ぎゃおす王国記・ラクシュミーの王様への道

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   2006年 10月  
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2006/10/1(日)  一戸建てを3軒
 
くりくりを午前中から叩き起こして、部屋の内見に同行させる。 
 
1軒目・・・経堂駅から徒歩10分の一戸建て。 
行ってみたら、徒歩20分はかかる場所だった。 
そして家のまん前には、でっかい更地。 
『売り地』の看板が・・・。 
いくら駅徒歩20分だって、世田谷区赤堤の更地が売れ残り、何年もそのままとは考えられない。 
ああ、ということはここもすぐに工事ということで却下なのね。そうなのね(涙)。 
 
2軒目・・・江古田の一戸建て 
東西南は隣の家でふさがれていて、空いているのは北側だけ。 
日当たりゼロ。 
ああ、ここも却下するしかないわね。そうなのね(涙)。 
 
ところでこの江古田の家は三井のリハウスの管理物件で、案内してくれた女性はたぶんワタシと同じくらいかちょっと上の年代で、若い女の子ではないのだけれど、かなりの美人。 
しかし彼女、顔だけのオンナではない。 
モーレツなマシンガントーク美人であった。 
何か一言質問すると、元気に途切れることなく、ずーっとずーっとしゃべりっぱなしで説明してくれる。 
で、この家は『猫が日向ぼっこできないから』と断ったのだが、するとリハウスの彼女は、自分も昔は犬を飼っていたと話し始めた。 
そのワンコが17歳で亡くなって以来、動物を飼う気になれなくて、今はペットはいない。 
動物をペットを呼ぶのって嫌なんですけど他に呼び方がないのでペットっていいますけど、お客様にもペット可物件とかご説明しますが何かもっと違う言い方がないものかしらといつも思っていますけれども(とっても長いので以下省略) 
 
というわけで、ワンコのお話しもたっぷりとマシンガントークしてもらい、エネルギーをすっかり吸い取られて、ふらふらと中野坂上へ。 
3軒目・・・駅徒歩6分でとってもナイスな家を発見。 
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が、2万円予算オーバー。 
2万円、なんとかならないことはない。 
今はね。でも3ヵ月後のことは分からない。 
2万円オーバーに踏み込む勇気がない。 
 
ううう・・・。 
今日もお部屋探しは撃沈(焦)。 
 
らくは本棚の上からお部屋捜し中(うそ) 
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2006/10/2(月)  テント出現
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 75.6KB ) ベランダ前の更地にテントが張られた。 
地鎮祭ぽい。 
明日から工事しますとお知らせの紙が入っていたけど、普通は地鎮祭の日に工事はしないよね。 
じゃあ工事は明後日からかなあ。 
 
いよいよダブル工事が始まるよ〜。 
 
らくや、一緒に乗り切ろうね。 
大丈夫だよ、少しの間だけだから! 
 
写真は、テントを見張るらくさん
  
 

2006/10/3(火)  平和な猫カレンダー(癒)
 
まん前の更地で、ヤル気満々の地鎮祭。 
ああ、とうとう明日から本格始動か・・・ 
 
***************** 
中野区のマンションを内見。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 19.1KB )  
駅までそこそこ近く、68平米あり、壁式で、収納は4.5軒あって、間取りもなかなかナイス。 
最上階で、といっても2階の南東の角部屋。 
南のベランダ(上半分が透明で、下半分はすりガラス)の前にはまったく同じ建物、同じ大家さんの別棟のマンションが建っていて、敷地にかなり余裕があるので日当たりには影響ないけれど、抜けは無い。 
北の窓(すりガラス)の外は一戸建ての家だけど、マンションとの間に木が植えられているので、景色としては緑。 
東の窓は出窓なのだけど、外はすぐに隣家で、しかも窓同士が向き合っている。 
そのためか全てすりガラス。 
 
らくの最大の娯楽は窓の外を見ることなので、私は今まで不動産屋にあきれられながらも透明の窓ガラスにこだわってきたのであるが、もうこの際、そんなことをいっていられるバヤイじゃないような気がする・・・。 
どうするどうする? 
今の部屋のように、自費で透明ガラスに代える許可がもらえるかな? 
東の窓は無理だと思うけど、北の窓だけならオッケじゃないかなあ・・・。 
 
良いところもある。 
まず、コンビニがない。 
敷地の奥の部屋で道路に接している窓が無いので、部屋のすぐ前をバイクや車が走り抜けていくこともない。 
隣や前や後ろの家がカラオケ好きだったりしてはどうしようもないが、山の中の一軒家でもないかぎり、そこまでは心配しきれないよなあ。 
野中の一軒家ではないけれど、下北沢駅徒歩10分ちょい(最寄り駅は別、徒歩4分)の旧ぎゃおすマンションには、隣の建物というものがなかった。 
そういう場所がいいなあと思うけど、そんなところはめったにないよね。 
 
************************** 
また歯茎が腫れた。 
工事を気に病みすぎて、免疫力が弱ったか? 
ワシ、けっこう繊細。つか、小心者。 
らくには影響がありませんように。 
心配はワタシの担当だから、らくは安心しててくれますように。 
 
********************** 
らくも採用してもらった、毎年恒例の猫カレンダー到着。 
知り合いの猫さんも、知り合いじゃない猫さんも、どのコもみ〜んな、「わたくし、と〜ってもかわいがられてます。」ってお顔をしている。 
平和だ〜。ネコバカが繁栄している世の中っていい〜。 
カレンダーを眺めて、すさんだ心が癒された。 
ああ、うちも早く平和な環境に・・・。 
 
こちらも平和なイキモノ。 
この寝顔を守りたい。 
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2006/10/4(水)  とうとうダブル(前から横から)
 
朝8時から、ベランダ前の更地で工事開始。 
もちろんコンビニ前の工事もヤル気満々で、隣とまん前とダブルで基礎工事。 
ワタシは目が覚めてしまって、らくも目が覚めてしまって、一緒にボ〜ッとだいどこへ。 
ワタシはコーヒー。 
らくはくりくりが放置していったグラスからお水びっちゃびっちゃ。 
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クリックで拡大表示 ( .jpg / 50.4KB )  
それからカリカリの朝ごはんを食べて、らく&ワタシの部屋(ベランダのある部屋)にテケテケ歩いていったちょうどそのとき、 
 
ゴウンゴウンゴウン〜ゴウンゴウンゴウン〜ゴウンゴウンゴウン〜 
 
という低周波の爆音が、ベランダのすぐ前で始まった。 
そのせいかどうかは分からないが、らくさん、いきなりケー。 
それから落ち付きなく、部屋の中をうろうろしている。 
 
押入れの中なら少しは音がマシかもと思い、ラクシュミーを放り込んだら出てこなくなってしまった。 
やっぱり、いくら音を気にしないイエヤマネコでも、これはうるさいんだ(涙)。 
北側の小部屋のほうがマシかもと考え直し、くりくりの敷布団をつかってシェルターを設置。 
抱っこしてそちらに移動させたら、そこにも入りっぱなしで出てこない。 
今までは、うるさかろうと思い押入れや北の小部屋に連れて行っても、「平気だも〜ん」と飛び出してきたのに。 
ううう・・・らくや、ごめんごめんごめん、どうしよう〜!!! 
と一人で部屋の中をグルグル回っていたら、らくが北の小部屋から出てきて、ベランダ側のらくとワタシの部屋に戻ってきたが、耳を横に寝かせて固まっている。 
 
北の小部屋が一番静かだと思うのだけど、らくはワタシのいる部屋にきてしまう。 
有線LANなので、ワタシはPCのあるベランダ側の部屋から動けない。 
なので、こちらの押入れにも猫コタツを使ってシェルターを設置することにした。 
それでも押入れ猫コタツシェルターは、けっこう音が聞こえていると思う。 
戸を閉めてしまえばかなりいいのだが(自分でもぐって押入れの戸を閉めてみた)、らくは自分で開け閉めしてくれない。 
今日のようにワタシがずっと家にいる日は、工事の間は押入れ番としてつきっきりで開けたり閉めたりしてやれるが、毎日そういうわけにもいかない。 
キャンセルした調布の家に引っ越す予定日が昨日だったので、ここ数日は休みにしてあるけれど、部屋捜しに出かけることもあるし、その後はまた労働があるし。 
 
コンビニ前の工事は土曜もやっていたので、ふと気になって、ベランダ前の工事の建築会社に電話。 
日曜だけ休んで、土曜日も祝日もやるらしい・・・。 
それと、今日のこのエラい重低音は、地盤が弱いので基礎を深くやる必要があるからで、時間がかかるそう。 
 
またですか〜。ここも地盤が弱いのね〜。 
ま、ここの設計事務所は横浜の会社で、挨拶なども丁寧なので、許す(というか、普通だと思う。この近辺の土建屋が昔からのナアナアで非常識)。 
話は戻って、8月の後半に地盤調査をしてから工事が止まっていたのは、地盤の弱さが原因で設計を見直していたのかもしれないなあ。 
 
それはそれとして、とにかくうるさい。 
らくは押入れに入りっぱなしだが、心配で出かけられない。 
どうせ今日は水曜日、不動産屋は休みだしいいや。 
 
明日からはどうしよう。 
らくをしょって、ペット可のウィークリーマンションにでも避難しようか。 
・・・でもそれはそれで、らくにとってはストレスになりそうな気がする・・・。 
ならば、らくや。 
耐えて、慣れるのです。 
それしかありません。 
できるだけ早く新居を見つけるから。 
あと1〜2日のうちに決めるから。 
このうるさい部屋にはあと一月もいないから。 
耐えてください、お願いします。 
 
ワタシも耐える。 
うるさいだけでなく、すべての窓をぴったり閉めて、防音カーテンも閉めっぱなしなので、朝から部屋は暗い。 
(防音カーテンはさほどの役にも立たないが、気持ち程度には音が静かになる気がする。) 
工事が始まって騒音にされされて2時間もしたら、心臓の鼓動が早くなって気持ちが悪くなってきてもうダメもうシヌと思ったが、ああなんてこと。 
3時間もしたら、ワタシ、だんだんに慣れてきてしまったような・・・。 
ずっと同じ調子で切れることのない低周波音だから慣れたようだけれど、これが鳴ったり止まったりのカンカンカ〜ンなどという甲高い金属音や、ギュイ〜ンッというドリルの音だとどうかなあ。 
けれど低周波音も、慣れきたような気がするとはいえ、非常に不快。 
金属音のようにキレそうなイライラがない代わりに、重い疲れが心に沈殿していくよう。 
あ〜あ〜やんなっちゃうなあ。 
 
って感じでお昼休みで工事が止むのをひたすら心待ちにしていたのだが、12時になっても音が止まない。 
12時半になっても止まない。 
12時45分になっても止まなくて、我慢の限界で、ヨタヨタと階段を降りて工事現場(ベランダ前)へ。 
工事の責任者は誰ですかと問うと若い兄ちゃんが出てきたので、「お昼休み、とってくださいよ〜」と半泣きで訴える。 
「ちょっと進行の都合が・・・」とか言うのを制して、「だってうちの猫が押入れから出てこないんですよ〜。朝ごはんだって工事の音が始まったとたんに吐いちゃって、それから飲まず食わずで押入れら出てこないんですから〜。身体にわるいです〜。猫にお昼を食べさせたいのでお昼休みとってください〜」 
と、もう懇願。 
「ああねこが・・・」と固まる兄ちゃんを残して部屋に戻ったところ、5分ほどして音がやんで休憩になった。 
でもらくは押入れから出てこないし、ご飯を出前しても食べないし、ベランダ前の工事が休憩になってたった5分で1時になってしまったのでコンビニ前の工事は再開してしまうし、ベランダ前の工事も休憩は30分だけで再開してしまった。 
 
午後6時、やっと工事の音が止む。 
らくは押入れから出てこない。 
1日中家に居たのに、ワタシも疲れて身も心もヨレヨレだが、夕方から久しぶりにプールへ。 
休みの日にも不動産屋めぐりをしたり延々とネットで部屋の検索していて、気力も体力も尽き果ててしまい、ずっと行っていなかったのだが、本気で気分転換がしたくなった。 
睡眠不足が続いているわ歯茎は腫れたままだわ食ってないわ腹はずっと緩いはわで、どうしようか迷ったのだが、ゆっくり少し泳ぐだけでもいいやと思い行ってきた。 
 
・・・ところがどうでしょう。 
水の中では絶好調。 
ワタクシは人魚?それとも半漁人? 
おっほっほっほ〜(高笑い)ってなもんだった。 
 
プールから帰宅しても、らくは押入れシェルターに入ったまま。 
朝ごはんをケーして以来、何も食べていない。 
こんなことは、ここに越してきた日から一日だってなかった。 
 
美味しいで少しでもストレスを減らそうと、禁断のモンプチ缶にホタテの刺身。 
これは爆食してくれて、でも食べたらまた押入れシェルター。 
しばらくしたらまた出てきて、また食べて、それからワタシと追いかけっこでダダダもしたし、だんだんいつも通りになってきた。 
だけど寝るときには、また押入れシェルター・・・。 
そうだね、そのほうがいいよ。 
また明日の朝、8時になったら工事が始まるからね。 
 
ああでも、心配。 
可愛い可愛いラクシュミーが、なぜこんなうるさい部屋で押入れにもぐっていなきゃならんのだ。 
不憫だ(涙)。 
らくのストレスが心配だ〜。 
トラウマにならないか心配だ〜。 
いやあああ〜。
  
 

2006/10/5(木)  アニオタと猫
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 74.8KB ) 今日は雨。 
昨日から始まったばかりのダブル工事は、今日は休み。 
えがった〜。 
って、雨が上がれば明日からでも再開するんだろうけど、とりあえず1日の猶予。 
 
昨夜、中野の不動産屋に電話。 
ネットに載っている戸建ての家を内見したい旨を伝えると 
「いつでもどうぞ〜。鍵は当社にありますので。年中無休で朝10時からやってます♪」と言うので、じゃあ明日の朝10時に行きますというと、なぜか慌てた様子で「じゅ、じゅうじ?えと・・・あのあのあの、えと、10時半にしてもらえますか?」と。 
 
ということで、今朝の10時半ぴったりに、中野駅南口にある不動産屋へ。 
店は、エレベーターなしの雑居ビルの5階。ちょっと怪しいような気が・・・。 
気を取り直し店内に入ると、あちこちにアニメのフィギアが飾ってある。さっすが中野。 
つか、やっぱなんか怪しいような気が・・・。 
出てきたおっさんに名前と用件を伝えると、「今担当者が来ますのでおかけになっててください。」と椅子を勧められ、おっさんは衝立の向こうに引っ込んでしまい、誰もいない店内で(奥にいる気配はあるんだけど)30分間、放置されたのであった。 
怪しい・・。気がする。 
 
やっとやってきた『担当者』は、スーツのサイズが合っていない若くて小さくて痩せてるおニイちゃん。 
あれこれペット可物件の資料を見せられたが、どれもこれもワタクシもうチェックしましたってものばかり。 
つまり、ワタシなりの理由で却下になったものばかりってことで。 
「あの、どういう理由でダメなんでしょうか?」と聞かれたので、「ここは大通り沿い。ここは窓の外がすぐ隣のマンションで日当たりも眺めもない。ここはペット可って書いてあるけど犬だけで猫はダメ。ここは定期借家で4年間限定でこっちのはすぐ隣が巨大マンション建設予定地でこれは・・・」と説明していたら、「ああわかりました、もういいです。」と。 
とにかく電話でお願いしてあった戸建を見せてほしいとお願いし、やっと内見に出発。 
 
車で現地に向っている途中で、おニイちゃんの携帯に電話がかかってきたのだが、その着信音が 
「ダンナさま、おじかんです♪おきてください♪ダンナさま、おじかんです♪おきてください♪」 
という、ロリロリの女の子の声であった。 
さ、さすが中野の不動産屋は一味違うなあ。 
つか、怪しいんじゃないのここ〜? 
 
そんなこんなで、現地到着。 
ちょっと車の中で待っててくださいと言われたので大人しくそうしていたのだが、10分経っても20分経っても、ダンナさまのおニイちゃんは戻ってこない。 
え?こんなことで放置プレイ? 
どうなっているのだ。 
雨の中、車から降りて様子を見に行ってみると、おニイちゃん、室外機の下を覗き込んだりしながら、家の回りをウロウログルグル歩き回っているのであった。 
で、ワタシを見て、「鍵が見つからなくて・・・」と。 
ワタシが無言でいると、怒っていると思ったのか(怒ってはいなかったのだが。鍵は当社にありますって言っていたよなあ〜と頭の中に?マークが飛んでいただけ)、「すすすすいませんすいません、すぐに連絡しますからっ!」とうろたえはじめ、やおら携帯を取り出し、「鍵がないです、どこにもないです!」と訴えている。 
ど、どこに電話しているんだろう・・・? 
はいはいと言って電話を切って、すぐに折り返しなのか電話がかかってきて、「ないです、捜したけどないです」と涙声。 
で、なにやらボソボソしゃべっていたが、声はどんどん小さく、おニイちゃんの背中はどんどんと丸く前かがみになっていくのであった。 
 
で、電話が終わってワタシのほうに振り向いて、 
「あの・・・。鍵を持っている管理会社が今日は休みらしくて・・・。室外機の下に置いてあるハズだったんですが・・・。すいません・・・。」と。 
『鍵は当社に』は誇大広告、ヤラセであったか。 
でもまあいいや。 
中には入れなかったけど、家の周りをウロウロしただけで「こりゃダメだ〜」だったもん。 
家のナナメ前は児童公園で、住宅街の細い道を挟んで高校があり、その細い道をひっきりなしに車が通る。 
この道に、なんでこんなに交通量が? 
不思議に思ったので訊いてみると、抜け道になっているそうだ。 
建物は外から見ても分かるくらい、すき間だらけ。 
窓のサッシがちゃんと閉まらないんだもん。 
古い家は大好きだけれど、それはある程度きちんと手入れされている場合に限る。 
古くてガタガタな家は、住むのになんだかんだとお金がかかるのよ〜。 
買うなら土地があるし好き勝手に自分でメンテナンスできるので考えようもあるけれど、賃貸でたくさんお金をかけて快適に住めるように整えるのはイヤだなあ。 
ね。こりゃダメだ〜。 
 
で、中を見られなくても別にいいやって感じだったし、オタクのダンナさまおニイちゃんにも腹は立たない。 
会社はちょっと怪しいと思うけど、彼は猫飼いなので許すのだ。 
彼の猫は2匹で、どっちも大家さんの娘さんから押し付けられたそう。 
そのマンションはペット不可なんだけど、娘さんが猫ボランティアをやっていて、「おひとついかが?」と持ってこられてしまって、断れなかったそうな。 
しかも2回も・・・。 
 
で、最初にもらった女の子はとてもいい子で何の面倒もないのだけれど、2番目に来た女の子が大問題。 
生後1ヶ月くらいだった仔猫のときにやってきて、それから2年間一緒に暮らしているけど、いまだに触ることすらできないそうだ。 
でもって、トイレを覚えない。 
オスのわんこのように、片足を上げておしっこを壁に引っ掛けるそうだ。 
しかも、たまにじゃなくて、毎回らしい。 
おかげで部屋の壁紙は、下から50cmくらいは全てボロボロのベロベロ。 
帰宅して玄関を開けると、ツ〜ンと刺激臭。 
 
窓を開けたいけれど、開けたとたんに全力で2番目ちゃんが突進してくるので開けられない。 
実際に過去に2回、網戸を突き破って7階から転落したことがあるそうだ。 
怖いので、開けたいけれどもう窓は開けない。 
1年以上も開けていない、と。 
猫が出られないくらいの幅に開けて、それ以上開かないようにストッパーをつけたらどうかと言ったのだが、怖いからやめておく、だそう。 
 
で、2回も7階から落ちた2番目ちゃんは、幸いなことに怪我ひとつなかったそうだ。 
1回目はその日のうちに捕まえて、2回目の時には翌日だったそう。 
電話番号を書いたポスターを貼っておいたら連絡をくれた人がいて、駆けつけて確保したのだけれど、なにしろ普段から触ることもできない2番目ちゃん。 
決死の覚悟の大捕り物劇で、おニイちゃんは傷だらけの大流血。 
 
それと、2番目ちゃんは、ときどきご飯を食べなくなって、じっとうずくまってしまうことがあるそうだ。 
病院に担ぎ込むと、その場で入院。 
今までに1ヶ月に渡る入院を3回もしたそうで、その度に20万くらいかかったそうだ。 
おニイちゃんは、「もう生活が苦しいっすよ〜」と涙声。 
それはそうだろう。 
まだ若い人だから、不動産屋さんの給料もそんなにいいわけではないだろう。 
 
それにしても、まだ2歳で1ヶ月もの入院が3回って、それはタダゴトではないのでは? 
身体も小さくて、仔猫のときからあんまり大きさが変わっていない、体重は2kgもないくらいだそう。 
それは・・・何かあるとしか・・・。 
どこが悪かったのかと訊いても、「なんか神経らしいんですけど」としか答えない。 
なんか神経って・・・。具体的には、どこがどうなの? 
そう聞いても、「さあ?脳の神経らしいんですけど。」と首をかしげてる。 
 
説明してくれないボッタクリ獣医かと思い、かかりつけの病院名を聞いたら、錦糸町の谷澤だそうだ。 
・・・良い噂ばかりではないかもしれないが、少なくても、谷澤はそういう類の病院ではないと思う。 
いい加減ではないはずだし、腕のない病院でもない。 
ちゃんと説明されてるのにおニイちゃんが忘れたか、ぼーっとした気の利かなそうなヒトで話を聞く気もなさげなので病院が説明をはしょったか。 
 
でも彼も、2番目ちゃんがどうでもいいと思っているわけじゃない。 
1番目の子と2人暮らしだったらどんなに楽で心穏やかな生活だろうと思うらしいけど、「あんな手間のかかる猫、誰も面倒見てくれませんよ。僕が見るしかないです。仕方ないです。」とため息をつきつつ、2番目ちゃんに触れるのはよっぽど具合の悪いときだけで、そうなると病院に担ぎ込んで入院になってしまうのが切ない、とも。 
 
おニイちゃんは鍵も見つけられないくらい頼りなくてボケっとしてるけど、イイヤツなのだ・・・と思った。 
だからいいのだ。 
(でも不動産屋は怪しい気がする〜) 
 
ということで、中を見れなかった家の前でおニイちゃんと別れて、テクテクと最寄り駅へ。 
駅周辺の不動産屋を覗いてみたが、収穫なし。 
 
おととい内見して、悪くないけど決め手もないので迷っていたマンションを、場所は覚えているので一人でもう一度見に行くことにする。 
もうこの際だから、そこに決めちゃおうかな。 
広いし、なんたって静かだし。 
うん、そうだ。そうしようそうしよう! 
で、テクテクと歩いて近づくにつれて、カ〜ンカ〜ンギュイ〜ンギュイ〜ンと派手な音が・・・。 
う〜、うるさい。 
 
で、音の出所はどこかと思ったら、借りようかと思っていた部屋から2mと離れていない一戸建てのお家の増改築工事であった・・・。 
 
うっそー! 
 
たった2日前には、そんな気配は微塵もなかったのに〜。 
と、工事現場目のついたてを見てみれば、工事は今日から開始なのであった・・・。 
終了は2月末日。 
5ヶ月もやるの〜? 
住んでいるうちに隣で工事が始まってしまったのなら仕方がないが、うるさい部屋からうるさいと分かっている部屋に移るのは悲しい。 
コンビニがないので、夜は静かだから今のとこよりはずっとマシだけど・・・ 
ううう。 
 
それにしてもさすがワタクシ、工事のジョオー。 
ワタクシが、「越そうかな?」と思っただけで、隣で工事が始まるの。 
あはは〜。 
あはははは〜。
  
 

2006/10/6(金)  苦情の電話は毎日ね♪
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 42.3KB ) 台風のような雨風で、今日も工事は休み。 
外に出る気がしないので、ネットでお部屋捜しに精を出したが、これといった物件はなし。 
 
****************** 
窓の外では高校生が、相変わらずの大騒ぎ。 
 
男子が 
「ウォーッ!!」 
「だああああ〜っ!!」 
「ё!ж!!ддд!!!ФψξΣδζ!!!!」 
と怒鳴れば、 
 
女子は 
「キャッー!キャッー!」 
「あめーっ!!あめーっ!!」 
「かぜーっ!かぜーっ!きゃははははは〜っ!!!!!」 
と叫びながら歩いてくる。 
 
そして、こんな天気なのにコンビニの前で吹き溜まって、いつも以上に盛り上がって騒ぐ。 
低気圧で大興奮、低気圧ハイ。 
 
はいはいはい、雨ですね。風も強いですね。 
アナタタチは間違っていない。 
間違っていないけど、そろそろですね、雨が降れば「あめーっ!!」、風が吹けば「かぜーっ!」って叫ばなくても、道くらい歩けるようになってください。 
もう高校生なんだからさあ。 
 
ちなみに先日は、「すしくいて〜!」「エビのおどり〜!」「おどり?おどり〜っ!!なにそれ?ぎゃはははは〜っ!!!」と叫びながら道を歩いていった。 
高校生はどこでもこんなもんだとは思うけど・・・。 
ちょっと気になったので、、ワタクシったらイヤラシイことに、この都立高校の偏差値を調べてみた。 
結果は、 
『偏差値45、倍率0.95倍』 
であった。 
受験人数が募集人数を下回っている。 
受ければほぼ誰でも入れる学校であった。 
 
けれど学校の成績と賢さはまったくのベツモノ、それはそれ、これはこれ。 
世の中には高学歴のおバカなんてゴロゴロいるし、学校に通ったことのない賢者だってたくさんいるし。 
偏差値と道で騒ぐのもベツモノだ。 
 
それに、さんざんワルクチを並べてきたけれど、ここの学校の生徒達はけっこういい子たちなのだ。 
騒ぐことは騒ぐけれども、コンビニの人に注意されればすぐに解散してくれる。 
しょっちゅうコンビニに電話するのも気が引けるのでワタシが直接言いに行ったこともあったが、いきなり知らないオバさんに「もう少し静かにしてね!」などと言われてびっくりして固まったあげく、「すみません」と謝ってくれたりもした。 
悪気はなく、素直でスレていない子達だ。 
うるさいことはうるさいが、他の高校の生徒達がどんなものなのか知らないので比べようがないのだけれど、どこでもこんなもんかなって気がする。 
若い元気な子達だから友達としゃべる声も大きくなりがちで、それを迷惑に感じる人がいるなんて、若い頃はあまり考えないものだとも。 
お店の人に「苦情がきてるから静かにしてください」と言われても、自分達が騒ぐことで気が違ってきているヒト(わしじゃ!)がいるなんて分かるはずはないし、たまに言われるくらいだと忘れてしまうか、たいした苦情じゃないと思うよね。 
 
けれど、理由を説明してしっかり注意&お願いすれば、理解して気をつけてくれる子たちのように私には思える。 
なのに、校長と生活指導の先生にどんなにワタシが困っているかを訴えたのに、なんでちっとも改善されないの? 
不思議だったので、どういう注意をしているのか学校に訊いてみたことがある。 
 
学校には今までに3回も電話をしたが、驚くような話がいっぱいあった。 
これもそのひとつ。 
以下、生活指導の先生とワタシの会話。 
 
ワタシ「こういう苦情というかお願いの電話があったときには、どうやってそれを生徒達に伝えるのですか?朝礼のときなどにお話してくださるのですか?」 
先生「うちには朝礼はありません。苦情がきたら、クラスのメールボックスに入れておきます。」 
ワタシ「クラスのメールボックス?それは・・・(頭の中には?がいっぱい)。メールってeメールのことですか?クラスの誰でも見ることができるメールボックスがあって、そこにメールを送信するってことですか?」 
先生「いえ、eメールではないです。手紙というか、文書・・・お知らせみたいなものを、各クラスのメールボックスに入れておきます」 
ワタシ「それは、お知らせを入れるクラスごとの箱とか、そういうものですか?」 
先生「はい」 
ワタシ「それは、クラスの誰でも見ることができるのですね?」 
先生「はい」 
 
ワタシ「じゃあ、メールボックスにメールというかお知らせを入れておけば、クラス全員が必ず見るのですね?」 
先生「それは・・・あの・・・見る生徒もいれば、見ない生徒もいます。」 
ワタシ「それじゃクラス全員に必ず伝わるってことではないのですね?」 
先生「いや・・・あの・・・メールボックスに入れたお知らせは担任の先生は見るので、先生から生徒に伝えます。」 
ワタシ「いつ伝えるのですか?ホームルームの時間ですか?それとも何かそういう時間があるのですか?」 
先生「え・・・あ・・・いつ伝えるかは・・・各担任に任せてありますので・・・」 
ワタシ「それじゃ生徒達に伝わらないこともあるのではないですか?」 
先生「それは・・・あの・・・ないと思います・・・。メールボックスに入れておけば、担任は生徒達に伝える・・・と思います・・・(小声)」 
 
ワタシ「苦情が来るたびにメールを入れるのですか?」 
先生「はい。苦情があったらメールを入れます。」 
ワタシ「苦情がなければメールは入れないのですね。」 
先生「入れません。」 
ワタシ「では、苦情に関する注意はメールを1回入れるだけで、定期的にはしないとうことですか?」 
先生「それは・・・しません。苦情がきたらそのたびにメールを入れて担任から生徒達に伝えますが、苦情がなければメールは入れませんから生徒達への注意もしません。」 
ワタシ「あの・・・。元気いっぱいの高校生をご指導されるのは、それは大変なことだと思います。先生は毎日生徒達と関わってらっしゃるのですから、若くて元気な彼らのことは先生のほうがよくご存知だと思いますのでお聞きしたいのですが、<苦情がきてきるのでコンビニの前で騒ぐのはやめましょう。>と一回くらい注意しただけで、改善されると思いますか?若いときには友達と一緒に楽しくしていると、そんなことは忘れてしまいがちがと思うのですけれど。」 
先生「それは・・・そうかもしれませんが・・・そういう規則になっているので・・・。」 
ワタシ「規則だから、月に一回でも定期的に注意することはできない、ということですか?」 
先生「はい・・・規則なので・・・」 
ワタシ「じゃあ定期的に注意していただくには、こちらから定期的に電話をするしかないのですか?」 
先生「はい・・・そうなりますね・・・。」 
ワタシ「例えば、あんまりうるさいので今日から一週間、集中的に毎日生徒達に注意してもらいたいと思ったら、毎日電話するしかないのですか?」 
先生「そういうことになります・・・規則なので・・・。」 
 
だそうで。 
融通が効かないって、こういうことを言うんじゃないの? 
教育はそれはそれは大変な仕事だと思うのは本音であるし、『オトナにとって都合のいい子』に仕立て上げようとするのは違うと思う。 
けれどこの学校の場合は、もうなんつうか最初からヤル気がないというか、先生と話していると、投げているような印象を受ける。 
 
それに、苦情の電話をする側の気持ちというのを、先生(というか学校)はまったく想像していないとしか思えない。 
「うるさいな〜。ち。」で即電話とか、軽い気持ちでかけているんじゃないのよ。 
誰だって、楽しそうに騒いでいる元気な子供に対して、「うるさい」って文句なんか言いたくない。 
我慢したあげくに限界だから、やっとの思いで電話してるのだ。 
なのに学校は、「毎日電話してくれれば毎日注意しますけど。」と言う。 
 
も、こりゃダメだ〜。 
もっとも先生達にも言い分はあるんだろうな。 
異常とも思える校長のヤル気のなさ、投げやりさ、開き直った言葉を聞いていると、何かカラクリというか、都立高校全体、教育界全体のシステムに何かそうさせる原因があるのではと勘ぐってしまう。 
 
諸々の事情はあるだろうが、そんなオトナの都合に、これから大人になる子供達が振り回されていなければいいけれど。
  
 

2006/10/7(土)  静かな土曜日
 
土曜日はやると言っていたけど、なぜか今日も工事は休み。 
風が強いせい? 
 
らくは日向ぼっこ。 
静かでお日様サンサンで幸せな日。 
 
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夕方から2軒、部屋を見に行く。 
もう暗くなりそうな時間だったので内見はなしで、住所を教えてもらって外観だけ。 
 
1軒目の中井のマンション・・・山手通り沿い。問題外でアウト。 
2軒目の落合長崎のマンション・・・やけくそのペット不可物件だが、道から窓が丸見え。つまりネコ丸見え。だめだ・・・。
  
 

2006/10/8(日)  keep out!
 
日曜なのでまん前とコンビニ隣は工事は休みだが、まん前のさらに前の前あたりで、工事が始まった模様。 
キュイイイイ〜ンとか、カンカンカ〜ンとか聞こえてくるが、数日前のあの気の狂いそうなダブルで基礎工事と比べたら、なんてことない。 
ほっほっほ〜。 
こんなん、ぜ〜んぜん平気〜! 
 
しかし感心するくらい工事だらけの場所ですな。 
祖師ヶ谷大蔵の駅前もヒドイ。大音響で歩いているだけでストレス。 
 
本日のお部屋捜し。 
落合南長崎の一戸建て。 
山手通りからほど近いが、音はなんとかなりそうな場所。 
が、家の前まで行ってみると、たまげることが! 
 
見に行った家の左隣も空き家になっているのだが、門のところに 
 
『keep out 立ち入り禁止』 
 
の黄色いテープが、何重にも張られていた〜。 
じじじ事件? 
これは事件よね? 
ひょええ〜。無理〜。 
 
*********************** 
夜、久しぶりにテレビを観るラクシュミー。キツネさんに釘付け。 
ライオンさんと象さんには興味なし。 
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2006/10/9(月)  らくさんの高級歯ブラシ
 
週も明けたしいよいよ工事再開かとビビっていたが、なぜか今日もなし。 
これで5日ストップしている。 
まん前だけじゃなくて、コンビニの隣も止まったまま。 
先日の大雨で地面がぐっちょんぐっちょんになっているので、乾くのを待っているのかも。 
 
まん前の工事、基礎は3〜4日続くといっていたのに、10時頃、私が労働に出かける頃になって、おっちゃんが二人がのんびりした調子で地面に杭打ち。 
家の輪郭と思われる。 
地鎮祭のときに綱を張ってたのと同じ場所。 
 
コンコ〜ンと音はするが、特にどってことない。 
らくも気にせず窓辺で日向ぼっこ。 
 
工事が止まっているのは嬉しいけれど、「明日から始まるかも」と考えてしまうので、静かな時間を素直に楽しめない。 
寝ていても、少しの音で目が覚めちゃうし。 
「すわ工事か!」とガバと起き上がって、ああまだ夜中だった違ったと気がつくのだけれど、心臓がドキドキして目が覚めてしまう。 
いつから始まるのか分からないから、今日か明日かと怯えるわけで。 
いっそのこと、さっさと再開してくれって気持ちになってきた。 
 
************************ 
豚毛の歯ブラシを買った。 
ワタシのより、くりくりのより高い歯ブラシ。 
家族で一番の高級歯ブラシ。 
 
まずはパッケージから点検 
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この反応はいったい・・・? 
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もちろん中身も好き 
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喜んでいただけたようで、えがったえがった。
  
 

2006/10/10(火)  こってり長崎
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 107.1KB ) 前にも一度、部屋を探しに来たことのある練馬駅へ、美帆ちゃん(妹)と一緒に行ってきた。 
練馬は大きな駅で交通量の多い道路が走ってて、あっちでもこっちでもビルの工事。 
以前は駅の周辺を歩いているだけで空気の悪さに気持ちが悪くなってしまったが、その日はたまたまだったのかもと思いつつ、最トライ。 
んが、やっぱり同じ結果に。 
排ガスと騒音で、美帆ちゃん共々気分が悪くなってきて、早々に退散。 
練馬駅でも歩く方向によっては静かなところもあるのだろうが、そこにたどり着く前にリタイヤ。 
 
練馬から西武池袋線に乗って、東長崎で下車。 
駅舎から一歩外に出ると、周辺は良い感じにヤル気のなさそうな商店街がダラダラと続いてて、かなり好感触。 
好き!こういう町、好き! 
飛び込みで入った寂れた不動産屋。 
表のガラス戸には10枚あるかないかくらいの間取り図画が貼ってある、煮しめたような典型的地元密着型のお店。 
中に入ると、これまたヤル気がなさそうなオバちゃんが、一人で新聞を読んでいた。 
表に貼ってあるあの部屋、まだ空いてますかと訊ねると、あるという。 
「見る?」と聞かれたので、「見る!」と即答。 
じゃあ行こうということで、オバちゃんは適当に店に鍵をかけ、そのままテレテレと歩いて物件まで。 
 
5階建ての5階で、エレベーターなしの階段のみ。 
ぜんぜんオッケー! 
かなり古い。 
まったく問題なし! 
日当たり良好、眺望最高。 
ステキ! 
 
が、千川通りと西武線の踏み切りが交差するすぐ横であった。 
音が〜。号泣。 
オバちゃんに他に何かないかと訊ねると、「ない。」と即答。 
昔からの大家との付き合いで、管理物件をいくつか持ってて、それ以上どうこうしたいという欲は全くなさげ。 
新規開拓とか、客の要望を聞いて血眼になってあちこち問い合わせて物件を捜してくれるとか、そういうことは一切やっていないらしい。 
好きだけどね。 
オバちゃんのそっけない態度も、けれど時おり人情味が滲み出てくるような会話も、私的にはとってもナイス。 
しかしとりあえず、これ以上はオバちゃんから何かを引っ張りだすことは無理っぽい。 
 
ということで、それではどうもとオバちゃんと道端で別れ、テレテレと商店街をまた歩き、珈琲館に転がり込んで軽く食べて飲んで、またテレテレ歩く。 
今度はちょっとヤル気のありそうな不動産屋を発見したので(窓に間取り図の張り紙が何十枚も!)、もちろん見る。 
良さそうなのが2件あったので、店内の兄ちゃんに声をかけると、兄ちゃん、ヒョコヒョコと跳ねてるんだか踊ってるんだかって足取りで外に出てきた。 
おかしな歩き方だが、まあよい。 
ちゃんと部屋を紹介してくれれば、歩き方が変でもよい。 
 
が、外に出てきた兄ちゃんは、しゃべっていても変だった。 
ガラスに貼ってある間取り図を、棒でコンコンコンコン叩きながら、ひたすらしゃべる。 
コンコンコンコン、べらべらべら、コンコンコンコン、べらべらべら。 
・・・・・・ 
うるせーよ!! 
しかも、聞いたことと違うことばかりしゃべり倒しているし。 
なんだこのヒト? 
 
で、結局、部屋はまだ空いているのかと訊くと、空いているという。 
じゃあ店内へどうぞというので言われるがまま兄ちゃんの後について店に入ると、入り口の横にはいきなりターンテーブル2台のDJブース。 
・・・なんで? 
・・・まあ良いか。 
不動産屋にターンテーブルがあってはいけないという法はない。 
部屋を紹介してくれればいいのだ。 
そう思いながらカウンターに座り、明るい店内で兄ちゃんの顔を見てみれば・・・ 
 
瞳孔が開いてるじゃんかよーっ!! 
も、全開のギラギラ。 
そしてまた、しゃべるしゃべるしゃべる。 
どうやら完全にキマっちゃってるご様子。 
 
「今日はボク休みなんですけど。ちょっと用事があって店に来ただけなんだけど〜。今誰もいないし。いいですよ、ボク本当は休みなんだけどいいですよ。どの部屋?」 
そう外に出てきたとき最初に言っていたので、お休みでバキバキにキメたとこだったのか? 
 
あ〜あ〜あ〜とか思っているワタシと美帆ちゃんを完全に置いてきぼりにして、兄ちゃんは相変わらずしゃべるしゃべるしゃべる。 
そんでもって、やっぱり内容がズレてる。ズレまくっている。 
再び外に出て、ガラスに貼ってある間取り図をコンコン叩きながら、しまいには説教まで始める兄ちゃん。 
 
「旦那さんと来ないと!旦那さんと来て、部屋を見て、迷っちゃダメ、決めちゃわないと!」 
そうしつこく何度も繰り返している。 
そりゃアナタはバッチリ、キメちゃっているようですけどね・・・。 
それにワタシ、旦那さんはいないし。 
くりくりという同居人はいるが、経済的大黒柱はワシ、なので家長はワシ、すなわちワタクシが旦那さんですからあ! 
 
キメキメ兄ちゃんと話が噛みあわないまま、ズレたことばかり聞かされているうちに、「ただいま戻りましたあ〜」と、明るい笑顔で新たな兄ちゃんが登場。 
こちらはちゃんとスーツを着ているので、今日は仕事の日なのだろう。 
しかしナゼ、オネエ言葉? 
不動産屋も客商売だからか、美容師のように話し方がソフトになるヒトがけっこういるようだ。 
それは商売柄、身についたことで、彼らが姓同一性障害とかオカマとかニューハーフとかのヒトとかいうことではない。 
ないけれど。 
新たに登場した兄ちゃんは、「ただいま戻りましたあ〜」のあとは「いらっしゃいませえ〜」と言ったきり無言でカウンターの向こう側に座っているだけだが、チラチラ観察していると、小指は微妙に立っているし、動きがクネクネしてるし。 
・・・・・本物か? 
まあ本物でもいいのだけれど。 
ワタシが仕事がらみで会ったことのある、いわゆるニューハーフというか性同一性障害のヒトとか同性愛のヒトは、身体と心が一致していないというアイデンティティの根本に関わる部分で苦労をしている人たちで、「大変そうだなあ」とは思ったが、仕事の能力や人間性の面では非常に魅力的な人たちばかりだ。 
 
だから本物でもいいのだけれど。 
まん前の兄ちゃんは瞳孔開きっぱなしでズレたことを大声でしゃべり倒しているし、横を見るとクネっとした兄ちゃんが微妙に小指を立ててるし・・・。 
 
・・・・・・・ 
 
この店って・・・面白すぎ〜! 
なんだけど、瞳孔全開兄ちゃん、話しが長すぎ。 
いったいどこに着地したいの。 
 
あまりの話の長さに毒気を抜かれて、美帆ちゃんとワタシは唖然とするばかり。 
という段階を通り越し、我に返って少しばかりムカっとしてきたころ、やっと、『いいかも』と思った部屋の詳細を教えてもらったが、そこは大江戸線の落合南長崎駅からほど近い、ある公園の真横のマンションであった。 
落合南長崎駅近辺は3日前に来たばかりで、その公園は日のあるうちはガキどもがキャーキャーギャーギャー駆けずり回っててどんなにクソうるさいか・・・ 
もとい。 
その公園はお子様たちが元気に遊ぶ、大層に賑やかにところだと知っていたのだ。 
そこにくっついたマンションも見かけていて、「すげーな。昼間はとても部屋にいられないな。」と思ったのだが、物件はまさにそこであった。 
はは。ははは・・・。 
まあとりあえず部屋の間取り図の資料をもらって、お店を出ることにした。 
で、外で地図を確認してみたら、ここは『コンコン通り』という名前であった。 
 
わはは。わはははは〜。 
そういうオチですか。 
瞳孔兄ちゃんのガラスコンコンは、ここに着地したのね(したのか?)。 
 
ああ、西武池袋線東長崎。 
濃ゆい。なんて濃ゆい。なんておもろい。 
町並みは、ポツリポツリと建っている綺麗で新しい分譲マンションの他は、『三丁目の夕日』の世界に限りなく近い。 
最初に飛び込んだ不動産屋のオバちゃんも、「私が子供の頃から町並みはあんまり変わってないね〜。」言っていた。 
豊島区東長崎、おそるべし。 
レトロな木造住宅がびっしりと建ち並び、道は細くてクネクネまがり(クネクネ兄ちゃんの着地点はこれ?)、人は変だしの不思議な町。 
 
住んでもいい・・・。 
というか、住みたい。 
しかし学生向きのワンルームとかならともかく、ファミリー向けのそこそこ広さがある部屋は、物件数がとにかく少ない。 
更にペット可で日当たり良好で、西武線の音はちょっと聞こえるくらいならオッケだけど千川通りの音が聞こえなくて・・・とかになると。ねえ。 
 
帰り道、美帆ちゃんがゲラゲラ笑いながら、「変な部屋ばかり見つけてくると思ったら、飛び込みで入った不動産屋も変だし。どうしてそんなに変なものばっかり見つけるの。」と。 
どうしてって、こっちが聞きたいくらいだよ。 
 
でもあれ? 
そういや、らくも変な顔。 
ワタシの着地点はそこですか? 
変な部屋を捜しているわけじゃないんだけどなあ。 
ごくごく普通の、安心して心穏やかに暮らせる部屋を捜しているだけなのに。 
 
******************* 
画像は、昨日の続きの歯ブラシラバー
  
 

2006/10/11(水)  ご隠居さまの原画展
 
ご隠居さまの原画展の準備のお手伝いに、南新宿まで。 
今年はレインボー号を参加させてもらう。 
とらっち、いっちゃん。 
船上での楽しい様子を伝えて、お客様たちに安心してもらってね。 
お願いね。 
 
原画展の帰りに見かけた、うずまき猫さん。 
真っ赤なポルシェ(?)が良くお似合い。 
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指の持ち主はmoomama。 
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************************* 
午後からは、毎度毎度の部屋捜し。 
つつじヶ丘に行き、不動産屋の張り紙などを見て、良さそうな部屋の外観を見に行く(不動産屋は水曜が休みなので内見はできない)。 
1軒目・・・マンション。3階建ての3階。角部屋で2面採光だが、バルコニーは前の一戸建ての屋根で、もう一面は保育園の建物で塞がれている。 
子供の声が大層にぎやか。 
 
2軒目・・・鉄工所の隣。 
 
3軒目・・・徒歩8分と書いてあったが、実際には12分。2車線だが、交通量のけっこうある道路沿い。バスも通る。 
隣で新築工事、まん前でリフォーム工事中。 
 
今日も全滅でした。 
あはは〜。なんでだろ〜。不思議だな〜。 
 
****************** 
夜、美帆ちゃんが来る。 
らくと豚毛歯ブラシで、ラブラブしてた。 
らくさん、しまいにはお腹を見せて、ゴロンゴロ〜ンまで。 
くりくりに対するよりも、愛想がいいじゃない。 
美帆ちゃんとラクシュミーは、すっかり仲良しになったらしい。 
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2006/10/12(木)  千石アンティーク
 
毎度お馴染みの部屋捜し。 
今日は文京区千石の物件を内見。 
鉄筋のマンションだけど3階建てでワンフロア1世帯の、大家さんの家の隣に建っている小ぶりな建物。 
 
玄関は2階。 
お部屋は3階。 
搬入が大変そうな階段だけど、荷物はなんとか通るかな。 
 
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西側にはぴったりくっついて大家さんの家、東の隣はアパート、南側のベランダの前には一戸建て、北側のベランダの前には狭い道を挟んでマンション。 
ワンフロア1世帯だけれど、住宅密集地帯で、お互いが窓を開けていれば生活音はおそらく筒抜け。 
 
大家さんの家も東隣のアパートも北側のマンションもまだ新しそうなので、大掛かりな工事は当分はないと思う。 
南のベランダ側の一戸建ての向こうは、自転車がすれ違うのがやっとくらいの細い道で、その先は建築中のマンション。 
もう完成間近という感じなので、窓からの眺望はアレだけど、音はたいしたことはないだろう。 
 
 
 
が、気がかりなのは、ベランダのすぐナナメ前の一戸建て。 
板壁で、かな〜りアンティーク。 
 
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明日、家主が建て替えを決意したとしても、ちっともおかしくない風情。 
取り壊されて鉄筋の高い建物が建つ可能性も否定できない。 
 
内見した部屋はまあまあオッケだし、千石という場所もいいんだけどなあ。 
記憶はないけれど、ワタシが赤ちゃんの頃に住んでいたのは文京区で、ここから近いし。 
でもあの住宅の密集ぐあいがなあ。 
どうかなあ。 
 
帰りがけに、椎名町のマンションを外観だけ見る。 
不動産屋は山手通り沿いじゃないって言ったけど、ほとんど山手通り沿い。 
『ほとんど』というのは、山手通りに寄り添ってマンションが建っているわけじゃなく、建物の短い一辺だけが山手通りにあって、長い辺は住宅街に向って伸びている、という状態。 
 
ほとんどって書いたけどぉ、それってやっぱりぃ、『山手通り沿い』っていうんじゃなぁい? 
入居者を募集しているのは山手通りから一番遠い部屋だけど、通りまでの距離は15mくらいしかない。 
音も排気ガスも避けられないじゃん。 
うちの大事なイエヤマネコにピッタリの環境とは言い難いので、却下。 
 
それにしても山手通り。 
永遠に穴掘ってるのかってくらい、工事をやりっぱなし。 
大きなビルの工事もいっぱい。 
歩くだけで疲れる。
  
 

2006/10/13(金)  フヨウの定義
 
くりくりは何もやらない。 
普段は何もしなくても、イザというときには家族を守るのがオトコってもんだと思っていたが、くりくりよ。 
今が、その、『イザ』なのだよ・・・。 
 
らくが朝ごはんをケーして夜の8時まで飲まず食わずで押入れに篭り、ワタシの精神状態が日々壊れていくようなこの状況の中、くりくりはバイトのような労働には行くが、休みの日は夕方まで寝てて、昼に帰ってきた日は昼寝して、あとは酒飲んでテレビを観ているだけ。 
 
ゴルァ! 
たまには不動産屋にでも行ってこい! 
と、怒りたくもなる。 
 
くりくりの性別は男で、『男ってのはイザというときには頼りになるもの』なんて思っていたワタシが間違っていたのかも。 
くりくりはただの同居人、あるいは扶養家族と思えば腹は立たないのか? 
が、仮にも同居人で、この先も同居したいと思っているなら、部屋探しを少しくらいは手伝えって。 
な〜んにしないなら、扶養家族ではなくて不要家族だ。 
 
・・・て。 
な〜んだ。くりくりは不要なんじゃん。 
薄々気がついてはいたけれど〜。 
やっぱり〜?わはははは〜。 
 
そんでもって何もしないだけじゃなく、ワタシがやっとこさっとこ捜してきた部屋に文句を言うし。 
いやならワタシはラクシュミーだけ連れて越すから、くりくりも好きなところへ行ってください。 
くりくりがいなければ今のような広さは必要ないし、そうしたら家賃は安い。 
家賃が安ければ、初期費用も安い。 
荷物が少なければ、引越し費用も安い。 
一人なら、光熱費も安い。 
くりくりの頻尿のせいで間取りが限定されることもない。 
 
らくとワタシだけなら、くりくりの意味不明の徘徊のせいで夜中に起こされることもない。 
酒で脳がやられつつあるのじゃ?いっぺん医者に行って診てもらえと何度言っても、頑として行かない。 
このままアルコール性痴呆症になったら、そこまで面倒みてやれないぞ。 
かといって道端に放り出すこともできないし、やつをどこに送り返せばいいの? 
無人の静岡の家? 
受取人不明で戻ってきそうだよ〜。 
 
考えれば考えるほど、らくとワタシ、一人と一匹で暮らししたほうが平和で心穏やかな気がするよ。 
美帆ちゃんちのそばなら、ワタシが帰りが遅くなったり何かあったときには、美帆ちゃんにラクシュミーのご飯を頼むこともできる。 
いいなあ。そうしたいなあ。 
あ〜あ。 
くりくり、いい加減にそろそろ自立してくれないかなあ。 
 
****************** 
画像:イザなはずの今日のイエヤマネコの寝姿。 
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平穏無事なときと同じ〜。 
様子がおかしかったのは、ダブル基礎工事の当日と翌日だけ。 
良かった〜。 
らくがぼーっとしたイエヤマネコで良かったよう(嬉泣)。
  
 

2006/10/14(土)  テーブル椰子の受難
 
コンビニ前、ベランダ前、どちらも工事はずっと止まっていたが、今日はベランダ前でショベルカーのようなものが土を掘り起こしていた。 
先日の工事と比べたら、音はぜんぜん可愛いもんだけど、らくは午後から押入れ。 
 
昨夜、ワタシはらくと暮らす部屋を探すから、くりくりも自分で一人で住む部屋を捜すなり静岡に帰るなり好きにしてくれと言ったのだが、ぐずぐずブツブツ言うばかりでどもならん。 
仕方がないので、ヤツをたたき起こして、午後から一昨日内見した千石の部屋を一緒に見に行く。 
 
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近所の猫さんはナイスだが、家どうしが密集しすぎ。 
 
またしても、何もしないくせにダメ出しだけはするくりくり。 
が、ちょー密集はワタシも気になっていたことだったので、くりくりに同意するしかない。 
 
***************** 
 
らくが、何日か前に買ったテーブル椰子の鉢を倒して、葉っぱを食べた。 
らくがまだ小さかった頃、神社に散歩に行ったときには笹の葉を食べてしまって慌てたけれど、らくや、アナタ、とがっている葉っぱだったらなんでもいいのね。 
 
あるいは猫草をきらしていることへの抗議? 
ハンガーストライキの反対で、イーティングストライキ? 
「ああっ!もうやめてください!なんでもしますから!」と、相手が要求を呑むまで、食って食って食いまくるのか。 
斬新かつ効果バツグンだね。 
ええ、ええ。本日すぐさま、猫草の種を蒔きましたとも。 
 
**************** 
今日はちょっと工事がうるさかったので、甘えびのお刺身。 
北海道産で、解凍ものじゃない生のやつ。 
 
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らくが6匹。 
くりくりが2匹。 
ワタシが1匹。 
 
らくはペロペロ〜っと一気食い。 
くりくりも「うまいうまい。これはらくも旨かっただろう」と大喜び。 
良かったね。 
ワタシも嬉しい。 
くりくりが部屋探しを手伝ってくれたら、もっと嬉しい。 
費用はワタシが全部出すんだからさあ。 
くりくりや。 
らくが可愛いなら、らくと一緒にいたいなら、らくのために静かで日当たりのいい猫可の部屋を見つけくれ。
  
 

2006/10/15(日)  GLと書いてクソと読む
 
1階の大家がうるさくて目が覚めた。 
あ〜も〜大家が戻ってきてからうるさくなった〜。 
1階には大家の他に小児科医が入っているが、病院はちっともうるさくない。 
隣の音は、水道の蛇口をひねる音だけは聞こえるが、あとはなんにも。 
下の部屋(2階)の音は、掃除機をかけているときに部屋のフチに掃除機が当たるような音がたまにするだけで、ワンコの鳴き声もめったに聞こえない。 
 
なのに大家の部屋の音だけ、うちまで響く。 
模様替えでもしているのか、ガタンとかドスンとか大型家具を動かしているような音が1日中聞こえていた。 
ドスドスと足音を立てて歩くので、移動している動線が分かる。 
いつも夕方に2時間くらい聞こえてくる、勝手口のドアをバターン!!!とやるのも、今日は1日中聞こえてた。 
 
加えて、日曜なのに、部活帰りの高校生も波状攻撃で次々にわめきながら通っていく。 
コンビニの搬入トラックが、バンッ!とドアを閉め、ガラガラガラッと台車を押す。 
バイクがギュインギュインと爆音を響かせて走っていく。 
やっすい音楽をガンガンかけた車が通る。 
 
大家がドッスンバッタン 
高校生が・・・ 
搬入が・・・バイクが・・・車が・・・ 
以下、エンドレス 
 
頭痛、吐き気、腹痛と、体調が悪いのでベッドに横になると、いよいよ大家のドッカンが響く。 
しかもここは、外の音も、前のマンション(コンビニのある建物)とウチの建物の間で、反響して増幅される。 
バイクや車の音はもちろん、ちょっと強い風が吹いても、ビル風のようなゴォ〜という音になる。 
常にどこかで工事してるし。 
 
も、ダメ・・・。 
シにたいくらいだけど、らくをくりくりに任せられない。 
シぬ前に屋移りする。 
絶対に越してやるー! 
 
と、決意を新たにしたあたりから、怒りは疑問へと変換された。 
鉄筋コンクリートの建物で、1階の音が2階を飛ばして3階のうちまで響くのはナゼ? 
ってことで、室内の壁とか柱とか梁とかををコンコン叩きながらネットで検索。 
どうやらここは、『GL工法』という構造らしい。 
低コストで素人職人がやってもそこそこに仕上がるので、一時期大流行したのだけれど、建物内の伝播音が問題となり最近ではあまりやらなくなっている、悪名高き、クソとまで言われている工法だ。 
 
あーねー。 
そうですかGL工法ですか。 
大家がいかにガサツで動作が荒かったとしても(←鈍感なだけで悪気はないのは分かっている)。 
ゴミカスGL、クソGL。 
(うんこちゃんは運光様とも言われていて大切でありがたいものだが、クソはクソだ。 
 
ちなみに旧ぎゃおすマンションは壁が全てコンクリートで画鋲も刺さらなかったが、そういった壁式は遮音性に優れているらしい。 
実際に築32年の旧ぎゃおすでは、隣の音も下の音も聞こえたことは一切なかった。 
窓を全開にしていれば、たま〜にどこかの部屋のピアノの音がかすかに聞こえたくらい。 
古い建物には壁式がけっこう多いそうだが、旧ぎゃおすもそうだったのね。 
 
もいっこちなみに、壁式は地震にも強いそうだ。 
旧ぎゃおすは1階が壁のない駐車場だったので、揺れには弱いけどね〜。 
・・・なんて、工法についての聞きかじり(読みかじり)薀蓄まで語れる今日この頃。 
ところでワタシのおとーちゃんは一級建築士だったから、GL工法は知っていたはず。 
「そこはやめときな〜」とかさ、楽しいことばかりの世界から何か合図を送ってくれればいいのになあ。 
 
・・・無理だな。 
あのおとーちゃんだもんな。 
あっちで遊ぶのに忙しくて、ムスメのことをかまっている暇はなさそうだ。 
 
画像:こんなんなっていたくせに 
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次の瞬間にはこうなって 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 81.2KB )  
 
こう 
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2006/10/16(月)  本体より高い
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 83.7KB ) 先日、らくが食おうとしてテーブル椰子を倒したときに土がこぼれたので、補充用の土を購入。 
本体の鉢植えは298円だったが、土は398円。 
 
これって、水道の蛇口に取り付ける浄水器を思い出す。 
交換用のカートリッジを買うよりも本体ごと買ったほうが安いので、いつも半年ごとに交換というか新品に買い替えていたなあ。 
資源の無駄と気持ちがチクチクするが、やっぱり安いほうに手が伸びてしまうのよ。 
(今はブリタを使っているので、濾過装置だけ交換。) 
 
しかしテーブル椰子ちゃんはイキモノなので、浄水器のように『本体ごと交換(買い替え)』というわけにはいかない。 
たっぷり土を補充するから、イエヤマネコのガブガブに負けずに元気で育っておくれ。 
 
画像は、次の被害者を物色する犯猫
  
 

2006/10/17(火)  唐突電柱
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 124.8KB ) ベランダのまん前で、ドッカンドッカンと道路に穴を掘り出した。 
なんの工事だか知らないが、音で気持ちが悪くなってきた〜。 
 
ネットでお部屋検索を打ち切って、がむしゃらに王様号(自転車)で出奔。 
道を走っていると、あっちでもこっちでも工事の騒音。 
それからバイクの音、トラックの音、大声で電話しながら歩いている人、子供の騒ぐ声。 
ううううう〜。 
心臓はドキドキ、息が苦しくなるようで、家にいても外に出ても、ワタクシ、も、どもならん。 
 
しばらくあてもなく走った後、上北沢のマンションへ。 
午前中に不動産屋に問い合わせをした物件で、担当者が休みなので今日は内見はできないということだったが、住所を聞いておいたのだった。 
外観だけでもと思い、見に行ったけど・・・ 
 
真裏で都営団地の建て替え中。 
もう工事が終わっている棟もあるが、全部終了までには1年以上はかかりそう。 
車の走る通り沿いだし、反対の横はだだっぴろい駐車場で、トラックばっかりいっぱい止まってるし。 
いつ何が建つか分かんないし。 
窓は全て曇りガラスだし。 
 
ダメだな・・・。 
ヨタヨタと帰宅したら、穴を掘ってたベランダ前の道路に、スックと電柱が立っていた。 
びっくり。 
電信柱って、こんなに簡単に出現するんだね。 
考えてみたら電柱は『建物』ではなくて『柱』だしな。当然かもな。 
 
ところで、ワタクシの音過敏症は悪化するばかりで、ポテトチップを食べたいと思っても、袋を開けるときの音がうるさいので開けられない。 
サンドイッチも、ペラペラしたプラスチックケース(?)に入っているのは、開けるときのガシャガシャ音が怖くて買えない。 
くりくりが製氷皿から氷を出す音がうるさくて耐えられないので、家での氷製造は禁止。 
ロックアイスを購入している。 
最近では、冷蔵庫がうるさいので、寝るときにはコンセントを抜いてしまう。 
中の食べ物が腐ったってかまうもんか〜。 
あはは〜。あはははは〜。 
 
らくは元気で、ご飯もしっかり食べている。 
それが救い。 
ワタシはオカシイ。 
オカシイが、労働で騒がしいスタジオにいるのは大丈夫なので、本当にオカシクなったわけじゃないと思う。 
まだ、気の持ちようって範囲内のはず。 
今のうちに、労働や猫缶ぱっかんができなくなる前に、家移りしたい。 
 
画像は、ぜんぜん平気などころか、やたらとエラそうなラクシュミー。
  
 

2006/10/18(水)  健全な青少年はいいものですが
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 82.0KB ) 本日の内見。 
中目黒の戸建・・・四方をぴったりと他の家に囲まれている。日当たりどころか、採光すらなし。 
 
石神井公園のマンション・・・水害対策のための大規模河川工事のまん前。 
 
氷川台の戸建・・・中学校のグラウンドのまん前。 
運動部の子達が元気に練習する声が〜。 
家の前の道では、「ファイト〜!」「お〜!お〜!」と声を張り上げながらランニングをする生徒たちも。 
 
スポーツに打ち込む、明るく朗らかな良い子たち。 
ワタクシは、学校では教科書以外の本ばかり読んでいて家ではお絵かきばっかりしてて、外では穴倉のような店で音楽聴いて酒飲んでたような暗くて不健全な高校生で、元気溌剌な青少年(同級生たち)は苦手だったわ。 
 
今でもな〜。
  
 

2006/10/19(木)  JUNO REACTORが〜っ!
 
ぎゃっ。 
JUNO REACTORのライブが、10月7日に品川であったらしい。 
 
今日知った!くやしーっ! 
キが違いそうになって部屋捜ししている間に、お楽しみを逃してしまった。 
こういうときこそ、気晴らしが必要なのに〜。 
あ〜あ。 
ガンガンの大音量の中で、膝が笑うまで踊りたかったなあ。 
朝日を浴びながら野外で踊る快感にはかなわないが、JUNOなら箱の中でもいい、ストレス解消したかった。 
残念だ〜! 
 
って。 
音過敏症とかいってるくせに、ガンガンの大音響って・・・。 
好きな音楽ならオッケなんだよなあ。 
らくの声も平気。 
耳元で大きな声で「うびょ〜ん!」と鳴かれても平気。 
 
でも高校生が騒いでいる声には吐き気がするけど。 
これはやはり、気持ちの問題だね。 
だってさ、工事やバイクの音は嫌い、イライラするっていうのは普通だもんね。 
ワタシは高校生にアレルギー反応を起こしているだけで、キがチガってるってことじゃないのよね。 
きっとね。たぶんね。 
 
けけ。うけけけけけ〜。 
 
画像:悩みもストレスもな〜んもなさげに、豚毛歯ブラシライフをエンジョイするラクシュミー。 
ありがたや〜。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 119.3KB )  
クリックで拡大表示 ( .jpg / 38.1KB )
  
 

2006/10/20(金)  永遠のいちゃいちゃ・おとーちゃん&ミーコ編
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 42.2KB ) 美帆ちゃん(妹)からメール。 
駅で偶然、U子さん(おとーちゃんの最後の恋人)と会ったそうだ。 
美帆ちゃんが「パパ、U子さんのところに来る?」と訊くと、U子さんは「ずっと来なかったけど、つい最近、ミーちゃんと一緒に来たよ。」と答えたそうだ。 
パパはミーコと一緒にいるんだね良かったね、と美帆ちゃん。 
 
ミーコはおとーちゃんにべったりの女の子ネコだから、楽しいことばかりの世界でも、さぞかし、いちゃいちゃしていることだろう。 
あっちの世界にも、時間はあるのか? 
ないような気はするが、あったとしてもきっと関係ない。 
この世から解放された一人と一匹は、永遠にいちゃいちゃしてそうだ。 
エンドレスでラブラブ。 
ベタベタあまあまのやりたい放題。 
 
ところでかつてこちらの世界では、U子さんはミーコの最大のライバルだった。 
ミーコはおとーちゃん以外にはなつかないネコだったけれど、U子さんに対しては特にライバル心むきだしで、ご飯をもらって世話をしてもらっているのに、「あんたなんかジャマなのよおおおおお〜シャアアアア〜っ!」と、威嚇するわ引っかくは通りすがりに後ろからブン殴るわで、見ていて気の毒になるほどだった。 
何年か一緒に暮らすうちに徐々に打ち解けていったU子さんとミーコだけれど、いつか将来、U子さんがミーコとおとーちゃんの世界にお引越しをしたときに、またあの「シャアアアア〜っ!」が再現されるのだろうか? 
 
がんばれ、U子さん。 
 
************* 
画像はミーコちゃん。
  
 

2006/10/21(土)  また歯茎が〜(ワタシ)
 
先月から歯茎が米粒大に腫れたり治ったりしていたが、今日また腫れた〜。 
顔にブツブツまで〜。 
やだやだやだ〜 
ストレス? 
きゃ〜。 
 
ということになっているのは、ワタシ。 
らくじゃなくて良かった〜。 
ワタシで良かった〜。 
 
今日はベランダ前の工事はぜんぜんうるさくなかったらしい(くりくり談)。 
コンビニ前は止まったまま。 
静かだったのはいいが、再開が怖い。 
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 70.3KB )  
ども。オレさまです。 
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 68.8KB )  
うちのカイヌシったら 
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 36.6KB )  
シンケースイジャクらしいです。 
ま、ばかなんだと思います。
  
 

2006/10/22(日)  逃げるなら遠くまで
 
朝起きたら、くりくりがテーブルの上に置きっぱなしにしていた水のコップの中に毛玉ケー。 
コップの側面には乾いた毛、毛玉の固まりもくっ付いている。 
ブラッシングしてるけど、追いついていないらしい。 
だってらく、ちゃんとやらせてくれないんだもん。 
すぐに「ヤーッ」って叫んで、にゅる〜んと逃げるんだもん。 
でも逃げるわりには遠くに行かず、ワタシやくりくりにくっ付いて寝そべっていたりする。 
 
らくや。 
逃げるときにはもうちょっと離れたところまで行かないと、意味がないんだよ。 
アナタのは、『ぐるっと回って座りなおした』だけっていうんだよ。 
 
****************** 
らくのトイレ砂をネットで注文。 
家移りしてから買おうと思っていたけど、いまだに転居先さえ決まっていないし。 
フードも注文、約2万円。 
 
ちょっと前に、3万円分のフードを買ったばかりのような気がするが。 
はて? 
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 71.5KB )  
さんまんえん、くったら、タワーハウスせまくなりました。
  
 

2006/10/23(月)  雨は平和
 
雨で今日も工事なし? 
 
迷惑スパムメールが一日200通以上は来る。 
本当に迷惑だ〜。
  
 

2006/10/24(火)  らくは強い子
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 55.4KB ) 今日も雨で工事は休みかと思ったら、昼間に雨が止んだりで、労働中にヤキモキ。 
とてつもなくうるさいことをやっていたらどうしよう〜。 
 
夜、帰宅。 
らくは普通に平気そうで、ご飯もがっつり食べてあった。 
 
良かった。
  
 

2006/10/25(水)  美帆ちゃんラブのイエヤマネコ
 
美帆ちゃん、来訪。 
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 79.1KB )  
衝撃画像! 
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 71.3KB )  
とうとう、イエヤマネコを抱っこ! 
 
らくが抱っこされたのは、くりくりとワタシ以外で初めてだ。 
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 30.7KB )  
というか、ワタシには撫で撫でさえもろくにさせてくれないのに、美帆ちゃんだと大人しくしているし・・・。
  
 

2006/10/26(木)  お留守番、できます
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 83.3KB ) 今日はいい天気。 
らくは日向ぼっこできたかな。 
 
帰宅深夜。 
らくがタッタカタ〜と走って玄関まで出迎えに来てくれた。 
 
らくや。 
今日はどんな日だった? 
工事や高校生やコンビニは大丈夫だった? 
怖いことはなかった? 
 
いっちゃん。 
どうかラクシュミーをお守りください。 
 
画像・レタスに興味はないらしい。
  
 

2006/10/27(金)  気がつかない(気にしない?)
 
今日はベランダ前の工事がうるさい。 
コンビニ前にも重機が入ったので、いよいよ工事再開の様子。 
道路では電気工事もやっている。 
 
工事の音はうるさいが、一番うるさいのは、ベランダ前のおっちゃんの声。 
職人さんが数人きているのだが、親方のようなおっさんが、ずぅ〜っと、大声で怒っている。 
明らかに親方おっさんよりも年上と思われる、白髪のおじいちゃん職人のことを怒鳴りつけたり。 
何かの指示を出すのにも、『普通に話す』ということができない親方のようで、怒鳴り声でしかしゃべれないようだ。 
おっさんの不機嫌な怒鳴り声なんか聞きたくないし、人が怒られているはもっと聞きたくないのだが、なにしろ声がでかいので、す〜べ〜て〜、聞こえてしまう。 
 
ワタシはいかなる分野であれ、職人という人たちのことを尊敬している。 
が、親方おっさんさあ。 
現場仕事でいちいち丁寧な言葉など使ってられないだろうけど、その口調は、もうちっと、どうにかならんかね。 
 
夜、少しでもラクシュミーが癒されますようにと、禁断のモンプチ。 
らくは元気いっぱいガシガシ食べて、天下泰平おっぴろげ。 
 
良かった〜。 
もっともうるさい昼間でも、おっぴろがって平気で寝てたけど。 
ニブいイエヤマネコで良かった〜。 
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 71.3KB )  
外がうるさいことに気がつかず(?)、陽気に遊ぶラクシュミーさん。 
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 68.5KB )  
噛もうとしているのは、ストレスからじゃありません。 
『近くに手があったらとりあえず攻撃する』という条件反射。 
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 20.8KB )  
モンプチのあとの満足おっぴろげ
  
 

2006/10/28(土)  簡単なことだろ?
 
今、工事をしているベランダ前は、もともとは2階建ての一戸建て木造の家だったのだが、そこが取り壊されて、土地の半分に家を建てている状態。 
残り半分はお庭にするのかと思っていたら・・・ 
 
工事の昼休み中、昼間の貴重な静かな時間に、トンカントンカン、なにやら柵を打ち出した。 
で、あっというまに建築許可の立て看板。 
 
お庭じゃなくて、もう一件、違う家が建つらしい。 
土地を2分割して売却したのか・・・。 
そんな予感はしていたのだが、ベランダ前で2軒同時に工事なんて恐ろしいことは考えないようにしていたのに、現実になってしもうた。 
 
ところで、いつからやるの? 
看板を見に行くと、『着工・10月30日』って・・・ 
明後日だ〜っ! 
 
急すぎないか? 
今現在工事している家は、横浜の設計事務所で、何ヶ月も前から工事の進行予定表や車両の駐車位置までも含む詳細なお知らせをもらっていたし、挨拶にも来てくれていた。 
明後日からのはパナホームで、一言のお知らせもなし。 
コンビニ前のマンション工事もパナホームで、こちらもビラ1枚、一言のお知らせもなかった。 
コンビニ前はうちの部屋からはまん前ではないけれど、建物自体でいったら、細い道を挟んですぐナナメ前の場所なのに。 
 
それと、どうでもいいことだけど、明後日からのもコンビニ前も、どちらも鉄骨。 
パナホームって、もしかして鉄骨建築で有名なの? 
たとえ技術力はあっても(ないかもしれないけど)、近隣への配慮ゼロで工事をするような会社はいかん。 
パナホームが、ということではなく、そういうやり方をする会社は、対応の悪さが必ず他の部分にも現れてくる。 
家やマンションは売って終わり、建てて終わりではなく、メンテナンスが絶対に必要なものなので、『対応の良し悪し』はとても重要なはず。 
 
客(施工主)への対応はケースによって様々だろうけれど、近隣への対応は簡単で単純なものでしかない。 
『いつからいつまで工事をします。こういうものを建てます。』と、あらかじめ知らせてくれればいいだけなのだ。 
工事の音なんか誰だって嫌いだけれど、あらかじめ知らせがあって更に挨拶にまで来てくれていたならば、「うるさいなあ」と思うことはあっても、よほどの音、あるいは現場の人たちがよほど非常識なことでもしないかぎりは、腹は立たないのではないか。 
音の感じ方には多分に精神的な要素が含まれるので、同じうるささ、同じデシベルでも、気持ちによって感じ方がぜんぜん違う。 
電車内で他人の大声のおしゃべりにはイライラしても、カフェでおしゃべりしている友人の大声はうるさく感じない、あるいは自分が大声になっていることに気がつかない。 
そんなことは誰にでもある。 
 
たった1枚のお知らせのビラ。 
パナホームは、そんな簡単なことができないハウスメーカーなのか。 
 
ところで、明後日からはうちの半径30m以内で、少なくても5件の新築工事をやることになる。 
ありえない・・・。がっくり。 
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 65.5KB )  
らくはいつもどおり、おっぴろがって 
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 54.8KB )  
洗濯物を点検して 
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 64.3KB )  
洗濯物が臭かったわけでも、騒音にびっくりしているわけではありません。 
こういう顔なんです。
  
 

2006/10/29(日)  現場写真だ!
 
ベランダ前の残り半分の土地で、さっそくトンカンと地鎮祭のテント張り。 
ということは、明日は地鎮祭で、工事はやらないと思われる。 
 
でもやるんだよな・・・。 
遅いか早いかだけで。 
 
写真は、2枚ともうちのベランダから撮影。 
まん前の現場。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 37.4KB )  
 
コンビニ前の現場に入っている重機。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 41.9KB )  
 
らくはいつもどおりに元気 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 78.4KB )
  
 

2006/10/30(月)  電話で突撃
 
今日から始まるはずのベランダ前の工事に、何の動きもない。 
いいんだけど・・・ 
いいんだけど・・・ 
 
気になる! 
今日じゃなかったらいつからだよ〜。 
気になって気になってたまらんので、パナホームに電話。 
 
猫が基礎工事の音を怖がって飲まず食わずになるので、工事の日程を教えてください。 
押入れに猫用防音ルームをつくったりの準備がありますから、と言うと、基礎は明日と教えてくれた。 
 
こちらから聞く前にそっちから知らせろ。 
と思ったが、まあ良いわ。 
いきなりではなければ、らくに言い聞かせて安心させることも、防音ルームを準備することも、、自分の心の準備をすることもできる。 
 
そんなワタシの心配をよそに、らくはこうで 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 53.9KB )  
 
こうで 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 69.5KB )  
 
こう 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 54.7KB )  
 
ありがたいかぎりだが、らくや、アナタ他にネタはないの? 
おっぴろげばっかりだねえ。 
少しは芸域を広げようよ〜。
  
 

2006/10/31(火)  ナイスなケーブル
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 46.0KB ) 今日もベランダ前の基礎はなし。 
いつだ。 
いつやるんだ〜。 
心の準備もすっかりできているのに、始まらない。 
基礎工事ジラシプレイか? 
そんなもんいらん。 
いっそのこと早く始まってくれ〜。 
 
郵便受けに、ケーブル工事のお知らせ。 
3日〜5日の間で2日間やりますとのこと。 
掘削があるのか電話で確認。 
あるって! 
わはは!掘削あるんだって! 
 
思わず「やっぱりですか〜あはははは〜」と電話口で笑ってしまったが、壊れているバヤイじゃない。 
5日は日曜日。 
今この近辺は工事だらけで、日曜日は週に一回の、唯一の静かな日。 
5日の日曜日は工事はやめて〜せめて週に一回の安息日を〜とお願いすると、 
「わかりました。それでは5日はやめましょう。あと、2日間で半日ずつやるのと、時間はかかるけど1日で終わらせるのと、どちらがいいですか?」と聞かれたので、「1日で」と答えた。 
「それでは1日でやります。半日以上かかりますが、そこだけはご了承ください。」と。 
 
どこの会社だか忘れたが(これを書いているのは2007年の7月15日)、ワタシのうちのケーブル工事ではないのに、こういう対応をしてくれるところもあるのだなあと嬉しくなった。 
ナイスな会社だ。 
もしうちでケーブルに加入することがあったら、絶対にここにしよう。 
 
って、どこの会社の何のケーブルだか覚えてないけど。 
 
画像は、1ヶ月くらいまえのベランダからの夕焼け。 
美しいんだけどなあ。
  
 

 2006年 10月  

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