ぎゃおす王国記・ラクシュミーの王様への道
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| 新しい猫缶2種をぱっかん。 どちらもタレだけ舐めて、肉を食べない。 ならばと中身を磨り潰してタレと混ぜたら、いやそうな顔でお膳から立ち去る山猫。 らくちゃん、違うでしょ。そうじゃないでしょ〜。 こんこんとご飯のマナーから聞きかじり栄養学まで説いて聞かせたが、猫の耳には一向に通じない。 じゃ、いいよ。 丸々捨てるよりはタレだけでもとお皿を出せば、びっちゃびっちゃと盛大に舐めて舐めて舐めて・・・てけてけ歩いてスピーカーに飛び乗り、口をペロペロやっている。 うまかったのね。えがったね。 その後、テレビを観ていたくりくりが、「なんか生臭い」と言い出した。 え〜、そう? そんなに溜まってなかったけれど台所の生ゴミを片付けて窓を開けて、それでもまだ「臭い」と言う。 家の中をうろうろしてたくりくりが、「これだ〜!」というので見に行けば、スピーカーから横の壁を伝って床まで、水ケーがたっぷり。 うわ、くさっ! 私がいた台所には届かなかったが、近づくと猫缶をぶちまけたような強烈な臭い。 くりくり、こんななのに場所が分からなかったのか? 台所と正反対の方向なのに、なぜ生ゴミと間違える。 ま、くりくりの嗅覚問題はおいといて、問題はらくの水ケー。 固形物がないよ〜と一瞬焦ったが、そういやタレを舐め倒したあと、スピーカーの上で口をぬぐっていたっけな。 あのときしかない。 においはタレそのままだし。 アーもウーもなく、吐いていた気配はまったくなかった。 スピーカーの上には1分もいなかったと思うので、飛び乗ってすぐにぴゅっと出ちゃった感じか。 そんでペロペロやって、自分でも汚いのがイヤですぐに降りて、何事もなかったことにしてたのね。 らくや、ゆっくり食べなさい。 急いで飲み込むから、ご飯がちゃんと胃に落ち着かないんだよ〜(ほんとか?) カリカリは数粒ずつ、猫缶は一口ずつ時間をかけて与えても、その一口を焦って飲み込むとケーするし。 がつがついっぱい食べても、しないことも多いしで、なんだか分からん。 しかしなあ、タレだけでも吐いちゃうって一体・・・。 その後はいつも通り。 好きな猫缶を開けたらワシワシ食べて、ケーもしないで、滑空&ダダダ。 なんだか分からん。 |
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| 開けたてに少し食べただけで、「なんかこれ、もうヤ」と山猫に宣言され放置されたままのフードが、開封してそろそろ一ヶ月になる。 処分するかと出しておいたら、らくさん、頭を袋に突っ込んで、ぼりばりぼりと貪り食っていた。 ・・・そうなの?そうなのね? 食うんだなっ?! じゃあ処分を1週間くらい延ばすとしよう。 ということで、夕食に皿に入れて出したら、完全拒否で「違うの〜」と鳴きわめく。 ははは、やっぱりね〜・・・。山猫的予定調和 そんな気がした。 ***************** あんまり寒くないが、もう12月だしコタツを出した。 布団をかけてらくを呼ぶと、当然といった顔と堂々とした足取りでズボっと中に入り、すっかり落ち着いて伸びている。 ファンの音は気にならないの? 暖かいね。えがったね。 |
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2004/12/3(金) 山猫の優雅な水飲み/渋谷駅のワナ
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| らくさん、すっかりコタツ山猫。 メシも食わずに中で寝っぱなしだったらしいが(くりくり談)、私が帰宅してからは元気に滑空&食欲爆発。 猫缶、はぐはぐはぐ。 いくらでも食べるが、もうこれくらいで止めておこう。 次にカリカリのお皿に頭を突っ込み、ぼりばりぼり。 やたら食べるがケーはなし。 こういう日も多いから、よけいになんだか分からない。 ***************** 食後のお楽しみは、『流水ショー』 浴槽のお湯を抜くと、いつものようにかぶりつきで凝視。 そのうち前かがみになり、びっちゃびっちゃと飲みだした。 らくちゃん、違うでしょ〜っ! 身体を抑えても手で邪魔をしても、首を伸ばして飲もうとする。 だめだって! お茶碗の水を持ってきて顔の前に出したら、流水見物をしながらお茶碗からびっちゃびっちゃと、うまそうに飲む山猫。 らくや、優雅だねえ・・・。 ってか、喉が渇いたら、自分で水飲み場(お膳と調理台の2箇所に設置)まで行って、自分のお茶碗から飲みなさい。 デリバリーは20年早い。 ****************** 今日の労働は、西麻布のスタジオに9am集合。 微妙な時間である。 集合が8amなら問題ない。10amでもオッケ。 でも9amというのは、なかなかの困りもの。 朝の8時台は電車が一番混む時間で、デカい荷物を持って乗れる状態ではない。 うちから近い大きな環状道路では、タクシーは捕まらない。 道路は混むし、バスは時間が読めない。 電車だけでたどり着ける場所なら、いつもちょっと早く家を出て、スタジオの近くでコーヒーでも飲みながら時間をつぶす。 しかし今日の目的地には最寄り駅がないので、どこかからバスかタクシーは必須になり、かなり余裕を持って家を出ないと遅れそうで怖い。 1時間半はみないとなあ。 あ〜あ、なんでこれっぱかしの距離の移動に、こんなに時間を取られるのだ。 いやだよう。 自転車だったら30分で着くじゃん。 自転車だったら・・・自転車・・・え? やってみるかな。 自転車で労働に行くことはあるが、せいぜい15分以内の場所だけ。 30分はどうかなあ。 私は職業柄、指先の細かい作業が多い。 14kgの商売道具を積んで長いこと走るのは、手に負担がかかるからよろしくないのだが、1時間半前に家を出ることを考えると、やってみて損はない。 自転車だと渋谷まで15分。 渋谷駅周りのごちゃごちゃを抜けるのに5分。 西麻布までは初めて走る道だし、10分としよう。 理論値(藁)では、30分で着くはず。 しかし荷物を積んでいるのでゆっくり走るし、渋谷〜西麻布間は坂が多い。 信号という信号に引っかかる可能性もある。 余裕を見て1時間前に家を出れば、いくらなんでも着くだろう。 それでも朝の時間を30分節約できる。 というわけで、8時ぴったりに出発。 走り慣れているはずの渋谷までの道のりで、早くも難関にぶち当たった。 その辺は学校が多く、生徒諸君が横一列に広がってダラダラ登校中。 「ごめんね〜。ちょっと通してね〜」と声をかけつつ、ひとつクリアすると、すぐに次の横一列が。 遅々として進まないロールプレイングゲームのよう。 それでも渋谷まで20分で到着。なかなかのペース。 駅側に渡る歩道橋には坂が付いているので、がしがし登る。 がっ!降りる場所には坂がなく階段だけ。 ぐるりと一周したが、登ってきた場所にしか坂がない。 手ぶらだったら自転車を抱えて階段を降りるが、14kgの荷物をぎりぎりのバランスで無理やり4分の1だけカゴに突っ込んだ状態では無理。 諦めて登ってきた坂を下りて、迂回して横断歩道を渡り、駅を抜けた。 さて、渋谷駅の反対側に出たはいいが、今度は明治通りの向こうに渡らなくちゃ。 目の前の歩道橋は階段だけなので、横断歩道から無事に到達。 そこから246を渡りさらに六本木通りに行きたいのだが、階段しかない歩道橋だけで横断歩道もない。 仕方なく246を延々と表参道近くまで走り、やっと反対車線に渡り、駅前まで戻って六本木通りへ。 この迂回につぐ迂回で25分かかった。そんなバカな〜。 それからアップダウンの激しい六本木通りと西麻布の裏道をひたすら走り、やっとスタジオに着いたら、8時59分だった。 ひい〜、危ないところだった。 さて、帰り。 とっぷりと暗いが、今度は要領が分かっているので気楽に走り、魔の渋谷駅に到着。 目の前の歩道橋には広い坂がある。 しめしめ。が、またここにしかないってオチではないだろうな。 まさかね、ははは〜と暢気に登る。 大きな歩道橋で、四方八方に通路が伸びているけど、道はどっちだ。 ちょうど歩道橋の塗り替え中で、橋の上に作業のおっちゃんがいたので質問。 私「すいませ〜ん。あっちから登ってきたんですけど、どこから自転車で降りられますか〜?」 おっちゃん「え〜と・・・。向こうはダメだし、こっちも階段だけだし。・・・ない、ですね」 私「坂があるのは、登ってきたとこだけですか?」 おっちゃん「そうです・・・。すみません」 いいのよ、おっちゃんのせいではないわ。 登ってきたところを戻ればいいだけだもの。 って、やっぱりそういうオチだったよ〜!!しくしく。 しかし、なぜ一箇所だけ坂を付ける? 自転車だけの問題じゃないだろ。 降りられると思って登ってくる、ベビーカーや車椅子の方だっているんじゃないか? 登っても降りられないなら意味がないし、イジワルでさえある。 橋の計画の段階から、間違っていたとしか思えない。
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| 帰宅時にお出迎えなし。 部屋に入ったら、らくがコタツから飛び出てきた。 ありがとね。 昼間は寝っぱなしで食べていなかったらしい(くりくり談)が、私が帰ってからは今夜も食欲爆発。 コタツでつい寝てしまい、起きたら喉が痛かった。 エアコンの風に当たりながらコタツで寝たら、そりゃ乾燥するわね。 そういや、らくは大丈夫なのか? 加湿器はつけているが、エアコンに当たりながらタワーで寝たり、すっぽりコタツに入っていたりじゃ追いつかないんじゃ? 喉が痛くなったりしないの? ちょっと心配。 冬の乾燥で、ちょっと不思議なことがある。 いっちゃんに触って静電気が起きたことはなかったが、この季節にらくを撫でると、パチっとすることがよくある。 とくに年を取ってからのいっちゃんの毛はふわふわで乾燥してたのに、なぜか1回もパチッはなかった。 くりくりに聞いても、なかったという。 静電気が起きるほうが普通のような気がするけど・・・。 やっぱり、いっちゃんは特別製。 猫の皮をかぶった王様というイキモノだね。 らくは普通の猫で、そこがいい。それが可愛い。 |
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| 早朝(深夜?)から強風ビュービュー。 寝ながら風の音を聞いていた。 起きたらやけに暖かくて、長袖のTシャツ一枚で大丈夫なくらい。 窓際の陽のあたる場所では、それでも暑い。 夜の天気予報では、今日のトーキョーの最高気温は24.8℃だと言っていた。 ほとんど夏日だよ。 12月の気温としては、観測史上最高だそう。 今年はなんだか、やけにおかしい。 地球、 だいじょぶか? 気候が変でも、山猫は元気溌剌。 ダダダで跳んで、ばくばく食べて、やりたい放題。 ありがたいことです。 |
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| 労働に出かける前の、朝の追いかけっこ。 らくはタヌキしっぽで大興奮。 滑空しすぎてへばった隙に、すかさず家を出た。 続きは夜ね。 くりくりは今日休みだから昼間も遊んでもらえるのに、私がいないときはらくは寝っぱなしで、やる気なしだそうだ。 そういうことを聞くと「そうか、そんなにアタシが好きか」とちょっと嬉しいけど、困惑のほうが大きい。 らくや、誰にでもとは言わない。 せめてくりくりには、もちょっとなついて。 どうやらくりくりのことは、「怖くない程度」で・・・というか、無視している態度。 「好き好き♪」でせまれば、イチコロの相手だよ〜。 くりくりはチョロぞ。 なんたってらくを溺愛してるんだから、少しはお愛想を使ってあげても損はないのに。 |
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2004/12/7(火) 山猫的ホットカーペットの評価
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| 労働の帰りに、まだヨドバシカメラが開いていたので寄り道。 なかなか禁煙が徹底できない外道カイヌシなので空気清浄機を見に行ったのに、ナゼかホットカーペットを買って、商売道具と合わせて約20kgほどの荷物を抱えて帰宅。 「電磁波99%カット」という売り文句に負けました。 らくがコタツを気に入るほど、乾燥やら電磁波やらが気になっていた。 自分はいいが、らくへの影響はあるの? しかしとくに電磁波は、気にしてもキリがない。 気にしはじめると、普通に生活できなくなる。 でも、なければないほうがいい。 というわけで、電磁波カットのホットカーペットをご購入。 なんとなく、とほほ〜。 帰宅して、さっそくコタツの下に設置(コタツ併用オッケータイプ)。 ホットカーペットだけで、充分暖かい。 しかしらくは、なぜか頑として中に入ろうとしない。 無理に入れると飛び出てきて、やけに興奮状態になり、やたらと滑空しっぱなし。 なぜ?なぜなの? らくが気に入らなきゃ、ご購入した意味がないのよ〜(涙)。 |
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2004/12/8(水) 山猫的ルーティーンワーク
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| 今日のらく。 1:そろそろとコタツに入る(以前は躊躇なくズボっ) 2:身体がホットカーペットに触らないように、注意深く王様の玉座・三角クッションに落ち着く。 3:眠ると気持ちよくなって、伸びてくる 4:身体がホットカーペットの上にはみ出す。 5:全身でホットカーペットのヌクヌクを堪能しつつ、おっぴろがるわ伸びまくるわで熟睡。 6:起きてダダダとかご飯とか 7:そろそろとコタツに入る(1に戻る) 以下、延々と1〜6を繰り返す。 学習能力、あるのかないのか。 ホットカーペットは気に入ってるのか、いないのか。 ************** 久しぶりにホタテのお刺身。 いっしょけんめはぐはぐ食べる姿が、可愛くて嬉しい。 美味しかったね。 |
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| 猫缶食べて、元気にダダダ。 それからケー。 新しいパターンだね。 食べて30分くらい経っている。 いつもは直後の数秒以内なのに。 これで唯一の、「ケーのいつものパターン」が破られて、いよいよバラエティーに富んできた。 らくや、そんなもんに頑張って変化をつけなくてもよろしいです。 内容物は大量の猫缶のみ。 ケーしてすぐに、腹減ったと騒ぐ山猫。 吐いたばかりで食ったらいかんと放っておいたら、空のお皿を舐めている(涙) ちょっとだけだよと入れてやったら、洗ったみたいにピカピカになるまで皿を舐めている(大涙)。 それからまたもや、「遊べコラ」と威張ってるし。 元気よね。 小でぶよね。 でもいちお、年内に健康診断に行こうな。 獣医さん、年内はいつまでだろう。 今は年末の労働トライアスロン中。 にうぎゃおすマンションも見つからないし、なんとなくせわしない。 一時は回数が減っていたのに、立ち退きや工事の心配を始めた頃から、らくケーが増えた気もする。 関係あるのかな〜。 私の気持ちとシンクロするほど、山猫は鋭いですか? |
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2004/12/10(金) 王様の桜の樹&山猫の柿の樹
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| 朝から外がやかましい。 何かと思って覗いてみれば、外廊下に面した中庭の樹が切られていた。 ここの立ち退きが完了してからと思っていたので、ふいを突かれて思わず涙が出た。 めそめそしているうちに、あっという間に全部切られて、何もない裸の地面になってしまった。 毎年いっちゃんを抱っこして、外廊下で記念撮影をした桜の樹は、もうない。 毎朝らくが鳥さんを眺めた柿の樹も、もうない。 さらに西の窓にくっ付くようにして生えていた、大きい樹もなくなった。 越してきた12年前には2階の窓までしかなかったのに、今では4階のうちの窓を追い越す勢いだった。 らくや、北の窓からも西の窓からも、見えるのは殺風景な工事現場だけになってしまったね。 いっちゃん、ごめんね。 ラクシュミー、ごめんね。 桜の樹は、今頃いっちゃんと再会しているかな・・・。 そのうち私も行くからね。 |
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| イタズラの現場写真。 私が帰宅すると、張り切っていろいろやってくれるらしい(同居人くりくり談) |
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| 山猫トイレの外に、小指の先くらいの運光ちゃんが一粒、ころんと転がっていた。 数日前には1日だけ軟便だったが(久しぶりにホタテを食べた日)、普段は毎日快便のらくが、ちょっと詰まり気味らしい。 らくや、便秘はいけません。 ずえったいにいけません。 お腹撫で撫でするから、こっちへおいで〜。 名前を呼ぶとテケテケ来るが、抱いてお腹を触ると、きつい猫キックをかまして『にゅるん』と腕の中から逃げていく。 おーい。 詰まっちゃったら苦労するのはラクシュミーなんだよ〜。 *************** 私は配線マニアでネジ止めマニアでスペック値マニアなので、買う予定は全然なくても電気屋などで製品カタログをもらってきては、びっしり並んだ小さい数字を眺めてニヤニヤしている。 機械の性能が無理やりのような単位の数字に置き換えられて、モノによっては誰も体感できないようなコンマ以下の差で争っていたりして、各メーカーの努力がにじみ出てて面白い。 旅行の予定もないのに時刻表を眺め続ける人達のことは「よくわかんねえ」と思うが、スペック値マニアも細かい数字の羅列を見てうっとりしているという点では、意味のなさや変態度ではどっこいか。 家庭電化製品にはまったく興味がなく、PC関連や周辺機器・楽器などの玩具にしか目がいかないので、実用性も皆無といえる。 冷蔵庫やホットカーペットなど必要なものは買うしかないが、店で適当なものを指差して「これくれ」と言うだけ。 その一方、デジカメのカタログなどは、最近もごっそりもらってきたばかり。 新製品を眺め、ハイエンド機を眺め、デジタル一眼レフを眺め、ああ、スペック値って気持ちいい。うっとり〜。 もともと買う気はないので、うっとりも普段は2〜3日で忘れるのだが・・・。 たまたま最近、カタログを眺めていた。 たまたま今日は、労働が渋谷で終わった。 たまたま、ビッグカメラが開いてる時間だった。 たまたま、興味を持った機種が展示してあった。 触っていじって撫で回した。 これ、いいじゃな〜い!! あと少しで店員を呼びつけ、「これくれ」と言うところだったが、危ないところで踏みとどまった。 だってデジタル一眼レフだよ。本気か、自分? その世界にだけは近寄らないようにしようと誓っていたはず。 一眼レフのボディーを買うということは、この角度から山猫を撮るにはこのレンズが必要で、そのアングルならあのレンズが欲しいしと、底なしの泥沼にダイブするようなもの。 だいたい私は、カメラオタクじゃない。 撮影関係の仕事をしているので聞きかじりの知識はあるが、オート+ちょっとした調整くらいでそこそこ綺麗に撮れる、気軽なカメラで充分だと思っていたのに。 十秒考えて、店を出た。エラいぞ、自分。 銀座線に乗り、末広町で降りた。ナゼだ、自分? とっぷりと暗くなった秋葉原の裏道をうろうろし、一件の店に転げ込み、あれこれ交渉したあげく、一眼レフではないが一眼レフと同じくらい大きくて重くて、某社のローエンドデジ一眼(レンズ込み)より高価なコンパクトデジカメをご購入。 どうしてこういうことになるのか、さっぱり分からない。 というかですね、レンズが交換できないものは、いくらでかくて重くてもコンパクトデジカメと呼ぶのは、そこからしてどうなのよ。 全然コンパクトじゃないじゃん(やつあたり)! ま、現実的に考えて、埃が多く山猫が滑空する部屋ではデジ一は出しっぱなしにできないので、無理である。 いつも手元に置いて、いつでも可愛いラクシュミーを撮れなかったら、それこそ意味がない。 勢いで買いそうになったキャノン20Dの起動性や性能は捨てがたいので、そのうちダストリダクション機能が付いたら、買う・・・かもしれないが。 って、そんなバヤイじゃないだろ〜。 引越し、どうすんだ。 挙動がおかしい炊飯器や洗濯機は放置で、カメラは衝動買いって、これでいいのか? 「いくない」と、くりくりに言われた。 鉄道マニアよりマシだろ〜と言い返したら、そういうのと比べるのがそもそも間違っていると追い討ちをかけられた。 ち。 *************** 写真は前からあるデジカメで、朝に撮ったもの。 猫は背丈が低いので、こういうアングルはデジ一だと難しいかも。
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| 某私鉄会社のいつもの二人組みが、立ち退きの契約書を持ってやってきた。 らくは遊んだりごろごろしたりで日溜まりを堪能していたが、玄関ブザーが鳴るなり泡を食って畳の部屋に逃げ込んで、さらにバタバタとあちこち滑空している。 はいはいはい、怖くないよ。 ちょっとここに入ってなさいとベッドの布団を持ち上げたら、大慌てでずぼっと潜り、すごいスピードで布団の折り返し地点まで到達し、じっと固まっている。 コタツを出して以来、はじめて布団を被ったね〜。 某私鉄会社「契約規定は読んでいただいてますよね?」 私「はい(嘘)」 某私鉄会社「ではこちらに、住所とお名前と判子をお願いします。」 私「はい(なんでも書くよ)」 某私鉄会社「大家さんが更新料の返還や家賃の免除について、また違う条件を出してきまして・・・うんぬんかんうん・・・どーしたこーした」 私「別にいいです(聞いてない)」 くりくりが帰宅してから報告したら、契約書を読まないで話も聞かないでサインするなんてと叱られたが、も、どうでもいいです。 中庭の木まで一本残らず切られたボディブローが効いてて、気力がない。 あっ。やっぱり某私鉄会社の作戦か? *************** 写真:新しいデジカメで。 前からあるやつと、どう違うのとかは聞かないで。 ピンが甘いとかも言っちゃダメ。 まだコツがつかめてないだけよ。 きっとそのうち(た、たぶん・・・) |
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| フリントリバーランチを開封。 サンプルはよく食べたけど、製品は猫またぎとかはやめてくれ。 2.85kgも入っているのよ。 さあ、たんと喰え〜とざらざらお皿に出したら・・・。 あれ? たった今出したばかりのフリントリバーランチと、前から出ていたAPDが山猫ご膳に並んだら、どっちがどっちか分からないほどそっくり。 テトラポットのような形状で、よくある形といえばそうだけど、色も質感も、表面にわずかに見える粒々まで瓜二つ。 くんくんと匂いをかいでも、同じような感じ。 食べてみても、同じような味。 むむう。 工場が同じなのか? ま、まさか。名前が違うだけで同じ製品・・・? 原材料は重なっている部分は多いが、違う部分もありで微妙。 成分は粗タンパク質32%以上、粗脂肪20%以上、粗繊維3.0%以下、粗灰分5.5%以下、マグネシウム…0.095%以下、タウリン…0.1%が同じ。 違うのは、 リン・・・APD=0.95%、フリント=0.86% ナトリウム・・・APD=0.28%、フリント=0.41% カロリー・・・APD=375kcal/100g、フリント=408kcal/100g むう。ますます微妙。 APDは開封してから10日ほどしか経っていないが、らくは早くも「これ、もう飽きたから」と言って、ほとんど食べない。 もしやフリントリバーランチが同じ製品だったら、食べない可能性大ではないか。 あああ、どうすんだよ。2.85kg。 どきどきしながら見ていたら、らくはフリントリバーランチをぽりぽり食べている。 実験したくなって、袋から出したばかりのAPDとフリントリバーランチを並べて一晩置いておいたら、フリントだけけっこう食べてあった。 ということは、どうやら同じ製品ではないらしい。 私の鈍い嗅覚や味覚では同じに感じても、山猫的には違うようで、ああ良かった。 |
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| ウィルスメールやスパムメールが、毎日何十通もくる。 ほとんどは開封しないで削除するが、件名に騙されてエロでサギなスパムを開けてしまってから、一時期ちょっと興味が湧いた。 たいていツマらんものが多いが、中には削除するのが惜しいような傑作もある。 詐欺スパムには『儲かりまっせ〜』のビジネス系や架空請求、ポルノメールなどがあるが、笑えるのはやはりエロ系に多い。 エロ詐欺スパムには大きく分けて2つのパターンがあり、ひとつは「アドレスを間違えました(そこからすでにサギ)」、もうひとつは「あなたの書き込み見ました(大嘘だけど言ってみる)」など。 最初の『間違えましたサギ』の典型的な件名は、『来週どうする?』などで(これに騙されて開封した)、内容は『トーフのチーズケーキを作ったけど美味しくなかったよん』などの、エロではなく当たり障りのない、内容もない文章が多い。 「ボーイフレンドに出すつもりだったのに、間違えてあなたのところに届いちゃったぁ〜。うふ♪料理好きでちょっぴりドジな女の子のあたし♪」」という思惑が見え見えで、オツム空っぽの普通の女の子を装った、本気でオツム空っぽのバイトが書いたメールに見える。 このパターンには面白いものは少ないが、親切な人(か下心のある人)が、「間違えてますよ」とわざわざ返信して教えてあげることがありそうだ。 もうひとつの『あなたの書き込みを掲示板で見ました』パターンはもっとストレートに詐欺だが、その中でも傾向は2つに別れ、遠まわし路線と直球勝負とそれぞれに趣向を凝らしている。 年齢やスリーサイズ、○○に似ているといった自己紹介が後に続く展開は同じだが、出だしはかなり違う。 遠まわし路線は「さみしいの」とか「相談に乗ってください」などと可愛らしさをアピールしたものから、「妊娠したいので協力してください。お金を払います。秘密厳守」などの訳の分からないものまで、それなりにバラエティに富んでいる。 そして一方、直球勝負は。 「あたしヤリたいの」とミもフタもなく、そればっかりだからバリエーションはあまりないのだが、まれに傑作があるので、なかなかあなどれない分野である。 あんまり直球すぎて怪しまれるとでも思うのだろうか、『お返事は80%の確率で・・・』などと書いてあり知恵を絞った形跡がみえて涙ぐましいが、小細工を弄すれば弄するほど『これはサギですよ』と大フォントで書いた文字が浮かび上がってきて、それだけでも笑える。 しかし先日の、ユカさん(19歳の専門学校生)からのメールには引っくり返った。 「にゃんにゃんしたいの・・・。私とにゃんにゃんしてください」 にゃ、にゃんにゃん・・・? ひいひい、にゃんにゃんてあーた。ひい〜。 散々笑った後、およそ40歳は過ぎているであろうおっさんがPCの前で背中を丸めてパコパコと打ち込んでいる様子を想像してしまい、かなり脱力した。 いくらエロスパムだって、とほほにも程がある。 悪徳スパム商売の方達は、いらんメールを一方的かつ大量に送りつけるという大迷惑を働いているのだから、せめてスパム職人の技がピリリと効いた笑える詐欺メールを書きなさい。 それがプロってもんだろ〜。 つまらんもんばっか読ませるな。もうちょっと芸を磨いてくれ。 それくらいできないなら、やめちまえ。 どうせたいした詐欺師にはなれんよ。 注)どんなに魅惑的な内容でも、知らないオネエさんからの誘いに乗って返信したり、メールに書かれたURLをクリックしてはいけません。 知り合いのふりをした知らないオネエさんも多いので要注意。 ********** 写真はイメージです。本文の内容とは関係はありません。
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2004/12/17(金) (部分的に)華奢ならく
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| 山猫に噛まれてひいひい喜んでいたくりくりが、「いてててて。らくの歯は細いから、よく刺さる。いちごさんは顎の力が強くてキバも太くて噛まれるとズシンと重かったけど、らくは力は弱いけど歯が細いからすぐに刺さる」と、噛まれた手を撫でながらしゃべっていた。 あ、やっぱり? 私もそんな気がしてた。 らくは顎が細いだけじゃなく、キバもいっちゃんより細い。 猫パンチも猫キックもガブガブも、らくのには重さがない。 小でぶだけれど、オスとしては骨格が小柄のように思う。 元気で頑丈ならキバが細くても身体が小さくてもいいのだけれど、なんとなく全体的に線が細くて華奢な感じがする。 ・・・あ。腹肉があった。 そこだけは、いっちゃんにはないご立派さでぶらぶら揺れている。 元気ならいいけど・・・。それでいいのか? 腹肉も個体差ですか? |
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| 寝る直前の、深夜と早朝の境目くらいの時間。 てんさんの日記で、『ママは元気にお引越し致しました。』という一文を読んだ。 てんさんが仕事に行っている間に、そっと旅立ったママちゃん。 苦しんだ形跡はなかったとのこと。 おそらくは眠ったまま穏やかに、優しい旅立ちだったのだろう。 残された肉体は、てんさんに抱っこされている姿勢だった。 てんさんがいない時間を選んだのは、ママちゃんの優しさのように思う。 きっとそれが、一番いいことだったんだね。 迷って悩んで、それでも最後までママちゃんの意思を尊重したてんさん。 てんさんを思いやって、そっと旅立ったママちゃん。 強い絆で結ばれた、ママちゃんとてんさん。 その絆は途切れない。 これからもずっとずっと続いていく。 楽しいことばかりの世界への道を、元気に歩いていくママちゃんが見えるようです。 お引越し荷物に持たせてもらった、てんさんのエプロンをしっかり握り締めながら。 お尻をぽんぽん振って歩いていく、元気な元気なママちゃんの姿。 ・・・それでも残された人間は、身体の不在が悲しいです。 |
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| 頭が痛くて、あまり眠れなかった。 久しぶりに肩凝りマックス。 ちょっと動いただけで、頭がガンガンする。 ち。 ま、そのうち治るでしょう。 らくはおっぴろがって熟睡し、起きれば元気によく遊ぶ。 ありがたや〜。 |
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2004/12/20(月) 深夜の蕎麦屋のジョン・レノン
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| 今日のスタジオは目黒。 「mooちゃ〜ん。今おばちゃんはすぐ近くにいるんだよ〜。ちゅうちゅうちゅう」 などと呼びかけながら、駅からテクテク歩いた。 mooちゃん、朝っぱらから悪寒を感じていたらすまんです。 *************** 労働帰りの、終電間際の駅の構内。 まだ蕎麦屋が開いていたので、よれよれと中に吸い込まれ、サラリーマンのお父さん達に混じってマイタケオクラ天麩羅蕎麦をすすっていたら、ジョン・レノンのクリスマスソングが流れてきた。 毎年この時期にはイヤというほど聞く曲で、きれいなメロディだとは思うけれど、特に感慨も何も持ったことはない。 それなのに、聴いていたらなぜか涙が出てきて、マイタケオクラ天麩羅蕎麦の味が分からなくなった。 聴きなれたいつものオリジナルではなくて、歌も入っていないオルゴールの音だけのシンプルなメロディラインで、それがおかしな具合にツボにはまったのかもしれない。 子供の頃のクリスマスは、キラキラする電球で部屋が飾られプレゼントをもらいケーキを食べる特別の楽しい日だったけれど、大人になってからはそうでもなくなった。 クリスチャンではなく子供のいない大人にとっては、街が華やかになる季節くらいのものでしかない。 おととしのクリスマスは、今までで一番、労働に行きたくない日だった。 くりくりも私もどうしても休めなくて、いっちゃんを留守番させて出かけなくてはならなかったから。 いっちゃんが寝込んでからは後にも先にもこの日だけ、いっちゃんを一人部屋に残して出かけた日だった。 くりくりはこの日に行かないと、今後の仕事がなくなるかもしれない。 私はこの日に行けば、15万円もらえる。 お金よりいっちゃんのそばにいたかったが、獣医さんに払う医療費のことを考えると、15万円が欲しかった。 いっちゃんは良い子で待っててくれたが、あのときほど労働に行きたくないと思った日はなく、それ以来クリスマスには特別な想いを持つようになった。 2ヶ月ほど前に、クリスマスのお話を教えてくれた人がいる。 彼女が創作したそのストーリーを読みながら、頭に中にはひとつの場面が浮かんでいた。 巨大化した金色に輝くいっちゃんに、私がしがみついて泣いていて、いっちゃんは困って私の頭や背中を撫でながら、仔猫のラクシュミーに「この人を頼む」と言う。 らくは健気に「うん」と頷いて、それからいっちゃんはふっと消えてしまった。 お話しを読みながら連想したというよりも、忘れていた記憶を思い出したような感覚で、本当にそんなことがあったような気がする。 そして、またクリスマスに特別な想いができた。 オルゴールのジョン・レノンを聴きながら、2つの特別な想いがいっぺんに湧いてきた。 ツリーの天辺のダビデの星は、ぎゃおす王国では『いっちゃんの星』で、いつもキラキラ光っている。 そんなことを考えながら、深夜の蕎麦屋でソバのみならず鼻水まですする怪しい女と化し、周りのお父さん達をビビらせた・・・かもしれない。 すまん。 帰宅してラクシュミーに、「らくや、いっちゃんから何か頼まれた?」と訊いたら、「あんたのお守りを頼まれてる」と言われた気がした。 面倒をかけるね。すまんです。 そのらくは、前回完全拒否したアズミラのフィッシュ缶を爆食。 元気で何より、ありがとう。 それとね、私のお守りを頼まれているのだから、ちゃんと一緒に布団被って寝てくれ。 らくの業務だぞ。いっちゃんは遂行していたぞ〜!
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2004/12/21(火) アメリカ生まれのまいちゃん
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| 真夜中にネットでお買い物。 らくへのクリスマスプレゼントを2つご購入。 去年は私が貧乏だったので、くりくりがタワーを買ってくれた。 今年は私が買ってやれる。 金額は去年とほぼ同じで、2つで5万円ちょっと。 労働してて良かった。うひひ。 *************** らくが耳の下の毛の薄いところに、軽い擦り傷を作っていた。 いつの間に? 去年も1回あって、慌ててコロイダルシルバーを買ったのだった。 今回は「ま、平気でしょ」と、何もせず放置。 *************** うらんちゃんのまいちゃんが、楽しいことばかりの世界にお引越しした。 アメリカ生まれでバイリンガルで、バイカルチュアラルなまいちゃん。 狩りが得意な、まいちゃん。 半年前から寝たきりになり、うらんちゃんいわく『毎日の生活は二人三脚の野次喜多道中のようなものでした』と。 その言葉からは「大変だ〜」とてんやわんやしつつも、まいちゃんのお世話を楽しんでいた気持ちが伝わってくる。 お世話できることが幸せで嬉しかった毎日。 まいちゃん、偉かったね。うらんちゃんと一緒に、うんとうんと頑張ったね・・。 まいちゃん、思い切り翔けて跳んでも、もうしんどくないね。 そちらには楽しいことがいっぱいあるよね。 私はこれからうらんちゃんから、あなたの話をたくさん聞かせてもらうのが楽しみです。 |
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| 写真:らくとくりくり。 こんなシーンは、もちろん一瞬だけ。 午前中に歯医者、午後から労働。 今回の歯医者はこれでおしまい。 労働トライアスロン中の貴重な午前の休みを歯医者で使いたくないのだが、今年中に終わらせたくて予約を入れた。 終わって良かった。 すっきり〜。 フードの買い置きがストッカーに入りきらないので、配達されてきたダンボール箱に入れたまま、上にピュアウォーターの箱を重ねて置いておいた。 私が持ち上げるのも大変なほど重い箱を、ラクシュミーがどかせるワケがない。 さあこれで安心。 らくやお風呂に入るよと声をかけたのに、付いて来ない。 今夜は付き合いが悪いね。 まあいいやとのんびりお湯に浸かっていたら、部屋から「ら〜く〜!」と、くりくりの悲鳴。 なんだなんだどしたどした?! らくがピュアウォーターの箱をずらして、わずかな隙間からフードの袋を引っ張り出していたのだった。 な〜んだ。らくに何かあったのかと思ってびっくりしたよ。 じゃ、いいや。フードの袋を食い破っただけね。 あはは。ああ、良かった。・・・って、いいのか? お風呂から出て調べたら、袋は一直線にすぱっと切られていた。 ナイフでも使ったみたいに、まっすぐで美しい切り口。 らくや、すごい技を持ってるね。 |
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| カメラのレンズフードをガブガブしているラクシュミー。 歯型がついたぞ。 買ったばかりなのに〜。 中古屋に売るとき、「この傷はイエヤマネコが齧りました」って言わなきゃならん。 NECからのメルマガに、『修理依頼の原因は猫のゲロ』というのがあった。 どこんちも・・・ |
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| 台所にいて振り向くと、いつのまにか真後ろにラクシュミーがいる。 座っていると、いつの間にかラクシュミーが横にいて、くっついて座っている。 立っていると、私の足の間に挟まっている。 私が動くとらくも動き、いつも足元のイエヤマネコだ。 らくや、ちょっと邪魔。 でもなんたる可愛いさ。 ぎゃあ、可愛いよう。助けて〜。 |
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| 今日はラクシュミーと過ごす、2回目のクリスマス。 くりくりは仕事で遅いので、夕食も私とらくの2人だけ。 らくはチキンを拒否して、甘えび10尾を爆食。 それから猫缶もぺろりと完食。 「今日は特別だからね」などという恩着せがましい私の言葉は、全然気にならないらしい。 食べたら運動。 いつもより大ハッスルの滑空で、跳びます飛びますブレて見えるくらいのスピードです! ぱちぱちぱち〜。 らくや、クリスマスって楽しいね。 *************** らくへのクリスマスプレゼントの第一弾が届いた。 じゃ〜ん!空気清浄機です! 無音なのよ。電磁波がとっても少ないタイプなのよ。 マイナスイオンがドバドバ出るのよ。 すごいでしょう? さあ、これで外道カイヌシから身を守ってね。 らくや、良かったね〜。嬉しいでしょ? ・・・あれ?嬉しくない? そもそもの方向性が間違っている? 喫煙をやめれば済む話? らくや、そうじゃないんだよ。 この空気清浄機は空気中のウィルスやカビやミクロの埃まで綺麗にしてくれるんだよ。 病気やアレルギーも防いでくれるんだよ! ・・って、あれ?それってどっかで聞いたような・・・。 ナノクラスターイオンがどうのこうので、加湿器にも同じ売り文句が付いていたっけ。 エアコンからもマイナスイオンがドバドバのはずだし、うちってすげーな。 鈍くて何も感じないから、実感は全然ないけど・・・。 ああ、そうね。喫煙をやめればいいのよね。 やめますとも、来年こそは! |
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2004/12/26(日) 吸って吸って吸いまくれ
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| らくへのクリスマスプレゼント、第2弾。 じゃ〜ん!イタリア製の真空パック機です! 大きい袋のカリカリはこれで保存するのよ。 すごいでしょう? さあ、これからはいつも新鮮なのが食べられるぞ。 らくや、良かったね〜。嬉しいでしょ? ・・・あれ?嬉しくない? らくは興味なさそうに、とっととコタツにもぐってしまった。 寝ちゃうの?じゃ、いいよ。私だけで遊ぶから。 10日前に開封したフリントリバーランチを真空にしてやろう。 開けたてじゃなきゃあまり意味はないような気がするけれど、今回は仕方がない。 とりあえず、吸ってやる。 部屋の真ん中でスイッチを入れると、けっこう大きい音がしたので慌ててオフにして台所に移動。らくを起こしちゃかわいそだ。 さて、今度こそ吸ってやる。 説明書どおりにセットして、スイッチオン。 ・・・あれ?吸わないよ。 何回も説明書を読むが、単純な構造で理屈で使い方を間違うようなシロモノじゃないはず。 なんで吸わないの〜。 奮闘すること15分。やっとコツをつかんだ。 吸引しているときに上から押して圧力をかけると、ぐんぐん真空になっていく。 機械に『Push Down Or Lock For Vacuum』と書いてあるのでやってみたのだが、そんなこと説明書には一言もないぞ。 もっともロックしろとは書いてあるので、普通はそれだけで押さなくてもいいはず。 音を気にして防音カーペットの上で使っていたので、下が硬くないせいかなあ。 検証はまた今度として、フードやら大袋のかつおぶしやらを、吸って吸って吸いまくった。 みんな真空にしてやる〜。うひひ、けっこう面白い。 misyuさんは猫缶もお皿に入れて真空にしているらしく、それだと翌日でも開けたてのいい香りがするらしい。 らくは猫缶は1日で食べちゃうからなあ。 ・・・食い過ぎ、食わせすぎか? |
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| 今夜は満月。 まあるいお月様がいっちゃんの顔に見えてしかたがない。 まんまるの顔にまんまるの目、まんまるのどろぼう柄に丸いお尻。 痩せてからは顔とお尻は三角になってしまったが、目とどろぼう柄はまんまるのままだった。 丸猫いっちゃん。いつもいつまでも可愛い。 大好き。会いたいなあ。 ************** 私の労働がひと段落したら、一時頻繁だったらくケーもひと段落。 私が家にいる日は、ほとんど吐かない。 年末は獣医さんが混むので、健康診断は年明けにする。 らくはワクチンをしていないので、なるべく他の猫さんと接触する機会の少ない、空いているときに行きたい。 しかし、ワクチン・・・。 ああ、本当にこれでいいのだろうか。 ぐるぐるらー。 *************** 小鯵のパックの中に、豆サイズの鯵が2匹入っていたのでご購入。 最後に豆鯵を食べさせてから何ヶ月も経っているので、らくも少しは大人になったかもしれない。 どれどれ、実験してみよう。 鯵のしっぽを持って、尾頭付きで顔の前に差し出した。 さあ、らくや。ガブっとどうぞ! ・・・・・ らくは困った顔で、固まったまま動かない。 頭とヒレとワタを取って背骨を抜いて小さく千切ってやると、瞬時に完食。 あ〜。前回から変化なし。 私の手は遠慮なくガブガブするくせに、なぜ豆鯵で固まるの。 セタガヤイエヤマネコに、野生はない。まったくない。 ちょっと大きめの小鯵は、焼いてほぐしてお皿へ。 らくは食べ物と認識しないで、さっさと歩み去っていく。 なんだよ〜っ!野生がないなら、火を通したものも喰ってくれ〜! |
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| <三角玉座の新しい使い方> ・・・ 踏み台 ・・・ って、踏むんじゃね〜! いっちゃんのおさがりだよ。 大事にしなさい。 |
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| 起きたら大雪。 らくは窓の外をじっと見て、落ちてくる雪を目で追って、頭を上下に動かしている。 忙しそうだね。 面白い? ハーネスをつけてやっても、ベランダに出ようとしない。 いつもは窓が開いたとたんに飛び出すのに。 部屋の中から、じっと外を見るだけ。 らくは好奇心がいっぱいで、それが行動に表れてとっても猫っぽい。 新鮮だなあ。 いっちゃんは雪に興味がなかった。 雪だけじゃなく、なんにも興味がなかった。 いっちゃんが一生懸命に目で追ったのは、私のことだけ。 |
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2004/12/30(木) これ、もう食べないから(またかよ!)
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| お正月の買い物いろいろ。 年越しそばは今年も天ザル。 らくのぶんの海老も買ったけど、食べるかな。 去年は大喜びで爆食したけど、だんだん食べるものの種類が少なくなってきて、火を通した魚も肉もすべて拒否するようになっている。 昨日の午後ネットでオーダーしたナチュラルバランスが、今日もう届いた。 はやっ! さあらくや、久しぶりにナチュバラ缶だよ〜。 スタスタと歩み去るイエヤマネコ・・・。 なんだよ〜。前は大好きだったじゃない。 ほらね、これですから。 ************** くりくりはテレビ中毒なので、ヤツがいるときにはテレビがつけっ放し。 うるさくて嫌いなので私はほとんど見ないのだけれど、狭い2DKなので、嫌でも少しは目に入る。 今夜もたまたまチラりと画面を見たら『ギター侍』という文字が目に入り、和服のお兄さんが写ってた。 え、この人がギター侍なの? 今まで何度か掲示板で見た言葉だが、『それナニ?』と聞くタイミングを逃し続け、そのうちナゼか勝手に布袋寅泰さんのことだと思いこんでしまった。 ・・・全然違うじゃん! マツ○ンサンバも、『○の中に入る文字はなんですか?』と質問した過去がある。 後から知ったが、今大ブレイク中の曲らしい。 「流行りモノには興味ない」で済ませられれば、それはそれでカッコいいかもしれないが、たまにテレビ関係の仕事もあるので本当はかなりマズい。 有名なタレントさんに気がつかず、ADと間違えて、「ちょっとこれ持ってて下さい」などと平気で言ってしまうことがある。 ま、まずい・・・。 |
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2004/12/31(金) 行く年来る年と山猫の海老天
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| 今日も午後から、大雪ざんざん。 らくはおとといほどの興味はないようで、コタツで寝てばかり。 雪の日はあまり滑空しないで、まったりするのが気分らしい。 去年はあんなに夢中で食った、年越しソバの海老天。 今年はろくに匂いもかがずに拒否したあげく、つまんなそうにコタツにずぼっと入ってしまった。 そんな気はしてたけどね。やっぱりね。 ************* スマトラ島沖の地震が原因で、12月26日に大きな津波が発生した。 被害が大きかったのは、インドネシア、タイ、スリランカ、インド、モルジブ、マレーシアなど。 モルジブは1回しか行ったことがないが、他は何回も通った国ばかり。 いつも人の少ない島や海っぺりに滞在していた。 旅行は一人で行くことが多かったせいか、人の少ない場所ばかりだったせいか、あちこちでバンガローの人たちに仲良くしてもらった。 たくさんの人に親切にしてもらった。 たくさんの好意をもらった。 みんな、元気かな。 さびれたような場所ばかりなので、ニュースにでない。 電話どころか、電気もないようなところが多い。 どうか津波の被害に合っていませんように。 みんな元気でいてくれますように。 1999年12月〜2000年2月までの3ヶ月間を最後に、旅行はやめた。 これからはもうすぐ17歳になるいっちゃんと、できるだけ一緒にいようと思ったのだった。 もしいっちゃんと出合っていなかったら、今でも旅行を続けていたかな。 今年の年末も、どこかのビーチでヘラヘラしていたかも。 津波にあったどこかの島で・・・。 私の旅行は、いっちゃんのお留守番という寂しさのうえに成り立っていた。 いっちゃんに甘えさせてもらってた。 旅行をやめたのも、いっちゃんがいたからだった。 |
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