2006/2/2(木) ハンペンとヘルスウォーター
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| めちゃくちゃ久しぶりに、家で夕飯。 夕食のおでんのハンペンを、煮込む前にらくにあげてみた。 ワタシの指先に乗っかった、小指の爪の先ほどの切れっ端を、念入りにくんくんかしてからぺろっと食べた。 おお、らくや。食べるのね! では、もう少し。 ぺろん。 もうちょっと。 ぺろん。 もいっちょいっとく? ぺろ〜ん。 ささ、もそっとどうぞ。 「もういいかげんいらんし」・・・と、立ち去るイエヤマネコ。 微妙だ・・・。 ハンペンというブツが、猫の食べ物として微妙。 ぺろんとした量も微妙(全部で、せいぜい1.5cm角くらい)。 だけど一応、『らくさまの美味しいものリスト』に載せておくことにする。 ************************ 食べ物の次は水である。 以前から気になっていたヘルスウォーターのボールを、ついにご購入してしまった。 らくは放っておいてもびっちゃびっちゃ水を飲むので、必要ないと思っていたけれど。 2歳児には100円ショップのお茶碗で充分で、こういうのは遠い将来の『イザ』というときのために取っておくつもりだったのだけれど。 必要だからではなくて、好奇心で買ってしまった。 Mサイズで1890円。 絶妙な値段設定だ。 猫の水のみ茶碗として、お買い物カゴをついポチっとしてしまう価格の上限といえよう。 で、まんまとポチっと。 届いたばかりのボールを早速洗って、浄水を入れる。 30秒くらいかき混ぜろと説明書に書いてあるので、その通りにする。 「おいしくな〜れ〜おいしくな〜れ〜らくにゃのおみず、おいしくな〜れ〜、おいしくっていいおみずにな〜れ(以下リフレイン)」 呪文を唱えろとは書いてなかったが、念には念を、である。 ズルズルしたガウンを着て髪の毛はザンバラで、ぶつぶつ呟きながら水をかき回していたら、くりくりが「魔女みたいだ」と言いやがった。 ああ、いいところに気がついたねえ・・・(にやり)。 魔法をかけてらくの美味しくてスバラしいお水をつくっているところです。 邪魔すんな。 さて、それでは。 美味しくてスバラしいお水をさっそく飲んでいただきましょう。 と、らくの鼻先に器を持っていったが、無視ったら無視。 まったく飲まない。 ま、ね。イエヤマネコにも気分というものがおありでしょう。 放っておいてもそのうち飲むはずなので、お水置き場にボールを置いて様子見。 らくさん、しばらくたってカリカリを食べ、すぐ横にあるお水をびっちゃびっちゃと・・・。 って、そっちは違〜う! らくの水場は、1・山猫ご膳のカリカリの隣、2・流しの横の調理台の上、の2箇所。 本当は調理台には飛び乗って欲しくないのだけれど、らくがどうしても「ここで飲む」と言い張って、お水茶碗がないと流しの水滴を舐めてしまうので、仕方なく設置してある。 いつもここでばかり飲んでいて、山猫ご膳のお水を飲んでるところなんて、らくがうちに来てから数えるほどしか見ていない。 だからヘルスウォーターのボールも調理台に置いたのに。 ああそれなのに。 なんで今日に限って山猫ご膳のお水を飲むの? ご膳にもお水が用意されていることに今日始めて気がついたという顔で、びっちゃびっちゃとたっぷり飲んでいる。 ワタシにだってまだ作戦はある、負けないわ。 秘儀、茶碗の位置の入れ替えだ! 山猫ご膳にヘルスウォーターを置き、調理台には今までのお茶碗を。 するとらくさん、今度は調理台に飛び乗って、またもや今までのお茶碗からの飲む。 ・・・むう。かくなるうえは。 禁断の荒業で対抗してやる。 今までのお茶碗は片付けて、お水は山猫ご膳のヘルスウォーターだけにしてやった。 うはははは〜。これでどうだ〜。 するとらくさん、今度は当然のような顔をして、流しの水滴を舐める・・・。 や〜め〜て〜! 分かりました。今までのお茶碗を戻します。 だから流しを舐めるのはお止めになって(懇願)。 ヘルスウォーターから飲まないのは、もしかしてイエヤマネコの危機管理? いっちゃんは器が変わっても気にしたことはなかった。 らくだって、猫缶用お茶碗を何回か変えたけど、今まで平気だったじゃない。 ヘルスウォーターはちょっと大きめで茶色くて、存在感があるから警戒しているのかなあ。 そのうち慣れれば、美味しくてスバラしい水を盛大に飲んでくれることでしょう(期待)。 ******************** 写真:ヘルスウォーターのボールから逃げ惑うラクシュミー
こちらはハンペンとイエヤマネコ。 くんかくんかするばかりで、千切って指先に乗せてやらないと食べられない。
******************** 後日追記:2月5日現在、らくがヘルスウォーターからお水を飲む姿はいまだ目撃していない・・・ |
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