるさん@露地猫の言葉が頭をよぎった。 
おそらくはこっちが正解か。 
らくや、でぶへのパスポートをゲットしたのかい・・・。 
小粒じゃ物足りないとでも? 
ならば、でぶを目指す山猫として、半端なことはやめようよ。 
そこまで食いたいなら、そこまで好き嫌いするな。 
 
写真:食ったら運動!
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2004/9/23(木)  修行に励む残暑の秋
 
らくは今日も引き続き、食いまくっている。 
体重測定→5.7kg・・・。 
前回5.7kgだと騒いだときは引き算が間違っていたらしく、病院で量ったら5.4kgだった。 
今度は慎重に、3回量って3回計算機で引き算。 
 
・・・やっぱ5.7kgだ。 
5日前より50g増。 
ま、たった50gだしね。 
おしっこ1回分だよ。 
 
気にしない気にしない。 
まだまだ大丈夫でしょう。 
おおらかに育っているということで。 
 
あ、そうか。分かった。 
うちの体重計、本当より多めの数字が出るんだよ。 
きっとそうだ。 
 
らくはまだ、でぶじゃない。
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2004/9/24(金)  頑固を貫くには
 
らくの食欲の秋キャンペーンは続行中。「なんか食わせろ」とまとわりつくので、今まであげたことのない猫缶を開けてやったら、ちらりと匂いをかいで「おえっ」って顔して去っていった。 
礼儀をわきまえない山猫だ。 
嘘でももうちょっと丹念にくんくんしてから、「あの。ちょっとこれ食べれないんですけど・・・」くらいの態度をみせてほしい。 
 
そういう気遣いをしないからこそ猫なのか。いっちゃんも興味のないご飯には冷淡だった。 
『一瞥もくれない』ってやつ。食べようか食べないか考えるなんてことはしないで、「却下します」と瞬時に決めたら、近寄りもしない。きっぱりと未練はなし。 
 
その「却下します」をらくにもされたので、もう1個、初挑戦の猫缶をぱっかん。 
あっさり歩み去る、らく。 
くそう。もう1個ぱっかん。「却下」と歩み去るらく。 
 
くそう。・・・あ。山猫も私と同じく業を煮やしたらしい。 
3個目から歩み去った後、ストックの猫缶置き場に突っ込んでいって、丹念にふんふんとにおいを嗅ぎだした。 
分かるの?開けてなくても中身が分かるの? 
しばらく猫缶の山を調査していたが、ごそごそと後ずさりしながら出てきて、私の顔を見て「うびょ〜んんんっ!」と鳴いた。 
・・・分からなかったんだね。 
 
らくが好きなのを開けてやったら、まるで何日も食べていなかった野良さんのような勢いでお皿に突入。 
この頑固さはあっぱれと思うが、どうしたものか。 
拒否されたご飯は丸一日置いておいても、絶対に口をつけようとしない。好き嫌いはいっちゃん以上。 
こんなに若いうちからこれでは、食事療法が必要になったときに困ったことになりそうだ。 
 
らくや、その頑固一徹は仕方がないものなの?なら病気になるな。 
人見知りが激しいから入院はできません、どんなにお腹がすいても気に入らないご飯は食べませんを貫きたいなら、いつも健康でいるほかないんだよ。 
分かった?頼むよ〜。
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2004/9/25(土)  秋に詠める一句
 
お皿が空っぽ  
腹へった  
家来やご飯はまだですか 
  ・・・byラクシュミー 
 
食い終わり  
皿の前から立ち去れず  
未練がましいヤマネコかな 
  ・・・by家来その1 
 
字数めちゃくちゃ。枕詞もない。破滅型の俳人を目指そう。
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2004/9/26(日)  猫草でケー?
 
いっぺんに食べ過ぎていないはずなのに、らくがケー。 
なんだよ〜、どうしたんだよ〜。 
案の定、吐いたものは少しだけ。 
目をギンギンにしながら内容物をチェックしたら、猫草がいっぱい入ってた。 
これか?これなのか? 
ちょっと安心したのもつかの間、ケーし終わってすぐに、また猫草をはぐはぐやっている。 
胸焼け?胃もたれ?膨満感? 
ま、そういう日もあるよね。大丈夫だよね。元気そうだし・・・ 
 
じゃなくて、元気だ。 
ケーのあと1時間くらいは大人しかったが、そのうち絶好調になり滑空開始。 
セタガヤイエトビネコだ。 
こちらもネコジャラシで応戦、さらにあおってみる。 
しっかりアバレなさい。じゃないと、でぶ専クラブ勤務は目前よあなた。 
 
写真:くりくりに撮らせたらヘタクソで、らくの足がはみ出てる。 
わしの顔なんかどうでもいいのよ。猫を全身入れろって。
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2004/9/27(月)  納得するまで遊びましょう
 
明け方に床マットを使って、モグラごっこ。 
マットの下でうにょうにょうと手やネコジャラシを動かすと、らく大興奮でいくらでも遊ぶ。 
それからダンボールマンションでも大興奮で遊ぶ。 
夢中で飛びついてくるらくを見るたび、いつも疑問に思う。 
いっちゃんともこんなに遊んだっけ? 
遊んだはずだ。 
いっちゃんは小さいネズミさんでも怖くておもちゃは嫌いだったけど、私やくりくりの手には夢中でじゃれた。 
だから遊んだはずだけど、らくほどかまってやらなかったような気がする。 
いっちゃんとまだまだ遊び足りなくて、そう感じるだけかな。 
未練だね。 
 
朝起きたら、棚にきっちり嵌め込んでしまっておいたはずのダンボール箱が床に転がっていた。 
中身は未開封の猫ドライ。やられた。 
3袋食い破ってあり、中身が散乱している。 
らくや、あんたはダイエット中なんだよ。食い放題でどうする。 
しかも一番盛大に食い破った袋の中身は、山猫ご膳に出ているご飯と同じもの。 
ご膳のは残してるじゃん。 
食い破りごっこで遊んだだけか?ごはんはおもちゃじゃないんだよ。 
 
コーティングしていないように見える猫缶をまた発見。 
ア○モンダのブ○ッコニス。亜鉛中毒、ほんとのところはどうなのよ〜。 
 
写真:私も遊ばせてもらいました。寝起きを襲った。
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2004/9/28(火)  タイミングがズレた日
 
帰宅して、らくにご飯あげて、気絶寝。 
1時間で復活。 
起きたら寒かったので、お風呂のお湯を溜めようと決意。 
深夜に大騒ぎで浴槽の掃除。 
らくがすかさず邪魔に来るのはお約束どおり。 
ちょっと待ってて。 
お湯を溜めたら、らくもフタに乗って一緒にお風呂を楽しもう。 
暑い季節はずっとシャワーだけだったから、お湯に浸かるのは久しぶり。 
らくの風呂蓋も久しぶりだね。 
 
お湯がいっぱいになり、さていよいよ。 
らくにゃ〜ん♪  ・・・来やがらない。 
掃除の邪魔をはりきりすぎて疲れたのか、猫ベッドで熟睡中。 
起こすのもなんなので、一人で入浴。ちぇ。 
 
お風呂から出て雑用をして、さあ寝るかと思ったら、らくさん起床。 
絶好調に滑空しながら、遊べと矢の催促。 
ひええ、もう寝ようよ〜。 
なんか今日は、らくとタイミングがズレるなあ。 
 
写真:らくの絶好調にネコジャラシで立ち向かう気力と体力がなく、ベランダの散歩でごまかした。
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2004/9/29(水)  魅惑の水流
 
昨夜は急いでいたので省略した、風呂がまの湯沸し穴の消毒&掃除を決行。 
らくは風呂場の入り口から身を乗り出して、かぶりつきで全工程を監督。 
まばたきもせずに、じぃぃぃ〜っと見つめ続ける。 
渦を巻いて吸い込まれる水が、山猫の心をつかんで離さないようだ。 
面白い?うん、私も大好きだよ。 
 
小学生の頃、外の水道をじゃあじゃあ出しっぱなしにして水を眺め続け、親に見つかって怒られた。 
今でも波や川や滝を見るのが大好きで、ずっと眺める。 
水の流れを見るのが無条件に好き。 
あれ?らくと知能が同程度? 
いやいや、らくと初めて趣味があったということで。 
でもね、私が好きなのは、清らかな水が流れているとこなの。 
湯垢やわけの分からないものが浮いた水は、できるだけ見たくないです。
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2004/9/30(木)  山猫落選
 
マルハからカレンダーの落選通知。 
敗因はらくの顔?それとも背景が所帯じみた洗濯機だから? 
がっくり。 
 
写真:落選した山猫画像&参加賞(?)の布バッグと新製品のサンプル。 
・・・やっぱ顔か?それともらくが齧っているのは、猫には毒のポインセチアとバレたか。 
マルハ、おそるべし。 
 
*************** 
ここ何年も使っていた財布が、1ヶ月ほど前に壊れた。 
とりあえず布の小さい袋にお札とカードを入れ、小銭はポケットにじゃらじゃらさせていたが、不便だ〜っ! 
なんでこんなに不便なの?あっちでもこっちでも会員証だのメンバーズカードだのを作らされるせいだ。 
レンタルビデオも水泳プールも、会員カードがないと利用できない。 
登録すると10%オフになるCDショップやペットショップ、ポイントがたまる大型電気店やスーパーのメンバーズカードなど、しょっちゅう買い物する店のは欲を出して作ってしまう。 
それに銀行のカードにクレジットカードにパスネットにイオカードなどなどで、私の財布はすでにパンパンなのよ。 
 
1000円のTシャツ1枚買っても、500円のカップ1個買っても、あっちでもこっちでもレジで「メンバーズカードは・・・」と言われる。 
ええいうるさい、うざったい。 
しかしそこは大人なので穏便に、「たまにしか来ないから・・・」とあいまいに笑ってごまかそうとするが、敵は「当店のカードには期限がありませんから大丈夫ですよ♪」と、満面の笑みで切り返してくる。 
・・・・・しかたがない。 
「カードにはうんざりなので」と正直に言うと、今度は相手が曖昧に笑って黙りこむ。 
その隙に買ったものをつかんで、そそくさと店を出るのだけど、ああ疲れる。 
 
そんなこんなのカード地獄で、ただ布の袋に全部一緒くたに入れておいただけでは、毎日の買い物にさえスーパーのレジでもたつくという有り様に。 
くそう。 
 
そんな不便ならすぐに財布を買えばいいのに、そのうちと放っておいて一ヶ月。 
今日の労働帰りに渋谷ロフトの前を通ったらまだ開いていたので、これはチャンスと駆け込み、まあまあな財布をつかんでお買い上げ。 
しかしなあ。 
財布ってたくさんの人が毎日使うものなのに、どうして使いやすいものがないの。 
いつもどこかに不便を感じる。 
昔は良かったなあ。カードなんて1枚も持ってなかったから、お金だけポケットに突っ込んでおけばよかった。身軽だったな。
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