ぎゃおす王国記・ラクシュミーの王様への道

『王様の慢性腎不全日記』&『日記の山トップ』はこちらです。

   2006年 6月  
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2006/6/1(木)  腎不全記念日のご馳走は
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 64.0KB ) 本日は、ぎゃおす王国カレンダーでは祝日の、腎不全記念日なり。 
 
4年前の今日は、王様の慢性腎不全が発覚した日。 
とても悲しくて、たくさん泣いて、うろたえて、どうしていいか分からなかった日。 
それと同時に、いっちゃんとの本当の時間が始まった日。 
宝物の日々が始まった記念日。 
幸せで幸せで、いっちゃんが居てくれる幸せをかみしめながら過ごした毎日の始まり。 
 
腎不全は悲しかったけれど、それでも、それまで以上に幸せだった。 
どんなことがあっても、いっちゃんが居てくれたら幸せだった。 
そんな日々の始まりの記念日。 
 
右上の写真は、4年前の6月の、陽だまりのいっちゃん。 
 
******************** 
祝日の夕ご飯は、持ち帰りのお寿司。 
いっちゃんも私もまだ若かった頃、いっちゃんがネタのお刺身を全部食べて、私が寿司メシを全部食べて、そんなふうに半分こして一緒にちゃぶ台を囲んでいたときのご飯。 
お寿司屋さんから1人前だけ出前を取ることも多かったけれど、いっちゃんが喜んで食べる姿が見たくて、帰りがけに持ち帰りのお寿司を買うことも多かった。 
 
で、そんな記念日のラクシュミー。 
一通りすべてのお刺身の表面だけ舐めて、エビとまぐろの赤身を食わせろとのご要求。 
エビは、少し食べた。 
生の甘えびじゃないから、いまいちだったらしい。 
まぐろの赤身は、まるまる一切れ。 
らくはトロより赤身が好きなよう。 
いっちゃんと同じだ。 
 
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らくや。 
らくはらくで、いっちゃんと同じになる必要はないけれど、いっちゃんのように元気で健康・丈夫で長生きしてください。
  
 

2006/6/2(金)  美味しいと嬉しい〜生き物だから!
 
こお〜んな格好でラクシュミーが誘うので 
 
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やりかけの用事をほっぽり出して、カワイイカワイイするために駆けつける。 
そして、イエヤマネコの誘惑カモ〜ンは、「やんのかコラ」のファイティングポーズだったことを思い知らされる・・・。 
 
今日も、しっかり痛かった。 
今日も、こんなことばっか繰り返していて、一向にモノゴトが片付かない。 
 
******************** 
本日の美味しいもの候補は、生シラス。 
結果は、大爆食。 
今までで最高の勢い。 
甘えび、ホタテの貝柱、白魚のお刺身、釜揚げシラスさえ抜いて、堂々の第一位。 
らくさまの美味しいものリストにトップ掲載となった。 
 
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らくは小魚が好きみたいだ。 
小さければ小さいほど好きかもしれない。 
食物連鎖の下位に位置する生き物なので、そういう点では安心・・・かな? 
 
らくや、生シラス、美味しかったね。 
らくが美味しいと、ワタシは嬉しい。 
 
らくもワタシも生きていて、だから美味しいし、嬉しい。 
らくとワタシが生きているように、動物も植物も、みな生きている。 
ワタシタチ、たくさんの命を身体に取り込みながら、生きているよね。 
こんなこと、らくに言っても分からないかな。 
けっこう分かっているのかもしれないね。 
猫は狩りをする生き物だから、命っていうものを、理屈じゃなくて本能で、ちゃんと理解しているのかもしれないね。 
 
らくの美味しいに、らくや私の命を支えてくれるすべての生き物に、感謝。 
 
・・・とか書いたけど、らくや私の食べ物がすべて生き物だということは、本当は普段はこんなに気にしていない。 
しかしシラスの小さくて黒くて可愛い目を見ていたら、ああ生き物なんだなあとしみじみ思ったのだった。 
 
********************** 
ご飯の次は、お水です。 
浄水の過程を抜かりなく見張るラクシュミー。 
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2006/6/3(土)  母との散歩
 
母と都内某所を散歩。 
ここは、美帆ちゃん(11歳下の妹)がまだこの世に生まれてなかった頃に、母と父と私で住んでいた場所。 
私はまだ小さかったのであまり憶えていないのだが、母が、その頃の場所をまた歩いてみたいと言い出したので付き合うことに。 
 
最初に、私が通っていた幼稚園のカソリック教会へ。 
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子供の頃の記憶のものを大きくなってから再び見ると、思っていたのより随分と小さく感じられることが多いが、教会はぼんやりと憶えていた以上に大きくて立派だった。 
建て替えたのかと思ったが、母によると昔と同じだそうだ。 
確かに、今とまったく同じこの教会の入り口で、母と私が並んで写っている、おとーちゃんが撮った写真が残っている。 
(さっきネットで調べてみたら、この教会は1951年に落成したと書いてあった。築55年なり。) 
補修はしているのだろうが、保存状態の良さはたいしたものだ。 
スゲーと感心しつつ、次へ。 
 
父は建築士で、この付近には、おとーちゃんが設計したビルがいくつもある。 
のんびり散歩をしながら付近を歩き回ったのだが、住んでいた頃からはかなりの年月が経っているので、残っている建物は少ないかもしれない・・・。 
と思ったが。 
驚いたことに、母が覚えている限りのビルはみな残っていた。 
かつて住んでいた建物(マンションというほどの立派なものではない)もあったし、父が設計したビルもみな存在していた。 
どれも鉄筋コンクリートの建物なので、あってもおかしくはないのだが、ぼんやりとした記憶の中の景色を実際に目にすることは、感慨深いものがあった。 
道の角を曲がったら、夢の中で訪れた場所だった・・・。みたいな感じ。 
 
かつて住んでいたビルの階段にいた猫さん 
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そして帰宅して日記を書いている今は、昼間に見た『現実の景色』も、だんだん夢だったような気がしてきた。 
かつて住んでいた建物も、おとーちゃんが設計したビルの数々も、母の脳みその中にだけ存在している景色で、一緒にそれを見たのではないか? 
ついつい、そんなことを考える。 
 
母が、教会の高い尖塔を見上げながら、「あのときの神父さんはもうシんじゃっただろうなあ」とつぶいた。 
私は「生きてるかもよ」と答える。 
母は指を折って年月を数え、「シんだよ」と言い切る。 
 
ここに住んでいた頃はしょっちゅう行っていたお寿司屋さんが、まだあった。 
店舗はあるが、昼間だったこともあり、営業しているのかどうかは分からない。 
まだ営業しているにしても、代替わりをしているだろう。 
そんな話をしていたら、また母が、「あの頃の板前さんはシんじゃったろうなあ」と言う。 
私は「案外、元気に生きてるかもよ。」と答える。 
母は、また指を折って年を数え、「いや。もうシんでいる。」とキッパリと言う。 
 
おとーちゃんが入り浸っていた喫茶店は、なくなっていた。 
母が「マスターはシんじゃったって。だから店を閉めたんだって。」と言う。 
私は「デマかもよ。悠々自適の隠居生活をかもよ。」と答える。 
母は、「違うよ、生きてないよ。シんじゃったよ」と断定する。 
 
散歩しながら、いろんな人をコロした母だが、なんとなく気持ちは分かるような気がするのだ。 
母はまだ63歳で、どんな検査をしても悪いところは一個もなくて、足早にがんがん歩き回っている。 
おとーちゃんとはとっくに離婚してて、とっくに今の旦那さんと再婚してて、たまに投資用の不動産なんか買ったりしながら、元気にやっているのだ。 
まだまだ何十年でもお達者で長生きしてくれそうで、冗談で美帆ちゃんと、「ママより私たちのほうが先にシんじゃいそうだよね。」なんて言い合うこともあるくらい。 
ただ、長く生きるというのは、多くの別れを経験するということでもある。 
長く生きれば生きるほど、縁のあった人達と、ときには自分よりもずっと年下の人が逝ってしまうのを見送ることもあるだろう。 
見送った人が増えるほど、若いときにはあまりにも遠い先のことのように感じられて現実感のなかった死というものが、だんだんと、『避けられないこと』と実感されてくる。 
そんなことを思うと、まだ若かった頃に暮らしていた街を見たいという母の気持ちも、なんだか分かるような気がするのだ・・・。 
 
が、おかーさま。 
あなたは間違いなく、まだまだ元気で長生きします。 
100歳越えも軽くクリアでしょう。 
これからも何回でも、いろんなところを一緒に散歩しよう。 
 
それと、子供たちの心配はもういいから、安心して自分が楽しむことを優先してください。 
・・と言ったら、「どうやって安心できるの!いい年してあんたも美帆もタカシ(弟)も誰一人として結婚しないし、仕事も心配だし、生活は不規則だし、あんたたちはお金もあるんだかないんだか、たぶん全然ないんだろうし、ママは心配で心配でまだまだ死ねないっ!!」 
と、えらい勢いで言い返された・・・。 
そのあげく、「はいこれ」といって、お小遣いまでもらってしもうた〜。 
ワタシは焦った。 
いいよいいよ、自分のために使いなよ。 
つか、これじゃ逆だよ。 
普通ならワタシはとっくに、ママにお小遣いをあげる年だしさ。 
そう辞退したのだが、「普通じゃなくてもいいでしょ。ママの張り合いになるんだから。ぐずぐず言ってないで早くしまえ。」と、手の中に封筒をねじ込まれた。 
そ、そうか。 
ちょっとばっかし心配をかけるのも、親孝行のうちかもしれんな。 
なんて都合のいいことを思いながら、結局はもらってしまったのだった。 
 
********************* 
くりくりとお留守番だったラクシュミー。 
お土産もなし。 
すまんね。今度ね。 
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2006/6/4(日)  お友達への遠い道のり
 
朝、隣のアパートの屋上に、いつものサビ猫さん。 
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らくはいつものように、いっしょけんめ話しかけ、しまいには立ち上がってアピールしたのに、いつものように無視された。 
(タヌキしっぽになっているけど、声は可愛く「みょん・・・みょん・・・うみょ〜んんん・・・」) 
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夕方帰宅。 
小部屋の窓を開けると、真下にはキジ白さん。 
初めて見た猫さんだ。 
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らくは最初にちょっと話しかけて、それから遠慮がちに、「うう〜」という声を出した。 
サビさんにはこういう威嚇っぽい声を出したことはないので、ちょっとびっくり。 
もしかして、キジ白さんは男の子? 
しかしラクシュミーがうなっても、キジ白さんの反応は無し。 
しばらくしたら、悠々と立ち去った。 
 
らくや。 
友好的に話しかけても、好戦的(というほどの声じゃなかったけど)に接しても、相手にされていないみたいだよ・・・。 
がんばれ、イエヤマネコ。
  
 

2006/6/5(月)  丸くて噛むもの
 
座ってても丸い 
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寝てても丸い 
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でもって、毎日毎日、ガブガブガブガブカッカッカッ。 
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もしかしてラクシュミーは、世間でいう『噛みネコ』なのか・・・?
  
 

2006/6/6(火)  その時間のバカ家来(ザンゲの涙)
 
夜、日付が変わって7日になって。 
午前1時=くりくり帰宅。遅かったね〜なんて暢気に話す。 
午前2時=マザーボールで寝ているラクシュミーが、やけにデカく見えると、くりくりと話す。 
午前3時=そろそろ寝なきゃ・・・ 
 
・・・あれ? 
明日(もう今日だけど)は6月7日・・・? 
 
あ。 
あああああ〜っ! 
王様のお引越しの時間が過ぎちゃったよ〜っ! 
いっちゃんは0時32分だったので、日付は7日だが実際は6日の夜なのだ。 
おとといまでは、「あさってはお刺身を買って・・・」などと計画していたのに、どうして当日にこうなるのだろう。 
 
いっちゃんと猫神様に誓って、頭の中から完全にいっちゃんのことが消えていることなどない。 
なのになのに、生誕記念日もお引越し記念日もうかうかと忘れてしまった。 
「ぎゃああああ〜!いっちゃ〜ん、ごめ〜ん!」と叫んでいたら、くりくりがいきなり発言。 
 
「だからさっき、らくがやけに大きく見えたんだ。いちごさんが、らくの身体を借りていたんだ。」 
・・・そう?そうなの? 
そういや、今日はらくがデカく見えると話していたとき、いっちゃんと同じくらい大きいかもねと言い合ったっけ。 
そうか・・・。 
あれはいっちゃんだったのか。 
 
本当は、お引越しのリボーン記念日は、楽しいことばかりの世界で遊ぶ王様にとっては重要なことじゃないと思う。 
こちらの世界での日にちや時間は、こちらの世界だけのことのような気がする。 
だけどまだこちらの世界にいるワタシとくりくりにとっては、6月7日は大切な日なので、「おれは別にいいけれど〜。このまま忘れっぱなしだと家来たちが後からまたグジグジメソメソグジグジメソメソ泣くからなあ。」ってことで、サインを送ってくれたのかなあ。 
ううう・・・。 
すまん、王様、すまんです。 
 
しかし気がついたはいいがもう3時なので(涙)、宴会の準備もできず。 
いっちゃん、明日ね。 
どうかよろしくお付き合いください。 
 
写真は、やけにデカく(というか、長く)見えたときのラクシュミー。 
ぺちゃんと潰れたマザーボールLからはみ出している。 
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2006/6/7(水)  シンプルな宴会
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 52.7KB ) 昨夜はうっかり忘れてしまったので(ワシのバカ馬鹿ばかーっ!!!)、今夜、くりくりが帰宅してからお引越し記念日の宴会をすることに。 
いっちゃんの好きな鯵の開きと、お刺身の盛り合わせ。 
生利は買わなかった。 
いっちゃんは好きだけれど、ラクシュミーもワタシもくりくりも食べないので、お供えしたあとは捨てることになってしまう。 
お供えでも、それはやはりイケナイ気がする・・・。 
だからといって、苦手なのにワタシが無理して食べても、いっちゃんは喜んでくれないような気もするし。 
ワタシタチが美味しく食べられないものは、買わないことにした。 
 
お花も、買わなかった。 
切花をいただくと嬉しいし、贈ることもある。 
いっちゃんがお引越しした当時は、自分でも欠かさずに買って部屋に飾っていた。 
お花の姿や匂いは、心の慰めになる。 
 
だけど・・・。 
本当は、ワタシは切花が苦手なのだ。 
生きている健康な植物の身体を切っているように思えてしまう。 
土に生えているものならば、枯れても天寿を全うしたと思えるのだけれど、花瓶に生けられた花たちは、ヒトの目を楽しませ心を慰めるためのもの。 
それに、花瓶の中で花が枯れていく過程を見るのが辛いのだ。 
美しかった花たちが、だんだん元気がなくなって、しおれて、茶色くなっていく過程を見るのが辛い。 
いよいよ枯れてしまって、それをゴミ箱に捨てるのも辛い。 
 
そんなワケで、いっちゃんのお引越しのあとしばらくは買い続けた花だけど、無理はしないことにした。 
小さな鉢植えの植物は欲しかったが、これから屋移りがあるので、今はなるべく生き物を増やしたくない。 
家が落ち着いてから、買うことにした。 
 
そんなこんなで、今年の記念日は随分とシンプルなものになった。 
いっちゃんの美味しいを、らくとワタシとくりくりで食べただけ。 
来年はもう少し、落ち着いた気持ちでお祝いしたい。 
 
********************** 
<蛇足> 
植物は子孫を残すための手段として美しい花や芳しい匂いを身に付けたり(虫たちが花粉を運んでくれる)、鳥などの生き物が好む味の実をつけ食べてもらうことで種を蒔いてもらうという作戦もとった。 
ニンゲンに手折らせることでも、花粉や種を遠くまで運ばせることができる。 
そればかりか、「ニンゲンに栽培されて生き残る」という選択をした植物もあるらしい。 
例えば、バナナ。 
ある日、種無しバナナ=ニンゲンの食料として都合がいいバナナが突然変異でできて、それの品種改良を繰り返した結果、現在のお馴染みのバナナになったとか。 
バナナは、ニンゲン好かれて栽培されれば子孫を残していけると考えて、自らの意志で変異したという説を聞いたことがある。 
バナナの気持ちを聞いたことのあるヒトはいないと思われるので、これは仮説の域を出ない。 
しかし、まったくのお伽話と証明することもできない。 
観賞用の切花として品種改良され盛んに栽培されている花たちも、どこかでバナナと同じ選択をしたのかもしれない。 
全ての生き物が生きている目的は、遺伝子を残すことにあるのだから。 
(大脳新皮質が肥大しているニンゲンは、それだけではなくなってしまっているが・・・) 
 
それならそれで、切花もワタシが個人的に苦手というだけで、花たち自身の意志であり作戦かもしれないと思う。 
地球の生態系は複雑に絡み合ってて、逞しい。 
必要のない殺生はしたくはないが、生き物同士の係わり合いは、「花を折るのはかわいそう」とか「動物を食べるのはかわいそう」とか、ニンゲンが言うそんな薄っぺらで表面的なことでは断じてない。 
「鯨のように頭のいい動物を食べるのはかわいそう」に至っては、ニンゲンのご都合主義が極まった感がある。 
豚や牛や馬は、賢くないとでも言うつもりだろうか。 
 
「かわいそう」と、鯨を食べることの是非と、絶滅危惧種の保護などは、それぞれ別の次元の話である。 
一部には、これらの問題をごちゃまぜにしてヒステリックになっている環境保護団体や動物愛護団体などがあるような気がしてならない。 
(利権がからんだ国同士の意見の食い違いは、これまた別問題である。それから念のために書き足しておくけど、ニッポンジンは鯨を食えってことではない。鯨を食べなくたって、良質の蛋白源は他にいくらでも手に入る。) 
 
魚だって、植物だって生きている。 
水を飲んでも空気を吸っても、微生物は常に身体の中に入ってくる。 
自分にとって有害な細菌やウイルスが体内に入れば、白血球が殺してくれる。 
どこまでが殺してはいけなくて、どこからが自分の命を長らえるために殺していいのか? 
どんなに足掻いたって屁理屈をこね回したって、ほとんど全ての動物は、別の生き物の命の犠牲の上に成り立っている。 
 
「地球に優しい」という言葉も、非常に軽薄。 
なんの恥じらいも無く大声でこの言葉を謳っている企業は、センスが悪いか嘘くさいか。 
地球の環境が変わったら、滅びるのは地球ではなくて、自分たちニンゲンのはず。 
そしてヒトの手がなくなれば、地球は地球の力であるべき姿を取り戻し、ヒトという動物が存在していた痕跡など軽々とかき消してしまうだろう。 
環境への配慮をしている企業は実際にたくさんあると思うが、「私たちは地球に優しい企業です」「私たちは地球に優しい製品を作っています」という言葉をわざわざ選んで使うのは、本気でそう思い込み自分に酔っているナルシスト体質の会社なのか、耳ざわりの良い言葉で何かを誤魔化しているのか。 
知性が欠如しているか、インチキかのどちらかだ。 
 
********************* 
・・・あらやだ。 
蛇足で脱線してしもうたよ。 
イエヤマネコに、ぎゃおすに戻してもらいましょ〜。 
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撫でられて、噛もうとしたらアクビがでたラクシュミー。 
 
 
いっちゃんも!14歳の冬のある日。 
この頃すでに、けっこう小さくなっていたんだなあ・・・。 
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いっちゃんがムチムチで大きかった頃の写真はほとんどなくて、それが残念。
  
 

2006/6/8(木)  カルマちゃん
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 48.0KB ) かるっちさんのカルマちゃんが、昨日の6月7日16時35分、楽しいことばかりの世界にお引越しをした。 
 
カルちゃん。 
丸い瞳がとても可愛い、美しい黒猫さん。 
口内炎が治りご飯をはぐはぐ、元気ですとbbsにていただいたばかりだった・・・。 
 
いつでもカルちゃんと正面から向き合って、カルちゃんと一緒に頑張ってきたかるっちさん。 
カルちゃんの楽しんだ美味しいは、かるっちさんの愛情そのものだったね.。 
カルちゃん、かるっちさんの暖かい手に包まれて、今までもこれからも永遠に幸せだね・・・。 
 
お写真は、5月27日にbbsに貼っていただいた、元気に美味しいを楽しんでいたときのカルちゃん。 
何かを訴えているように見える瞳は、かるっちさんへの「ありがとう」「大好き」という言葉のように思えてなりません。
  
 

2006/6/9(金)  4年ごとのワールドカップ
 
ワールドカップが開幕した。 
ということは、4年経ったってことなんだな。 
いっちゃんの慢性腎不全が発覚し闘病が始まったのは、前回のワールドカップで盛り上がっている真っ最中だった。 
あれから、もう4年。 
あのときから、まだ4年。 
 
4年前の6月も、くりくりはテレビに張り付いていた。 
ヤツは普段からテレビばっか見ているけれど、ワールドカップ開催中、特に日本の試合がある日は労働にも行きやがらないで、ずっとずっとテレビを観ていた。 
ワタシが深夜に帰ってくると、ソファにダラ〜ンとなって、またもやサッカー番組を観ているくりくり。 
 
ワタシ「仕事に行かないで試合を観てさ、いいよねえ(←言うまでもなく、嫌味)。」 
くりくり「いちごさんも一緒に見てたよ。一緒に応援したんだ。な〜、いちごさん。」 
そう言いながら、いっちゃんを撫でるくりくり。 
 
うそつきめ。 
いっちゃんがテレビに興味を示したことなんか、今までに一回だってなかったよ。 
そうは思ったが、いっちゃんとくりくりが仲良く並んでニッポンを応援している姿を想像してしまい、可愛いくてつい笑ってしまった。 
わはははは〜。 
そうか、いっちゃんも一緒に観てるなら、くりくりが仕事に行かなくてもまあいいか。 
くりくり、いっちゃんが付き合ってくれて良かったね。 
ワタシがそう言うと、「うん」と頷きながら、またいっちゃんを撫でるくりくりだった。 
 
その頃は慢性腎不全の闘病が始まったばかりで、ワタシもくりくりも労働のときは、いっちゃんにはまだお留守番をしてもらっていた。 
それから真夏になって秋になって、はっきり憶えていないし今でも王様日記を読み返すことができないのでたぶんだけど、秋が深まって冬の気配が濃くなってきた来た頃には、いっちゃんのお留守番はほぼ完全になくなっていた。 
目を離したくなかったので、ワタシかくりくりが労働を休んで、常にどちらかが在宅していた。 
仕事に行かないでワールドカップを観ていたとくりくりに嫌味を言えたのは、まだまだいっちゃんの体調が良いときだったからだった。 
 
いっちゃんに会いたいなあ。 
4年ごとのワールドカップの開催中だけでも、戻ってきてくれないかな。 
ソファでくりくりと並んで寛いでる姿が見たいなあ・・・。 
 
が、いくら偉大な王様でも、そこまで家来どもの面倒は見られないかもなあ。 
ってことはくりくりは、今年のワールドカップは一人で観ることになる。 
「らくが付き合ってくれたらいいね」と言ったら、「付き合ってくれないだろうなあ」とくりくり。 
なんでと聞くと、「らくだから。」という答え。 
そうだね、らくはらくだもんね。 
 
らくはらくだからラクシュミーのままでいいけれど、4年ごとのワールドカップのたびに、いっちゃんとくりくりがソファに並んで過ごした2002年の6月のことを想うのは許してね。 
 
 
2002年6月のいっちゃんとくりくり。 
肌寒かった日で、いっちゃんは王様毛布をかけている。 
くりくりはワタシのガウンを着てて、変なヒトみたい。 
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アップも! 
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2006年6月9日のラクシュミー。 
こんなんばっか。 
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2006/6/10(土)  久々の身体測定
 
久しぶりに、イエヤマネコの身体測定。 
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測定中 
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ぐい〜んと伸びると、端から端まで102cm。 
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体重は6.15kg。 
痩せてはないが、肥えてもないのでよしとしよう・・・。
  
 

2006/6/11(日)  しゃべりっぱなし、わめきっぱなし
 
雨の日は寝るに限る 
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起きたとたんに、「やんのかコラ」 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 68.3KB )  
 
********************** 
最近、起きているときのラクシュミーはしゃべりっぱなし。 
 
「みょ〜ん!」 
「うびょ〜ん!!」 
「うみょおおおお〜んんっ!!!」 
 
テレビを見ているくりくりのまん前に踏ん張って立ち、「みょみょみょみょ〜ん!!!」 
PCをいじっているワタシの横で仁王立ちになり「びょおおおおお〜んんんっ!!!」 
しつこくしつこく、文句を垂れている。 
くりくりやワタシがらくを見ていれば、おしゃべりは収まっているので、遊ぼ〜の催促でもないようで。 
ただ単にくりくりやワタシの注意が、自分以外のものに向いているのがイヤなよう。 
そこまではまだいいけれど、ワタシが寝ていても自分が起きていれば、ワタシの耳元でわめくこともしばしばだ。 
それはだいたい、朝の4時・・・。 
 
ううううう・・・。 
寝かせてくださいよう〜。 
PCを触らせてくださいよう〜。 
 
 
しら〜ん。いいからこっち見ろ〜。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 37.2KB )  
 
らくさんや。 
それとも何か、今の生活に不満でもあるのでしょうか・・・?
  
 

2006/6/12(月)  午前4時のイエヤマネコ対策〜その1
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 75.3KB ) 毎朝4時に絶好調のイエヤマネコ。 
おかげでワタシは寝不足が続いてて、少々辛くなってきた。 
何か対策を講じなければ・・・。 
 
と、考え込むこと3秒。 
あ。なんていうことだ。 
早くも名案を思いついてしまったぞ。 
明日はワタシは昼に起きればいいので、朝4時にらくをたっぷり走らせてから、それからゆっくり眠ればいいのだ。 
そうだそうだそうしよう。 
なんて完璧な作戦なんだ! 
 
で、やってきました、午前4時。 
それまでマザーボールでおっぴろがって熟睡していたイエヤマネコが、むっくりと起き上がり、かりかりご飯を少し食べ、滑空&ダダダ開始。 
よし!計算どおり! 
イザ、作戦開始! 
 
らくや〜。 
ほ〜らほらほら鳥さんだよ〜。 
ほらほらヘビさんも〜。 
追いかけっこもしよう〜。 
ほれほれ逃げろ〜、捕まえちゃうぞ〜。 
 
30分近くあおり続けダダダさせたら、床にばったり倒れて動かなくなったイエヤマネコ。 
目の前で鳥さんを振り回しても無反応。 
よしよし、だいぶ疲れたようだな。 
はあはあはあ。ワタシも疲れた。 
が、これで昼までノンストップでぐっすり眠れるのだ。 
嬉しいのだ! 
 
しかしラクシュミーと走り回ったので、神経が興奮しているのか、なかなか寝付けない。 
一回起きて、コップ酒でワインを飲んで、午前5時にベッドに戻り、床で倒れたまま寝ているラクシュミーを横目で見ながら、ワタシも今度こそと眠りに落ちた。 
 
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz・・・・・・ 
 
前後不覚に眠っているとき、突然に耳元で「びょおおおおお〜んんんっ!!!!!!」という大音量。 
脳みそに付き刺さる高音で、びっくりして反射的に飛び起きた。 
なんだなんだなんなんだ〜。 
寝ぼけながら辺りを眺めてみれば、のしのしとベッドの上を歩き回り、ワタシの顔を見ながら「びょ〜んっ!びょ〜んっ!!うびょ〜んっ!!!」と、盛大にわめいているイエヤマネコの姿。 
目覚ましを確認すると、まだ朝の8時だ・・・。 
 
らくさんや。 
寝てから3時間しか経ってないよ。 
絶好調の時間じゃないでしょう? 
いったいぜんたい、なんなのよ〜! 
らくは相変わらず、ベッドの上をのしのし歩きながらわめいている。 
仕方がないので渋々起きて、山猫ご膳を見てみれば、お皿が空っぽ。 
ワタシが台所に立つ=ご飯がもらえると思い込んでるイエヤマネコは、早くもいつものカウンター棚の上に飛び乗って、「食うぞ」のスタンバイ。 
 
あああああ。 
寝る前、つまり朝の5時に入れたご飯が空になっている。 
朝の4時に運動会をしたので、床にぶっ倒れから復活したあと腹が減って爆食し、喰い足りないと文句を垂れているらしい・・・。 
らくさん、明らかに食いすぎす。 
しかしうるさくってたまらんので、少しだけカリカリをお皿に入れて再び寝ようと思ったが、寝過ごしちゃいかんと気にしながら眠っていたのか、何回も目が覚めてしまって熟睡できない。 
もうあきらめて、10時に起床。 
眠いよう。 
 
帰宅、夕方7時。 
眠くて眠くて、部屋に入るなりベッドへ直行。 
1時間だけ寝かせてください・・・。 
が、らくは承知してくれない。 
ダダダ〜ダダダ〜と走り回り、ワタシの身体の上に飛び乗り駆け抜け、遊べと耳元でわめいている。 
うるさいし痛いし、とてもじゃないけど寝てられない。 
うう。そうだった。 
夕方7時も、らくが元気になる時間であった・・・。 
 
おまけに、ワタシは脚が筋肉痛。 
朝4時の運動会のとき、下の部屋の人に迷惑なので音が立たないようにと、つま先走りをしていたからだ。 
防音カーペットは敷き詰めてあるが、6kg強のイエヤマネコならともかく40kgのニンゲンが走ったら、いくらなんでも響くだろうと思ったからだった。 
眠いよ〜。痛いよ〜。 
らくや。 
ヒドい話だと思いませんか? 
 
******************* 
ワールドカップ、日本の初戦。 
くりくりは「作業が長引いたら嫌だから」と、早引きして夕方5時には帰宅していたらしい。 
そしてやっぱり、一人で試合を観ていた。 
ワタシもラクシュミーも付き合わない。 
でももしかしたら、目には見えないけれど、いっちゃんがそっと横にいてくれたかもしれないね。 
サッカーにはあまり興味がないけれど、サッカーを観ているいっちゃんを想像をするのは、とっても楽しい。
  
 

2006/6/13(火)  背中で語る不貞腐れ
 
今日は甘えび。 
殻を剥いた先から、ぺろぺろぺろ〜んと平らげていくイエヤマネコ。 
底なしの勢いだけど、モノには限度があるってことを教えてやらねばならんのだ。 
で、15匹でストップしたが、らくはもちろん大いに不満。 
「まだ食う!もっと食う!おかわり!」 
 
またあとでって、いくら言い聞かせても、 
「くれ!くれ!くれくれくれ〜っ!!!」とわめいたり、 
「うう・・・お腹がすいたなあ・・・。なんてかわいそうなオレさま・・・。」と今にもシにそうな声で泣き落としをしようとしたり、 
しつっこくしつっこく、ワタシの後をついて回って鳴き続けている。 
 
ああうるさい。 
 
あまりのしつこさとうるささに、甘えび5匹を追加投入。 
らくさん、今度もぺろぺろぺろ〜んと瞬時に完食。 
当然のような顔で「もっと」と鳴くので、「もうかんべんしてくださいよ〜」と、今度はワタシが泣き落とし。 
これ以上はもらえないと悟ったらしいイエヤマネコ、お食事処カウンター棚からぷいっと降りて、スタスタと猫コタツの中へ。 
中を覗くと、いきなりの猫パンチ&ガブガブと噛み付いてきやがった。 
それからくるりと背中を向けて、呼んでも無反応、漬物石のように動かない。 
ぶっとい背中にはぶっとい毛筆で、「不貞腐れ」と書いてある。 
 
なんていう態度でしょう。 
甘えび20匹も食っといて。 
 
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オレさまがヒドいイエヤマネコだ!
  
 

2006/6/14(水)  毛色と気質
 
『猫のなるほど不思議学(著・岩崎るりは、監修・小山秀一、発行・講談社)』によると、猫種に特有の気質と、毛色に特有の気質があるそうだ。 
 
毛色と気質については 
白猫ープライド、繊細、依存 
二毛猫ー茶目っ気、暢気、依存 
三毛猫ープライド、移り気、利発 
トラ猫ー温厚、快活、陽気 
赤猫ー陽気、温和、暢気 
黒猫ー自立、頑強、暢気 
 
白い被毛が多いほど、気位が高く繊細 
黒い被毛が多いほど、丈夫で図太くなる 
 
だそうで。 
環境や経験によって猫の性格は違ってくるので、もちろん毛色だけで決まるわけじゃないだろうけれど、持っている気質としては「そうかも」って気がした。 
トラ猫に半分くらい白が入ったいっちゃんは、温厚で寛容で優しくて、臆病だけど、芯が強くて頑固。 
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(いっちゃん、9歳のとき) 
 
同じく茶トラ白だけど、白がいっちゃんより少なめなラクシュミーは・・・ 
ラクシュミーは・・・、な、なんだろう? 
遠慮なくすぐにガブガブして、すぐに怒るしすぐに嬉しがる。 
とてつもなく臆病。しつこい。喜怒哀楽が顔や態度に全部出る。 
失敗して笑われても平気なのは、おおらかと言えないこともない。 
でもって、最大の謎。 
らくの顔っていったい・・・? 
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・・・おもしろい・・・
  
 

2006/6/15(木)  美味しい器
 
らくは食べるのがヘタで、猫缶はペースト状のものしか食べられない。 
カリカリは、ぼろぼろと回りにこぼす。 
というか、わざわざお皿から咥えて出して、床の上に置いて(撒いて)食べていることもある。 
 
らくのカリカリ用の器は2つあって、以前は2枚ともいっちゃんのお下がりの魚模様のものだった。 
今年の始め頃にそのうちの一枚を割ってしまい、らくは食べるのがヘタだから少し大きめの器のほうがいいのかと思い、魚柄のより少し大きい桜模様のを新しく買った。 
食べるのを見ていると、お下がりの魚模様のより、大きめの桜模様の方がこぼさないし、食べやすそう。 
そんなこともあって、残っているもう一枚の魚模様は予備にして、魚の形をした大きいガラスの器をカリカリ用として使うことにした。 
 
いっちゃんは魚模様の器で上手に食べていたし食べにくそうでもなかったけれど、ラクシュミーが使っているようなもっと大きい器だったら、もっと食べやすかったのかもしれない。 
もっと食べやすかったら、もっと美味しくて、もっと食べてくれたかもしれない。 
うちではニンゲン用の食器を使っているが、ペットショップなどで見る猫用の器などと比べてみても、魚模様のはたしかに小さい。 
いっちゃんは器用だったから上手に食べてくれたので私は気がつかなかったけれど、本当は食べにくかったのかな・・・。 
 
あっちもこっちも、気がつかないことばかり。 
いっちゃんに甘えてばかりだったなあ。 
食べやすい食器で、美味しいものをたくさん、もう一度だけでいいからいっちゃんに食べさせたい。 
 
 
世のお茶碗は小さかったぞぎゃおす!写真も小さいぞぎゃおす! 
(いっちゃん、10歳のとき) 
 
 
 
オレさまのお茶碗は大きめ!だって食べるのヘタだから! 
写真も大きめ!デジカメだし撮り放題! 
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2006/6/16(金)  やらずボッタクリ
 
予定納税の振込用紙が送られてきた! 
先週は○○万の都民税・区民税がきたばっかりだよ! 
確定申告のときには追加で税金○○万払ってさ! 
今日は予定納税○○万かよ! 
来月には国民健康保険がくるぞ! 
ぎゃおす王国、外貨の危機だ! 
(ぎゃおす王国の通貨はぎゃおすだが、なぜかニッポンに円で税金を払ってる・・・) 
 
今年度からは定率減税も廃止だし。 
消費税が上がるのも秒読みだし。 
労働者のささやかな楽しみの、第三のビールって言ったら聞こえはいいけど、つまりは雑酒にまで増税だし。 
煙草も増税。 
酒も煙草も中毒性の強いドラッグですよ。 
特に煙草。 
そもそも国が売っといて、税金搾り取って、それであっちでもこっちでも吸うなってなんだよお。 
吸わない人への迷惑は分かる。 
でも売るなら吸わない人に迷惑にならない吸う場所も作れ。 
売るだけ売っといて吸うなって、それじゃやらずボッタクリ。 
なら最初から国で売るなって。 
まあ煙草は確かに迷惑だと思うから置いとくとしても。 
 
あっちもこっちも増税で、弱いものから取る仕組み。 
福祉は切り捨て。 
年寄りを苛めて税金集め。 
障害者を苛めて節税。 
でも大企業や銀行は大儲け。 
献金いっぱいもらってるから医師会や大企業や銀行には手厚い保護。 
 
欧米諸国と比べたら日本はまだまだ消費税が安いなんて、子供だましの寝言いってんじゃねえ。 
内容が違いますから。 
娯楽品・嗜好品は税率が高くても食料品とか生活必需品は低い国が多いです。 
それからバカのひとつ覚えみたいに北欧と比べるな。 
福祉の充実度が違います。 
しかもいくら福祉が充実してても、高額な税金のせいで北欧だって問題山積み。 
そういう都合の悪いことは言わないよね、セイジヤのセンセーがた。 
 
税金が高くても納得できればいいよ。 
でも自治体は自治体でアホな箱物ばっか作りやがって。 
いったいぜんたい税金って誰のためのものですか? 
国民が安全に快適に暮らすための運営費じゃないのですか? 
毟り取るのは貧乏人や年寄りや障害者から。 
ウハウハ潤うのは献金企業と官僚と議員のセンセー。 
やらずボッタクリ国家かよ! 
 
コイズミがニッポン語が苦手なのは分かったよ。 
しかし、まがりなりにも一国の首相でしょ? 
せめて国会で質問されたことに答えられるくらいの語学力は付けてくれ。 
ごまかしてるのもミエミエ。 
正直で実直なニンゲンにセイジヤは務まらないよね。 
したたかで駆け引きに長けてなきゃ。 
だけどコイズミのように、言い訳すらできない首相ってなんなんだ〜。 
お上手なのはご主人様ブッシュのヨイショだけ。 
こびる能力は犬以上。 
低能の異常性格者同士で仲良しこよし。 
 
・・・と、政治経済にはサッパリ興味のないワタシでも思うぞ・・・。 
アメリカ産牛肉もさあ。 
前回の脊柱が混入って、あれって混入っていうか? 
破片が紛れ込んでいたのと違うよ。 
ドデカイのが一番上に鎮座してたぞ。 
 
「は?ワタクシが脊柱ですが、それが何か?(文句あんのかよっ)」 
 
ってな態度で堂々としたもんだった。 
間違いとか連絡ミスとか、ちょっとズルしちゃえとか、そんなレベルの話じゃない。 
いくらこびても、キチガイブッシュ米国政府は、飼い犬コイズミニッポンの言うことなんて、バカにしてるどころか相手にもしてない。 
 
輸入再開しても、スーパーなどでアメリカ産牛肉を購入する消費者は多くはないだろう。 
するってえと、アメリカBSE肉はどこに行く? 
加工食品、およびレストランなどの外食産業。 
スーパーで売られる肉には産地が記されるが、レストランなどでは材料の産地をメニューに載せる義務はない。 
それでもドンドコと輸入しなくちゃいけないBSE肉が、ニッポン国内にダブつくのでは? 
ニンゲン用の加工食品やレストランで使われるなら、猫フードにも使われるに決まってる。 
 
野党もさ、いいかげんしっかりしろよ〜。 
とほほ・・・。 
 
******************** 
ベランダにお水を出前させるらくさん。 
だってそうじゃないと、植木鉢の雨水を飲もうとするんだもん。 
 
前から 
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ナナメから 
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横からもどうぞ 
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2006/6/17(土)  ぴよちゃんの8分間、いっちゃんの8分間
 
6月15日のお昼ごろ、春さんの大切な大切なぴよちゃんが、楽しいことばかりの世界にお引越しをした。 
bbsにいただいた春さんの書き込みは、ぴよちゃんへの限りない愛情と感謝に満ちている。 
深い悲しみの中から、ぴよちゃんと家族の絆の強さが伝わってくる。 
 
ぴよちゃんも、全てを理解し、旅立ちのときを自分で決めていたように思えてならない。 
がんばって、がんばって、ベストのそのときを選んで旅立ったと。 
発作が始まり心拍数が半分になったぴよちゃんを支えたのは、家族への想い。 
お母さんとお父さんと娘さん、大好きな家族全員にとって一番良いようにという、ぴよちゃんからの大きな優しい贈り物のように思えてならない。 
家族からの、そして家族への、信頼と絆と愛がぴよちゃんを支えたのだと思う。 
 
ぴよちゃんの強さと優しさ。 
それから悲しみの中で春さんが教えてくれた、命の不思議のことも、ずっと憶えていたい。 
まだまだ20年も30年も先(祈)の、『ラクシュミーと私のそのとき』だけれど、慌てて忘れることがないように、春さんが教えてくれたことを、ここに書き写しておこうと思う。 
 
*************************** 
最後に、脳神経系の仕事をしてますので、もしご参考になれば。 
 
人間でも猫でも、「耳」が最後まで生きている器官です。 
もし心停止しても、声をかけてあげて下さい。 
 
心停止して、血液循環が止まっても、脳の神経構造は8分くらいは「生きています」。声は届いています。 
 
どうぞ、その間にたくさんお話して、声をかけてあげてください。 
最後の最後の「脳に残る思い出」を、残してあげて下さい。 
 
どうぞ皆さんの大事な「こども」が、いっぱい長生きできるよう、お祈りしております。 
**************************** 
 
いっちゃんも、きっと聞こえていた。 
私が獣医さんに電話をしたり、いっちゃんの鼻から息をぷーぷー吹き込んだりしている間、くりくりは心臓マッサージを担当していた。 
その間にいっちゃんの心臓は何度か止まり、くりくりが「いちごさん、帰ってこい!」と大声で呼ぶたびに、また心臓は動いてくれたそうだ。 
でも動いてくれた心臓は、ちょっとしたらまた止まる。 
呼ぶと再び動いてくれるけど、またすぐ止まる。 
何度か繰り返すうちに、動いてくれる回数が少なくなってきて、とうとういくら呼んでも再び動いてはくれなかったそうだ。 
 
私は鼻からぷーぷー担当だったので、心臓が止まったり動いたりしていたのは知らなかった。 
でも後からこの話を聞いたときに、いっちゃんはくりくりの声に答えてくれたのだと思った。 
だけど心臓が止まっているのに、声が聞こえていたのだろうか。 
そうも思っていた。 
 
やっぱりいっちゃんは、くりくりの声に答えてくれていたんだね。 
今日、春さんから教えてもらったよ。 
いっちゃんは、「いちごさん!帰ってこい!」というくりくりの叫び声と、 
「いっちゃん!いっちゃん!いっちゃん!」という私の泣き声をBGMに、楽しいことばかりの世界への旅立ったんだね。 
 
そ・・・それは・・・。 
さぞかし、騒々しかったことだろう。 
くりくりの声に答えてくれたというよりも、家来どもがあんまりうるさいから思わず起き上がりそうになったのだったりして。 
王様、最後の最後まですまんことでした。 
 
 
 
心臓が止まってからの、いっちゃんの8分間。 
泣いて名前を呼ぶだけじゃなく、「ありがとう」と伝えたかったな。
  
 

2006/6/18(日)  焼きイワシ
 
本日の美味しいもの候補は、いなばの焼きシリーズのひとつ、焼きイワシ(イワシ味)。 
焼きイワシなのにイワシ味とか、かつお節味とかってなんやねん!と突っ込んだり、 
らくはイワシのお刺身も焼いた食材のイワシも食べないけど、これはどうかな〜とか疑ったりしながら開封。 
 
中身は、おもいっきりイワシのにおい。 
普通にグリルで焼いたのとは違い、たれのような水分たっぷり、しっとりと柔らかい。 
手で簡単にほぐれるので手間はないが、指に付いたベタベタとにおいを落とすのは大変だった。 
でもいいの。 
らくが美味しいなら! 
 
鼻息も荒く、ほぐした焼きイワシ入りをお食事処でスタンバっているイエヤマネコの前に出してみれば、どっすんダダダと逃げるラクシュミー。 
くんかくんかもしてくれない。 
 
嫌いらしい・・・。 
やっぱりね。 
はは・・・。ははははは〜。
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2006/6/19(月)  カメムシアタック
 
らくが網戸に体当たりをかましているので、なんだろうと見てみると、カメムシが引っ付いていた。 
 
らくが体当たりする 
↓ 
カメムシ落下 
↓ 
カメムシ、またすぐ網戸へ登る 
↓ 
らくが体当たり 
↓ 
カメムシ落下 
↓ 
以下、エンドレスに繰り返す 
 
らくがあんまりしつっこいので、カメムシが少々気の毒になってきた。 
らくもらくで、何度体当たりしても、カメムシは網戸の向こうなので手に入らない。 
ちょっと気の毒。 
お互いにストレスか? 
らくがカメムシへの興味を失ってくれればいいのだけど。 
 
なら、やっぱりアレだ。 
イエヤマネコに、カメムシの臭いをかいでもらいましょう。 
そしたら「こんな虫は好きくない!」と放っておいてくれるかも。 
それではさっそく。 
 
 
くりくりに抱っこされて網戸の向こうへ。 
ヤル気まんまんのイエヤマネコ。 
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↓ 
 
ググーッといったあ! 
かいでいます、めっちゃかいでいます! 
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↓ 
 
戦意喪失、前線撤退。 
「降りる〜」ってジタバタジタバタ。 
くさかったらしい。 
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その後らくは、カメムシを放置。 
学習するイエヤマネコなのだ。 
 
でもこの次カメムシがきたら、またアタックをしそうな気がする。 
だって昨年の夏もカメムシをかいで、すっ飛んで逃げたことがあるんだもん。 
1年近く経ってればワタシだって忘れちゃうけど、らくの場合は、明日やあさってだとどうなんだろう。 
らくの「カメムシくさい」の学習の記憶は、何日くらい保つのかなあ。 
起きている間くらいかな?一回寝ると、忘れちゃいそうな気がする。
  
 

2006/6/20(火)  きっと、カイチョーさん
 
スーパーで豆鯵発見。 
銀色の鱗はピカピカで、目はキラキラに澄んでいて、とっても新鮮そう。 
mooちゃんを想いながら購入し、mooちゃんに感謝しながらイエヤマネコに食べさせる。 
それはいつのもことだけど、豆鯵タイム以外でも、今日はずっとずっとmooちゃんのことを考えていた。 
ご飯食べていても、お風呂に入っていても、らくと遊んでいても、mooちゃんの可愛いまあるいお顔が浮かんでくる。 
ふんわりと優しい毛皮の手触りや、手や顔を舐めてもらったときの舌の感触がはっきりと蘇る。 
どうしたのかな。 
頭の中がmooちゃんでいっぱいだ。 
 
深夜になって老猫会の日誌をのぞくと、今日はmooちゃんの七七日忌と記されていた。 
ああ・・・。そうだったのね。 
不思議な気はせず、びっくりもせず、納得できた気分だった。 
mooちゃん、今日はぎゃおすにもちょっと寄ってくれたのかな。 
私に何か、教育的指導をしに来てくれた? 
ごめんね。私は鈍すぎて、ちゃんとキャッチできないみたい・・・。 
 
でも、mooちゃんが来てくれたのかもしれないと思うと、とっても嬉しい。 
カイチョーさん、ありがとね。 
また来てね。きっとだよ。待ってるからね。 
いつでもいいから、きっと来てね。
  
 

2006/6/21(水)  イケナイ商売がっぽがぽ
 
昨日、くりくり宛てに現金書留が2通来ていたのだが、家にはラクシュミーしかいなかったので受け取れず、不在通知が入っていた。 
今日の夜の再配達を頼んだのに、夜9時になっても届かない。 
またですか〜? 
前回、4月はらくの誕生日プレゼントが届かなかったのだが、そんなことは『たまたま』であり、そうしょっちゅうあることではないはずと思っていたのに。 
9時半頃に、くりくり帰宅。 
再配達が来ないと言うと、すぐさま郵便局に電話をしている。 
無駄だと思うよ〜。 
らくのときも、何回かけても、9時を1分でも過ぎたら機械の応答になってたもん。 
そう思いつつ見ていたら・・・ 
 
どういう加減か、局員が出たらしい。 
電話口で怒っているくりくり。 
「今日中に持ってきて!」などと威張っている。 
 
で、それから20分後。 
やってきました配達員さん。 
だけど持ってきたのは1通だけ。 
・・・・・ 
もう1通は? 
 
玄関口でくりくりに怒られて、局に帰って調べますっ!とペコペコ謝りながら去っていく配達員。 
15分後、電話が来て、「仰るとおり、もう1通ありました。これからお持ちします」と。 
だ〜か〜ら〜あ。最初から2通あるって言ってんのに。 
だいたい不在通知が2通あって、2通分の再配達を頼んでいるのに、なんでこういう展開に? 
 
それから更に15分後。 
米つきバッタのように謝りながら、配達員さん再登場。 
またもや怒りながら受け取るくりくり。 
「オタクねえ、これで2度目なんだよお!」なんて声を荒らげている。 
 
再配達のたびにこれじゃあね。 
違う部屋への郵便物が、うちのポストに入っていることも何回かあった。 
誰だって、たまには間違えることはあるよね。 
だけど1年間で数回は、ちっとばかり多すぎないか? 
セタガヤの某郵便局では、どういう仕事の仕方をしているのかとワタシも思う。 
 
しかし、くりくり。 
謝っている配達員を、そんなに怒鳴りつけなくてもいいんじゃないの〜? 
こんなミスばっかりされてちゃ怒るのは当然だけど、夜遅くに何回も往復して持ってきてくれたのだから、ありがとうも言おうよ。 
それにさあ。 
今どきの現金書留、しかも1日に2通、受け取ったオヤジはロン毛で見た目が怪しいわ、えらい剣幕で怒ってるわじゃ、イケナイ商売をしているみたいだ。 
オレオレ詐欺とか架空請求の事務所と思われたかもよ。 
 
そう言ったらくりくりは、「わはははは〜。そうだなあ。」 
なんてウケている。 
違うって! 
やたらと威張り散らすな、バカに見えるって話です。 
 
じゃあニッコリ笑って、イケナイ商売をやりますか。 
「もしもし?アナタ、ハズカシイ画像を見ましたね。今すぐ壱億円おくりなさい。ぎゃおすじゃなくて円でのみ受け付けます。」 
なんつって、がっぽがっぽ大儲け。 
元手はイエヤマネコのおっぴろげだけ。 
床に目をやれば、いつでも転がっているものだ。 
これだ、これしかない!わはははは〜っ! 
 
画像・無視すると、イエヤマネコがガブガブしに行く。 
「カネハラエ〜!」 
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2006/6/22(木)  杉並の美女
 
杉並区で見かけた猫さん。 
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カメラを向けても平気。 
写真を撮り終わったら、「もうよろしくって?」って顔をして、悠々と家のお庭に入っていった。 
身体は小さいけれど、凛としててカッコいい。 
 
************ 
そして一方、ラクシュミー。 
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 106.4KB )  
態度と身体だけはデカい小心者のイエヤマネコ。
  
 

2006/6/23(金)  ボケ〜っとベランダ
 
らくとベランダで夕涼み。 
深夜だから夜涼み? 
 
bbsでガンバルさんに教えてもらったように、何もせずに、ただいっしょにボケ〜っと座ってた。 
コンクリートにがっちり囲まれた、こんな狭いベランダでも、部屋の中より気持ちいい。 
らくも気持ち良さそう・・・ 
・・・なんだか、ただボケ〜っとしているだけか分からないけど、大人しくずっと寝そべっている。 
 
部屋の中にいるときには、ワタシはあれとかこれとかやることがあって、ただらくのそばにじっと座っていることはあんまりない。 
らくはワタシのあとをついて回ったり、PCを触っていると足元でびょ〜んびょ〜んとわめいていたりするけど、遊べの催促でもなくヒステリーのようになって鳴き続ける事が最近多くて、どうして欲しいのか分からなかった。 
 
ベランダのらくは黙ってて、くっつくでもなく離れるでもなくただワタシの近くに寝そべって、顔を上げて風の匂いをかいだり、ときどき立ち上がって頭をごっつんしに来てくれて、それからまた寝そべってを繰り返している。 
30分も一緒にぼボケ〜っとしたら、らくが自分から部屋の中へ帰っていった。 
ワタシも後を追い、ハーネスをはずす。 
 
特別なことはしてないし、何も会話もなかったけれど、部屋に戻ったらくは満足そうな顔をしているように見える。 
そう見えるだけかなあ。 
 
らくや。 
ニンゲンはつまんないことで忙しくて、好きな相手とただじ〜っと座っていることが、なかなかできないイキモノなんだよ。 
でもらくとのベランダの30分は、とっても気持ちが良かった。 
夜風だけじゃなくて、大好きならくと一緒にただ座っているのが気持ちが良かった。 
お互いの存在を感じながら、何もしないでのほほんと過ごすのっていいもんだね。 
 
らくとのボケッとタイムを、できるだけ毎日つくるようにしよう。 
ラクシュミー・バニヤン・トゥリーさん、これからもずっとずっと付き合ってください。 
 
***************** 
昼間のベランダは、らくもあれこれ忙しい。 
 
撫でさせてやったり 
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噛み付いてやったり 
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枯れた猫草にインネンをつけたり 
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2006/6/24(土)  天ザルの作り方
 
チャカチャッチャッチャッチャッチャ〜♪ 
チャカチャッチャッチャッチャッチャ〜♪ 
 
ぎゃおす3分クッキング、今日は天ザルの作り方です。 
準備するものは、イエヤマネコ、調理人(くりくり)、暇なニンゲン(わしじゃ!)の以上3点。 
 
・手順その1・ 
ヤル気まんまんのイエヤマネコを調理に乱入させます。 
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・手順その2・ 
強引に突っ込んでくるイエヤマネコとバトルしながら、天麩羅にするキスとイカを準備します。 
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・手順その3・ 
暇なニンゲン(わしじゃ!)がイエヤマネコをベランダに拉致り、調理人はその隙に素早く天麩羅を揚げ、戻ってきたイエヤマネコをがっかりさせます。 
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以上、美味しい天ザルの作り方でした。 
 
********************** 
生のときには興味津々だったくせに、揚げて衣をはずしたキスは食べない。 
イカはほんの少しだけ、小指の爪くらいの欠片は食べた。 
 
生がいいって言われてもなあ・・。 
キスは加熱用だし、生イカはなあ。 
 
らくや。 
いくらオレさまでも、ダメなものはダメですからね。
  
 

2006/6/25(日)  旬を無視するイエヤマネコ
 
ワンパック298円のサクランボ。 
すっぱさの中に、ほのか〜にサクランボ風味。 
 
値段に見合ったお味なり。 
でも季節を楽しむということで、満足満足。 
 
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らくは、くんかくんかしたけど、食べない。 
まあね。妥当な結果だわ。
  
 

2006/6/26(月)  銀色記念日〜1周年!
 
夜、美帆ちゃん(妹)から電話。 
 
「ねーねー憶えてる?去年の今日、ちぃがうちに来たんだよ〜。」 ←嬉しそう。 
・・・あ、そういや今頃の季節だったのは憶えているけど、今日だったっけ? 
そうかあ、草むらから拉致って1年かあ。 
 
「拉致って言わないで!うちの子になった記念日なんだから!」 ←ほとんど怒ってる 
・・・ああはいはい、出会い記念日ね。 
 
「出会ったのはもっと前だけどお。」 ←なぜかちょっと早口 
・・・だけど日にちは憶えてないでしょう? 
 
「うん。。。」 ←小声 
 
「だから!誕生日を今日にしたの〜。今日はちぃの誕生日なの〜っ!!」 ←大声のデレデレ声。 
 
・・・ああ、そうね。いいんじゃなあ〜い?で、何歳になったの? 
「♪にちゃい♪」 ←高い声 
 
・・・は? 
「ちぃはぁ、♪にちゃい♪にぃ、なりまちたぁ〜!」 ←完全にバカ 
 
・・・ちょうでちゅか〜。 
♪にちゃい♪でちゅか〜。 
それはめでたいでちゅ。良かったでちゅ。 
 
銀色を拉致ったとき、獣医さんによる推定年齢は1歳〜5歳の間だった。 
2件の病院で診てもらって、2件とも同じご意見だったので、たぶんそうなのだろう。 
どうやら美帆ちゃんは、一番若い年齢を採用したらしい。 
 
美帆ちゃんと銀色は、ぴったりと一心同体なんだそうだ。 
もうカワユクてカワユクて、どもならんとジタバタしてる。 
 
写真は銀色ちぃちゃん。 
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一年前は草むらで、カラスとの食料争奪戦に明け暮れていたネコとは思えない・・・。 
しかもその食料ってのが、食パンやドッグフードだったし。 
 
銀色や。 
美帆ちゃんに甘えて、ずっとずっと元気で、うんと長生きしておくれ。 
ほんとに本当だよ。頼むよ〜!
  
 

2006/6/27(火)  夏のアレ
 
夏だ! 
夏といえばアレだ! 
大理石マットだ! 
今年で3年目! 
 
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マザーボールでのびてたイエヤマネコを捕まえて、無理やり乗せてみる。 
 
すっ飛んで逃げた・・・。 
また今年もですか〜? 
もう3年目だよ。 
いい加減、使い方を学習してください。 
つか、慣れてください。 
 
夏中、置いておくからね〜。 
気が向いたら、使ってみてくださいよう。
  
 

2006/6/28(水)  鏡よ鏡よ鏡さん〜♪
 
世界で一番カワイイのは 
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オレさまだ〜っ! 
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ま、ね。 
言うだけはタダ。 
 
でも、うちういちは、いっちゃんです。 
どっちも一番、勝ち負けってことじゃないからね。 
らくや、そこんとこはご理解ください。
  
 

2006/6/29(木)  脱力三連発
 
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も、なんつうか・・・。 
ヤル気なくなります。
  
 

2006/6/30(金)  そこまで、それぞれ?
 
猫はいろいろ、個性それぞれ、ケーも様々。 
 
いっちゃんは、ケーのときに、口の下にはっしと手の平や紙をなどを差し出すと、きちんとその上にしてくれた。 
らくは、ムキになって避ける。 
 
何がなんでも、手の平の上でなんかケーしないぞ! 
ずぇったいに、紙の上になんかしてやるもんか! 
ゾーキンの上なんて、もってのほか! 
 
顔をぶんぶん振って避けようとするので、多少はキャッチできても、あちこちにケーの飛沫が散ることもある。 
うちに来たばかりの仔猫のときはもっと断固として嫌がって、口の下に手や紙を差し出されると走って逃げて、でもって走りながらケーしてたし。 
 
らくや。 
ケースプリンクラーですか? 
なんでキャッチされるのがそんなにイヤなのよ〜。 
理由がわかんないっすよお。 
 
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トイレ姿もそれぞれです
  
 

 2006年 6月  

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