ぎゃおす王国記・ラクシュミーの王様への道

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 2006年 11月  
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2006/11/1(水)  鉄骨でテラスハウスで
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 83.8KB ) ベランダ前の基礎工事、始まる気配が今日もない。 
どうなってんの? 
 
****************** 
本日の内見。 
セタガヤクの駅から徒歩5分の重量鉄骨造のテラスハウス。 
 
騒音に悩んでいる人達の話をネットで読んでは、「ああ音で苦労しているのはウチだけじゃないのね」と心を慰め正気を保っているワタシだが(保ててないかも)、鉄骨造もテラスハウスも、音のトラブルがかなり多い構造だ。 
どちらも、隣や上下の生活音が、よ〜く聞こえる場合が少なくないらしいのだ。 
 
鉄骨には重量鉄骨と軽量鉄骨の2種類あって、集合住宅の場合だと、重量なら『マンション』、軽量なら『アパート』と呼ばれることが多いが、どちらも鉄骨には変わりがないので、重量でも軽量でも建物内の音は伝播しやすい。 
マンションなのに木造アパート並みに隣や上下の音が響くなら、鉄骨造である可能性が高く、しっかりと建てられた木造アパートよりも音が丸聞こえのこともある。 
 
テラスハウスは、1階と2階が専有になるとはいえ木造アパートと同じ構造の物件が多いので、間取りにもよるが隣家の音は普通に聞こえる。 
というか、階段の昇り降りの音などは特によく響くため、それらの音はアパートよりもよく聞こえる場合多い。 
実際にテラスハウスに住んでいる人の話で、隣家の階段の音を自分の家の音と間違えた、というのをいくつか読んだ。 
 
などなどネットで読み齧りのハンパ知識により、鉄骨造は最初から選択肢から外していたのだが、この物件は3軒が繋がっている建物の角部屋で、隣家との境は押入れやお風呂場&トイレなどになっていて、テラスハウスなので上下に他のお宅の部屋がないことから、もしかしたら大丈夫かもという気になり、とりあえず見に行ってみた。 
 
静かな住宅街で、日当たりオッケ。 
けっこう古そうな物件だけど、それはぜんぜん構わない。 
が、周りにもたくさんの古そうな建物が・・・。 
まん前のアパートも、かな〜り昭和な感じで、『建て替え』とか『取り壊し』とかいう言葉が頭に浮かぶ。 
 
あと、家賃の予算も1万円オーバー。 
も、このさい、そこはいいんでね? 
今までは予算厳守できたけれど、だってワタクシ、いいかげん追い詰められてますからー。 
 
ということで、鉄骨造テラスハウス。 
どうかな?どうだろう。 
 
写真・ラクシュミー&くりくりの、お気楽コンビ。 
な〜んの悩みもなさそうに、今日ものんびり日向ぼっこ。
  
 

2006/11/2(木)  多摩センター公判・2回目
 
多摩センター動物病院の民事裁判、2日目。 
前回のときに傍聴人が多かったため、今回は傍聴券が必要とのこと。 
抽選になるそうだけど、はずれるかな当たるかな〜・・・などとボケッと考えていたのだが、あたりはずれどころか、遅刻して抽選に間に合わず。 
たった10分足らずの遅刻だったんだけどなあ。 
とほほ。 
 
とりあえず公判が行われる部屋の前まで行くと、マイケルママとひろびろさんを発見。 
「遅刻して抽選に間に合わなかった。」と言うと、「ええ〜?」と言われた。 
そりゃ言われるよな。 
自分でも「えええええ〜っ?」と思うもん。 
 
傍聴は午前中だけで帰る人がいるかもしれないので、そうしたらワタシも午後から入室できるかもしれないとマイケルママから教えてもらい、じゃあそれまで不動産屋でものぞいて時間を潰そうと桜田門から有楽町線に乗って要町へ。 
不動産屋の店先の張り紙を見ていたら、おじさんに手招きされたので店内へ。 
あれこれ図面などを見せてもらっているうちに、午後からの裁判が始まる時間になってしまった。 
 
ワタシはまだ要町・・・。 
しかも、良さげなお部屋の収穫はなし。 
裁判の傍聴もできず、部屋も見つからず。 
ワシ、なにやっとんねん。 
やっぱばかなんだな。 
 
画像:傍聴したひろびろ画伯が、掲示板に貼ってくれた裁判の様子。 
うそつき害獣は相変わらずの調子だったよう。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 94.1KB )  
クリックで拡大表示 ( .jpg / 92.5KB )  
 
***************** 
パナホームから留守電が入ってて、基礎工事を4日にやるとのこと。 
お知らせ、ありがとう。 
工事の日程の問い合わせをしたときに、「オタクは近隣の住民に一言の知らせもなく工事をする会社なんですか?」と、嫌味たっぷりに言ったのが効いたらしい。 
でもこちらから言わなきゃ、何も知らせてくれないんだよなあ・・・。 
それでも連絡をくれたことに感謝。
  
 

2006/11/3(金)  超能力不動産屋
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 12.7KB ) ワタシが一昨日に内見したテラスハウス、今日はくりくりも一緒に再び内見。 
くりくりも「良いんじゃない」と言っていたが、気になるのは、やはりまん前のアパート。 
全部で4世帯のうち、1部屋だけしか人が住んでない様子。 
そのアパートのさらに前には、廃墟になったアパートが! 
回りは粗大ゴミだらけでヒト気がない。 
 
しかし、工事ばかりは分からない 
旧ぎゃおすマンションのまん前にあった木造アパートも、板壁の随分とレトロな建物だったけれど、取り壊しもなく今でもちゃんと住人がいる。 
新ぎゃおすマンションの周りには、そんなに古い家はなかったのにこうなった。 
わかんないよなあ。 
 
帰宅して少し考えて、テラスハウスに申し込むつもりで不動産屋に電話をすると。 
 
猫がいるなら敷金が一ヶ月増える。 
物件の資料にはエアコンと書いてあったが、付かない。 
保証人(くりくりの叔父さん)が自営業なら、連帯保証人会社を使ってもらうかもしれない。 
 
という話をされた。 
ペットを飼う場合は敷金3ヶ月というところは多いので、それはまあ良い。 
3LDK、といってもほとんど2LDK+納戸という感じだけど、1台もエアコンを付けてくれないって、今どきそんなのあり? 
うちでは1台、いっちゃんのために買ったエアコンがあって1階はそれでいいけれど、2階用にどうしたってあと1台は必要。 
連帯保証人会社だって費用がかかる。 
 
それと、このテラスハウスは窓がすべて曇りガラスなので、らくが外を眺められるようにせめて1箇所でも透明ガラスに代えてやりたい。 
自費で窓ガラスを取り替えるのはかまわないとのことだけど、ガラスって高いんだよね。 
あと、玄関を開けるといきなり居間&台所で、廊下も仕切りもない。 
階段も居間の中にある。 
これって暖房効率がメチャクチャ悪いね。 
その他にも細かいことだけれど、全室フローリングなので、傷防止のために床にも階段にも何か敷かなきゃとか、窓がハイサッシで日当たりがいいのは気持ちいいがカーテンのサイズが合わないので全とっかえとか考えていたら、どんどん費用が膨らんで、 
 
こりゃ無理かも・・・ 
 
な感じになってきた。 
初期費用&住めるようにするために、お金がかかりすぎる。 
 
惜しいけど無理かなと思っていたら、連帯保証人会社から電話。 
仲介の不動産屋は「連帯保証人会社を使ってもらうかもしれない」とは言っていたが、「使ってもらうことになりました。」という連絡はなく、いきなり保証人会社からの電話で、書類を送るから記入して送り返せという。 
なんか、順番が違うような気が・・・。 
 
仲介の不動産屋からは入居申し込み用紙がファクスで送られてきて、「名前と生年月日と住所だけ書いてくれればいいです。残りの部分は審査に通るようにうちのほうで記入しておきますから。」というのだが、確かにワタシはフリーランスで大家さんうけはしないとは思うけど、だからってそれでいいのか? 
不動産屋はワタシに関して、『フリーで撮影関係の仕事をしているヒト』ということしか知らない。 
正確な職業も収入も知らないのに、入居申込用紙の残りの欄をぜ〜んぶ埋めてくれるって? 
そりゃ、超能力か嘘かのどっちだなあ。 
 
どっちだ? 
どっちもヤだな。 
なにかしらトラブルになりそうな気がして、やはりやめることにした。 
 
画像は、そのテラスハウス。 
写りこんでいる、おっぱいぼよよ〜んは、ワ・タ・ク・シ♪ 
・・・というのは真っ赤な嘘。不動産屋のお姉さん。
  
 

2006/11/4(土)  建て方いろいろ、基礎それぞれ
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 134.6KB ) いよいよベランダ前のもう一軒が基礎工事を開始。 
たいした音でもなし。 
もうこのくらい、ぜ〜んぜん平気! 
 
早くから始まった木造のほうは、地質調査をして、杭を打っていた。 
始まったばかりの鉄骨のほうは、ベタ基礎というものみたい(違うかも)。 
木造と鉄骨では、基礎から随分と違うもんだね。 
 
画像・木造建築と鉄骨建築における基礎の違いを研究・考察しているラクシュミーさん。
  
 

2006/11/5(日)  ネコ@代田橋で回想するもの
 
朝から仕事、午後1時に帰宅。 
それから怒涛の内見。 
どれもこれも、やけくそのペット不可。 
 
1軒目・・・上北沢駅から徒歩30秒。 
4階建て雑居ビルの3階角部屋。 
1階は整骨院と喫茶店と洋装店。 
2階に美容室。 
3階にはもう一世帯。 
4階は一世帯だけで小学生の男の子のいるご家族。 
隣のビルにはカラオケスナック。 
線路が近いけれど、電車&踏み切りの音は想像したほどではない。許容範囲。 
南向き日当たり良好。ベランダ広い。眺めもなかなか。 
道から窓は見えにくい&2階が美容室なので、ネコバレはしなさそう。 
 
2軒目・・・代田橋。 
3階建てデザイナーズマンションの3階角部屋。 
建物の造りはいかにもデザイナーズって感じだが、室内はけっこう普通で使いにくくはない感じ。 
壁式構造で遮音性は高そう。 
日当たりそこそこ。景色の抜けがなく、眺めはいまいち。 
道路側の窓(東)からは、ネコは見えないと思う。 
中庭に向いている窓(北)からはネコ丸見え、もう一方の窓(南)からは隣の3階建てアパートがすぐそこで、アパートの階段及び通路からはネコどころか室内が丸見え。 
そのアパートの逆隣のマンション最上階に、大家さん在住。 
 
東の窓の向かいは、一戸建てのおうち。 
ここに着いたときに、そのおうちの門の内側に猫さんが座っていたのだが、ワタシと目が合ったら、 
「やあ。遅かったじゃないかキミ。」って顔をして、片手でひょいっと門を開けて、道に出て、まっすぐこちらに歩いてきた。 
ワタクシ、一瞬、「知り合いだったっけ?」と考えてしまったほど、自然な動き。 
足元まできたので撫で撫でしてたら、大家さんから鍵を受け取った不動産屋が戻ってきて、「さあこちらですこちらです建築雑誌に何回も載ったことのあるマンションなんですよ〜さあこちらです行きましょう!」と急かす。 
猫さんを撫でているのに! 
まずご近所の猫さんへの挨拶が先だろ! 
気が利かないなもう。 
 
しかしあの、まるで古くからの友達のような態度の猫さんは何か記憶があるような・・・ 
と考えていたら、インド人だと思いあたった。 
インドの道端を歩いていると、そこらに立っていたおっさんがいきなり走り寄ってきて、「やあ!元気だったかい!いつこっちに来たんだ!」などと親しげに話しかけてくることがある。 
「どこかで会ったっけ?」なんて思っていると、「僕の家はすぐそこなんだ。チャイでも飲んでいきなよ!」と手を引っ張られるようにして案内されたところは、サリー屋だったりアクセサリー屋だったり。 
 
たまには普通の民家のこともあり、お母さんやら奥さんやら子供やらがわらわら出てきて、ここへ座れとかチャイを飲めとかもてなしてくれて、なんだこの展開は、つか、このおっさんとどこで会ったっけ?なんて考えていると、「今日は泊まっていきなさい、本当は一泊50ルピーだけどアンタは友達だから35ルピーでいいよ。」とか言い出したりする。 
ニッポンではそういうのは友達とは言わないよ、民宿の客引きって言うんだよ。 
 
民宿というか一部屋をむりやり空けて客を泊めてしまうだけなので、じゃあ借りようかなといって部屋を見せてもらったら、ベッドで赤ちゃんがスヤスヤ眠っていたことがある。 
赤ちゃんつきの部屋かとビビったら、お母さんがニコニコしながらベイビーを奥に撤収。 
え〜?いいの〜?この部屋、ほんとに借りちゃっていいの〜?と聞くと、家族全員「いいよ!」と満面の笑み。 
じゃあってんで、そこに2ヶ月も居ついてしまったっけ。 
 
なんてことを回想しつつ、3軒目に到着。 
梅ヶ丘の4階建てマンションの3階。 
南東向きで日当たりはオッケ、ちょっと距離はあるけれど目の前は中学校の校舎で、眺めはいまいち。 
ベランダの斜め下、マンションの庭に管理人室。 
管理人室から部屋の中は見えないだろうが、らくがベランダに出たらイエヤマネコ丸見え。 
室内から玄関を開けると、外廊下の前の建物の看板が、ど〜ん!と目に飛び込んでくる。 
毎日毎朝、「北沢税務署」という文字を見ながら家を出て労働に行くのか・・・。 
 
なんかムカつく。 
 
年に一度の年中行事、確定申告にくるだけでたくさんだ。 
税務署の前の道を挟んで、消防署と警察署。 
パトカーやら消防車やら救急車やらがうるさいことは、容易に想像できる。 
 
以上で本日の内見は終了。 
3軒目の梅ヶ丘は、税務署に消防署に警察署だしネコ丸見えだし。NG。 
2軒目の代田橋も、ネコ丸見えでNG。 
1軒目の上北沢はいいかもしれない。 
雑居ビルとはいえ店舗用のビルなので、イエヤマネコのダダダくらいで下に響くとは思えないが、仮に聞こえたとしても階下が美容室ならば迷惑はかからない(と思う)。 
 
検討してみよう。 
 
画像・回想の民宿。ベッドで寝ていた赤ちゃんが写っている。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 103.5KB )  
写真を見て思い出したが、その部屋には犬もついていた。 
短足O脚の東洋人(ワシじゃ!)が抱いているワンコ。
  
 

2006/11/6(月)  うかつだった
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 78.2KB ) なぜか3軒とも工事は休んでいる。 
工事よりもうるさい高校生は、今日も絶好調でコンビニの前でわめいてる。 
 
コンビニ、移転してくれないかな。 
工事はどれも来年の春には終わるけど、コンビニの騒音は店があるかぎり続くもんな。 
スリーエフさえなければ、あとの騒音は絶対に我慢できないって程でもないんだけどなあ。 
 
なんて愚痴っても、先にコンビニがあったのだから仕方がない。 
越してきたワタシがうかつすぎた。 
金輪際、コンビニの隣や前やナナメ裏には住まいよ〜だ。
  
 

2006/11/7(火)  恵比寿からセタガヤまで
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 174.7KB ) 強風。 
今の部屋は、風が強い日はビル風状態になり、かなりうるさい。 
お留守番のらくに、労働先のスタジオから念を飛ばす。 
「らくや〜。だいじょぶか〜い?だいじょぶだから、寝てなさ〜い。」 
恵比寿からの念は、セタガヤまで届くのか? 
 
帰宅。 
らくは普通に元気。 
ご飯はガッツリ食べてある。 
大丈夫、念は届いた(らしい)。 
 
画像・念を受信中
  
 

2006/11/8(水)  水中でんぐり返し(ワタシが)
 
夕方から久しぶりにプール。 
同じコースで泳いでいた60歳くらいの女性が、ゆっくりだけどとても綺麗にクイックターンをしている。 
コースの端でお互いに、「お先にどうぞ」と譲り合いをしたときに、クイックターンきれいです、お上手ですねと話したら、「あら、あなただってできるでしょ。」と言われたので、できませんと答えると、 
「できるわよ。」と、当たり前のように、簡単に言う。 
 
実際、以前にちょっとやってみたことがあるのだが、ワタシは水中でクルリと回れなかった。 
くりくりにそう訴えると、「鉄棒の前転と一緒だよ。」と言うので、近所の公園に鉄棒をしに行ったが、逆上がりはできるけど前転はやっぱりできなかった。 
またくりくりにそう訴えると、今度は「でんぐり返しと一緒だよ。」だそう。 
じゃあってんで、カーペットの上ででんぐり返しをしてみたのだが、ああなんてこと、ワタシはでんぐり返しもできないのであった。 
脳天を床につけてころっと回ると、身体が仰向けで寝てしまい、そこから先が起き上がれない。 
これには自分でも驚いたが、よく考えてみたら、ワタシは小学生の頃は体育の時間はほとんど見学していたせいか、鉄棒の前転も、マット運動のでんぐり返しもした記憶がない。 
やったことがなかったのだ。 
でも、たかがでんぐり返しでしょ。 
小さな子供にだってできるもんでしょ。 
ワタシだってやればできるはずと、数回やってみたができなかったので、自分は前に回れない体質なんだと思ったのだった。 
 
鉄棒どころか床の上でさえ前転ができないのだから、水中でなんかできっこない。 
そう気がついて以来、クイックターンは別世界のものと考えて、練習してみようと思ったこともなかった。 
 
ということを、ごく簡単にその女性に説明したのだが、 
「そうお?できるわよ。」と、軽〜く言われてしまい、 
「ちょっとここで回ってごらんなさい。」とも。 
 
え?ここで?いま? 
ワタシがびっくりしていると、「できるわよ。」と。 
こうなったらやってみて、『できない』ということを見てもらうしかない。 
そう思って、その場で回ってみたら・・・ 
 
うっそー!なんでー?しんじらんな〜い!! 
 
なんの引っかかりもなく、水中でくるりと回ってまた立っていたのであった。 
びっくりした! 
でんぐり返しができなかったときよりもびっくりした! 
 
驚いているワタシをよそに、女性は「ほら、できるじゃない。」とニッコリし、「回りながら壁を蹴ればいいのよ。できるわよ。」とこれまた簡単そうに言い、再びゆっくりと泳ぎ始めたのであった。 
 
自分でもできるような気になってきたので、次回に少し練習してみよう。 
 
クイックターンのお手本 
回って 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 82.7KB )  
 
壁を蹴って 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 79.8KB )  
 
体勢を立て直す 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 28.5KB )  
 
な〜んだ、簡単じゃん。
  
 

2006/11/9(木)  試供品の謎
 
今月号のねこのきもちに、キャネットの<おいしい和>の試供品がついてきた。 
らくは食べない。 
らくは、ねこのきもちのおまけの試供品も、ホームセンターやスーパーなどでもらう試供品も、どれもこれも食べない。 
モンプチも、缶詰は大好きなのに、ドライは食べない。 
味見くらいしてくれても良いのに、最初から断固拒否で、一粒も食べない。 
 
もっとも、試供品は爆食したのに、けっこうなお値段の製品を買ったら一口も食べなかったというパターンよりはいい。 
これ、たまにあるんだよなあ。 
 
*************** 
 
5日に内見した上北沢の部屋。 
画像は、そのときに撮ったもの。 
正面、ベランダ前は教会 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 43.5KB )  
 
建物は古いけど、内装は綺麗。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 9.4KB )  
 
お風呂はレトロ。かわいい。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 11.5KB )  
 
いいんだけど、なにしろ駅前の雑居ビルの中なので、夜の環境はいかがなものかと、本日の夜7時に再び内見。 
隣のビルのカラオケスナックはお休みだった。 
そこが一番、確認したいとこだったのに。 
カラオケスナック側に向いた窓はないので、音が聞こえることはないかもだけど、酔っ払いが店の周りで騒いだりしないか? 
危険な予感。 
 
上階の小学生の男の子のいるご家族は不在。 
上階の音の聞こえ具合は、2番目に確認したいことだったのに〜。 
 
でもまあ、静かだよな・・・。 
と思った矢先、ガラガラガラっとすんごい音が。 
1階の洋装店がシャッターを閉めている音だった。 
それがきっかけの合図だったかのように、あっちの店でもこっちの店でも、ガラガラガラっというけっこうな音量で、次々に看板を仕舞ったりシャッターを閉めたり。 
 
夜に看板を仕舞ってシャッターを閉めるということは、朝には逆の仕事、看板を出してシャッターを開けるということだよね。 
でも、駅徒歩30秒で、商店街というものではないが駅前の店が多少なりともある場所で、それらの音を「うるさい」と言ったら、こちらが『おかしいヒト』だよね。 
駅に近すぎるのはダメかも・・・ 
と思っていたら、 
 
「ゴーン!カーン!ゴーン!カーン!」と、ものすごい大音響。 
ななななにこれ〜? 
驚いていると、不動産屋が若干焦った顔をしつつ、「教会の鐘です・・・」と。 
部屋のまん前は教会で、大きい樹が生えていて眺めも日当たりもいいのだけれど、こういう落とし穴があったか。 
それにしてもデカい音だ。 
離れた場所から聞けば美しい音色なのだろうが、近すぎデカすぎ、まるで頭の中でガンガンゴンゴンと鐘が打ち鳴らされているよう。 
 
これって、1日に何回あるのかな。 
1回じゃないよな・・・。 
 
それにここは、自転車を置いておく場所がない。 
近辺はどこもかしこも、車がすれ違うのも難しそうな細い道ばかりで、路駐は無理。 
駅の近くなので駐輪場があれば借りてもいいが、調べたけれどそれもない。 
自転車置き場がないのは、小さいことだけれど、考えるとけっこう重要。 
ワタシが持っている唯一の車だし。 
 
あとは、今は2階には美容室が入っているが、飲食店不可のビルではないので、今後、焼肉屋やラーメン屋や居酒屋になる可能性もあるそうだ。 
1階にコンビニが入る可能性も。 
雑居ビルなので、誰が建物内をウロウロしてても変じゃない。 
 
・・・これって無理じゃん。 
あらゆる面から不可じゃん。 
 
追い詰められて家移りを焦っているが、音の問題で引っ越すのに、なぜ転居先が駅前の雑居ビル? 
もう少し冷静に考えましょう、オレ。
  
 

2006/11/10(金)  半透明フェチ
 
美帆ちゃん、ドッグカフェに就職する。 
本人曰く、「猫を養うために犬のケーキを作るさ!」だそうで。 
ワンコもかわええよ。 
がんばれ。 
 
そして一方、ラクシュミー。 
突如として半透明ゴミ袋フェチに目覚める。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 75.8KB )  
クリックで拡大表示 ( .jpg / 71.9KB )  
クリックで拡大表示 ( .jpg / 26.8KB )  
 
いっちゃんは半透明ゴミ袋が大好きで、舐めて舐めてべろんべろん舐めたおしてずぼずぼにフェチっていたけど、らくが興味を示したのは初めての気がする。
  
 

2006/11/11(土)  それでいいなら最初から
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 121.2KB ) 雨の中、朝からコンビニ前の工事現場で、交通整理係のおっちゃんの声がうるさい。 
 
「車が通りま〜っす!!!!!」 
「オーライ!オーラーイ!!!オーラ〜ぁぁぁぁぁっイ!!!!!」 
 
と、ひっきりなしに怒鳴ってる。 
車の誘導は必要だろうし、おっちゃんはマジメに業務に励んでるだけ。 
しかしだね、モノには限度ってものがあるのだよ。 
いくらなんでもうるさすぎ。 
工事の作業音や工事車両の音より、おっちゃんの声が何倍もうるさいよ。 
 
こういう場合にはどうするか? 
そうよ〜。ワタクシ、怒鳴り込みましたわよ〜。 
実際には「もう少しだけ声を小さくしていただけたらありがたいのですが」と、低姿勢でお願いしたのであったが、心の中は怒りに燃えておりました。 
で、お願いしたら、うるさいというほどではなくなったので良かったのだけど、 
 
そのぐらいの声でいいなら最初からそうしろやカス! 
どいつもこいつも道端でデカい声を出してんじゃねーよボケ! 
しまいにゃシバきたおすぞゴルァ! 
 
・・・なんてね。 
あはは。あはははは。 
あはははははははははははははははは〜。 
 
画像・オレさまは別に平気です
  
 

2006/11/12(日)  木枯らし一号が身に凍みる
 
木枯らし一号が吹きすさぶ中、内見に。 
 
1軒目・・・つつじヶ丘徒歩2分。マンション。最上階。ペット可。 
やけに安いので、これは何かあるに違いない。 
電話で問い合わせると、不動産屋さんにが言いにくそうに、 
「古いので・・・」と。  
古いの好きです、大歓迎!(ただしメンテナンスと土台はしっかりしててほしいけど) 
「5階建ての5階でエレベーターがないんですけど・・・」 
上等だ〜! 
「洗濯機置き場がベランダで・・・」 
それが何か? 
 
ということで、内見となったのだけど。 
資料では12畳のリビング+6畳2つの2LDKだったが、実際は台所8畳+6畳+4畳半の2DK。 
ちょっと狭い。 
両隣の建物と密接しているので、どの部屋の窓からも、見えるのはお隣のマンションの部屋。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 17.7KB )  
向い合わせのベランダにはエアコンの室外機が並んでいるし、下は駐車場だし。 
かなり厳しい。 
 
2軒目・・・つつじヶ丘徒歩2分。マンション。3階建ての3階。角部屋。ペット可。 
1LDKでちょっと狭いが、眺めばっちり、日当たりばっちり、リフォームばっちり。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 12.2KB )  
電車の音も超ばっちり。 
隣のオシボリ屋工場に出入りするトラックの音も、超ばっちり。 
 
寒い・・・。 
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 74.8KB )  
らくはぬくぬく〜
  
 

2006/11/13(月)  よろしくてよ
 
コンビニ前の工事の隣の建物で、リフォーム工事も始まった。 
あはははは。 
やればよろしくてよ。 
ええええ、好きなだけおやりなさいな(やけくそ)。 
 
下北沢の不動産屋めぐりをしたが、部屋の収穫はなし。 
その代わりといっちゃアレだけど、街をふらふらブラブラして買い物で散財。約7万円。 
しかし何を購入したのか、まったく覚えていない。 
(どうでもいいものを買ったに違いないし。この日記を書いているのは2007年8月2日だし。) 
 
撫でていただけなのに、手が出て 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 64.7KB )  
 
キバも出て。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 28.8KB )  
 
やればよろしくてよ。 
ええええ、好きなだけおやりなさいな(可愛いから許す)。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 56.1KB )
  
 

2006/11/14(火)  茶トラ白が好き
 
そういえば昨日、下北で茶トラ白ネコのパジャマを買ったのだった。 
くりくりに「ほら。」と渡すと、「ありがとう〜」と大喜び。 
 
おっさんが嬉しそうに、ネコ柄のパジャマを着て、ネコを膝に乗せているの図 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 83.7KB )  
クリックで拡大表示 ( .jpg / 61.9KB )  
 
くっ付きあう一人と一匹。 
ネコはムッとした表情。 
おっさんはでれでれ。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 17.9KB )
  
 

2006/11/15(水)  ただいまの進行具合
 
今日はベランダ前の工事がうるさい。 
砂利を均しているみたい。 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 21.0KB )  
 
同じ民家でも、基礎がこんなに違う。 
部屋の中からつぶさに観察できて、お勉強になります♪ 
 
・・・って、ならなくていいんだけど〜。 
 
コンビニ前の工事は止まっている。(マンションの外廊下から撮影) 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 22.1KB )  
 
ベランダの逆側、道の突き当たりでやっている工事。(同じくマンションの外廊下から撮影) 
少し距離があるので、うるさいのはたまにだけ。 
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2006/11/16(木)  らくはヘーキですか?
 
寝るときには冷蔵庫の電源を抜く、ポテトチップやサンドイッチはパッケージがガシャガシャうるさいので食べられない、 
ということを先日書いたが、ただいまはどうなっているかというと 
 
騒音がするから、とくに鍋とかフライパンとか使うとうるさいので、ご飯を作るのが嫌。 
くりくりにも作ってもらいたくない。 
テーブルにお皿を置く音が気に障るので、ご飯を食べたくない。 
くりくりが歩く音がいや。 
自分の足音も嫌だから、抜き足差し足。 
PCの作動音、キーボードを叩く音が気になるようになってきた。 
 
こんな感じ。 
 
わはは! 
こりゃ病んでるね! 
ビョーキだよ! 
 
と、書き並べてみて思わずウケてしまったが、ワタシのことよりラクシュミーだ。 
何か音がすると、反射的にらくを見る。 
らくはたいていは、おっぴろがって平気で寝ていて、ああ良かったと思うのだけれど、眠っているように見えて実は起きていて、「うるさいびょ〜んっ!」とイライラしているのではあるまいか? 
らくのストレスになっているのではあるまいか? 
 
そう気にする余り、いよいよワタクシの神経と耳は研ぎ澄まされて、以前は気にしていなかった音、聞こえていなかったような小さな音まで、今ではビシッと拾ってしまう。 
しかも、もともとワタシは、耳がいいのだ(何年か前に聴力テストを受けた)。 
でもって、「猫なので、らくはもっともっと耳がいいはず。うるさいと思っているんじゃ・・・。」と気に病んで、更に神経がとんがってと、悪循環の無限ループ。 
気にしなきゃいいのは分かっているけど、それができるなら最初からこんなになっていないワケで。 
 
らくはヘーキ、ダイジョーブという確証が得られれば、ワタシもこんなに気にしなくなるんだけどなあ。 
 
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お食事中の方、すみません。 
 
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お口直しに、松涛のカフェで寛ぐセレブなワンコたちを 
(らくも松涛のボランティアさんからもらったイエヤマネコだけど) 
 
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どこだっけな。今日ロケで行った、どっか高いとこ。 
(書いているのは2007年9月22日なので、忘れてしもた。)
  
 

2006/11/17(金)  今度は解体&中野に申し込み
 
参宮橋のマンションを内見。 
室内はレトロ。 
 
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窓の外は、隣で解体工事の真っ最中。 
 
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(雨で窓が開けられないので、分かりづらいけど) 
 
解体が終われば、新築工事が始まるだろう。 
ここもダメだったか・・・。 
 
というより、なんでどの部屋を見ても、 
『窓を開ければ工事中♪』なの? 
やはりワタクシ、工事のジョオー、工事を呼ぶオンナなのかも。 
 
が、いくら工事のジョオーでも、そろそろ本気で限界です。 
今の部屋に住み続けることは、これ以上できそうにない。 
ということで、10月3日に内見した中野区上鷺宮の部屋を問い合わせしてみたところ、まだ空いているという。 
いいかなあと思って内見した2日後にもう一度見に行ったら、隣で長期(4ヶ月間)の増改築工事を始めていたのでやめていた物件。 
でも隣の工事も、あとたったの3ヶ月弱で終わる。 
リフォームしたのだから、建て替えは当分はないはず。 
マンションはRC壁式のがっちりした造りなので、階下や隣の音はそうは聞こえないはずだし、夜は道もし〜んとしていた。 
今のコンビニ&高校生集団がいないだけでも、今よりはずっとマシ。 
元々とても静かな場所で、隣でリフォームしているとはいえ、夜はさぞかし静かだろう。 
 
今の部屋に住むことにも、新しい部屋を捜すことにも、もう疲れました。 
ゆっくり眠りたい。 
 
ならば、上鷺宮のマンションに申し込もう。 
そうだそうだ、そうしましょう。 
ということで、電話で問い合わせたその場でさくっと申し込み。 
 
********************** 
らくさん、昨夜は腕枕。 
 
ひゃほおおおおお〜♪♪♪ 
 
一昨日の夜は、抱っこして連れ込んだ。 
昨夜は自分から布団に入ってきて、クルンととぐろを巻いて、ワタシの腕に頭を乗っけて眠ってしまった。 
 
手が痺れた。 
いっちゃんと寝ていたときと同じだ。 
幸せ。 
 
***************** 
 
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このみっともない画像は、押入れに設置してあるラクシュミー専用防音シェルター 
ピンクのクッションの向こう側と壁の間に、イエヤマネコ一匹が通れるくらいのすき間が空いてて、そこをくぐると猫コタツに入れるようになっている。 
クッションだの布団だので猫コタツを塩釜状態にしたものだけど、けっこう防音効果はあるみたい。 
(頭を突っ込んで確認済み)
  
 

2006/11/18(土)  How to 組み立て
 
昨今は、『家を建てる』ではなくて、『家を組み立てる』なんだなあと、ベランダから学んでいます。 
 
昨日 
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今日 
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2006/11/19(日)  ペット可から不可への経過
 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 74.2KB ) ネットで桜上水のペット可マンションを見つけたので、電話で問い合わせ。 
中野区のマンションに申し込んであるのだが、桜上水のほうが住み慣れたセタガヤでいいなあ〜というスケベ心。 
すると、 
 
「今回の募集からペット不可にしてくれと大家さんから連絡がありまして・・・」と。 
 
こういうこと、たまにある。 
昨今の流れからか、ちょっと古めになった物件をペット可にするところがある一方、今まで可だったものを不可にする物件も。 
原因はいろいろだろうが、ワンコの場合は吠える声がうるさいと近所からクレームが来て不可になった、というのが多いそう。 
 
猫の場合は、室内をめちゃくちゃにするカイヌシがいて、大家さんが懲りて不可に変えるケースがほとんどだそうだ。 
柱も壁も爪とぎの傷だらけでぼろぼろ。 
あちこちにおしっこの染み。 
壁紙の傷は張り替えればいいだけれど、木の部分、柱などの爪あとはどうしようもなく、染み込んだおしっこのにおいも取れない。 
などなど。 
 
猫可物件がなかなか増えないのは、マナーの悪いカイヌシの責任です。 
って、そりゃワシじゃ! 
旧ぎゃおすマンションの柱には、いっちゃんの爪あとがくっきりと・・・。 
大家さんにこんなの見せられない、取り壊しになるかワタシがシぬまでここに住んでいようと思っていたら、本当に取り壊しになってしまった。 
ワタクシの予想より20年も早かったなあ。 
計算が狂った。 
 
それはさておき、らくは爪とぎハウスかキャットタワーでしかバリバリやらないので助かっている。 
その点は、とても良い子のイエヤマネコです。
  
 

2006/11/20(月)  元気でありがと
 
今日は雨だったので、工事が静かだったことを祈ろう。 
 
もっとも、らくは毎日元気。 
私が「うるさいなあ」と思う日でも元気。 
 
もう少しだから、元気で乗り切って。 
 
**************** 
写真は、一昨日18日の。 
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2006/11/21(火)  シャチョー登場
 
おととい申し込みをした中野区のマンションの管理会社、けっこう大手という話なのだが、なんだかなあ。 
以下、経過のメモ。 
 
金曜日・・・仲介の不動産屋を通して申し込みをしたら、すぐに管理会社から直接電話あり。 
確定申告の控えを過去3年分、FAXで送れという。 
さらに、第一面だけではなく第三面、つまり収入先の会社名が記載されたページも送れという。 
確定申告の控えを提出というのはめずらしくないが、3年分だの第三面だの言ってきたところは初めてだ。 
 
さらに、仕事の内容を証明できるようなものを見せろという。 
ワタシの仕事は主に広告が多く、広告にはスタッフ名のクレジットなどは入らない。 
CDジャケットの仕事にも、スタッフ名のクレジットはない。 
テレビもたまにやるが、放送されて終わりなので、エンドロールを録画していないかぎり手元の記録はない。 
なのであとは雑誌しかないわけだが、送られてきても目を通したらほとんどは捨ててしまうので、手元にあるかどうか分からない。 
 
それでもあちこちひっくり返していたら何冊か出てきたので、名前が載っているページをスキャンしてメールで、確定申告の書類はFAXで送った。 
 
翌日の土曜日夜・・・ 
「お聞きしたいことがあるのでお電話ください。」という女性社長からのメッセージが、携帯の留守電に入っていた。 
それが夜の7時半頃で、8時5分くらいに気がついて電話をかけたのだが、誰も出ない。 
業務は8時で終わっていたらしい。 
 
日曜日・・・管理会社はお休みなので連絡できず。 
 
月曜日・・・ワタシは朝8時から夜中の1時まで労働だった。 
管理会社の営業は朝9時から夜8時までで、その時間帯にスタジオを抜け出すタイミングがなく、電話できず。 
(年収に関する話など、スタッフがわらわらいるスタジオの中ではできない) 
 
本日火曜日・・・「ちょっと10分くらい外に出てきます」と言って抜け出して、夕方にやっと電話ができた。 
最初に「ご連絡が遅くなってすみません。」と謝ったら、 
 
「そんなに毎日お仕事なんですかっ!?」 
 
と、はっきりと非難&皮肉と分かる口調で、やけに攻撃的。 
昨日一日、電話ができなかっただけで? 
そうですよ、お仕事ですよと思ったが、口には出さず、「いつも毎日というわけではないのですが、ここのところ立て込んでいまして。すみません。」ともう一度謝る。 
 
それから申し込みに関しての話が始まったのだが、これがもう。 
「確定申告の書類を見ましたけど、収入先が知らない会社ばかりなんですよね。広告って電通とか博報堂とかだと思ってましたけど。」 
という。 
電通というのは広告代理店だが、すべての仕事を社内で製作しているわけじゃない。 
下請けの外部の製作会社に発注することが多い。 
さらに、広告に使う写真やムービーを撮影をするのは、映像を扱う制作会社だ。 
ワタシに仕事を振ってくれるのも支払いをしてくれるのも、ほとんどの場合は下請けや映像関連の製作会社で、電通からじきじきにというのはマレである。 
そして、下請けの製作会社は、小さいところを含めたら何十、何百とある(と思う)。 
撮影業界の人でもなければ、小さな製作会社の名前など普通は知らないだろう。 
 
ということを説明したのだが、 
「製作会社にしても、検索しても会社のホームページが見つからなかったんですけど。」 
とか言うし。 
大手ならいざ知らず、小さな製作会社が手間ひまかけてサイトを運営するメリットなんかねーよ(と思う)。 
広く一般の人がお客さんとなる不動産業界とは違うんだけどなあ。 
 
以下、女社長との会話から抜粋。 
 
女社長:「帳簿を見せてください」 
ワタシ:「青色申告はしていないのでありません。」 
女社長:「じゃあドンブリ勘定なんですね。」 
 
いやあシャチョー、めずらしいキャラですなあ。 
会ったこともないニンゲンに、ちうか一応はお客に向って『ドンブリ勘定』発言ですよ。 
思わずちょっと笑ってしもたよ。 
 
ワタシ:「ドンブリかもしれませんね。でも源泉徴収票があって必要経費の領収書があれば申告できますので。」 
女社長:「いつどこの仕事をしたとかは、何も分からないんですよね?」 
ワタシ:「スケジュール帳にメモがありますから調べれば分かりますけど。」 
女社長:「メモがあるんですか?じゃあ見せてください。」 
ワタシ「パソコンの中のスケジュール帳ですよ。それに仕事だけじゃなくてプライベートの予定も書いてありますので、お見せしたくないです。」 
女社長:「仕事の部分だけ紙に書き写して見せてください。3年分。」 
ワタシ:「いいですけど、書き写しの紙なんて、やろうと思えばそれこそいくらでも適当に書けちゃうと思いますけど。それで何か証明されるんですか?」 
 
女社長:「え・・・。じゃあ。あの。支払いはどうやって受け取るんですか?振込みですか?」 
ワタシ:「はい。たいていは振込みです。」 
女社長:「通帳を見せてください。3年分。」 
ワタシ:「は?いやです。確定申告の控えも収入先も送っているのに、さらに通帳までの義務はないと思います。そこまでプライバシーを見せたくはありません。」 
女社長「それを誰かに見せるわけじゃないんですよ。ただね、ぎゃおすさん(仮名)が信用できる人なのか分からないから、確認したいんですよ。」 
ワタシ:「通帳はいやです。」 
女社長:「じゃあどうやってアナタを信用したらいいんですかっ!」 
 
通帳ね、今のマンションに申し込んだときにも見せたし、今回も見せても良かったのだが。 
も、ね。このあたりからワタクシ、ヤになっていたのですよ。 
確かにワタシはフリーランスなので、社会的信用度は低い。 
だからいろいろ聞かれるのはいいのだが、モノには言い方ってもんがあるだろう? 
口調も威圧的で失礼だ。 
 
このあと両者無言の膠着状態が約30秒。 
ワタシは労働に戻らなくちゃと焦っていたし、もうこのシャチョーと会話をしたくなかったので、とっとと終了することにした。 
 
ワタシ:「あの、もうけっこうですから。ワタシは提出できる書類や資料は全て提出しましたし、それで信用できないと言われるのなら、もうこれ以上はどうしようもないです。申し込みを取り消します。ご迷惑をおかけしました。それではこれで。」 
と電話を切ろうとしたら、シャチョーがぼそっと 
「ぎゃおすさん(仮名)から断られたなんて大家さんに言えない・・・」と呟いた。 
 
は? 
ワタシが断ったんじゃなくて、『信用してもらえなかったので契約できなかった。』なのでは? 
 
もうなんて言っていいのか分からないので黙っていたら、ショチョーが突然 
「ぎゃおすさん(仮名)は嘘つきではありませんよねっ。」と聞いてきた。 
というか、断定してきた。 
 
これなに?どういう展開? 
ワタクシにどうしろと? 
 
「いーえワタシは大嘘つきですワッハッハ〜っ!」と言いたかったが、言える雰囲気ではなさそうだったので 
「それはどういう意味ですか?」とマジメに問い返した。 
すると 
「ぎゃおすさん(仮名)は、今日私に、嘘をついていないですよね?」と言う。 
 
なんなのいったい。これって随分な言い方だと思うけど。 
 
「ついてませんけど」とムッとした声で答えたら、 
「分かりました」と言って、一方的かつ唐突に電話が切れた。 
 
ワケの分からん会話だったが、これであのシャショーとも縁が切れた。 
もう二度と声を聞くこともないでしょう。 
さっぱりした気分で時間を見たら、10分と言ってスタジオを抜けたのに45分も経っていた。 
急いで労働に戻る。 
まったく迷惑な話だが、終わったからもういいや。 
 
*************** 
後日追記:ところが終わっていなかった。 
続きは2日後の23日に。
  
 

2006/11/22(水)  文京区再び
 
ベランダ前の工事の進行予定表がポストに入っていた。 
コンクリートなんたらとか、鉄骨組み立てどうたらとか、騒々しそうな字が並ぶ。 
でも知らせてくれたので、よしとしよう。 
 
つか、も、ほんとにどうでもよくなってきた。 
慣れてきたっていうのもあるけれど、しみじみ疲れて、なんでもやれば〜って感じなのだ。 
 
どうでもいいや。 
ただぐっすり眠りたい。 
 
**************** 
ってことで、安眠の地を求めて千石の一戸建て内見。 
レトロだけど、リフォームしっかり。 
南側の家はこれまた更にレトロだが、今のところ工事中ではない(なりそうな風情はたっぷりだけど)。 
けれど日当たりが・・・。 
 
2階はまだ多少いいが 
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1階はこれだもん。 
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手を伸ばせば届く位置に、お隣のブロック塀。 
あああ惜しいけど、日当たりと静けさだけは絶対条件。 
ここもダメであった。 
 
内見した家のご近所猫さん。ピカーッ! 
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2006/11/23(木)  Uシャチョー続編
 
一昨日の女シャチョー(以下、Uシャショーと記す)から、昨日携帯の留守電に 
「入居申込書とペット飼育同意書を早く提出してくれ」とメッセージあり。 
入居申込書は仲介してくれた不動産屋に出したのとは別に、管理会社からも、ペット飼育同意書(というかペット飼育に関する質問状なのだが)と共に封書で郵送されてきていた。 
そのペット飼育同意書というのが突っ込みどころ満載&意味不明&日本語不自由でなかなか笑えたのだが、まあそれはそれとして。 
なんで断った部屋(正確には審査に通らなかったといえる部屋)の入居申込書を送らないといけないの? 
わかんねえ。 
 
もうUシャチョーとは話をしたくないので、仲介をしてくれた不動産屋に電話。 
「Uさんとお話をしましたがまとまらなかったので、申し込みを取り消したのですけれど・・・」まで言ったら、不動産屋は 
「やっぱり!」と叫んだ。 
 
驚くじゃないの。 
何なの?何が『やっぱり』なの? 
 
不動産屋の話によると、今まで何人かの人があの部屋に申し込みをしたのだが、Uシャチョーと話をした後に全員がキャンセルしてきたのだそうだ。 
「Uさんが失礼なのでやめます」という人が多く、今回もまた壊れるのじゃないかと、不動産屋も大家さんもとても心配していたとのこと。 
で、「ぎゃおすさん(仮名)にはどのような感じだったのでしょうか」と聞かれたので、一昨日の会話の内容をチクる。 
不動産屋は、Uさんが失礼だと聞いてはいたけれど私ども(不動産屋)に対してはそういうことはないので、そこまでヒドいとは思わなかったと。 
続けてなぜかワタシに内情をバラシしはじめる不動産屋。 
 
大家さんもUさんが全部話を壊すので、かなり頭にきているのだが、大家さんのお父さんとUさんのお父さんが仲が良いので、管理を切れないらしい。 
大家さんのお父さんはマンションの権利を息子(今の大家さん)に譲って今は隠居しているが、もともとあの物件は、大家さんのお父さんがUシャチョーのお父さん(同じく今は隠居)の設計で建てたマンションなのだそうだ。 
2人は昔からの仲良しで、息子さん=今の大家さんがUシャチョーの管理は問題が多いからやめたいと言っても、お父さんがウンと言わない。 
隠居したとはいえ、お父さんの意向を無視して息子さんが勝手なことはできないと。 
 
でもってUシャチョーのほうは、設計士だったお父さんの会社を継ぎ社長になった。 
代替わりしてから設計はやっていないが、管理物件を多数かかえている、それなりに大手の管理会社だ。 
普段は入居に関しては社員が担当しているのだが、ワタシが申し込みをした部屋は、 
「父が建てた、父のお友達の大切な物件だから!」と、シャチョー自らが出てきて張り切ってしまう。 
それで、話しがみんな壊れる。 
 
でもって不動産屋によると、 
「Uさんはお嬢さんで、苦労なく社長になったせいか、私たちには丁寧なんですが上からの目線でモノを話す人らしくて・・・。 
誰でも知っているような大企業にお勤めの人とか、公務員とか、そういう人だったら嫌な思いなど何もせずに、すんなり契約になるんです。 
でもそういう雛形のようなお客さんは、めったにいらっしゃいませんから・・・。 
・・・・・・・・・(沈黙)・・・・・・・・・・ 
すみませんでした・・・・・・」 
 
いやあのアナタに謝っていただかなくても〜。 
不動産屋は親切だったし、落ち度はない。 
「シャチョーが何を言ったとかはもういいんですけれど、ただ、そういう経緯があって申し込みを取り消しますと伝えたはずなのに、申込用紙を送ってほしいと連絡があったからどういうことかなって思って電話しただけです〜」 
そう伝えると、確認しますと言って電話が切れて、30分後、折り返しかかってきた。 
 
不動産屋によるとUシャチョーは、「入居させてもいい。なので早急に申込用紙を送ってもらいたい。」と言っているらしい。 
あの・・・。 
そんな気はしていたが、ワタクシタチ、やっぱりぜんぜん、会話が成り立っていなかったのね。 
はは。あはははは〜。 
脱力しつつ、 
「お部屋はとても良いのでワタシも残念ですけれど、Uさんとはもう話をしたくないし関わりたくないです。やめますとお伝えください。」 
とお願いした。 
 
不動産屋は、「そうですよね・・・」と、小さく呟いただけであった。 
 
**************** 
らくちゃん、小さくて可愛い♪ 
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上半身しか見えていなければ、まるで小さい猫。 
 
ぶっとい胴体のわりには隙間に入れる不思議 
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ほんと痩せっぽちに見える。らくは胴体は太いが脚は細い。そのせい?
  
 

2006/11/24(金)  猫の気配が
 
猫の気配がする。 
 
部屋の中に一人でいたら、猫が私のすぐ後ろを歩いていったような気がした。 
この部屋の猫はラクシュミーしかいないので、押入れの防音シェルターの中で眠っていたらくが起きてきたのかと振り向いたのだが、誰もいない。 
それから何度も、隣の部屋の隅を歩いていたり、台所を横切っていったり、あちらこちらで猫の気配を感じる。 
姿は見えない。 
らくは防音シェルターの中で眠ったまま。 
 
いっちゃん? 
王様降臨か? 
でも、なんとなくだけど、いっちゃんじゃないような感じがする。 
いっちゃんなら、ワタシには分かると思うけど・・・。 
うちを歩く猫は、ラクシュミーかいっちゃんしかいないはずなので、やっぱり王様なのかなあ。 
だけど、いっちゃんだとしたら、なんで今日はやたらと部屋を歩き回っているの? 
何か伝えてくれてるの? 
 
ああああ〜、分からん。 
ワタシは鈍い。 
 
****************** 
昨日の日記の部屋には、更に続きがあった。 
留守電に大家さんからのメッセージが入ってて 
「Uには今後一切、口を出させないし、要望があれば何でも言ってくれて構わないので入居をもう一度検討してください。」と。 
 
ううう・・・。こんなワタシにそこまで言ってくれるなんて気持ちはとても嬉しいし、こんなワタシにそこまで言わなくてはならないのは気の毒だ〜。 
あの部屋はこれといった特徴はないが、しっかりした造りで設備も良い物件なのに、4ヶ月前から空いている。 
Uシャチョー、いったい何人の入居希望者を追い払ったのだろう。 
ワタシが思っていたよりも、大家さんという商売は、なかなか厳しいようだ。 
部屋が空いている限り、維持費はかかるが利益はゼロ。 
Uシャチョーの一番の被害者は大家さんだったのか。 
 
気の毒だとは思うけれど、あのマンションの管理がUの会社というということは変わらないのだし、シャチョーが出てこなくても、間接的になんらかの形で関わることにはなるワケで。 
やっぱヤだな。 
 
と思っていたら、今度は不動産屋から電話。 
「大家さんは、ぎゃおすさん(仮名)が入居されるのを楽しみにしてらしたので・・・。 
Uには今後一切口を出させないので、なんとか考え直してもらえないかということです。」と。 
 
「先ほど大家さんからも留守電にメッセージをいただきました。」と言うと、 
「ああ。大家さん、またUに話しが壊されたことにカッとして、ぎゃおすさん(仮名)に直接電話してしまったとおっしゃってました。」と。 
ますます気の毒になったが、「お気持ちは嬉しいのですけれど、やはり止めます。」と伝えると、 
「そうですよね・・・。」と、不動産屋は今日も小さく呟いて、電話を切った。 
 
大家さんは借り手を捜してて、ワタシは部屋を捜してる。 
お互いの利害が一致してるのに、こうなってしまったのはワタシも残念なのだが、仕方がない。 
笑っちゃうほど難航している部屋探しだが、うまくいく時期はきっと来る(はず)。 
良いぎゃおすマンション(か貸家)が見つかりますように。 
大家さんに良い入居者が現れますように。 
 
****************** 
予定納税と区民税の支払い。 
あああああ〜。 
金がねえ。 
 
部屋が見つかったとしても、家移りできるのかワシ? 
 
****************** 
金ならなんとかなる! 
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2006/11/25(土)  同じ部屋に2度も・・・
 
ワタシが使っているメルアドは2つあって(どちらもフリーのメルアドではない)、ひとつは通常ネットで使っているもの。 
もうひとつは銀行とか何かの契約とかユーザー登録などに使っているもので、セキュリティのかかっていないネット上に書き込んだことは一度もない。 
毎日200通前後のスパムメールがくるが、今まではネットで使っているアドレスに届くだけだった。 
それがここのところ急に、もうひとつのメルアドにもスパムが来るように。 
しかも数が増えてきてるし。 
 
どっかの企業のサイトから情報が漏れているんじゃないの? 
メルアドが漏れているということは、他の個人情報も漏れているんじゃ? 
やだなあ。 
 
*************** 
今月一日に内見したセタガヤクのテラスハウス。 
申し込みしたもののキャンセルしたところだが、再びネットで入居者募集しているのを発見。 
しかも家賃が1万円下がっている。 
 
以前にキャンセルした理由は、主に不動産屋の対応と金銭面から。 
箇条書きにしてみると、 
○融通が利きすぎる不動産屋に不安を感じた。 
○家賃が予算よりも1万円高かった。 
○家賃は頑張るとしても、快適に住めるようにするには買い替え買い足しの必要があるものがけっこうあり、ずいぶん費用がかさみそう。 
 
大きくいうとこの3つ。 
が、家賃が1万円下がったのなら、最初のお金だけ頑張ればあとは何とかなるのでは? 
検討する価値はある。 
しかも広告を出しているのは、以前と違う不動産屋だ。 
さっそく電話してみよう。 
 
と、不動産屋の名前を見てみれば・・・ 
中野駅の、例のあそこだ〜! 
 
エレベーターなしの雑居ビルの5階で。 
店内にはアニメのフィギアがいっぱいあって。 
担当してくれたお兄さんの携帯の着信音が『ご主人様、お時間です♪』で。 
物件を見に行ったけど鍵が見つからなくて内見できなくて。 
その頼りないお兄さんは猫飼い。 
 
という、あのちょっと怪しかった不動産屋だ。 
 
どうしよう? 
聞くだけ聞いてみるか。 
 
ということで、さっそく電話。 
前に内見に連れて行ってくれた、頼りない猫飼いのお兄さんとは違う人が出た。 
まず、このテラスハウスに関しての以前の経緯を話す。 
前に申し込んだことがあるが、不動産屋の対応に不安があったこと、ネットに載っていた情報と実際が違っていて入居に際しての費用がどんどんかさんでいったので、無理かなと思いキャンセルしたことを伝た。 
それから、しかしお部屋はとても良かったので家賃が1万円下がったのなら再検討したいと。 
 
それからけっこういろいろと中野の不動産屋(今後はアニオタ不動産と書く。アニオタ社員が一人いるだけなのだが)と話しをしたのだが、以下、概要。 
 
○そのテラスハウスは決まった管理会社がなく、入居者を世話した不動産屋が継続してその部屋の担当となる。 
○しかし7世帯中5世帯はアニオタ不動産で担当しているので、ほとんどの入居者のことは知っている。 
○大家さんとアニオタ不動産は仲が良いので、何かあるとアニオタに連絡や相談が来るから、アニオタがメインで管理しているようなもの。 
○ワタシが以前に申し込みをしたときは新宿の不動産屋だったのだが、その話も聞いている。 
新宿の不動産屋は、入居希望者(つまりワタシ)が連帯保証人会社の審査に落ちたと言っていた。 
(事実は違う。こちらへの確認がないうちに、いきなり保証人会社から留守電にメッセージが入っていた。 
どういうことかまず不動産屋に連絡をし、いろいろあってワタシからやめたので、保証人会社には審査どころか電話一本してないし、書類も送っていない) 
 
アニオタ不動産は、「そういうことだったんですか、新宿不動産が言っていたのと全然違いますね〜。」と驚いて、「事情は分かりました。説明すれば大家さんも納得されるでしょうし、もう一度申し込みされますか?」と。 
そこで、必要事項を再確認。 
 
ワタクシ:ペットを飼う場合は敷金が3ヶ月になると言われましたが? 
アニオタ:2ヶ月のままでいいです。そのかわりというか、2ヶ月償却になります。 
(けっこうイタイ。いくら綺麗に使っても1円も戻ってこないってことだが、まあ仕方がないか。) 
 
ワタクシ:窓ガラスが全部曇りガラスですけれど、好きなだけ透明ガラスに代えてもいいと言われましたが。 
アニオタ:そ、それはダメです!あのテラスハウスを建てるとき、西隣の家との話し合いで、窓は透明じゃないガラスにすると決まったそうなので。ただ、そこ以外の窓でしたら、透明にしても大丈夫でしょう。 
(西側の窓はらくが一番気に入りそうな景色なので透明にしたかった場所なのだが、まあ他がいいのなら良しとしよう。) 
 
ワタクシ:お向かいのアパートもその前のアパートも、人気があまりないのですけど。 
テラスハウスと同じ大家さんだということなので、建て替えの予定などがないか聞いていただけませんか? 
アニオタ:・・・え?大家さん、同じじゃないです。テラスハウスの大家さんは、そこだけしか持っていません。 
ワタクシ:え? 
アニオタ:新宿不動産がそう言ったのですか? 
ワタクシ:はい 
アニオタ:ぜんぜん違います! 
 
ワタクシ:テラスハウス内で住人同士の音のトラブルなどは今までなかったと聞きましたが。 
アニオタ:それは・・・正直に言いますと、音のトラブルはあります。 
での確かあの部屋はなかったと思いますけど・・・。ちょっと図面を確認しますのでお待ちください。 
ああ、あの部屋はお隣との境はバスルームやトイレや階段になってますね。 
お隣は、玄関とやはりトイレとバスルームです。 
お隣と、そのまたお隣とは部屋同士が壁一枚ですので、ときどきトラブルがね・・あるんですよ・・・。 
 
ということで、新宿不動産がいかにデタラメなことばかり言っていたかが明るみに出てしまった。 
アニオタは新宿不動産に対して不信感を持ったようで、担当者の名前とか、他に何を言われたかを聞いてきたが、忘れてしもた。 
しかし新宿不動産の株が下がるほど、なぜかワタクシの信用度は上がったようだ。 
 
ひととおりの確認事項を終えて、その場で電話で申し込み。 
すぐにFAXで申込用紙が送られてきたので、記入して即送信。 
ちなみに今度は、新宿不動産と違って、「名前と住所と生年月日だけ書いてくれれば、あとはうちで適当に埋めておきますから〜」とは言わなかったので、全部自分で記入した。 
 
同じ部屋に、2度も申し込みをするなんて。 
しかもアニオタ不動産屋だ! 
(今日の人はハキハキしゃべってアニオタっぽくなく、愛想の良い、若干だが調子の良い感じにも聞こえる、いかにも不動産屋の営業って感じの人だったけど) 
 
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二度目の正直?だいじょうぶ? 
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2006/11/26(日)  審査突破
 
アニオタ不動産屋から電話あり。 
テラスハウスの審査に通ったそうだ。 
 
はやっ! 
 
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ね。胴体のわりに脚が細いの。 
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2006/11/27(月)  本日は契約なり
 
テラスハウス前でアニオタ不動産と待ち合わせをして、部屋の寸法と窓の高さを測ったあと、契約のためにアニオタ不動産へ。 
途中で銀行に寄ってもらい、お金を降ろして、ぱしっと現金で支払った。 
書類にぽんぽん、いっぱいハンコを押す。 
 
銀行残高の数字を見たときには、何もない砂漠を風が吹き抜けていく光景が脳裏に浮かんだが、今の部屋から脱出できるなら砂漠もパラダイス。 
部屋の契約は12月1日からにしたけれど、仕事の都合で引越し日は12月4日になる。 
 
帰宅後。 
今度こそプロレス運輸に見積もりしてもらおうと思ったら、いくら電話しても出ない。 
おっかしーなーと検索したら、倒産していたー! 
正確には『倒産同様の状態』らしいが、とにかく業務はやっていないもよう。 
 
面倒くさいので、前回お願いしたアート引越しセンターに電話。 
9月に見積もりに来てもらっているので、モノは増えていないからとそのときの見積書と室内写真を、メールでアートの担当者に送る。 
 
カ〜ン! 
さあ、ここからが戦いです。 
敵はいきなり、27万とか25万とか言ってきた。 
キョーレツな先制攻撃。 
おどろいたーっ! 
 
が、ぺんぺん草も生えない砂漠の預金残高のワタクシとしては、驚いてばかりもいられない。 
反撃する。 
が、ワタシは駆け引きがものすごくヘタ。 
百戦錬磨のアート営業人は、ちび〜りちび〜りとしかマケてくれず、「限界です。」なんていいやがった。 
限界宣言、早すぎるだろーっ! 
 
うちは2年前にもアートさんで引越ししてるんですよ、お得意さんですよ、そのときは10万だったのに何で今回はこの金額? 
そう言うと、上司と相談しますといって電話が切れた。 
 
でもって15分ほどで再びかかってきて 
「13万で。もうこれ以上は本当に無理です。13万でも本来は無理な料金なんです。」というようなことを、涙ながらにおっしゃる。 
ちなみに今回の担当さんは女性で、ワタクシは女性を泣かせるのはとってもイヤなので、それで手を打った。 
ワタシが「じゃ、消費税込みにしてくださいね。」と言ったら、担当さんは「ひいええええ〜」というような空気音を発し、涙声で「叱られます・・・」と言いつつ了承。 
彼女をいじめるのは不本意なのだが、すまん、うちは本当にビンボ砂漠なの。 
 
という経過をくりくりに報告したら、 
「泣き声〜?お芝居だよ。相手は営業だよ。」 
 
・・・・・え? 
そうなの?
  
 

2006/11/28(火)  家移り日、変更
 
朝起きたら、らくは押入れの中。 
夜まで出てこなかった。 
今日の工事の音は『並』って感じで、特にうるさかったわけじゃないのに。 
 
 
しこいわしも食べない。 
前によく食べたのは丸ごとだったが、今日のは頭がなくて開いてあるやつだった。 
そのせい? 
お刺身用なのに。 
夜になったらカリカリ食べて、ダダダと走って滑空しているので、元気だと思うけど。 
 
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今回はイエヤマネコの移動にペットタクシーを頼むことにしたので、その手配。 
それから電気ガス水道電話ネットの移転手続きをネットで。 
全ての手続きが終わって5分も経たないうちに、仕事先から電話。 
引っ越し日の4日が労働になってしもた。 
しかたない、5日に越すしか。 
 
手続き&手配を全て、もう一度やり直し。 
まず4日の予定を取り消して5日に変更するので、ネットだけではできなくて電話もかけたりと、最初よりもめんどくさい。 
アートにも電話。 
5日に変更しても料金は変わらないそうだ。 
 
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至福のとき 
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至福なのはラクシュミーじゃなくて、くりくり。
  
 

2006/11/29(水)  爪みがきがいっぱい
 
アートからダンボールが届く。 
中20、小20。 
足りないと思うけどなあ。 
2年前で、たしか中20個、小30個だったような気がする。 
 
見積もりのときにそう言ったのだが、アート見積もり人(女性)は、 
「そうですか〜?足りると思いますけど〜。足りなかったらお電話ください。」と。 
 
ラクシュミー、届きたてのダンボールで、さっそく爪を研ぐ。 
 
 
キバはカイヌシの手で研ぎます 
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おまけ 
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2006/11/30(木)  いつかあちらで
 
かつてよく一緒に仕事をさせてもらってた映画監督が、昨日亡くなったと知った。 
すごく変人で、恐ろしく頭のいい人だった。 
独特のセンスで、鬼才(奇才)と呼ばれていた人だった。 
暗くて、淫靡で、美しい画を撮る監督だった。 
『暗い』というのは二重の意味で。 
作品の精神的な暗さと、照明が抑えられているという物理的な暗さ。 
あんまり画が暗いので、メイク必要ないじゃんと何度も思った。 
 
その暗く美しい画を撮る監督は、朝から深夜までの撮影が続いてもまったく平気そうで、元気だな、かなわないなあと思っていたのに。 
 
一昨日は、知り合いのプロデューサーが亡くなったと聞いたばかりだ。 
前日まで普通に仕事をしていたそうだ。 
まだ若かったのに。 
 
もう会えない。 
実感がない。
  
 

 2006年 11月  

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