ぎゃおす王国記・ラクシュミーの王様への道

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 2004年7月 

2004年07月1日(水)  山猫とエアコンのいい関係は?

晴れた夜空にきれいな満月。ルナパワーでノルアドレナリンをどばどば出して、幻覚でもいい、いっちゃんに会いたい。うおーうおーと月に向かって吼えながら帰宅して、カレンダーを見てみれば、あらやだフルムーンは明日じゃないの。

今日届いた老猫会のメルマガに、エアコンについて注意を促す内容があった。
先日2頭のラブラドールと一緒に仕事をしたが、ついてきた訓練士さんはベテランで、その道では有名な人だそうだ。彼の話と老猫会のメルマガがオーバーラップし、ひやりとした。
『犬達は外で暮らしている。室内で飼うと冷暖房完備に慣れてしまって、気候に合わせて身体を調節する能力が鈍くなる。そうなると、毎日の散歩が身体にとっての大きな負担になってしまう。暖かい室内から寒い外へ、涼しい室内から暑い外へ急に出ると、身体が追いついていかなくてストレスになる。』
犬は散歩に行くし猫とは違う生き物だし、まったく同じに考えることはできないと思う。 しかも彼の犬はみな大型犬で、小型犬ならまた別のようにも思う。違う考えの人もいるかもしれない。
しかし生き物という大きなくくりで見たら、ヒトも含めて共通する部分はあるような気がする(南極で暮らすペンギンを熱帯で飼うなどの、極端な例は除く)。
犬や猫やヒトは、ある程度までならその土地の気候に身体を合わせて順応できるはず。ずっとそうやって生き延びてきた。冷暖房完備の環境なんて、ヒトにとってもせいぜい数十年の歴史しかない。夏に寒いほど冷房したり、冬に汗ばむほど暖房するのは不自然なことだなと改めて思った。
だからって気温が30度以上の日に、エアコンなしでらくを留守番させる勇気はないが。コンクリートじゃなく土があって草や樹がある、風の通る場所ならいいのだけれど。
セタガヤのマンション閉じ込められ猫は、自分で探しだせる涼しい場所にも限界があるし。
日本の東京あたりなら、もし自然がいっぱい残ってて人口がこんなに多くなかったら、ヒトもこれほどエアコンに頼らなくて暮らせるだろうな。
身体と気候の折り合いを付けるのは、都会では難しい。それは気が付かないうちに、身体のストレスなっていそう。都会病だ。
らくのエアコンとお留守番も、もう一回慎重に考えてみる。


2004年07月2日(金)  虫取る猫

らくが部屋の隅で不審な動きをするので見てみたら、虫がいたそうだ。
くりくりが、らくは虫退治の役に立つと言う。いっちゃんは目の前の虫にもまったく関心を払わなかったので、ここはラクシュミーが得点をあげた。
勝負じゃないんだけどね。
らくは虫をちゃいちゃいしても、喰う気配はない。飢えを知らないマンション猫だ。


2004年07月3日(土)  警戒警報マックス

私は労働で留守にしていたが、某私鉄会社の人が部屋の写真を撮りに来た。確かに人が住んでいる証拠として、立退き料の見積もりを出すための参考資料にするそうだ。 
らくは最初は宅急便の人と思ったようで畳の部屋の入り口から眺めていたら、知らない男の人が3人もどんどん部屋の中に上がってきて、そのうちの一人に「ちっちっち」と言いながら人差し指を差し出され、ものすごい勢いで押入れ上段のタンスの天辺まで非難したそうだ。
某私鉄会社の人達が帰ってからも、30分は出てこなかったらしい。
らくはうちに来た頃から、警戒警報マックスのときに逃げ込む場所が変わらない。

写真:警戒警報レベルゼロ時のらく


2004年07月4日(日)  宅配便と押入れの上段

今日は休みだ絶対にゆっくり寝るのだと決心していたのに、朝っぱらから猫メシの宅配便がきた。今日届くように注文したけど、午後便を指定していたはず。そう言うと、「近くまで来たものですから」と。この暑い中をエレベーターなしで荷物を4階まで運んでくれた兄ちゃんに、それ以上の文句は言えなかった。

猫メシは、合計で3箇所から配達されてきた。玄関先に積みあがるダンボール。
玄関ブザーが鳴るたびに、らくはいちいち押入れの上段へ。昨日のショックがまだ抜けてないらしい。いっちゃん以上に臆病だよ〜、どうすんだ引越し、大丈夫かあ〜!?

写真:いつの間に、こんなにでかくなったのだ。机からはみ出している・・・。


2004年07月5日(月)  炊飯器

夜中に労働から帰宅すると、炊飯器が壊れたのでメシが喰えないと、くりくりが訴えてきた。
それで?この時間まで食べてないわけ?
・・・・・
あのね、ご飯は鍋でも炊けるのよ。はじめちょろちょろなかぱっぱって聞いたことない?
とっとと米を無水鍋に移してごらん。つうか、大人なんだからさあ。あああっ、とほほ〜・・・。

壊れた炊飯器は17年もの。今ではなかなかお目にかかれない丸くて正しい炊飯釜の形で、骨董品の風情さえある。たった17年だけど、家電の進化は早い。
私が今の職業を始めたばかりの頃、本業の仕事が少なかったので、銀座でホステスのバイトをしていた。ある日たまたま座ったテーブルのお客さんが○芝の人だったので、軽い気持ちで「炊飯器がなくて不便をしている。ちょーだい」と言った。初対面どころか、初めて店に来た人だったので、もちろん本気じゃない。その人は「いいよ」と言って、私の住所を聞いた。一人暮らしなら教えなかったが、その頃私は父と同居してたので本当は炊飯器はあった。一人暮らしをしていたくりくりの部屋になかったので、ちゃっかりくりくりの住所を教えたのだった。
それでも、私は本気じゃなかった。飲み屋での責任のない、軽い会話だと思っていた。
しかしそれから2週間ほど経って、本当にくりくりの部屋に炊飯器が送られてきた。それが今日壊れた(らしい)、後にも先にもホステス時代の唯一のもらいもの。充分に元は取ったというか、元はタダだしなあ。よく働いてくれたものだと感謝する。
送ってくれた○芝の人には、店であったらお礼を言おうと思って電話もしなかった。しかしその人は、それから一回も店にくることはなく、私もそのうち本業が忙しくなったので店をやめた。
それっきりになってしまった。・・・ひどい。
その人、次は何をねだられるのかと怖くて店に来れなかったのかもしれない。重ね重ね、すまんことです。

それにしても新しい炊飯器は買いたくない。家電にはどうも物欲が湧かない。洗濯機や電子レンジは母が買ってくれたもので、そうじゃなかったら持っていない。
そんなお金があったら、本が何冊、CDが何枚買えるとか計算してしまう。ご飯は鍋で炊けるのだから、しばらくはいらないや。

写真:去年の12月、今よりお腹のたるたるがマシだったラクシュミーと炊飯器とくりくり


2004年07月6日(火)  肉より魚

労働トライアスロン終了。数日したら次の小波がくるので、この隙にあれこれやろうと思っていたのに、らくの寝姿をへらへら笑っているうちに1日が終わった。

今日はファックスが挙動不審になった。ディスプレイにどことも知れない、摩訶不思議な言葉を点滅させ続けている。壊れるな〜!仕事で必要なのも、せいぜいあと1〜2年の気がする。それ以降はみんなメールでやり取りできそう。それまで踏ん張ってくれ。

らくや、以前は好きだったナチュラルバランスのチキン缶はもう食べないことにしたのかい?アズミラのターキーも嫌いになったんだね。ディーンズのアヒルとウサギもいまいちですか。おお、前は一口も食べなかったワンフー缶を喰ってるぞ。
子供の頃は肉系が好きだったのに、すっかり魚ラバーに趣旨変えですね。日本の猫だからまあいいけれど、好き嫌いしないでいろんな物を食べてくれ。


2004年07月7日(水)  虫喰う猫

机でPCをいじっている私の足元で、らくが頭をぴこぴこ振っている。
なんだなんだ、怪しい動きだ。抱き上げたらくの口びるに、体長3mmほどの鮮やかなグリーンの虫がくっ付いていた。
ひいい、くりくりティッシュティッシュ、早く早く〜!とやっているうちに、くちゃくちゃごっくんと鮮やかグリーンは山猫の口の中に消えていった。
ひええ〜、らくや口を開けろ〜!!
・・・遅かった。口腔内には何もなく、きれいに空っぽ。
らくや、美味しかったかい?それとも蛋白質が足りないのとでも?そんなバカな〜。

写真:無理やり乗せると乗っている大理石マット。でも3分が限界。ウルトラマンですかあ?ひんやりして気持ちいいだろ?いいはずなのに・・・。


2004年07月8日(木)  暑いより熱い/ケー

らくを保護してくれていたYさんに送る写真をプリント。サン○サプライとうちのプリンターの相性が悪いらしく、どう設定しても変なミシン目が入ってしまう。
プリンターメーカー純正の用紙なら綺麗にできるので、買い足しに外出したり一緒に送らせてもらう少しばかりのフードの準備をしていたりで、なぜか真夜中になってしまった。なぜだろう。

あまりにヤケクソな暑さに(セタガヤで約35℃)、くららさんちのクッキーちゃんマリンちゃんが軽い熱中症に。エアコンが壊れて止まってしまっていたそうだ。発見が早かったので大事には至らなくて、本当に良かった。
山猫の留守番とエアコンの関係を再再考せねばと焦ったが、らくは戸を取り払ってワンルーム状態の2DKをウロウロとして、それなりに自分で工夫している様子。この暑さもわりと平気に見える。エアコン部屋より風呂場のタイルのほうがいいらしいが、しかし昼間の一番暑い時間を、一番暑いサウナ部屋のベッド+畳んだマットレスのてっぺんで過ごすのはどういう訳か。

風呂場で涼む猫の話はあちこちで見聞きしていたが、「うそだろ?」と疑っていた。いっちゃんが自ら風呂場に足を踏み入れたことはなかったから。ところがらくは、しっかり入り浸っている(主に夜間)。猫って風呂場で涼む生き物なんだ。この目で確認して納得した。

昼間ケー一回。ご飯よりも水がたくさん出た。初めてのケース。だいじょぶか〜?


2004年07月9日(金)  手渡し宅配便

いつもは私の股の上で寝ているらくが、今日は早朝からお風呂場のタイルの上。無理もない。

去年はエアコン大好き猫だったのに、今年はどうも避けている。去年は子猫で、体温調節が上手くできなかったから冷房が良かったのか。今年は自分で調整するよということですか?
元気にご飯を食べて、暑くてぐったりでもないようだし。もっとも遊ぶのは夜になってからで、昼間は寝てばかり。まあ無理もない。

らくを保護してくれてたYさんへの荷物を今日発送するつもりだったけど、考えてみれば今日行く打ち合わせ先は渋谷でYさんちのすぐ近く。たいした重さじゃないし、直接持っていくことにした。
約1年ぶりでお会いするYさんは、変わっていなかった。荷物を受け取ってもらっただけで口には出さなかったが、彼女の顔を見ながら、らくとの出会いをありがとうと心の中で感謝をした。


2004年07月10日(土)  滝ケー/猫草タケ

猫缶を食べたらくさんが、スピーカーに飛び乗りケー。滝ですか?
次にタワーに飛び乗り、ケー。スプリンクラー?
高いところからはおやめになってとお願いしたら、洗ったばかりのフロアマットの上でケー。
日本語が通じるようになってきたね。賢いね!ありがとう!
でもさ、わざわざ3回に分けて(らくケーは、たいてい3回でワンセット。いっちゃんと同じでひやひやする)、全部違う場所でする必要がどこに?

猫草の中に正体不明のキノコが生えていた。1週間くらい前にも生えていたので削除したけど、また発生していた。
らくが食べたらいかんので、今回も速攻で削除。
しかしこれは、なんなんだ。胞子が飛んできた?ベランダに放置してある木の椅子には前からキノコが生えているけど、 これとは明らかに種類が違う。誰か教えて〜。


2004年07月11日(日)  玄関先の幸せ/ケー

朝起きたら、お風呂場に2箇所のケー。昨夜もしてそれからまたして、いくら中身は大量のご飯とはいえ、回数が多すぎる。しないときはしばらくしないが、続くときは続く。胃や食道が荒れるのも心配だし、元気はあるけど、今日もしたら明日病院に行こう。

帰宅途中、深夜に神社の境内を横切りながら、1年前の今頃のことを思った。
生まれ変わったいっちゃんが帰ってきたかもしれないと、いちいち草むらを覗き込みながら歩くので、小さい境内だけど抜けるのに時間がかかった。でもどんなに捜しても猫の子一匹見たことはなく、蚊に刺されたところをぼりぼりかきながら、諦めきれない気持ちを引きずってダラダラと家に向かった。
もしかしたら間違えて、違う神社で待っているのかもしれない。そう思ったらじっとしていられなくなって、自転車でセタガヤの神社廻りをしたけれど、いっちゃんはどこにもいなかった。
丸々太って首輪をした、明らかに可愛がられているらしい飼い猫が駆け抜けていくのを見かけたくらい。
今日も会えなかったとがっかりして、いっちゃんのいない部屋の玄関を開けたくない、でも帰らないわけにはいかないし・・・どんよりと帰宅の毎日。

今は神社の境内は、とっとと早足で通り過ぎる。猫神様(勝手にそう決めた)の前で立ち止まってお祈りして、済んだらまた小走りで帰る。
急いで玄関を開けと、らくがドアの内側で待っててくれてる。くそう、可愛いじゃないかこのやろう〜おおお!あああ、幸せだなあ。毎日の帰宅が楽しくて嬉しい。
神社廻りには行かないし、用事がなければ外出しない。らくと家にいるのがいい。

くりくりは出迎えしてもらえないので、らくに懇願している。「オレが帰ってきたときにも歓迎してくれよ〜。無視しないでくれ〜(半泣)」
はっはっは。らくは私が帰宅したら、猫缶がもらえると学習しているんだよ。
ドアの内側で待つ山猫の言葉を翻訳すれば「お帰り!猫缶お帰りなさい!早く早く〜!!」
らくが歓迎しているのは、たぶん私じゃなくて猫缶やお刺身。ま、可愛いから何でもいいや。

ケーは朝からないので、ひとまず様子見。明日の病院はなしにする。

写真:お待ちかねの深夜の猫缶


2004年07月12日(月)  半目の日

可愛い可愛いらくさんが、半目で眠って瞬膜がちょっと見えてて、世にも恐ろしい顔になっています。
こういうことはよくあるけれど、今日は全面的に見るたびに半目だ。だいじょぶか〜?

いっちゃんは年齢を重ねるごとに肉球の間の毛が伸びて、だんだんぼーぼーになった。長毛さんとは比べ物にならないが、らくはすでにぼーぼーだ。


2004年07月13日(火)  かおりんウサギ

かおりんが育てて収穫したキャットニップを、らくにいただいた。
かおりん手作りの可愛いウサギの編みぐるみもいっしょ。
以前、市販されているキャットニップのネズミを買ったときには思い切り無視で全然遊ばなかったのに、かおりんウサギは噛んで蹴って引っ張って、放り投げては追いかけての大興奮。ひどい・・・。ギャクタイだ〜。

キャットニップの葉っぱをそのまま少しだけあげたら、もぐもぐ食べちゃった。らくにはキャットニップは効かないと思っていたけど、新鮮獲れたてなら大好物らしい。
らくはマンション閉じ込められ猫なので、刺激になる楽しいが増えるのはとても嬉しい。 かおりん、ありがとう!

淡いピンクの色も可愛らしいウサギの形も、かおりんそのものみたい。会ったことはないけれど、ウサギに彼女の優しさが現れていて、良く知っている人のような気がしてくる。
ネットがなければ接点がなく、知り合うことができなかった人。
この縁もいっちゃんの御利益で、らくが楽しいを満喫している。


2004年07月14日(水)  似ていない

すげー顔だ・・・
念のため言っておきますが、私とは似ていません。


2004年07月15日(木)  似てきた

今日は携帯が鳴らないなと思ったら、電源が切れていた。自分でオフにすることはないので、不思議に思いながらも電源を入れようとしたが、画面は真っ暗なままでうんともすんとも言わない。
ち。壊れたか。
そういえば妹の美帆ちゃんが、二人ともドコモなんだから家族割引が使えるじゃないと手続きしてくれて、7月分から適用されると知らせてくれた。
割引きしてやるから、いい加減に新しい機種を買えとのドコモからのメッセージ?
だいたい電話なんてうるさくて好きじゃないが、ないと仕事に支障があるので、ドコモショップに自転車を走らせる。
お店で「電源が入らないっ」と思い切り訴えたが、ドコモ兄ちゃんがちょいちょいといじったら、すんなり画面が明るくなった。
あら。良かったが、ちょっとバツが悪い。
「さっきまでは入らなかったんです、ほんとーですっ」ときっぱり言いきりながら、兄ちゃんの手元を見て、声がフェードアウトする私。電源ボタンじゃないとこ押してた・・・。そりゃ、入らねえよ。
「あの、電源ボタンを間違えてました・・・」。告白したが、かなりバツが悪かった。

しかし勝手に電源が落ちたのは間違いないので、電話機をお店で調べてもらったが異常は見つからず、修理センターに送って検査しますかと聞かれた。保障期間はとっくに過ぎているので、もし何かあれば修理代がかかるそうだ。
むむう。検査しなくてもこのまま使えるならいいいけれど、勝手に電源が落ちるのが繰り返されたら不便だ。かといって修理になったら、いくらかかるんだ?代替機も面倒だ。
迷って目を泳がせていると、視界に『機種変更:105円』の文字が。これこれこれください!検査して修理するなら105円のこっちにします!叫ぶ私に、ドコモ兄ちゃんはニッコリ笑って、「そのほうがいいと思います」と賛成してくれた。

お店の中で、一番安い105円。2つ前の機種だけど、130万画素のカメラがついている。偶然にも今の機種と同じメーカーなので、操作も楽だと思う。きれいな濃いブルーで、一番安いけど一番好きなデザインだ。
いいことずくめじゃん♪うっしっしと手に取ったら、ずっしり重くて分厚かった・・・。それでも余りあるお得感。100円ショップでデジカメと携帯電話を買ったようなもんだ。しかもそれさえも、ポイントで払ったのでタダである。
へらへら喜んでいたら、事務手数料2100円は現金でと、満面の笑みで請求された。
・・・。ま、それでも充分に安い。
もしかして日本は、物価が高くないのかも。特にデジタルデバイス系はそう思う。お金持ちじゃなくても、PCも携帯も持てる。
初めてのカメラ付き携帯が楽しくて、さっそくらくを撮ろうとしたが、部屋の電気の下では変な色になってしまって綺麗じゃない。明日の朝、労働に行く前に実験するぞ。

同じ茶トラ白でも、いっちゃんとラクシュミーは全然違うタイプだと思っていた。性格も違うし、顔も違う。
らくがうちに来たときは爺さんくさいヨーダのようで、まるで天使だった赤ちゃんいっちゃんとは比べようもなかった。
それが最近、だんだん似てきたような気がする。いっちゃんそっくりの表情をすることがあって、どきっとする。
らくは成長するにつれて、子供みたいな顔になった。moomamaのmooちゃんは、小さいときには子猫のイタイケさに欠けていたけど(mooちゃん、ゴメン)、18歳の今は少女のような愛らしさ。らくも同じタイプかな。
それとも私が育てると、いばりんぼうで内弁慶の同じような顔になるのかも。あるいはらくを見慣れたせいで、可愛く見えるようになっただけ?
なんでもいいや。私にとってラクシュミーは世界一、いっちゃんは宇宙一のカワイコちゃん。

だんだん似てきたいっちゃんとらくだけど、決定的な違いは寝姿。
夏も冬も昼も夜も、いつでもおっぴろがって寝ているらくさん。布団が敷けないので抱いて移動させると、降ろされた場所でそのままおっぴろがって寝ている。
あの、ちょっと言いにくいですが、それもう飽きました。面白いけど、たまには違うネタが見たいです。


2004年07月16日(金)  メールに注意

昨日の携帯話の書き忘れ。
新しい電話機に、アドレス帳とメールのデータを移してもらった。いらなくなったメールはどんどん削除してしまうのだけど、いっちゃんのお世話をしていたときに、くりくりとやり取りしたものは残してある。
ドコモ兄ちゃんが「メールの確認をしてください」と言いながら新しい電話機を操作すると、受信メールの件名一覧がばばばっと表示され、そこには
「うんこ」「うんこ出た」「刺身」「Re:うんこいっぱい」「ケー!」「うんこ出ない」「おしっこたっぷり」「Re:王様のうんこはいいうんこ」etc、etc・・・
ドコモ兄ちゃんの手の動きが止まり、沈黙が流れる。数秒後、「よろしいですか?」と冷静な兄ちゃんの声。
はい大丈夫ですと、震えぎみの私の声。
ひいひいひい、笑いを堪えるのは苦しい〜。もしかして兄ちゃん、誤解をしただろうか?
もっとエグい件名のメールをやり取りしている人はたくさんいるだろうから、慣れてて何とも思わないかな。
でも次回の機種変更のときにまた笑いを堪えなくてもいいように、メールをPCに転送して保存しなおした。

昼間、大雨で雷まで鳴ったそうだが、窓のないスタジオにこもりきりだった私は全然知らなかった。
らくは大きな雷音に怖がる様子はなく、窓から不思議そうに外を眺めていたらしい。

写真:らくもだいぶデカくなったが、抱っこするといっちゃんより小さいのがよく分かる。ま、元気で健康ならすべてよし。


2004年07月17日(土)  プールの怪奇現象

今日は休みでゆっくり寝たはずなのに、一日中眠くてだるい。暑くて何度も目が覚めたり、バターを買っておけばよかったと後悔する夢を見たりで、睡眠時間は長くても熟睡してなかった感じ。もしかして疲れてる?

すっきりしたくて、ダルダルのお尻を持ち上げてプールに行ってきた。水の中は気持ちよくて水中で暮らしたいくらいだけど、土曜日のスポーツクラブは混んでいる。
私が端まで泳いでターンした瞬間に、泳ぎだす男がいる。人がいるときには気をつけてゆっくりターンするので、ぶつかるのはなんとか回避するが、そこで足をつくしかない。その男の後ろを丸々25m、無理にゆっくり泳ぐのは疲れるし、追い越しは失礼な気がしてしたくないので、男が充分先に行くまで待ってから泳ぐ。向こう端についたときには、ちょうど男のすぐ後に私がいるような感じになる。
その男は25mで熱中症の犬のようにハアハアして休むので、私はターンして自分のペースで泳げる。往復して男が休んでる端で来ると、また私がターンした瞬間にそいつが泳ぎだすので、私は足をつくしかない。
それが毎回繰り返されて、疑問が湧いた。わざとか、無神経ゆえの偶然か?
遅い人が速い人のターンの直前に泳ぎだすのはよくあることで、気がつかないだけで悪気はないし、待てばいいだけ。だけどその男は、私のターンに合わせて泳ぎ出すとしか思えないタイミングを延々やっている。
うざったいので隣のコースに移ったら、なんていうことだ、そいつも速攻移ってきた。なんなんだ〜!!
くそう、白黒はっきりつけてやる。男が立って休んでいる端まで、あと5m・・・そいつは泳ぎだす構えをした・・・あと3m・・・顔を水につけた・・・1m前で突然私が泳ぐのをやめて足をついたら、そいつもびっくりした顔をして水から立ちあがり、こっちを見ている。
わざとじゃん。

私が端まであと1mのところからUターンしたら、慌ててそいつも後ろから泳いできたが、追いつくはずないだろー。私はいくらでも泳げるが、すごく速いわけじゃない。しかしそいつみたいに、溺れてもがいているマングースのようでもない(と希望)。
てめー、ワタクシの前を泳ごうなんて100万年早いんだよっ!おとといきやがれと余裕で5m以上の差をつけてターンして、ちらりと後ろを見たら、そいつはいなくなっていた。
けっけっけ、せいせいした。しかし不思議だ。
そいつは顔も知らない男で以前に会ったことはなく、いじわるされる覚えはない。勝手に私と勝負してたのか?泳ぐペースがあんた並みだから後ろにいたんじゃなくて、かなり待って泳いだから端に着いたときに後ろにいたんだよっ。
どういうつもりだったのか意味不明だが、愚民め、身の程を知れ。
いつになく攻撃的で、しかし気分良く泳ぎながらプールサイドのジャグジーが視界に入ったら、そいつと目が合った・・・。なんなんだ〜!!

あ、らくは変わりないです。食べて遊んでおっぴろがって寝て、いつも通りでネタがない。


2004年07月18日(日)  花火大会

部屋の窓の遠く向こうに、多摩川の花火大会が見える。私はいなかったが、らくとくりくりは仲良く花火を楽しんだそうだ。

写真:ベランダでいちゃつく山猫とくりくり


2004年07月19日(月)  猫草タケ再び

夜の12時半に帰宅したら、台所の電気しかついていない薄暗い部屋の中で、目覚まし時計が鳴っていた。
私が朝出かけるときに、くりくりのために昼の12時に目覚まし2個をセットしていったのだけど、そのうちの1個がオフになっていなくて12時間後に鳴り出したらしい。
ちりりりちりりり鳴り続ける時計と30分間も留守番していたラクシュミーが気の毒になった。
私の帰宅10分後に帰ってきたくりくりに時計のことを指摘すると、止めたはずなのに〜とぐずぐず言い訳している。
『はず』が多いヤツだ。

またもや猫草タケが生えていた。新しいプランターの草なのに。しかも、前回とは違う種類のキノコのようです。
日当たりがいい場所なのに、なぜこんなに次々といろいろな猫草タケが生えるのだ。
これっていったい・・・。だれか教えて〜。

   


2004年07月20日(火)  ばか飼い主と暮らすには

今日のセタガヤ、気温約40℃。洗濯するのにベランダに出たら、危険を感じるほどの熱さだった。
熱帯の国はあちこち行ったけど、この熱さはかなりのもんです。尋常じゃない。同じ40℃でも土や樹のあるところと、コンクリートやアスファルトに囲まれた人口密集地では違う。都会の外で暮らす猫達や、外で仕事をする人達のことを思う・・・
あれ?明日はわが身だ。今日はラッキーにも休みだけど、いつ炎天下に一日中外で労働になるか分からない。ま、私はペラペラでズルズルの服を着るのでまだいいが。
営業はスーツだし、モデルは冬服だし、猫は毛皮だ。

いくらエアコンが好きじゃなくても、この暑さはそんなことを言っている場合ではない。
換気のためにお風呂場の窓と入り口を全開のままドライをかけて(エネルギー効率は悪くなる)、畳の部屋のカーテンは閉めた。
それでも暑いが、らくはいつも通り、「悩みはいっこもありませ〜ん」な感じで、おっぴろがって寝ている。 天下泰平。
夜のニュースで知ったが、観測史上最高の暑さだったそうだ。

らくに久しぶりに甘エビでもと思いスーパーをはしごしたが、見つからなかった。甘エビにも季節があるらしいと、はじめて知った。
いっちゃんはお刺身ならたいてい何でも食べたので、そのときあるものを買っていたから、甘エビの旬など気にしたことがなかったし。
山猫の甘エビがないので、ヒト用にスジコを買った。
らくがテーブルに伸び上がって、くんかくんかしている。いくら甘塩だって、猫の食べるものじゃないよ。
だめだめと言っても、しつこくお皿に顔を突っ込むので、根負けして3粒だけあげた。ああ、ばか飼い主・・・。
更にねだられたら、どう断ろうかと思案していたが、3粒で納得したらしく畳の部屋でごろんと寝転がっている。
ああ、よかった。らくや、ばか飼い主と暮らすのだから、心して自分で健康管理しておくれ。
いっちゃんは自力でサバイバルして20歳。らくも頼むよ。

畳の部屋で行き倒れ状態で寝ていたらくが、しっぽをタヌキにして起きてきて、くりくりの腕にチュウをした。怖い夢を見たらしい。可愛いじゃないか〜!くりくりは大喜びで、気も狂わんばかり。

写真:こんなんばっかだ。バリエーションに欠けているが、おっぴろがり具合に一段と磨きがかかっているようなので、笑って許して。


2004年07月21日(火)  カレンダー採用 / ケー

私の帰宅が遅かったので、今夜の猫缶タイムは午前2時半。らくさん、惚れ惚れするような勢いで一気食いしてケー。
・・・ダメじゃん。あまりに学習しない山猫なので、こちらで対策するべき?時間をあけながら、少しずつ何回にも分けてお皿に入れることにする。

猫缶タイムの次は、ベランダタイム。深夜(そろそろ早朝)でもまだ暑いが、らくはしっぽをピンと立てて、意気揚々と隅々まで点検して回る。やっと1周してさあ部屋に入ろうと思ったら、また最初から見回りを繰り返す。
狭いベランダを30分以上かけて念入りに点検し、最後に抱っこして手すりの上まで持ち上げてやると、下の道路をじい〜っといつまでも見つめている。らくにとって、外の世界ってなんだろう。らくの話を聞いてみたい。

THE 365 CATS CALENDARの二次募集に応募した。いっちゃんのいい写真がもうなくて、今年はラクシュミーだけ。結果を知らせるメールを今日受け取った。らくさん、今年も採用になりました。
掲示板では採用になった猫さんの報告が続々。みんなおめでとう!
多頭応募して、採用は1にゃんだけという方も多い。80匹の募集に202にゃんの応募があったそうなので、基本的には1家族1にゃんなのかな。
昨年は今年ほど競争率が高くなかったと思うけど、いっちゃんとらく、よく両方受かったね。顔立ちの綺麗さではラクシュミーよりいっちゃんのほうが上だけど、なにしろ写真がない。らくのほうが選ばれやすいように思う。
写ルンですの寝ぼけた写真でも採用になったのだから、いっちゃんはやっぱり可愛いに違いない・・・と、すべて自分に都合のいいように解釈しておく。


2004年07月22日(水)  山猫的涼しいの基準

起きたら午後3時だった。一回も目が覚めずにトイレにも行かずに、11時間眠った。くりくりの目覚ましも聞こえなかった。
らくが左足にしがみついて寝ていたが、それにも気がつかなかった。
ふわ〜、よく寝たなあ。そのわりには元気溌剌でもなく、脳も身体も薄ぼんやりしている。寝すぎたか。

今日は曇りで少し涼しいせいか(それでも33℃だけど)、らくは陽のあるうちから元気に走り回っている。
異常気象で、らくの『涼しいの基準』もズレてきたらしい。
・・・ ん?らくにとってこのくらいの気温は、本当に平気のうちなのかもね。


2004年07月24日(土)  夏太り続報

今日のらくさん、体重5.5kg。なんでまた増えてるの〜っ?!
今らくが食べているのは、ナチュバラのリデュースカロリーにウェルネスのライト、ボッシュのライトにニュートラゴールドのリデュースカロリーのローテーション。
規定量は超えてないよ、毎日ダダダしているよ、なのに太り続けているよ。なんでやねん!

写真:大理石マットに撒いたマタタビを舐めとる山猫


2004年07月25日(日)  賢い山猫のやることは

お風呂場で行き倒れている山猫のそばに、首なしのゴキブリが転がっているのをくりくりが発見。小さいやつだよ、見る?とくりくり。見ないって!
それよりなぜゴキの身体のパーツがなくなっているの?!らくや、まさかまさか・・・くっ・・・た・・・?ひい〜。
胴の部分じゃなくてまだ良かったけど。メスだったら卵を持ってたら・・・ぎゃあ、これ以上は想像できない、したくない。
夕飯に甘エビ食ったろ。5匹で480円もした美味しい甘エビ、一気食いしたろ?また買ってやる、だから虫は食べないで〜。

しばらくして私がお風呂場を覗いたときには、らくは知らん顔で、くりくりの垢すりタオル2枚をきれいに身体の下に敷いて寝ていた。今夜はちょっと涼しいから、タイルに直寝は冷たすぎた?
くりくりは「賢い、頭いい」と褒めちぎっているが、それなら虫を食うのはやめて。


2004年07月26日(月)  猫効果

入っていた仕事がキャンセルになったり、みんな同じ日にばかり撮影したがったりで、なかなかうまくスケジュールが合わない。
今日は時間ができたのであれこれ更新したいと思っていたのに、らくとだらだら遊んでばかり。深夜になってから、やっとPCに向かったりする。

今日の夕飯はざるうどんと天麩羅。らくは年越しそばのエビ天(衣はなし)は夢中で食べたが、今日のはそんなに美味しくなかったらしく、半分残した。年越しそばのより、安いエビだったからね。猫ってやつは、そういうことには敏感だ。

明日の朝くりくりに出してもらう可燃ごみを集めて、忘れないように外廊下の玄関横に置いた。一時はカラスのいたずらがひどくて外に出せなかったが、いつの間にか大丈夫になった。
いつ頃からカラスが来るようになって、いつ頃からまた来なくなったのかと考えて、ああびっくりなことに思い当たった。

以前はカラスは全然来なかったのに、急に来るようになったのは・・・おととしの夏、いっちゃんが寝込んでからだった。
台所の窓の下に大きい木箱を置いて、そこに収集日まで一時的にゴミを入れているのだけど、カラスが袋を食い破ってめちゃくちゃにしてしまうのでフタをするようになった。それがちょうど、いっちゃんが寝込んだ時期と同じ。
それまではそんなことは、一回もなかった。
しばらくカラスとの攻防が続いたが、いつの間にか来なくなったのは・・・らくが大きくなった去年の秋くらいからだ。
らくは台所の窓から鳥や虫を見張っているのでカラスが寄りつかなくなるのは分かるような気がするけど、いっちゃんは調理台になんか登ったことはない。
それでも王様がぎゃおすと元気だった頃は、カラスは来なかった・・・偶然かなあ。

去年の春、ベランダのエアコン室外機の裏に鳩が巣を作りそうになった。私は鳩とベランダをシェアしてもいいと思っていたけれど、くりくりが断固として撤去した。鳩の糞が乾燥して室内に入ってきたら、いっちゃんの身体に悪いからと、くりくりはすごく神経質になって、しつこくやってくる鳩に負けじとしつこく追い払っていた。
カラスと同じく、ベランダに鳩が巣を作ろうとしたのは去年が初めてだった。王様の威力が弱っているのを嗅ぎつけたのだろうか。
今年の春も鳩はやってきて、鳥インフルエンザのことがあったので私が心配になり、鳩が留守の隙に少しばかり集めてきてた小枝を撤去させてもらった。ごめんよ、ハト。
去年はあんなにしつこかったのに、それで諦めたのか、それきり来ない。王様の業務を引き継いだらくが、ニラミを効かせているから?

カラス&ハトの糞害でお困りの、公営住宅の管理者さまへ。猫を飼えば万事解決です!そちらの団地さまも、可愛い猫、いかがですか?

写真:遊んでいるんじゃありません。業務を遂行中、縄張りを見張ってます。


2004年07月27日(火)  鶏の煮こごり

野菜も塩も入っていない、原材料が鶏と水のみの『鶏スープ』を見つけたので買ってきた。これで地鶏(そうラベルには書いてある)の手羽先を煮て、煮こごりを作ってみる。
水で煮るよりうまみの濃い、美味しいやつができるはず。
らくは猫缶の肉汁が固まったようなゼリー部分が好きなので、きっと気に入るに違いない。
無水鍋でくつくつくつと手羽先を煮て、肉を取り出す。皮と脂肪と骨を取り除いて、肉の部分だけ細かく裂いて与えたが、匂いをかいだだけで食べない。

まあいいさ、煮こごりがある。 煮汁をガラスの器に移して、あら熱が取れてからラップして冷蔵庫へ。
1時間ほどで出して、表面に固まっている脂肪を取ったら、きれいな金色の煮こごりがプルプルしてるじゃありませんか。
さあ、らくや。いっぱいお食べと差し出せば・・・え、ろくに匂いもかがないでそっぽを向いた。
なんだよお、美味しよ〜としつこく顔の前に持っていったら、あからさまに嫌そうな顔をして逃げちゃった。
・・・お腹がすいていないんだ。そうだそうに違いない。違いないが、猫缶で実験してみよう。
と、私が猫缶棚の前に立っただけで、キキーっと急ブレーキをかけても止まらない勢いで走ってきやがった。
・・・ははは、ただの条件反射よ。猫缶、開けてもきっと食べないよ。だってお腹いっぱいのはずだもん。
はずだが、いちお実験を進めてみよう。
パッカンと音がしたら、らくはもう定位置(カウンター棚の上)について待っている。
お皿に移した猫缶を置いたとたんに、爆食。

は・は・は・・・。
らくが美味しく食べて、元気で健康・丈夫で長生きならいいんです。いいんですけどね・・・。

写真:届いた猫缶を点検中。「これ嫌い」「これ飽きた」「もういらない」などで、らくが飲み込むのは3分の1くらいだと思う。
残したのもは捨てられる。あああ〜、もったいない。


2004年07月28日(水)  箱からはみ出す下半身

真夜中(早朝)のお遊び。
しかしらくや、いったいぜんたい、どういう体型?
ああ、腹肉が〜。


2004年07月29日(木)  おおいなる爪の成長

笑いながら噛み付いています。爪も食い込んでます。
痛いって!

去年の夏と比べると、爪の大きさがこんなに違う。
よく育った、いい子だ。
ちょっと育ちすぎの気もするけれど。 腹肉が〜。

 



2004年07月30日(金)  横着山猫/ケー

  

猫缶を寝たまま食べる。
猫草も寝たまま食べる。
20年早い。

私の留守中にケー。大量のご飯。


2004年07月31日(土)  祭りデビューのもくろみ

昨日から明日までの3日間、隣の神社は盆踊り大会。夕方から笛や太鼓が鳴り出して、ずらりと並んだ提灯の下、老若善男善女が踊りまくっている。
夜店も出てなかなかの賑わいだけど、住宅街という土地柄からか、怪しげなおっさんや妖しいネエちゃん、不良少年少女集団の姿はなく、健全な雰囲気。
猥雑さのない場所というのは面白みに欠けるなあ。ま、住むにはそのほうがいいに違いないが。

マンション閉じ込められ猫のラクシュミーにもお祭りを楽しませてやろうと、抱っこしてベランダへ。境内の回りには樹が茂っているし、うちのベランダとはほぼ水平の位置なので、ちらりと提灯の灯りが見える程度だけれど、賑やかな音楽や人の気配は伝わってくる。
さあ、らくや。お祭りを楽しむのだ!
ところが山猫は、ほんの2〜3秒神社のほうを伺っただけで、じたばたと部屋の中に戻りたがった。
盆踊り大会は趣味じゃないらしい・・・。
もし興味を示せば、ハーネスつけて祭りデビューまで考えていたのだが。
きれいなオネエさんに「あら、可愛い山猫ちゃん♪」などとちやほやされて、撫でてもらえたかもしれないのに〜。
もっともらくの性格を考えれば、最初から無理な計画ではあった。

365猫カレンダー、今日はかもめ姫の日。日付が変わって8月になってもめくれない。しばらくは7月のままにしておくつもり。


 2004年7月 

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