ぎゃおす王国記・ラクシュミーの王様への道

『王様の慢性腎不全日記』&『日記の山トップ』はこちらです。

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2005/3/1(火)  カーテン格闘技
 
居間の掃き出し窓には旧ぎゃおすから持ってきたカーテンを吊るしてあるのだが、窓のサイズが違うので、つんつるてんである。 
床からの隙間が大きいと暖房効率が悪いし、ぜひ新調したい。 
今までにカーテンを買ったことはなく、いつも自分で縫っていた。 
といっても、サイズが合う適当な布にカーテンテープをだだ〜っと縫い付けるだけなので、手作りともいえない簡単なものだが、今回はそれさえも面倒くさい。 
あれこれとやることが多く、時間を少しでも節約したい。 
 
というわけで、ハンズやらロフトやら百貨店やらに見に行ったが、どれもこれも気に入らない。 
通販雑誌を山と積んで物色しても、ネットの海をうろついても、好きなものが見つからない。 
それににナナメ壁の影響で、居間の2箇所ある窓のうちの1つは、サイズが特殊である。 
ちょっといいなと思う生地があっても、サイズがない。 
オーダーすると、高くつく。 
 
しかたがない。面倒くさいが、また縫うぞ。 
旧ぎゃおす近くの雑貨屋でマルチカバーを3枚購入し、カーテンテープを縫い付けて出来上がり。最初からこうしたほうが、よっぽど早かったよ。 
・・・って、あれ?なんか、変。 
3枚とも長さが違うし、模様の位置が揃っていない。 
マルチカバーはサイズがぴったりではないので、長すぎる分を三つ折りにしてテープを縫い付けたのだが、折り返しの幅が揃っていなかったみたい。 
やりなおし。 
 
縫うのは簡単だが、ほどくのは面倒くさい。 
やっと縫い直しが終わったが、テープ位置の関係で今度は襞がおかしい。 
やりなおしっ! 
と、延々と縫ってはほどくを繰り返しているうちに、深夜になった。 
カーテンは、まだできない。 
 
******************* 
旧ぎゃおすで通っていたスポーツクラブは、ここからだと自転車で20分くらい。 
行けない距離ではないが、冬や雨の日はキビしい。 
新ぎゃおすの最寄の駅前にもスポーツクラブはあるが、調べてみると、月会費が以前のところより3000円高い。 
たった3000円だが、節約生活を目指す身としては、払いたくないケチりたい。 
どうしようかと考えていたら、わりと近所に公営の水泳プールが2箇所もあるのを発見した。 
どちらも1回400円。 
きっちり区民税を支払っているのだし、大いに利用することにしよう。 
 
さっそく今日、カーテンとの格闘を一時中断し、近いほうに行ってきた。 
25m×8コースの広いプールだが、人がいっぱい。 
ここは、ターンができない。コースは一方通行で、向こう端まで泳いだらロープをくぐって隣のコースに移動し、泳いで戻ってくる。 
こっち端まで来たら、またロープをくぐって・・・というシステムである。 
これがどうにも、泳ぎにくい。ペースが崩れて、気持ちよくない。 
1コースだけタッチターンができるところがあるのだが(クイックターンは禁止)、そこには『スピードコース』と書いてあり、泳いでいるのは、かなり本気の人達だけのよう。 
明らかに、競泳経験者だけである。 
 
私は自分のペースでなら何キロでも泳げるが、完全に自己流のダラダラで、一生懸命にやるのは苦手。 
全速力も、わざとゆっくりも、疲れるからイヤです。 
自分のペースで泳いでもスピードはそこそこあり、そんなに遅くはないのだけれど、手足の動かし方は、とてもゆっくりである。 
バタ足は疲れるから、ほとんどしない。 
リラックスするために行くプールで、頑張りたくないの。 
そんな脱力した泳ぎの私が競泳の人達の中にはいったら、浮いてしまうに違いない。 
目だつのは恥ずかしいので躊躇していたが、ロープくぐりのうざったさに負けて、意を決してスピードコースへ。 
 
しばらく泳ぎ、適当なところで切り上げてシャワーへ。 
石鹸やシャンプーの類は使用禁止なので、お湯で塩素を流すだけ。 
セタガヤ区営のプールはどこもそうみたいだが、やはりいまいち、さっぱりしない。 
とぼとぼ帰宅して再びカーテンと格闘しながら、明日、駅前のスポーツクラブに入会しようと決心したのだった。 
泳げれば何でもいいやと思っていたが、公営プールのストイックな雰囲気は、どうも楽しくない。 
こうして、節約生活からは着々と遠ざかっていく。 
それどころか、旧ぎゃおすの頃より支出が増える一方である。 
なぜかしら? 
 
****************** 
写真:広げたカーテン生地(マルチカバーだけど)の上に、座り込むらく。  
お約束ですね。  
アイロンをかけたとこだったのに〜。
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2005/3/2(水)  ネコハラスメント
 
駅前のスポーツクラブに入会し、初めて体脂肪を計ってきた。 
ジムやスタジオは使わないし肉体改造計画などもまったくないので、そんなもの知らんでもいいと拒否したが、入会時の決まりだとかで強引に機器に乗せられてしまった。 
まず体重が出て、そこに身長や性別、年齢を入力する。 
それから1分ほどじっと立っていると、体脂肪や筋肉量が測定される。 
病院でも使われている医療機器だそうでスタッフの人は自信満々だったが、重いジーンズやセーターを着たまま量ったので、すでに体重の時点で誤差があるはず。 
まあそれでも、全然かけ離れた数値は出ないだろう。 
 
面倒くさくていやいやの測定だったが、結果が出てみるとけっこう面白い。 
左右の身体のバランスは、ほぼオッケらしい。 
体脂肪率は、おおよそ想像してた通り。 
筋肉量は、両脚は理想的。右腕はもう少し、左腕はさらにもっとついたほうがいいそうだ。 
スタッフの人は「もうちょっとですよ。頑張りましょう!」と明るい笑顔で励ましてくれたけど・・・。 
あのう。 
機械の言う理想がどういうものか分かりませんが、あたしゃ今でも充分、筋肉質で男らしい体型なのに、これ以上腕がムキムキになるのはイヤですよう。 
背が高ければ、少なくても170cm以上なら、タフでワイルドなキャットウーマン路線も狙えるだろうが(顔の造作や足の短さには目をつぶったとして)、私のようにチビでマッチョな中年女なんていかがなものか。 
それにですね、いい見方をすれば引き締まっていると言えなくもないが、私のように胸まで引き締まってては面白くもなんともない。 
 
自分の胸が筋肉質でフラットなせいか、猫や女性の身体の優しい曲線が好き。 
ヒトは、自分にないものに惹かれる動物なのだ。 
むにむに〜のふわふわ〜は、見てよし触ってよしである。 
玉子フェスタのときに、身体は細いのにぼよよんなどりちゃんの胸部に激しく反応してしまい、「巨乳だねえ。うへへへ〜」と迫ったら、どりちゃん、慌てて両手でカーディガンをかき寄せ胸を隠し、そそくさとあっちのほうへ逃げていってしまった。 
あああ、そんなつもりじゃ・・・ 
って、そんなつもりだけどお。 
減るもんじゃなし、触らせろ(暴言)。 
 
私が女子のぼよよんに反応するのは猫さんのお腹をモフモフしたいのと同列で、決して発情しているわけではないの。 
ただ気持ちよさそうだなあと思うだけなのだけど、嫌がる女子を追い掛け回して押し倒し、ぼよよんをモフモフしたら犯罪者で、通報されても文句は言えない。 
ところがタラちゃんを追い掛け回してツンツンしても、変質者扱いはされないのである。 
つか、みんなして寄ってたかってやっていたこと。 
しかし猫さんの立場からしたら、同じことかも。 
特に、親しくもないヒトから無理やり触られるのは不快であろう。 
セクシャルハラスメントは犯罪だが、ネコハラスメントは許容される、ヒト中心の世の中です。 
だからラクシュミーや、あきらめて触らせろ〜。 
 
****************** 
モフモフされると怒るらくは、私が食器洗いを始めるとカブリつきで見学し、あまっさえびしょびしょに濡れながら、私の肘の下にもぐりこんで排水をじぃぃぃぃ〜っと眺めている。 
しかも今夜は、洗剤が飛んだ洗い桶の水を飲んだ。 
あぶないな〜、やりそうだな〜とは思っていたが、とうとう恐れていたことが・・・。 
ダメーっと手を伸ばすより先に、らくは自分で飲むのをやめて、変な顔をして口をくちゃくちゃさせている。 
うああ、らくやらくや、だいじょぶかい? 
とりあえず、きれいなお水をたくさん飲みなさい。 
口元に水のお茶碗を差し出すと、びっちゃびっちゃと盛大に飲む。 
らくやらくや、だいじょうぶ? 
抱き上げると、ウナギのように、腕の中からにゅるんと逃げた。 
そして滑空!さらにダダダ!!絶好調〜。 
らくや、大丈夫そうだね。でももう飲まないで〜! 
 
******************** 
夕食に生タラを煮たの。 
この前は完食したのに、今日はほとんど残した。 
タラの気分じゃなかったの?それとも鮮度が良くないとか? 
近所で上等の魚屋さんは、まだ見つからない。 
 
ついでにカーテンも、まだできない。 
その代りに、ほどくのだけは上手くなった。 
 
写真:失敗したカーテン。 
こだわるほどに居酒屋の暖簾・・・。
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2005/3/3(木)  イエヤマネコ夢中
 
る〜あで購入した『オーガニックフリーズドライササミ』が大ヒット。 
袋を開封しただけで、らくの口からは早くも涎が・・・。 
で、えらい勢いで、がうがうと食べる。 
鶏肉は煮ても焼いても食べないのに、なぜコレはそんなに? 
不思議だ。私にもちょっとくれ。 
口に入れてすぐはカフカフしたお麩のようだが、噛んでいるとじわ〜っと鶏肉の味が染み出してくる。 
なるほど。 
細かく砕いて、いつもほとんど残すカリカリにまぶしたら、きれいに食べた。 
すごい威力だ。
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2005/3/4(金)  ハイテクvsアナログ(タワシ編)
 
朝、玄関を開けたら、ドアの前に雪が吹き溜まって積もってた。 
もう3月なのに、今年はなかなか暖かくならない。 
 
*********** 
ありとあらゆる王国の備品を、激落ち君で擦って擦って擦りまくっているが、ヤカンがどうにもならない。 
コゲつき+油はね+その上に埃が被さって固まっているという、ものすごさである。 
そういや10年ほど前に友人から譲り受けて以来、1回も磨いてなかったっけ。 
今まで放置していたくせに急にヤカンをきれいにしようと思ったのは、コゲだらけでは熱伝導率が下がり、光熱費に影響するかもと思ったからだった(目指せ節約生活)。 
 
が、頼みの綱の激落ち君も歯が立たないので、通販でステンレス磨きという研磨剤を買った。 
布につけて軽く擦れば、たちまちピカピカになるというもの。 
うちにある洗剤は、石鹸とオレンジXと激落ち君だけである。 
ステンレス磨きのような合成洗剤はあまり使いたくないのだが、今回は致し方ない。 
1回きれいにしたら、あとは激落ち君でこまめに磨くことにしよう(ほんとかですか、できるんですか?)。 
 
しかしさすがのステンレス磨きも、10年分の汚れには太刀打ちできなかった。 
軽く擦るどころか渾身の力を込めて磨いても、わずかにコゲが落ちただけ。 
どうしてくれよう、このヤカン。 
今までの私なら迷うことなく捨てて、新しいのを購入するところである。 
しかし、いつまでもそんなことをしていてはイカンのだ。 
ガステーブルを掃除するのが面倒で、汚れたら処分してと使い捨てにしていたこともあるが、心を入れ替えたのである。 
モノもお金も大切に! 
限りある資源と収入を大切に! 
 
とつぶやきつつ、薬局へ。 
ギンギンになって物色し、ボンスターというクレンザー付き金ダワシを買ってきてヤカンを擦ったら、気抜けするほど簡単にピカピカになった。 
ボンスターは、少なくても私が親元を離れた20年前には、すでに存在していた。 
アナログタワシが、激落ち君やステンレス磨きといった最新ハイテクお掃除グッズに勝ったのだった。 
ボンスター最強! 
金ダワシなので、ヤカンの表面には無数の細かい傷が付いたに違いない。 
でもいいの。10年分の埃を付けたままよりは、傷のほうがマシだもん。 
 
********************* 
近所の花屋で、猫草を購入。 
種はあるのだが、新ぎゃおすに移って来てから蒔いてないので、久しぶりの猫草となった。 
らくは発見するなり突進し、かうかうかうっと食べている。 
猫草、好きだね。 
いっちゃんも大好きだったよ。 
芽が出た市販品は種の品質が分からないので買わないようにしていたのだが、引越しのどさくさで種蒔きをさぼってたので、今回は特別に。 
らくや、ごめんよ。 
次の猫草は、ちゃんと蒔くからね。
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2005/3/5(土)  新ぎゃおすのご近所事情
 
新ぎゃおすマンションの近所は喫茶店だらけ。 
スターバックス形式のカフェに、漫画が置いてある昔ながらの喫茶店に、アンティーク調のオサレな店に、絵が飾ってあるギャラリー喫茶に、コーヒー専門店に紅茶専門店に・・・etc。 
完全な住宅街で、オフィスはほとんどない地区である。 
ここいらの住人は、そんなに外でお茶を飲むのか? 
 
蕎麦屋と寿司屋とパン屋も多い。 
蕎麦屋はどこも、お値段高め。 
パン屋はどこもそこそこで、「ここだ!」という店は見つからない。 
寿司屋は多いが知らない店は入りにくいので、駅近くに一軒だけある回転寿司屋に入ってみた。 
ありえない店だった・・・。 
まずいっ!! 
つか、寿司として成り立っていない。 
つまむとぼろぼろと崩れて、ぐちゃぐちゃしたご飯の上にネタがだらしなく寝そべった状態になる。 
崩壊したご飯をお箸で食べようとしても、お酢の水分をちゃんと飛ばしていないのか、びちゃびちゃで挟めない。 
文字通り、箸にも棒にもかからない。 
いくらグルグル廻る回転寿司とはいえ、こんなにひどいのは始めてである。 
呆れて早々に店を出たが、他にも客はチラホラといて、いつ前を通っても店内には人が入っている。 
なぜだ〜っ!不思議を通り越して、怪奇現象である。 
昼から深夜まで営業している店なので、今夜はたまたまヘタな人が握っていたのか。 
外に出てぼんやり看板を見直すと、「お寿司をご注文の方、カラオケ無料」と書いてあった。 
回転寿司屋の隣にはカラオケ屋があり、どうやら同じ経営らしい。 
あ、そう。 
カラオケ屋のオマケで、回転寿司がくっ付いているのね。 
しかし、こんなまずい寿司もどきを食べてまでカラオケしたいか? 
理解しがたい。 
 
イエヤマネコ御用達にできそうな、上等の魚屋も見つからない。 
旧ぎゃおすの周りには商店街と呼べるほどの規模ではなかったが、涎もんの寿司屋(回転しない)があり、絶品のベーカリーがあった。 
自転車で3分のところには激安スーパーがあり、5分走れば珍しい食材やいいものばかりを扱うお高いスーパーがあり、もうちょい行くと一駅先の大きな商店街に着く。 
美味しい外食の店も、たくさんあった。 
新ぎゃおすの周りの商店街は規模はそこそこだが、内容がどうもいまいちである。 
回転寿司屋はひどかったが、ほかの店はどこも平均点といった感じで、特徴に乏しくつまらない。 
町を歩いているのは、こざっぱりとした人達ばかりである。 
つまらねえ。 
 
と、悪口ばかりを書いたが、新ぎゃおすにも良いところはある。 
筆頭は、お風呂。 
浅くて縦長の浴槽は、私の身長だと足を全部伸ばして、ゆったり浸かれる。 
これは、かな〜り気持ちいい。 
旧ぎゃおすでは正方形に近い長方形の深い浴槽で、膝を抱えた体勢で入っていた。 
新は窓がないユニットバスなのでカビ対策は必須だが、その代わり隙間風がはいらないので、旧のように風呂場が危険な寒さになることがない。 
夏は一転して危険な暑さになりそうだけど、今のところお風呂の快適さでは、ぶっちぎりで新ぎゃおすの勝ちである。
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2005/3/6(日)  窓をお開けなさい
 
新ぎゃおすの窓からも、よそのおうちのものだが、ちらほらと木が見える。 
鳥が来るかと期待していたが、声は良く聞こえるのに、なぜかあまり姿が見えない。 
鳥さんを眺めるのは、室内閉じ込められイエヤマネコの楽しみなのにね。 
声だけじゃなく、姿も見せてほしいものです。 
 
居間の窓は、下半分が擂りガラスになっている。 
台所と小部屋の窓は、全部擂りガラス。 
らくはしょっちゅう、「窓を開けて」と要求し、冷たい風が入ってくるのに窓際に張り付いて外を眺めている。 
家に誰かいるときならそれでもいいが、お留守番の時には外が見られない。 
それじゃつまらないね。 
ガラスを透明なものに替えていいか聞いてみるから、もうちょっと待っててね。 
 
**************** 
らくは毎日何往復も、ヤマネコ街道をダダダしている。 
部屋が広くなったぶん、運動量はけっこう増えていると思う。 
それだけアバれていたら、少しは痩せたんじゃないですか? 
確認しましょう。 
 
体重を測ってびっくり、5.4kgしかない。 
1ヶ月前の測定より400gも減っている。 
いいこと・・・なんですよね。 
獣医さんは、5kg前後までダイエットしてくださいって言ってたもん。 
でも、もういいよ。 
これ以上、痩せなくていいです。
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2005/3/7(月)  買い物の法則と怪しいレストラン
 
通販で買ったフライパンラックとほとんど同じものを、ハンズで見つけた。 
細部のデザインが少し違い、ハンズのもののほうが使い勝手が良さそうだ。 
しかも、通販のより2000円も安いではないか。 
あれえ?おっかしいなあ〜。 
以前に捜したときには見つからなかったので通販で買ったのになあ。 
他にもそんなものがいくつかあり、『捜しているときには絶対に見つからないのに用が済んでからあちこちで見かけるの法則』に首を傾げながら100円ショップへ。 
 
今度はハンズで買ったあれこれとほとんど同じものが、100円で売られているのを発見。 
あれえ?おっかしいなあ〜。 
以前に捜したときには見つからなかったのでハンズで買ったのになあ。 
とほほ。 
 
********************* 
夕食に近所のインド料理屋へ。 
ごく普通のありふれた商店街の中にある、怪しいレストランである。 
外から覗くと厨房にインド人(かパキスタン人かバングラデッシュ人かスリランカ人かも知れないけど)が見えた。 
おお。見掛けの怪しさに反して、スパイスたっぷりの、ちゃんとしたインド料理かもしれない。 
期待しながら、道路に面したガラス窓に貼ってあるメニューを見ると、『ビーフカレー』とか『ポークカレー』とか書いてある。 
インド料理には、ビーフカレーは存在しない。 
ポークカレーも、インド風の洋食であり、インド料理にはない。 
全てのインド人が牛も豚も絶対に食べないとは言い切れないが、あっても非常にまれなことだと思う。 
99.9%のインド人は、食べないのではないか。 
宗教的が絡んでいるので、食べないだけでなく料理もしないと思われる。 
ということは、コックはイギリス人か? 
ま、どこでもよい。 
インド風料理でも問題ない。美味しければ。 
 
それに、本場そのままの料理が常に美味しいとはかぎらない。 
料理はその土地によって育まれたものなので、気候風土が違う日本では現地で食べるほど美味しくないのでは。 
沖縄のオリオンビールは沖縄で飲むと上手いが、内地で飲むとそうでもないように(私だけ?)。 
日本で食べるときには日本人の口にあわせた料理のほうが美味しいことは、普通に当たり前のことだと思う。 
だからインド風でもいいのだが、問題は。 
『日本人の口にあわせた料理』というものを、コックが勘違いしている場合が・・・ 
ないとはいえない、いうことである。 
 
(ちなみに、インドで食べるインド料理はとってもうまい。朝から晩までマサラ味{スパイス料理}だが、非常にバリエーションに富んでいる。他の選択肢がない、ということもあるが、3ヶ月食べ続けても私は辛くなかった。しかし日本で3ヶ月間、インド料理を食べ続けることはできない。気候が違うのだ。) 
 
閑話休題。 
店に入ってテーブルにつくと、なにやら懐かしい感じがする。 
地方の小都市の、3流半くらいのホテルのダイニングのよう。 
セピアの壁はそういう色なのかと思ったら、むらがある。 
もしやとおしぼりで拭いたら、そこだけ白くなった。 
汚れらしい。 
飾りつけは安っぽくて、そこは非常に本場に近い。 
 
(言うまでもないことだけれど、インドには世界有数の最高級ホテルがあり、洗練の極みのインド料理レストランもある。) 
ここでいう『本場』とは、私が入ったことのある、いいとこ3〜5流ホテル及びレストランの、という意味である。 
 
一方、本場と違うところもあった。 
ビールを頼むと、普通に持ってきてくれる。 
インドではレストランでアルコールを飲むのは難しいが、可能な店でも薄暗い小部屋にとじ込められてしまうことが多い。 
ひたすら、男ばっかりの小部屋である。 
明るく広いダイニングは、女性を含む健全なご家族連れのためのもの。 
アルコールを飲むような不良は、人目につかないように奥にしまわれてしまう。 
 
(外国人の客が多い大都市や観光地の高級ホテル及びレストランは、この限りではない。しかし地方都市では、酒を飲めるレストランは唯一町一番のホテルだけ、というところも多い。一度、そういう町一番の高級ホテルに入ろうとしたら、ドアボーイに阻止された。ゴムゾウリは立ち入り禁止だそうだ。「日本人だぞ、金はある!ビールを飲ませろ冷房にあたらせろ〜。」と叫んだが、あっさり却下された。) 
 
再び閑話休題。 
話は戻り、近所のインドレストラン。 
私はベジタブルカレーのセット、くりくりはマハラジャセット(獣肉中心)を頼んだが、どちらも美味しかった。 
しょっちゅう行けるお値段ではないが、たまのご馳走というほど高くもない。 
近所に美味しいお店があるのは便利だ。うひひ。
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2005/3/8(火)  くじらとイエヤマネコ
 
くじらのお刺身を発見したので、即購入。 
らくの好物を手に入れた! 
走って帰宅し、すぐさま山猫ご膳に盛り付け。 
さあ、たんとお食べなさい! 
 
らくさん、ふんふんと匂いをかいで、2口食べて放置。 
大好きだったじゃないか〜! 
前回は爆食したくせに。 
しくしくしく。
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2005/3/9(水)  遊ぶか助けるか
 
ベランダに出て窓越しに、部屋の中に向かって「助けて〜」とやったら、らくさん、窓ガラスに飛びついたり忙しなく左右に行ったり来たりしながら、「お〜んお〜ん」と大騒ぎになってしまった。 
ごめんよ、冗談だったんだよ。 
 
くりくりは「助けようとしてた」って言うけど、「なになに〜。ぼくもあそぶ〜、お外に出る〜」と騒いでいるようにも見えた。 
らくや、ほんとはどっちだったの?
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2005/3/10(木)  ハッピースマイル
 
アロマさんちの桃子ちゃんが、楽しいことばかりの世界にお引越しした。 
アロマさんに、最高の笑顔を残して。 
23歳だった。 
http://blog4.fc2.com/momotone/ 
 
くりくりに桃子ちゃんのことを伝えたら、「いいなあ、3年間」とつぶやいた。 
意味は、すぐに理解できた。 
いっちゃんは20歳だったので、桃子ちゃんのプラス3年間がうらやましい。 
くりくりの気持ちは分かる。 
分かるけど・・・。 
 
桃子ちゃんの23年間は、その年月の長さはとても素晴しい。 
らくも、ご利益にあやかりたいと願っている。 
しかし笑顔の秘密は、時間の長さではないような気がする。 
アロマさんがそばにいたから、アロマさんと一緒に生きてきたから、アロマさんを愛し愛されたから・・・。 
20年でも23年でも、あるいはもっとうんと若くても、大好きな家族と過ごした幸福な時間が、猫さんを微笑ませる。 
だからさ、くりくり、悲しむことはないんだよ。 
桃子ちゃんは、たくさんの幸せと共に旅立った。 
いっちゃんも、きっとそうだったから。 
 
と、心の中で思っていたが、どう言ったらいいのか分からずに黙っていたら、くりくりには続きがあった。 
「らくもガンバレ」 
うん。らくもガンバレ。 
桃子ちゃんとアロマさんを目標に、一緒にハッピーを積み重ねよう。 
 
*********************** 
さて、当のらくさん。 
私の顔を見ながら、「あ〜んあ〜んあ〜ん」と鳴きっぱなし。 
日本語に翻訳すると、「あそぶ〜あそべ〜。なに。つかれてる〜?オレさまとあそぶのはジュウヨウなニンムでしょ〜。すみやかにあそぶを遂行しなさい!」 
 
イエヤマネコと積み重ねるハッピーは、ときどきちょっと、たいへんだ。 
でも、最善を尽くさせていただきます(ちょっと、うそだけど)。 
限りある時間を大切に。
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2005/3/11(金)  完成です!
 
永遠に作りかけのままかと思えたカーテンが、一応の完成となった。 
長い道のりでした。 
 
今回の教訓・カーテンにこだわると、居酒屋なる。 
 
****************** 
写真:干した小鯵の前で固まるラクシュミー。 
豆鯵は大好きなのに、干したのは好みじゃないらしい。 
一口も食べなかった。ち。
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2005/3/12(土)  山猫の通り道
 
寝ている私の身体の上を、ダダダと駆け抜けるイエヤマネコ。  
そんなに何往復もしなくても・・・。 
〆はタワーからのジャンプで、私のみぞおちに着地。 
なんですか。 
これは新しいプレイですか? 
山猫街道にはみ出して寝ている私が悪いのね。 
すんません。 
でもお願い。少しは遠慮してください。
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2005/3/13(日)  食べにくいから
 
昨夜もダダダと踏まれました。 
だんだん快感になって・・・。くるわけねえよ。 
少しは遠慮してください。 
 
*************** 
ナチュラルコンフォートの試供品が届いた。 
らくは興味しんしんで、一生懸命に食べようとするが食べられない。 
粒が小さくてコロコロしてるので、うまく口に入らないようだ。 
しばらくチャレンジしていたが、とうとう諦めて山猫ご膳から離れてしまった。 
で、私の目の前に来て、「うあ〜ん!!」と雄叫び。 
翻訳すると、「なんなんだよ!喰えないよ!」という文句か。 
あるいは「違うの出して!」という要求か。 
 
ああ、それにしても惜しかった。 
せっかく口に入れようとしたフードだったのに。 
ラクシュミーにとって、もうちょっと食べやすい形状だったらなあ。
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2005/3/14(月)  らくの都合、私の都合
 
カウンター棚の上から滝ケー。 
真下には、らくの食器や買い置きの食品ごちゃごちゃと。 
後始末が面倒だ〜。 
でも、猫にこちらの都合を押し付けて、ケーの場所まで決めることはできないよね。 
らくにはらくの、都合があるもんね。 
 
****************** 
今月の猫カレンダーには、mooちゃんとクッキー&まりんちゃんと、弘貴ちゃんと、ラクシュミーが載っている。 
今年はらくしか応募しなかったし、購入もしなかったので、一部だけしかない。 
毎月めくりたいが、破るのはいやだ。 
だって一部しかないんだもん。 
ということで、セコい作戦を実行している。 
カレンダーをクリップで挟み、クリップの穴にプッシュピンを通して壁に刺してある。 
セコくても、破るよりいいのだ。
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2005/3/15(火)  イエヤマネコぐるぐる(@お風呂)
 
今日の労働場所は、セタガヤ区のスタジオ。 
旧ぎゃおすの時には、自転車で10分くらいのところだった。 
新ぎゃおすからも、王様号で行けるのか? 
やってみたら、15分ほどで問題なく到着した。 
 
ということは。 
新から旧へは、王様号で20分くらいということか。 
物理的にはたいした距離ではないが、心情的には随分と遠く感じる。 
 
写真は、お風呂に付き合うラクシュミー。 
私が湯船に入るとこっちを向き、洗い場に移動するとそっちを向いて、洗面台の中でぐるぐる回っている。 
可愛いぞ〜!
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2005/3/16(水)  ウリエース
 
薬局で新ウリエースkc(テルモ製)というのを見つけた。 
おしっこをかけると、尿糖、尿たんぱく、潜血の検査ができるそうだ。 
人用だが、山猫にも使えるのでは? 
欲しい。が、3000円もする。高い。 
が、3000円でらくの健康管理ができると思えば安い。 
むう。今日は買わなかったけど・・・(言わずもがなにつき、以下略と)。 
 
***************** 
空気を吸っても吸っても体内に酸素を取り込めず、うんと苦しかったえびちゃん@ぽーさんが、奇跡を起こした。 
呼吸は落ち着き、ご飯を食べ、楽しく遊んで、ぐっすり眠れているとのこと。 
私まであんまり嬉しくて、嫌がるらくを抱っこして踊った。 
すぐに逃げられたけど・・・。 
らくや、とっても嬉しくておめでたいことなんだよ。 
猫神様、ありがとうございます。 
森羅万象の八百万の神様、ありがとうございます。
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2005/3/17(木)  焦げました
 
らくに甘えび。 
コルステロール値が高いので、あげちゃいけないんだけど。 
でもでも、痩せたし・・・。 
コルステロール値も下がっているんじゃ? 
だって最近、お留守番が続いているし・・・ 
美味しいものでも食べなきゃ、やってられないよね。 
 
本当は私が、らくが夢中で食べている姿を見たいの。 
バカ家来です。 
 
****************** 
お湯を沸かしているガステーブルに近づいて、らくのヒゲが焦げた。 
きゃああああっ〜〜〜。 
らくやらくや、大丈夫? 
 
びっくりして走って逃げたらくを追いかけて、抱っこしてチェック。 
どこにも怪我はないようだ。 
良かった。 
でも、ごめんよ。私が悪かった。 
火を使っているときに、ガステーブルから離れちゃいけなかった。 
怪我はなかったが、ヒゲが焦げたときの蛋白質の焼ける臭いが怖かったよお。 
火傷をしなくて、本当に良かった(冷や汗)。 
 
****************** 
ペットショップの上の撮影スタジオで労働。 
昼の休憩の時に、ペットショップで買い物をしたら、テイルアップという無料の小冊子をくれた。 
ワンコ中心の内容だが、主張をめっちゃ大雑把にいうと、『大切なパートナーに適切な食事を与えましょう。』ということらしい。 
フードメーカーの宣伝かと思いきや、公平な見方をしている記述も各所に見受けられる。 
例えば、『平行輸入品の中には品質が確かでないものがあるけれど、空輸されることで正規品と同等の品質を保っているものもあります。』 
など。 
 
冊子に赤坂動物病院の院長先生が書いたページがあり、興味深く読んだが、疑問を感じる箇所もいくつかあった。 
結論としては、フード選びは獣医さんに相談しようということである。 
院長先生のお話だけでなく、テイルアップという冊子全体がその方向のようだ。 
その結論に至る根拠は、『獣医師はフードメーカーの姿勢を常に注意深く調査し、信頼のおける会社を把握している』からで、『我が家の歴代のペットを市販のフードだけで育ててきたが、食事が原因で病気になったことは40年間で一度もないと自負している』だそう。 
 
院長先生は海外メーカーの工場まで足を運んだことがあるそうで、フードに関して意識が高い獣医さんである。 
しかし全ての獣医さんが、赤坂動物病院の院長先生のようだとは思えない。 
獣医さんはプロなので、動物の栄養学の知識がある。 
病気のときに与えるべき食事について学んでいるし、臨床体験も豊富だろう。 
けれど、栄養学を知っているということと、フードを知っているということは別だと思う。 
 
次から次へ新しいメーカーができ、新しいフードが発売され輸入され、状況はめまぐるしく変わる。 
獣医さんは、激務である。 
勉強することも多い。 
さらにそのうえ、全てのフードを把握し、ある特定の子にとって一番よいものを薦めるなどということは、神業であると思う。 
 
もっと言えば、工場を見学して、そのフードの品質をどこまで把握できるのか。 
原料となる肉は、どこから来たどういう素性のものなのかは、フード工場を見学しても分からない。 
専用の養鶏場などを持っているメーカーならば、ある程度は把握できるだろう。 
しかし、成長ホルモンを絶対に使っていないと断言するのは、見学者には無理である。 
さらに疑うと、動物達が与えられている食べ物は、どういうものなのか。 
農薬まみれの穀物が混ざっていないか? 
鶏に与えられる餌まで専用農場なら、突っ込んで調べることもできようが。 
 
鶏ならまだしも、牛や豚になると加工ルートを調べるのは、お手上げであると思われる。 
牛肉や豚肉の形状のままペットフード工場に運び込まれるのならまだいいが、メーカーによっては何の肉だかさっぱり判別できないようなミンチ状あるいは乾燥させた粉状のものを原料として購入している。 
疑えばきりがないし、多くのメーカーにおいては一般消費者が品質を追求するのは、現実的には無理である。 
 
そのようなことをフードに対して意識の高い院長先生が知らないはずはないのだが、自信を持って『獣医師はフードの品質を把握している』と言い切る自信はなんだろう。 
もう一箇所、院長先生が誤解をしていると思われる記述があった。 
『正しい獣医栄養学に基づいたペットフードはつねにAAFCOの管理下にあり、リチェックを受けている』というところである。 
AAFCOはペットフードの品質に関するガイドラインを定めているが、個々の製品についてチェックなどは一切しない。 
AAFCOが定めた給与試験を各メーカーが実施し、それにパスすれば『AAFCOが定める給与試験合格品』とラベルに記載できるだけ。 
試験の実施も結果の検証も、フードメーカー内で行われることである。 
 
とはいえ、病院の業務と勉強で忙しいなかでフードに関心を持っている院長先生の姿勢は尊敬する。 
近所にそういう獣医さんがいたら、お世話になりたいと思う。 
 
ちなみにテイルアップ編集部の記事には『AAFCOも完璧ではない』という記述がある。 
『冷静に考え、無添加の表示を怪しいと疑ってみること』ともある。 
公平かつ多角的な意見だ。 
で、結論は、『だから獣医さんに相談しましょう』と。 
 
この冊子をどういうものとして捉えればいいのか。 
悩んじゃったよ。 
 
************* 
写真:らくの焦げたヒゲ 
下のほうがチョリチョリになっています。
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2005/3/18(金)  娯楽の殿堂・流水ショー
 
浴槽のお湯を流すと、走って見に来るラクシュミー。 
だけど残念、新ぎゃおすでは水音はするけれど、流れる様子は見られない。 
旧では、渦を巻いて排水溝に吸い込まれていく水が見れたのにね。 
それでもらくはじっと耳を傾けて、床の格子の隙間からわずかに覗ける排水を、じいいいい〜っと眺めている。 
丸い背中がいじらしい。 
 
お風呂の流水ショーに不満が残るせいか、台所の食器洗いを見物するらく。 
うちにきたばかりの子猫の頃にもやってたが、だんだん棚の上から監視するだけになっていたのに、新に越してきてからかぶりつきが復活している。 
しかも最前列を通り越し、舞台の上(シンクの中)にまで乱入してくる。 
すぐ横では蛇口からジャアジャアお湯が流れているのに、ゴミ受け兼排水口に頭を突っ込むようにして見ようとする。 
 
らくや、そんなに渦巻く流水が好きなら、いつか鳴門海峡を見せてあげよう。 
渦の真ん中で一緒に泳ごう。
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2005/3/19(土)  爆食イエヤマネコ
 
今日のらくは、やたらに食べている。 
カリカリのお皿まで空っぽに。 
めずらしいね。 
食欲の春ですか?
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2005/3/20(日)  偶然か必然か
 
食べまくっているおかげか、ここのところ1日おきだったご本尊さまが、昨日今日と2日連続でおでましに。 
ありがたや〜。 
猫のご本尊様が毎日すっきり出るのは、たいへん幸せです。 
 
********************** 
てんさんから、いっちゃんの部屋の鍵とドアプレートをいただいた。 
いっちゃんがいる場所へと繋がっている、どこでもドアと鍵である。 
その証拠に、ドアプレートのナンバーは15で『いちご』。 
鍵は王冠の形。 
一緒に木箱に納められていて、蓋には王冠の刻印が押された取っ手がついている。 
ラベルはプジョーで、王様号と同じ印。 
『Gyaos Kingdom』の革のタグもついている。 
伐採されてしまった、いっちゃんの桜の樹にちなんで、桜色のスカーフと桜のキャンドルもいただいた。 
 
ひとつずつ、てんさんの手元に集まってきたり手作りをされたものたちで、それを丁寧に『いっちゃんのどこでもドア』に仕上げて送ってくださった。 
ありがたくて嬉しくて、なんてお礼の言葉を言っていいのか分からない。 
 
******************** 
どこでもドアを受け取ったのが、午後の早い時間。 
夕方近くになってから、いっちゃんの柱を切り取りに、くりくりと旧ぎゃおすに出かけた。 
今月いっぱいで旧は取り壊されてしまう。 
私は3月いっぱい労働トライアスロン中、今日は一日だけぽっかり空いた日。 
今日を逃すと、もう間に合わない。 
というわけで、鋸とバールと名前は分からないがL字型の道具を持って行ったのだが、結果から書くと、柱は切り取れなかった。 
コンクリに貼っただけの木の枠と思っていたが、鋸を入れてみたら一本柱だった。 
一本柱を部分的に削って、コンクリと組み合わせてあったのだった。 
しつこくトライしたが、無理に切り取ると部屋が崩壊しそうな気がしてきて、やめようと諦めた。 
旧ぎゃおすマンションに住んでいる人はもういないので壊れてもいいのだが、柱ごと、いっちゃんの世界に送ろう。 
いっちゃん、向こうでも思い切り爪を研ぐ柱があったほうがいいもんね。 
 
夜、帰宅してメールを受信したら、かよさんがアニマルコミュニケーションについて教えてくれていた。 
コンパニオンアニマルの写真を送ると、アニマルコミュニケーターの人を通して話ができるというもの。 
生存している動物はもちろん、2年以内に亡くなった子なら話しができるそうだ。 
動物版のイタコさん? 
魂が転生していないうちなら、ということらしいが、いっちゃんはあと2ヶ月で2年になる。 
ぎりぎりセーフ。 
即、申し込んだ。 
 
迷わなかった。 
いっちゃんのどこでもドア、切り取れなかった柱、アニマルコミュニケーション。 
すべて今日一日で起きたこと。 
偶然が重なれば必然に転じる。 
いっちゃん、何か伝えたいことがあるの? 
私は鈍いから、ちゃんとメッセージを受け取れるかな。 
それがちょっと心配だよ。
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2005/3/21(月)  ふーてんのとらっち
 
キャサさんの店の看板猫とらっちが、楽しいことばかりの世界にお引越ししたと今日知った。 
とらっちは2年前の夏、朝顔の蔓を踏みながら毎朝店に出勤するようになり、だんだん寝泊りするようになり、そうなることがあらかじめ決まっていたかのように自然に店に住み着いて、看板猫になったのだった。 
とらっちは白血病のキャリアだが、店のみんなから可愛がれ、お客さんの人気者になり、キャサさんから愛情をかけられ、毎日を幸せに暮らしていた。 
 
動物病院の先生達もとらっちが大好きで、タッグを組んでこちらの世界に引きとめようと尽力したが、3月14日、とらっちはお引越ししたという。 
本当なのかな。なんだか実感がない。 
掲示板で誰かが書いていたように、ふらりと戻ってきそうな気がする。 
ああ、そうか。 
楽しいことばかりの世界に、ふらりと住居を移したのか。 
ふーてんのとらっちだものね。 
 
でも、とらっちが店に現れたのは、ふらりと立ち寄ったのではないような気がする。 
キャサさんを目指してやってきた。 
キャサさんと時を過ごし、幸せの貯金をいっぱいするために。 
とらっち、本当はふーてんじゃないのかもしれないね。 
ちゃんとキャサさんのところに行ったもの。 
そして今頃はアイリーンちゃんと一緒に、キャサさんの自慢話をしてるのだろうな。 
 
またね、とらっち。 
またいつか会おうね。 
 
写真:朝顔の蔓を踏んで店に出勤しはじめた頃のとらっち
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2005/3/22(火)  お留守番はんたいっ!
 
くりくりも私も帰宅は深夜。 
お留守番が続いているらくは、機嫌が悪い。 
「うぇ〜えええんんっ!」と大声で文句を言いっぱなし。 
ごめんよ。 
でも労働に行かなきゃ、オーガニックフリーズドライササミも買えないんだよ。 
終わったら走って帰ってくるからさ。 
明日もお留守番、よろしく。 
(ごめん・・・)
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2005/3/23(水)  嫌いレベル5
 
朝起きて鏡を見たら、顔がどろぼう柄になっていた。 
いっちゃんの白地に茶色い丸とは反対の、茶色地(もともとの私の肌の色)に白の丸が口の周りにできている。 
なんじゃこりゃ。 
鏡に近づいてよく見ると、皮膚がカサカサになって細かくささくれていた。 
いくらなんでも、こんなに乾燥しなくても。 
それとも、これもいっちゃんからのメーッセージ? 
王様、指令の発動は、もうちょっと違う方法にしてください。 
 
*************** 
ご飯が気に入らなくて「ちがうの〜」とわめくイエヤマネコ。 
カリカリはそのままでオーガニックフリーズドライササミをふりかけて再配膳したが、らくは騙されてくれず、「コレはヤダっていってるだろ〜っ!」とヒステリー。 
ササミをかければ、なんでもかんでも食べられるわけじゃないらしい。 
嫌いにも段階があるようだ。 
 
レベル1:そのままだと食べないけれど、ササミがかかっていればハグハグ食べる 
レベル2:そのままだと食べないけれど、ササミがかかっていればソコソコ食べる 
レベル3:そのままだと食べないけれど、ササミがかかっていればボソボソ少し食べる 
レベル4:かかっているササミだけを何とかして食べようとする 
レベル5:たとえササミがかかってても、口をつけるのもイヤ 
 
今日のはレベル5だったのね。 
そこまで嫌いなら仕方ない。違うのをお出ししましょう。 
 
*************** 
食べ終わったラクシュミーは寝転がっている私のところに来て、またもや大声で鳴きわめく。 
今度は遊べの催促らしい。 
私の耳に口をつけるようにして鳴いているので、脳みその奥にまでイエヤマネコの声が突き刺さる。 
ひぃ、こりゃあ無視できない。 
らくや、あなたは人間の耳の位置を知っているね?
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2005/3/24(木)  一戸建て・2軒目!
 
らくがうちに来たときに持ってきた、猫入り道具の爪とぎハウス。 
らくのお気に入りで、これで毎日、せっせと爪を研いでいる。 
もう1年半以上使っているのでダンボールがだいぶくたびれてきたうえに、引越しの際に1回バラしてまた組み立てたので、くにゃくにゃしてきた。 
イエヤマネコの必需品なのになあ。 
 
というわけで、今使っているのと同じ爪とぎハウスを購入した。 
組み立ててる最中から、らくは所有権を主張して、さっそくバリバリ爪を研ぐ。 
新しいのは研ぎ心地がいいかい? 
でも、らくがそこにガンバっていたら組み立てられないよ。 
 
言い聞かせてもイエヤマネコはどいてくれないので、古いほうを先に片付けることにした。 
バラそうと手をかけると、らくが大急ぎで新しいハウスから出て、古いハウスの中に入る。 
これはもう処分するからと言い聞かせても、どいてくれない。 
じゃ、いいよ。 
新しいほうを先に組み立てて・・・ 
手をかけると、らくが大急ぎで古いハウスから出て、新しいハウスの中に入る。 
だ〜か〜らぁ〜。 
まだ建築中なんだって。もうちょっと待ってて。 
しかしらくはどいてくれないので、古いほうを先に片付けることに・・・ 
するとらくは、大急ぎで新しいハウスから出て古いハウスの中に・・・ 
以下、エンドレスで繰り返す。 
 
はいはいはい、分かりました。 
新しいのも古いのも、どっちもらくのものですよ。 
どっちも置いておくから安心しなさい。 
結局、爪研ぎハウスは新旧の2個連結となった。 
 
*************** 
もうひとつのラクシュミーの猫入り道具の首輪は、子猫のときにらくが嫌がったので、引き出しの中に仕舞ったままになっている。 
が、掲示板でanjyu littleが弘貴ちゃん沙樹嘉ちゃんにネームプレートを購入したのを読んだら、最近あちこちで起きている大きい地震や災害時に、万が一らくとはぐれた場合のことなどが急に心配になってきた。 
そこで猫入り道具の首輪の裏に私の携帯の電話番号を書いて、再度らくにつけてみた。 
 
子猫の時には嫌がって、首輪をつけると猫じゃ猫じゃを踊って取ろうとしていたラクシュミーだったが、今はなぜか平気になったらしい。 
まったく気にしていないふうである。 
ベランダに出るときにはいつもハーネスをつけるので、慣れたのかな。 
イヤじゃないならつけといて。 
・・・・・ 
しかし。 
らくや、あんた首輪が似合わないねえ。 
 
ま、迷子になるよりはいいのだ。 
つけといてね。 
 
*************** 
夕食にトビウオの刺身。 
最初は警戒していたが、そのうちハグハグと完食してくれた。 
だんだん食べてくれるものが増えていく。 
嬉しい。
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2005/3/25(金)  でぶの基準
 
労働先で猫好きの人がいたので、らくの写真見せたら、「妊娠してるの?」と聞かれてしまった。 
いや、腹でぶなだけです。 
しかしらくはまだまだ、序の口と思っていたが 
たいしたことない(はず)。 
 
写真:首輪が妙に似合わないらく
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2005/3/26(土)  固太り
 
昨日は妊娠猫に間違われたらくだけど、なんだか最近、腹だけでなく全体的に大きくなってきたみたい。 
以前は身体がタルタルしてたけど、だんだん固太りになってきたような気がする。 
うほほほほ。大きくなれ〜。 
目指せ、でかいさま。
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2005/3/27(日)  手か頭か
 
いつも私が起きると一緒に起床するらくが、今朝は寝っぱなしで布団の上から動かない。 
むっちりした背中に『春眠暁を覚えず』という文字が浮かび上がって見える。 
イエヤマネコがうらやましい春の朝。 
 
*************** 
窓から「ジャッジャジャッジャー」と音がするので振り向くと、イエヤマネコがカーテンを開けていた。 
らくや、賢いね。自分でできるようになったのね。 
しかし手を使わずに頭をカーテンの合わせ目に突っ込んで、強引に寄せている。 
らくは、ドアも手で開けられない。 
カーテンと同じで、頭を突っ込んで強引にこじ開ける。 
いっちゃんは少しでも隙間があれば手を使って、ちゃいちゃいと上手に開けたけどなあ。 
 
ラムちゃん@アリスママは、ドアがぴったり閉まっていてもノブに飛びついて手で回し、どこでも開けてしまうそうだ。 
それを考えると、らくは手が不器用なのか。 
それともオツムが不器・・(以下省略)
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2005/3/28(月)  完璧なフードに栄養補助食品を!
 
らくの体重測定。 
・・・あれ? 
ついこの前、痩せたと喜んだばかりなのに、戻ってる・・・ 
じゃなくて、戻ったのを通り越して増えている〜。 
なんで5.9kgなのお? 
 
でもたるたるじゃなくて固太りになってきたので、よしとしよう。 
筋肉は脂肪よりも重いもんね。 
だいじょぶよね。 
 
*************** 
らくはローテーションでフリントリバーランチというフードを食べている。 
これは『野生動物が自然界で本来とっていた食事を再現するため、従来のキャットフードでは足りていなかった栄養素を強化したキャットフード』であり、『栄養素の不足を補うことで、一部の栄養素の欠乏を防止』でき、『米国では動物医学研究者、獣医師、トップのブリーダーが支持する最高級のクラスのフードで、徹底的に自然素材にこだわったすばらしい品質のキャットフード』らしい。 
 
輸入発売元が扱っている製品はフリントリバーランチのみだったようだが、今度はサプリメントの取り扱いもはじめるとのこと。 
以下、今日届いた輸入販売元が発行しているニュースレターより、一部無断抜粋。 
 
『加熱や加工された餌では、”生”の状態ならカンタンにとれる栄養素が不足していたのです。 
先行販売されているカナダ・イギリス・アメリカでは、獣医師が必要性・効果を認め、販売中!! 
食事の栄養バランスの強化に、キャットフードや猫缶詰など、いつものご飯にふりかけるだけ。 
自然環境に近い食事が、手軽に再現します。』 
だそうで、サプリメント販売ページへのリンクが貼ってある。 
 
『元気で長生きニャン!』(サプリの名前らしい)もフリントリバーランチも、本当に高品質なのだろう。 
「これだけで完璧に栄養を摂れます」となっているフードと栄養補助食品を同時に発売しているメーカーやショップは他にも数多くあり、猫さんの状態によってたくさん摂ったほうが良い栄養素は違ってくることを思えば矛盾はないのだが・・・。 
しかしここは、製品紹介の仕方が率直過ぎというか何というか。 
私だけかもしれないが、他にもツボにはまる箇所がいくつもあり、突っ込みどころの多い楽しいサイトである。
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2005/3/29(火)  アニマルコミュニケーション本番
 
今日はアニマルコミュニケーションの日。 
予約は午後だが、朝からドキドキして落ち着かない。 
緊張しすぎたせいか、何度も電話番号を間違えたりで予約時間に遅れてしまった。 
こんなときにまで、まさかの遅刻である。 
家来失格・・・。アニマルコミュニケーターさま、王様、ごめんなさい(泣)。 
 
結果は近いうちに別にまとめるつもりだが、ひとつだけ日記に書いておきたい。 
私からの質問は、「20年間の私との生活で、楽しかったことや嬉しかったことはありますか?」。 
 
で、王様の答えは。 
「自転車」 
だった・・・・・・・・・・・・・・・・ 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
・・・はい?王様、自転車っていったい・・・? 
 
いっちゃんは窓から見える自転車に乗った人が不思議で、「あれは何だろう。乗ってみたいな。」と、ずっと思っていたらしい。 
 
20年以上に及ぶ家来との甘い生活(?)の中で、楽しかったことは『自転車』〜!? 
王様、もっと他に何かあるだろ? 
美味しいとかさあ、一緒に遊んだこととかさあ。 
そゆのじゃなくて、楽しかったことは自転車見物? 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
さすがは王様である。 
いっちゃんの偉大さは、私の予想を遥かに超えていた。 
セッション中は泣きっぱなしになっちゃうかもと心配していたが、そんなのは卑小な家来の杞憂でした。 
笑わせていただきましたです。 
 
やっぱりいっちゃんはスゲいや。 
王様、ありがとう!
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2005/3/30(水)  あそべ攻撃、玉砕なり
 
夕方帰宅。あれこれ用事を片付けようと思っていたのに、床で気絶寝。意識を取り戻したのは深夜2時過ぎだった。 
せっかく早く帰ってきたのに〜! 
私の耳元で大声で鳴いていたのに無視されて、らくもフテ寝していた。 
ごめんよ。
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2005/3/31(木)  不法侵入
 
お隣さんが引越したので、空いた部屋にどきどきしながら不法侵入。 
おお、壁がナナメじゃないとこんなに広いのか。 
床の平米数はたぶん同じと思うが、うちは角部屋で外に接した縦の壁面が全てナナメっているので、使用できる面積は随分と違うように思う。 
でもそのかわり、うちのが窓が多いので、明るいからいいや。 
窓はイエヤマネコにとって重要な要素だもんね。 
 
それにしても驚いたのは、部屋がきれいなことだった。 
どのくらいの期間住んでいたのかは分からないが、壁も床も、どこもかしこも綺麗だ。 
キジ猫さんのお家だったが、壁紙に爪あとが少しあるだけ。 
もしかして・・・ 
ぎゃおす部屋は掃除をしていないだけではなく、猫対策も甘いのか。 
山猫のしつけとか?そんなもんは無理な気がするよ・・。 
 
写真:オレさまもトナリをのぞくぞ
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 2005年 3月  

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