ぎゃおす王国記・ラクシュミーの王様への道

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2005/5/1(日)  高品質にリニューアル
 
らくが喜んで食べる猫缶はそんなに多くないが、その数少ないうちのひとつ、モッピー&ナナでしか扱っていない『スナッピートム・ツナ&チキン』の買い置きが残り少なくなったので、先日お店に行ってきた。 
そのとき初めて知ったのだが、スナッピーシリーズのうち、らくのお気に入りのツナ&チキン味だけリニューアルされていた。 
げ。 
猫缶片手に、今までのとだいぶ中身は変わったんですかとお店の人に詰め寄ると、「脂肪分が98%カットされて、ヘルシーになりました。今まで入っていた血合い肉が全部ホワイトミートになって、品質アップしました。ゼリーはとろみに変わり風味が増して食べやすくなりました」と説明してくれる。 
にこやかな店員さんの前で私は猫缶を握り締めたまま立ち尽くし、そのときからいやな予感はしていたのだった。 
そりゃもう、全然ベツモノだ〜っ! 
 
品質の高さと猫の嗜好は、残念ながら一致しない。 
それに血合い肉が混ざっていたほうが、栄養的に良かったのではないか? 
血合い肉は人間用の加工食品に使えない部分、つまりはクズとして捨てていたものを猫缶に流用していたのだろう。 
それをやめて人間用にも使えるホワイトミート部分だけを加工して猫缶を作りました=品質がアップしましたと言われれば確かにそうだが、それは人間側の理屈では。 
人間界では血合い肉よりホワイトミートのほうが高級高価だろうが、猫にとっての美味しさとは関係ないことである。 
猫的には淡白なホワイトミートよりも、血合い肉のほうが栄養に富み味は濃く、美味しい部分なのかもしれないじゃ〜ん。 
清潔な環境で加工してくれれば、人間用としてはクズの血合い肉でもいいのでは・・・ 
 
などと考えながら、買い置きの旧製品がとうとう一個もなくなったので、今夜、新しいのをパッカンしたのだった。 
らくは、食べない。 
やっぱり・・・。とほほ。 
 
*************** 
昨日、らくのケーが治まったと書いた。 
こういうことを書いたとたん、またケーされるのはお約束とも書いた。 
しかし、らくや・・・。 
まさか本当に今夜しなくても〜。 
 
帰宅して洗濯したが雨なので、コインランドリーに乾燥機をかけに再び外出した、ほんの数分の間にケー。 
あああ〜。 
新しいスナッピーツナチキンは拒否しモンプチを食べて、やる気満々でダダダしている最中に出かけたのだが、玄関で靴を履いている私に「いま遊んでるのに!どこ行くのっ!?任務放棄かよ〜っ!!」という非難がましい視線・光線をバンバン送っていたので気にはなっていたのだ。 
だから走って帰ってきたのに、部屋に入るなり発見したのは、猫草が混じった久しぶりの猫缶ケー。 
外出したのが悪かったのか。 
でも、労働に行ってる間のお留守番中にもしてなかったのになあ。 
 
1ヶ月ぶりのケー。 
月一くらいなら心配することはないだろうが、これがきっかけになってまた頻発しなければいいけれど。 
それにほんの10分前までダダダしてたのに、私がコインランドリーから帰ってきてから、らくはベッドで寝たきりだし。 
なんだか元気ないなあ。 
あああ〜。 
 
と書いてるうちに、らくさん復活。 
遊べ攻撃健在なり。ああ、よかったです。
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2005/5/2(月)  イエヤマネコ人を選ばず場所にこだわる
 
私が労働している間、らくとくりくりは、たっぷり昼寝をしていたそうだ。 
私のベッドで一緒に・・・。 
良かったね〜。 
 
ということは、らくは私にくっ付いて小部屋にきたのではなく、らくが寝場所と決めたベッドにたまたま私がくっ付いていたということだ。 
誰とでも寝るイエヤマネコめ。いっちゃんは私としか・・・。 
って、まあよいわ。 
らくとくりくりの仲が良いのは全員にとってハッピーなことなので、よしとする。 
 
くりくりは、らくへの愛が報われる。 
らくは、私がいないときでも、くりくりがいれば安心で満足。 
らくとくりくりがよろしくやっててくれるなら、私はちょこっと失踪できるね。 
うっしっし〜♪
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2005/5/3(火)  美味しいご飯
 
通販で定期購読を申し込んだ『ねこのきもち』が、もう届いているお宅があるようだ。 
うちにはまだ来ないぞ〜! 
心配すべきケーについての記事があるらしいので、早く読みたいのに〜。 
電話しようかと思ったら、祭日だった。ち。 
 
**************** 
夕食にらくにホタテの刺身。 
普段は、信用していないくせに、メインでキャットフードを与え続けている。 
千尋ちゃん@こだまさんのブログには手作り食の情報がいっぱいで、読むたびにこだまさんを尊敬する。 
私もできれば手作り食にしたいのだけど、たまにお刺身などを調達するだけ。 
だって、面倒くさいんだもん。 
 
らくのために手作りご飯を作るのが面倒なんじゃない。 
らくが食べてくれなくて、悩むのや根競べをするのが面倒くさい。 
もしらくが食べなかったら、キャットフードなら違うのを袋から出すか猫缶をぱっかんすればいい。 
手作りご飯だったら、何が気に入らないのか考えて、作り直して試行錯誤を繰り返すことになる。 
それでもちゃんと食べてくれるようになるまでには、根競べの毎日だろう。 
栄養成分も大雑把にでも計算するべき? 
猫の栄養学も基本くらいは知っていなくちゃ。 
手作りご飯につきものの、その過程が・・・ 
あ〜面倒だ〜! 
 
だって私の労働は時間が不規則で早朝から深夜まで帰ってこれないことがあるし・・・買い物をする時間さえないことも多いし・・・ 
などと自分に言い訳をしながら、いやな臭いだと思うフードでも、らくが食べれば与え続けている。 
時間があるときに作り置きして冷凍したり、非常食を用意したりで、本気でやろうと思えばできるはずなのに。 
 
でもま、いいか。キャットフードは楽ちんだもん。 
・・・って、こういうお世話係りはどうなんすか? 
いっちゃ〜ん!! 
 
写真:お隣のベランダに頭だけ侵入成功
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2005/5/4(水)  間違いだらけ
 
『ねこのきもち』が届いた。 
焦ってケーのページをナナメ読み。 
ああっ!いついかなるときでも、ケーは病気? 
さらに焦って熟読。 
・・・うう。 
よくわかんな〜い。 
どれも、らくケーには当てはまらないような・・・。 
 
らくケーはパターンが決まってて、食べてすぐ(5分以内)に大量のご飯を出す。 
背中が波打って苦しそうで、たいていは3回に分けて吐く。 
吐出ではなく、嘔吐だと思う。 
しかし雑誌には、食べてすぐの嘔吐というパターンは載っていない。 
食後すぐの吐出か、食後30〜1時間後の嘔吐だけ。 
一番近いと思われたのは、『食べた瞬間に吐き出すようなら、がっついたせいかもしれません』というやつ。 
食欲が増しているため、胃の大きさ以上に食べてしまうからだそうだ。 
それはそれで、甲状腺機能亢進症や糖尿病の可能性があるらしく・・・。 
ええ〜っ!? 
 
が、なんだかそれも、違うような気がする。 
らくケーのほとんどは、私が帰宅して猫缶を食べさせた後。 
興奮してごろんごろんと足元を転がっている山猫にご飯をあげると、はぐはぐはぐっと食べて、今度は滑空&ダダダして、ケーである。 
違うパターンのときもあるけれど、ほとんどはそう。 
ただ単に、興奮状態で食べるからのような気が・・・(←素人考え) 
お調子に乗ってアバれながら食べて吐く、興奮ケーのよう。 
もっともそれも、本によると病気なのだろうが。 
確かに、ケーが癖のようになっていたときには、食道に炎症があったかもしれないと思うけど。 
 
もう一箇所、驚いたのは、猫はストレスで吐いたり胃潰瘍になったりしないこと。 
ええ〜っ!?そうなの? 
ネズミに強いストレスを与えると、あっという間に胃に穴が開いた実験をテレビで見たような気がするけど・・・ 
ネズミにはあるのに、猫にはないの? 
ちなみに、猫はストレスの影響を受けないのではなく、抵抗力が落ちるという形で現れるそうだ。 
それなら、『ストレスで抵抗力が落ちる→胃の粘液の分泌バランスが崩れる→胃炎』あるいは、『抵抗力が落ちる→ヘリコバクター・ピロリ菌が増える→胃潰瘍』という経過はありそうに思うが・・・ 
 
話しはズレるが、強いストレスを与え続けられたネズミは短命だそうだが、まったくストレスのない状態で上げ膳据え膳のネズミも短命だそうだ。 
適度なストレスのあるなかで暮らすネズミが、一番長生きするらしい。 
適度なストレスは、良い刺激になるのだろう。 
しかし猫にとっての『適度なストレス』というのがどの程度のものなのか、さっぱり分からない。 
 
それにしても、実験されるネズミは気の毒だ。 
自分が散々現代医学の恩恵を受けておきながら、実験動物をかわいそうと思うのは傲慢なのだがやっぱりなあ。 
合掌。 
 
**************** 
さらに『ねこのきもち』から。 
生のエビやカニにはチアミナーゼが含まれているため、猫にはあげちゃいけないそうだ。 
え。甘えびの刺身はラクシュミーの大好物ですけど。 
海藻を食べて育った貝には毒素が含まれているため、こちらもダメだそう。 
代表的なのはアワビやサザエで、「猫にアワビを食べさせると耳が落ちる」というのは有名な話。 
正確には、アワビを食べて日光に当たるとなのだが、もともと猫にアワビを与える人はそんなにいないと思うので、知らない人もいるだろう。 
しかし、ラクシュミーの2番目の好物、ホタテはどうなの。 
ホタテはプランクトンを食べていると思ったが、大丈夫か? 
 
悩。 
・・・ま、いいや。 
主食にしてるわけじゃないし。 
適度なストレスは長寿の秘訣(違)。 
ぼちぼちいきまひょ。 
 
写真:ねこのきもちのおまけ、サンプルフードを試食ちう
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2005/5/5(木)  理解しがたい生き物いろいろ
 
ずっと何年も、母の日にはバラの花束を贈っていた。 
しかし母からの「花はもういらない」の一言で終了。 
その後は何年間か、ずっと靴を贈っていた。 
ところが数日前、母に電話で、「靴はもういらない」と宣言されてしまった・・・。 
ど、どうする、今年? 
 
「いつもありがとう」と、言葉で伝えるだけじゃダメなのだ。 
母はそれで充分だというけれど、気持ちを形にして伝えることは、今後1年間の母との関係をよりよいものにするために必要です。 
困ったなあ。 
ネットショップを検索しまくったが、なかなかこれというものがない。 
自分のものなら適当に買ってしまうが、母のものは実際に目で見て触ってからにしたい。 
で、今日、王様号で越境して、神奈川県の大きい百貨店まで遠征してきた。 
うろうろと店内を何周も徘徊した挙句、お財布に決めた。 
好みがあるものなので、気に入ってくれるか分からないけど・・・。 
 
百貨店の周辺はご家族連ればかりで、小さい子供もいっぱい。 
子供というのは大人には理解しがたい理由で、突然あらぬほうに走り出したりする。 
こちらがゆっくりゆっくり自転車で走っていても、子供のほうから突っ込んでくる。 
子供は社会性を身につけている過程で、いわばまだニンゲン以前の生物なので、それも習性なのである。 
しかしお母さん、黙って笑ってないで、走り出す前に周りを見ないと危ないと教えてくださいよう〜。 
 
***************** 
帰宅途中にプールに寄って、2km泳いだ。 
そこでは子供とはとても思えない、身長2mくらいの白人のおっさんのような生き物が、我が物顔でアバれていた。 
あんたも社会性を身につけてる過程かい? 
なるべく被害を受けないようにこちらで注意していたが、とうとうやられた。 
いてーよ。 
5秒考えて、キレることにした。 
教育的指導をしてやる。 
 
が、私からよりも、監視員に告げ口してやろう。 
手を挙げて監視員のお兄ちゃんを呼ぶと、走ってきてくれる。 
兄ちゃんが私のところに到達するやいなや、白人のおっさんのような生き物も、全速力でざっぱざっぱと泳いで戻ってきた。 
で、いきなり達者な日本語で、ベラベラと言い訳を始める。 
まだ誰も何も言ってないじゃん! 
監視員が来たのを見たとたんに反応したということは、迷惑&無礼を働いているという自覚があるってことではないか。 
子供よりもたちが悪い。 
 
しかもその言い訳が、さっぱり訳が分からない。 
おっさんは他の国では知らないが、ニッポンのプールではありえないことをしていたのだ。 
ロープの下を潜水しながら2コースを自由自在に行き来して、ターンすれば逆行し対向水泳者をかすりながら泳ぎ、やりたい放題だったのだ。 
その言い訳が、「危ないからそうしてた」っていったい? 
理解しがたい。 
 
監視員の兄ちゃんも困ってしまい、「止めてください」と注意していたが、おっちゃんはたぶんやめない。 
その後私がジャグジーに入っているときに、おっちゃんは再び別のお客さんと監視員の2人がかりで注意されてたが、たぶん分かっていない。 
そういう習性の生き物なのだろう。 
 
******************* 
らくの好みもなんだかなあ。 
昨日までご機嫌で食べていたカリカリを、今日はどうしても嫌だと言い張る。 
「違うの〜っ!」とわめく。 
はいはいはい。違うの出しますよ〜(やけ)。
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2005/5/6(金)  寝起きのいっちゃん
 
今朝起きたら、頭の中が隅々までいっちゃんだった。 
私の脚に茶トラ白の猫が寄りかかって寝ていたので、なんの疑問もなく「いっちゃん」と声をかけて手を伸ばした 
伸ばした手が猫に届く前に、いっちゃんではなくてラクシュミーだと気がついた。 
触る寸前で、手を引っ込めた。 
いっちゃんじゃないから触らなかったのではなくて、ぐっすり寝ているラクシュミーを起こしたくなかったから。 
 
寝起きでぼーっとしたまま、どうやらいっちゃんの夢を見たらしいと思ったのだが、内容は全く覚えていない。 
感情を頼りに思い出そうとしたが、何もない。 
嬉しいも悲しいも何もなく、ただ恋しくて会いたいだけ。 
さっぱり手がかりにならない。 
 
********************** 
もう少しで日付が変わる時間に駅の立ち食い蕎麦屋で天麩羅そばをすすっていたら、私と同じテーブルでワサビを容器に詰めていた従業員のおばあちゃんが、いきなり話しかけてきた。 
返事をしたら、もう一人いるお運びのおばちゃんと、厨房の3人さんの愚痴(ワルクチ)を延々と聞かされてしまった。 
夜中の蕎麦くらい、平和に食わせてくれ〜。 
 
でもなあ。おばあちゃん、誰かに言いたかったのだろうしなあ。 
口に出すことで少しは気が晴れるのかもしれないしなあ。 
しかしそれ、客に言っていいことか? 
しかしアゲン、最初は明らかに私に話しかけている口調だったのが、最後のほうは独り言のようなつぶやきになっていたのが悲しかった。 
つまらなさそうな顔をして、夜中にワサビを詰め続ける手元を見ていたら、もっと悲しくなってきた。 
少なくても、60歳は越えているように見える。 
どんな人生だったのか。 
楽しいことや嬉しいことは、たくさんあったのだろうか。 
・・・などと余計なことまで考えてしまい、心乱れる夜中のお蕎麦であった。 
 
おばあちゃん、しっかりしてて元気なんだからさ、これからもいいことはいっぱいあるよ。 
きっとね。お互いにね。楽しいことはあるからさ・・・。 
 
写真:いっちゃん9歳
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2005/5/7(土)  またもや完敗
 
夜中にヨレヨレで帰宅すると、ネイチャーズバラエティのフローズンフードが届いていた。 
おお、俄然元気が出たぞ。 
さっそく食べてもらいましょう。 
 
室温で解凍することにして、冷凍庫から一個出してからお風呂に入ったが、そのくらいの時間では解けきらなかった。 
残りはラップで密封したフードに、ぬるま湯をかけて溶かす。 
さあ、らくや! 
美味しい生の鶏肉だよ〜。 
さささ、お食べなさい!! 
 
らくさん、ひと嗅ぎして後ずさり。 
お皿を近づけると、怯えたように逃げる。 
なんでやねんっ! 
パッケージには、生食に慣れていない子には最初は調理して与えてくださいと書いてあるが、鶏の骨が入っているので加熱したくない。 
小さく砕いてあるけど、私は心配性なのよ(かつズボラでもありますが)。 
 
なので、らくが大好きな、モンプチの缶詰に少し混ぜた。 
最初は少しでも、だんだんに鶏肉の割合を増やせばいいんじゃ? 
さあ、らくや! 
大好きなモンプチ缶だよ〜。 
さささ、お食べなさい! 
 
しめしめ。喰いついた。 
ところが、2口食べて、いやな顔をして去っていくイエヤマネコ。 
バレたらしい。 
しかし今日という今日は、ワタシ負けないわ。 
根競べよ、やるわよ!『違うの』は、ありませんから〜! 
 
そしてモンプチ混ぜとフローズンだけのお皿が並んだ山猫ご膳は、手をつけられないまま2時間が経過。 
生肉なので、これ以上は出しておけない。 
仕方がないので処分し、寝る前の用意で、混ぜるのに使ったモンプチの残りと新しいカリカリを出した。 
らくさん、エラい勢いで爆食。 
そんなに腹が減ってるなら、フローズンフードを食えよ〜。 
敗北感に打ちひしがれながら眺めていたら、満足するまで食べたらしいらくは窓に飛び乗り、大量にケー。 
 
どっと疲れが・・・。 
しくしくしく。
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2005/5/8(日)  今宵の勝負は
 
起きたばかりで、もう眠い。 
眠いなら寝ちゃえとベッドに戻ってしばらくたったころ、じと〜っとした気配がしたので目を開けると、私の顔から15cmのところにらくがいた。 
びっくりした。 
入る?と布団を持ち上げたら、ずぼっと入ってきて、私のお腹に張り付いた。 
一緒に布団をかぶって寝てくれるのは2回目だ。 
幸せなお昼寝タイム。 
 
写真:イエヤマネコvsしっとるけ(別名くりくり) 
 
PCデスクの私の足元で、たった今繰り広げられている光景です。
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2005/5/9(月)  久々のヒット
 
アーテミスの試供品が届いた。 
ここのところ新しいご飯は軒並み玉砕なので、「食べなくて当たり前」のような気になっていたが、開けてびっくり。 
らくさん、お皿に顔を突っ込んで、素敵な勢いで食べている。 
 
気に入ったらしい。 
じゃあ注文するからね。小さいパッケージでも2.3kgよ。いいのね? 
試供品は食べたけど製品は拒否とか、そういうのはもうヤメてくださいよ〜! 
 
しかし、2.3kg・・・。 
輸入発売元・ゴールドジャパンのサイトには、開封後は2週間から1ヶ月で食べさせろと書いてある。 
一体全体どうやって? 
真空パックに詰め替えても、保存は2ヶ月くらいが限度かも。 
らくだけじゃ、絶対に消費しきれない。 
公園猫レストランに寄付させていただくかなあ。
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2005/5/10(火)  公園猫&猫おばさん続報
 
公園猫さんのお食事風景。 
みんなよく食べ、よく太っている。 
いろいろな人から美味しいものをもらっていると思うので、ナチュラルフードはウケが悪いかと思ったが、はぐはぐ食べてくれる。 
 
コインランドリーでゲットした情報によると、メインの猫おばさんは、猫おばあちゃんだそうだ。 
猫おじいちゃんは旦那さんで、私は会ったことがないが、おばあちゃんの娘さんも一緒にお世話活動をしているとのこと。 
猫おばあちゃん本人は家に20匹の猫がいると言っていたが、それどころの数じゃないとコインランドリーおばさんは言っていた。 
そんでもって、猫おばあちゃん家族はお金持ちらしい。 
ま、そこいらへんは無責任な噂話の域を出ない可能性がある。 
しかしコインランドリーおばさんも言っていたが、いくらお金があったって何十匹もの猫に毎日朝晩食べさせるのは、よっぽど好きじゃないとできないことだと。 
同感である。 
 
他にも近所の喫茶店のママさんが、地域猫さんの避妊手術を100匹以上しているそうだ。 
(引き受け先の病院は、ぎゃおすマンションから徒歩5秒のあそこだそう。やっぱり・・・) 
ママさんは最初は猫が嫌いで、嫌いだけどゴロゴロいるうえに増え続けるので、捕まえては避妊するという対策に出た。 
そして今度は、そうやって関わった猫達を放っておけなくなり、やはり毎日ご飯をあげ続けているらしい。 
猫さんのお世話の資金調達のために、定期的にお店の前でバザーを開いているそうだ。 
出品者にはもちろん売上金を渡すが、「猫に使ってください」と、寄付してくれる人も多いという。 
コインランドリーおばさんはママさんの友達で、バザーや猫ご飯の世話を手伝っているとのこと。 
 
まんまと猫にはまった人が多い地域だ。 
越してきたばかりのころは、旧ぎゃおすに未練たらたらで新ぎゃおすの環境に馴染めなかったが、ここもなかなかいいところだと思うようになってきた。 
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2005/5/11(水)  網戸の向こう
 
そういやらくが大人しい。 
さっきあっちへ歩いていったが何をやっているのかと、台所を覗き窓に目をやり、腰が抜けそうになった。 
あんたなんで窓の外にいるの〜っ!? 
 
台所の窓の外には、ベランダはない。 
ナナメ壁を利用した、広めの花台があるだけ。 
そこにらくが立っている。 
あんまりびっくりしたのでキャーやワーの声も出ず、かえって静かに、そっと近づけた。 
 
・・・らくさんや。 
そんなに目をまん丸にしてびっくり顔で、しっぽをタヌキに膨らませて、そこで何やってんねん・・・。 
びっくり顔タヌキしっぽイエヤマネコは固まっているようで、手を伸ばしても動こうとしない。 
そっと抱いて部屋に入れるときも無抵抗だった。 
何事もなくて良かったが、ああびっくりした!! 
 
網戸ストッパーが窓に干渉してしまい、気をつけないと窓を開けるときに網戸も引きずられて開いてしまう。 
山猫脱走防止装置が、山猫脱走援助装置になっている。 
いつもは注意しているのに、今日は少し網戸が開いたままになっていたようだ。 
うっかりしてた。 
うああ、こえ〜よ〜。 
 
らくはらくで、網戸が開いているので出たはいいが、その先はどうすればいいのか途方に暮れていたようだった。 
それとも柵の下を除いて怖くなったのかな。 
ここは3階だけれど、4階に近い高さがある。 
ベランダの下には1階の屋根があるけれど、台所の窓の下は地面だもんね。 
なんにしても、らくが臆病なイエヤマネコでよかった。 
隣のアパートの屋根伝いに脱走する度胸がなくてよかった。事故がなくてよかった。 
いっちゃん、ありがとう。 
 
写真:らくがすり抜けた窓
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2005/5/12(木)  イエヤマネコは甘くない
 
ベッドで布団をかぶって寝ているらくの横にそっと入ったら、らくさん、もぞもぞと上がってきた。 
そのまま出て行くのかと思いきや、私の腕に頭を乗っけて落ち着いている。 
うお〜!これは腕枕!? 
いっちゃんとはいつもこうして寝ていたけれど、らくが腕枕で寝てくれるのは初めてだ。 
ぎゃああ、嬉しい。とうとう私を信用してくれたのか。 
思えば長い道のりだった。2年近くかかったけれど、とうとうここまで・・・ 
と感涙にむせんでいたら、1分ほどで、あっさりと布団から出て行くイエヤマネコ。 
 
え?・・・あのう。 
とっととベッドをぐるりと回り、布団の上から私の脚に寄りかかって、いつものポジションで寝る体勢を整えたらく。 
ぬか喜びプレイですか? 
イエヤマネコはそんなに甘くないってことですね。 
たいへん勉強になりました。
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2005/5/13(金)  るぅちゃん
 
た〜こさんのブログで、るぅちゃんのお引越しを今日知った。 
5月8日のことだった。 
優しい優しいるぅちゃんの、突然の旅立ち。 
4月からたまに食欲不振があったけれど、病院とた〜こさんのお世話で落ち着いていると安心していた。 
るぅちゃん、いったい何があったの? 
 
原因は、分からない。 
獣医さんにも分からない。 
るぅちゃん。あまりにも優しい猫さん。 
優しすぎる魂を、神様がちょっと早めに、苦労のない世界に呼び戻したのかな。 
それともほんの一時、地上に降りた猫神様の使いだったのかもしれない。 
何も分からない私にも、ひとつだけ分かることがあるよ。 
るぅちゃんは、た〜こさんの家族と神様から、うんと愛された猫さんだった。 
 
るぅちゃん、美味しいものをお腹いっぱい食べて、ほとんど苦しむことなく旅立った。 
幸せだね。るぅちゃん、た〜こさんちの子で幸せだね。 
神様のご加護のもとに守られていたに違いない。 
るぅちゃん、神様からも、うんと愛されているんだね。 
 
るぅちゃん、るぅちゃん、大好きだよ。 
穏やかな瞳も、まあるい身体も、ほわほわの柄も大好き。 
いつか会いたいよ。るぅちゃん。 
 
写真は、以前にた〜こさんからいただいた、るぅちゃんの画像です。
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2005/5/14(土)  食の可能性〜イエヤマネコのバヤイ
 
初めてぱっかんした猫缶。 
らくはおざなりに、くんかくんかしただけで食べない。 
またかよ〜。好き嫌いにもほどがある。 
食え、こら。 
猫缶を指ですくって、イエヤマネコの鼻にちょこっとくっ付け強制給餌。 
らくさん、嫌な顔をして鼻の頭をペロペロ舐めて首をかしげ、それから私の指も舐めた。 
え?もしかして、おかわりの催促? 
 
さっそくお皿に入れてやったが、食べない。 
指ですくって口元に持っていくと、やる気で舐める。 
らくや、指でご飯はまだ早い。 
自分でお皿から食べなさいよお。 
猫缶をまず指ですくってから、らくの目の前でそれをお皿に入れた。 
ほらほら、指のご飯もお皿の中身も、同じものだよ。 
やっと理解したらしいラクシュミー、お皿に顔を突っ込んでがうがうと数口食べた。 
が、それっきり放置。 
いったいこの猫缶は、食べるのですか食べないのですか? 
なんだか分かりません。 
 
しかしもしかしたら、においをかいだだけで拒否のご飯でも、無理やり口に入れてやったら食べるのかもしれない。 
食べてみたら美味しかったという食わず嫌いなのかも。 
それならネイチャーズバラエティのフローズンフードも、プチ強制給餌してやろう。 
 
というわけで。 
室温で解凍したチキンを、少し指ですくってらくの口の中へ。 
らくさん、ものすごく嫌な顔をして、あっちのほうへ走って逃げた・・・ 
あ、戻ってきた。 
じゃあもう1回と、私がお皿を手に持っただけで、また全速力で逃げた。 
そんなに嫌いなの?そこまでイヤならもういいよ。 
 
あああ。なかなかニンゲンの思惑通りには、いきまへんなあ。 
なんたって猫だしなあ。 
 
******************** 
夕食にお持ち帰りの握りお寿司。 
全種類のネタの小さな破片を、イエヤマネコのお皿に入れてみる実験。 
甘えびは爆食。これはいつも通り。 
ヒラメにも興味を示したので、お皿に追加。 
これは刺身一切れの3分の2くらい食べた。 
お。まぐろも食うのか?らくや、まぐろの刺身を食べたのは初めてだね。 
今まで何回与えても拒否だったので、半信半疑のままお刺身一枚を小さく切ってらくのお皿へ。 
おお。完食。 
なんだ。まぐろ、食べるのね。 
 
まぐろは安めの赤身がいいのか? 
いっちゃんもそうだった。 
鯛はお高い天然物が好きだったけど、まぐろは高級なのはあまり食べなかった。 
猫的には、トロはあんまり美味しくないのか。 
私も苦手。赤身のがうまいよね。 
ね〜。いっちゃん。らく〜。 
としゃべっていたら、仲間はずれにされたと思ってイジけるトロ好きのくりくり。 
おほほほほ〜。 
 
写真:肌寒いので、いっちゃんのお古のショールをかぶって寝ています。
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2005/5/15(日)  いっちゃん祭り
 
いっちゃんのお誕生日なので、今日は王様祭りです。 
 
動画、見る? 
 
1:戦う王様  音声なし 2分42秒 約4.8mb 2001年12月の撮影です 
 
2:お腹マッサージ 音声なし 52秒 約1.5mb 2001年12月の撮影です 
 
ちょっと重いかも。 
いっちゃん祭りなので許して。
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2005/5/16(月)  過保護の落とし穴
 
肌寒い日が数日続き、今日は突然の夏の暑さ。 
留守番のらくが心配。 
寒ければ布団にもぐったりして自分で工夫するだろうが、暑さ対策はできるだけ涼しい場所を探して寝てるくらいしかできないね。 
って、涼しい場所なんて、この部屋の中に存在するの? 
浴槽に5cm程度、水を入れて出かけるか。 
でもらくは、自分で水浴びなんかしないだろうなあ。猫だしなあ。 
暑さで雑菌が繁殖した浴槽の水をがぶがぶ飲んで、お腹を壊すくらいが関の山。なんたって猫だしなあ。 
 
密封されたコンクリートの室内は、東京なら真冬で暖房なしでもお留守番の猫が凍死するほど冷えることはないと思うが、夏の熱中症はありえる気がする。 
きっぱり真夏になったら冷房を弱くかけて出かけるしかないが、今日くらいの気候は微妙だよ。 
旧ぎゃおすでは何箇所かにある小窓を開けっ放しにしていたが、新ぎゃおすでは建物の構造的、ロケーション的にそれはできない。 
どうしようかな・・・ 
 
・・・って、あれ? 
旧ぎゃおすに越す前は、どうしてたんだっけ。 
いっちゃんは腎不全と診断されるまで、冷暖房なしで19年間お留守番してたけど。 
旧ぎゃおすのいっこ前は、北向き半地下という暗くて寒い部屋。 
よく覚えてないが、真夏でもそんなに暑くなかったような。 
その前は、おとーちゃん(父)と同居。 
おとーちゃんは建築士で、自宅兼事務所で仕事をしていたので、いっちゃんのお留守番はそんなに多くなかった。 
さらにその前は、西日のきつい木造アパートの2階。 
冷房がなくて、ウインドファンを買ったんだっけ。 
・・・ 
あ。あああ〜!思い出した。 
 
帰宅すると、まるでサウナのような部屋で、いっちゃん、普通に出迎えてくれたなあ。 
あまりの部屋の暑さに心配になったけれど、あんまりいっちゃんが普通なので、猫は大丈夫なのかと思い何も対策をしなかった。 
食欲も落ちなかったし、夏痩せもなし。 
まんまるの可愛い顔で、ムンムンムシムシの部屋で、いつも元気。 
真冬の寒い部屋では、暖房なし。 
夏も冬もベッドの上で、お留守番をしてくれてた。 
19年間、風邪ひとつ引かず、いつも元気だった。 
 
そして一方、らくさんは。 
冷暖房完備でお留守番。 
いっちゃんと同じようには、もうできない。 
私が変わってしまったから。 
 
私があまりに無知でな〜にも気にしていなかったせいで、いっちゃんの身体が自然に鍛えられたのかもしれないけど、半端に知識や情報を得てしまった今では、同じようにはできない。 
いっちゃんは不老不死だと思っていたが、違うということも知ってしまった。 
しかしそれでも、まだ迷う。 
ご飯を含め適切な環境を整えるということと、過保護にするということは違うと思う。 
過保護はらくにとっても私にとっても、いいことはあまりない。 
 
私は未熟児で生まれて小さいときには身体が弱かったので、21歳と若かった母は、心配症クラブに迷わず入会。 
結果、私は、過激といえるほどの過保護で育てられたが、ずっと身体は弱く、しょっちゅう熱を出してばかりだった。 
小学校を卒業する年に妹が生まれ、やがて弟も生まれ、私一人に向いていた母の関心が分散されると、私はだんだんと病気をしなくなっていった。 
家から通えない距離の大学を受けて一人暮らしを始めてからは、あっという間に食事も睡眠時間もめちゃくちゃになり、今でもそんな生活だが、子供の時には弱かったなんて自分でも信じられないほど頑丈な身体になり、何年も風邪もひいていない。 
 
つまり私は、過保護の環境から遠ざかるほどに丈夫になっていった。 
育つにつれて身体が自然に丈夫になっていった時期と、たまたま一致しただけかもしれない。 
小さく弱かった私への母の心配と気遣い、その基礎があるからこそ丈夫な大人になれたのだろうとも思う。 
しかし母には申し訳なく残念と言わざるおえないが、母から離れるほどに体力や抵抗力がついたという実感がある。 
過剰な心配と愛情は、息苦しいと体験している。 
神経質な母親と暮らすのは、子供の神経をすり減らす。 
 
ネコとヒトとを同列に考えることはできない。 
どんなに可愛く大切な家族でも、種が違う。脳の構造がほんのちょっと違うだけで、思考の差はあるだろう。 
生理機能も同一ではない。 
らくは私が理解できる言語をしゃべらないので、意見を聞くこともできない。 
が、らくは身体が弱くもない、小でぶのまだ若い猫。 
もっと放っておいても、おそらくは私が思う以上に自力でうまくやっていけるだろう。 
そう思っても、くりくりに「過保護だ」と言われるたびにムキになって反論するのは、心の中では、私も母と同じことをしているという気持ちがあるからかもしれない。
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2005/5/17(火)  水浸し
 
労働から帰宅すると、山猫ご膳のお水茶碗がひっくり返って空になってた。 
お水の茶碗は調理台の上にもあるので心配ないが、ダダダや飛び降りるときに蹴り飛ばさないように、わざわざ棚の中に入れてあるのに、どういう状況でひっくり返したの? 
身体ごと棚の中にもぐりこんだか、棚の中を駆け抜けたのか。 
留守番中のイエヤマネコは、寝ているばかりじゃないらしい。
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2005/5/18(水)  残り物は食べません
 
らくが食べる数少ない猫缶のうちのひとつは、アズミラのフィッシュ。 
156g入りなので一回では食べきれず、ガラスの保存容器に移しておいて何回かに分けて食べさせて、残りは冷蔵庫で保存する。 
せっかく保存しても、以前から一回冷蔵庫に入れたものは残すことが多かったけど、とうとうまったく口を付けなくなった。 
開けたてなら爆食するのに、冷蔵庫から出したものは一口も食べない。 
冷たいままでも室温に戻しても、湯煎で暖めてもダメ。 
冬ならいいけど、暖かい季節は冷蔵庫にいれないわけにはいかないしなあ。 
ガラス容器に移しただけで、何時間くらいまでなら大丈夫なのかな。
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2005/5/19(木)  粗たんぱく質50%
 
イノーバのEVOが届いた。 
らくは、まあまあ食べる。 
え。そうなの? 
嬉しいけれど、たんぱく質50%だよう。 
なんたら生食がどうのこうで、新しい栄養学に基づいて作られたフードらしいが、たんぱく質のパーセンテージに目を吊り上げる癖が直ってなくて、どきどきするよう。 
いっちゃんとらくは違うと頭で分かっていても、心臓が勝手にどきどきするんだよう。
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2005/5/20(金)  王様の柱は王様のもとへ
 
労働に行く途中の電車の窓から、取り壊されている真っ最中の旧ぎゃおすマンションが見えた。 
シートでカバーしてあるのではっきり見えないが、2階から上は、完全になくなっているようだった。 
とうとうだね・・。 
 
いっちゃん、今頃は「王様の柱」と再会して、気持ちよく爪を磨いでいるのかなあ。
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2005/5/21(土)  イエヤマネコとの信頼関係
 
毎晩、私のベッドで寝てくれるし、らくとだいぶ仲良くなれたと思う。 
でも、何かが違うような気がする。 
いっちゃんとの間にあった、絶対的な信頼関係のようなものが感じられない。 
もう2年近くも一緒に暮らしているのに。 
いっちゃんとは1年もたたないうちに築けた何かが、らくとの間にはまだないように思う。 
 
ということをくりくりに言ったら、私がそう思っているからだと返された。 
私のそういう気持ちがらくに伝わって、らくも今一歩踏み込んでこないのではないか。 
あるいは私がいっちゃんいっちゃんなので、らくは遠慮しているのではないか。 
 
・・・そ、そうなの? 
激しく否定したいところだが・・・ 
う。 
 
らくや。 
らくが大好きで大切だよ。 
いっちゃんが大事なのと、らくが大切なのとは、違う種類のことなのよ。 
らくはここで、たった今、私と一緒に生きている。 
いっちゃんは大事だけれど、今私にとって一番大切なのは、らくと一緒にいることなんだよ。 
 
ごめん・・。 
ちゃんとらくに伝えなくちゃね。
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2005/5/22(日)  スペックマニアの因果な習性
 
なんていうことだ。 
単三電池を買いに行っただけなのに、なぜかノートPCを抱えて帰宅してしまった。 
 
店頭でちらりと見たノートを、「あら、けっこう安いじゃん」などと軽い気持ちでいじくっているうちはまだ良かったのだが、他の機種と比べてみようなどとウロウロしはじめたのが決定的にいけなかった。 
店内を徘徊すること15分、唐突に「これくれ」と私が指をさしたのは、某メーカー某シリーズの最高機種であった。 
スペックマニアの習性といたしまして、最初に目に留まった機能そこそこ値段お手ごろのノートを、おとなしく買ったりはできないものなのです。 
いたしかたなし。 
つか、そもそもは触ってみるだけのハズだった。 
いったいいつどこで『買う』という方向転換がなされたものか。不可解なり。
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2005/5/23(月)  赤ちゃんの歯ブラシ
 
らくに赤ちゃん用の歯ブラシを買ってみた。 
いつもは水で絞ったコットンを使っているが、ちゃんと磨けている感じがぜんぜんしない。 
動物用の歯ブラシは微妙に大きすぎるような気がして、何かいいものがないかとずっと探していたのだが、これはどうだ。 
 
・・・う〜ん。 
ちょっとブラシの毛がチクチクするような・・・。 
乳児用なので、もっと軟らかいかと思ったのだが。 
ま、いいや。とりあえず試してみよう。 
 
前歯とキバはこすらせてくれるが、唇をめくって奥歯を出すと、いつものようにジタバタ暴れる。 
ちゃんと磨けている感じは、ぜんぜん、ない。
  
 

2005/5/24(火)  朝の運動
 
朝、耳元で大声で鳴くイエヤマネコに起こされた。 
起きる時間までまだ30分あるじゃんかよ〜。 
頼む、もうちょっと寝かせて・・・。 
 
なんてお願いを、らくが聞いてくれるはずもなく、しつこく鳴かれて渋々起きた。 
ご飯はまだ入っているし、なんのご用? 
とらくを見ると、目が合った瞬間に滑空して逃げる。 
ぼーっと見送っていたら、5秒後に戻ってきて、足を噛まれた。 
それから「びょ〜ん!」とわめいて、また滑空しながら逃げる。 
ああ。追いかけてほしいのね。 
って、朝の5時半から遊ぶですか〜? 
 
これが毎朝なら付き合わないが、らくが私を起こすのはめずらしいことなので、半分寝たままお相手をする。 
一人で遊んでるときにダダダと私の身体の上を駆け抜けるので、それで目が覚めてしまうことはあるけれど、はっきりと「起きてー!」という意思表示をすることは、めったにない。 
よっぽど一緒に遊びたかったらしい。 
光栄です。が、眠いです。
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2005/5/25(水)  猫の友達
 
3月から私の仕事量が増えて、らくのお留守番が多くなった。 
一人っきりで家にいるだけでは、刺激が乏しいに違いない。 
らくに猫友達をもらおうかな。ものの本によると、先住猫より若くて異性の子だと、うまくいく確立が高いらしい。 
相性だからやってみないと分からないけどね。でも一回家に入れた子を返すことなんてできるかなあ。 
どう思う? 
と相談したら、くりくりはあまりいい顔をしなかった。 
女の子は嫌だという。 
避妊手術でお腹ぱっくりがかわいそうで、そんなことできないと。 
 
それはもともと、らくをもらう前に、私が言ったことだった。 
男の子はニコタマの中身を抜くだけだけど、女の子は臓器を一個取っちゃうんだよ。 
お腹を切るんだよ。 
だからもらうなら、男の子がいい。 
 
それを聞いてガクガクブルブルになったくりくりも、「男の子!」と言ったのだった。 
そのガクガクブルブルは、くりくりの中にしっかりと根を生やしてしまったらしい。 
私もそれはそうだけど、ま、なんとかなるんじゃないかと。 
でもくりくりは、お腹ぱっくりをリアルに想像してしまったようで、怖くて仕方がないようだ。 
 
しかし冷静に考えてみれば、こんなに忙しい時期に新しい猫に来てもらうことはできないよなあ。 
数日は家にいられるときじゃないと。 
あ〜あ。いつになったら労働が落ち着くのかなあ。
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2005/5/26(木)  おにゅうの首輪、手作りおもちゃ
 
新しい首輪を買った。 
今度はグリーン。 
らくや、似合うよ。かっこいいよ。 
 
新しいおもちゃを作った。 
8ヶ月ほどずっと雨ちゃんの石鹸紐で遊んでて、新しいおもちゃを買っても喰いつかなかったのだが、今日のには好反応。 
作り方は簡単で、「それいけ、キャットシッター!」という本に載っていたもの。 
 
ビニール紐を2本、適当な長さに切り、半分に折った部分を割り箸の先に結びつける。 
垂れ下がってる4本の紐をみつあみにして、先は少しびらびらのまま残しておく。 
 
以上。 
うちでは割り箸ではなく、飽きて遊ばなくなったおもちゃの棒を使った。 
それに首輪からはずした鈴をつけてみた。 
振ると鈴がちりちり鳴り、編み残したビニール紐の先がしゃらしゃら鳴る。 
らくさん、大興奮で飛びついてくれる。 
私も満足です。
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2005/5/27(金)  天辺からの・・・
 
タワーの天辺から滝ケー。 
わざとでしょ?ねえねえ、らくや。わざとでしょ?
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2005/5/28(土)  ナルならく
 
ブラッシングでごっそり収穫したイエヤマネコの抜け毛をくるくる丸めて、毛玉ボールのできあがり。 
らくさん、興奮して毛玉にじゃれて、、鹿みたいにぴょんぴょん跳ねてる。 
自分の毛がそんなに好き? 
らくや、もしやあなた。 
けっこうナルシスト?
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2005/5/29(日)  たまには
 
どアップでも
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2005/5/30(月)  テンション低いです
 
雨の日は眠いイエヤマネコ
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2005/5/31(火)  PH検査
 
らくさん、昼間からケー。 
夜に猫缶を食べた後が多いのに、今日のは珍しいパターンだ。。 
前回のケーは夜だったが、やはりドライを食べた後で、そのときも珍しいと思ったんだっけ。 
って、あれ? 
前回と今回、同じフードを食べた後にケーしてる。 
 
らくには合わないのかなあ。 
らくが結構食べてくれるフードなのになあ。 
と思いつつ片付けていたら、ケーの中に毛玉を発見。 
うんこちゃんかと思うほどのでっかいものではないが、毛が絡まりあって、はっきりと塊になっている。 
ケーの毛玉、始めてみたよ。 
喚毛期だもんね。原因はこれかなあ。 
フードは関係ない?でも、2回続けてだし・・・。 
微妙な回数だ。でも確認するために実験する勇気はないので、とりあえず、そのフードはしばらくやめてみよう。 
 
注・ケーフードは、最近の日記に出てきた、イノーバEVOではないです。 
 
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久しぶりに、らくの尿をPH検査した。 
HP7.4(くらい)。 
こりは大丈夫なんですか?
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 2005年 5月  

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